2007年01月01日154号 大晦日に明日は無い!

あけましておめでとうございます!

新年があけてホヤホヤのアップをしたところで… これでやっと、やっと…毎年のことですが、なんとか正月を迎えることが出来した。

”正月”はすごいものです! 日本人がここまで一丸となる事は他にあるでしょうか? ”クリスマス”や”七夕”は気がつかないで生活する人もいるでしょうが… ”正月”に気づかない人は、ほとんどいないのではないでしょうか。 正月嫌いで”大掃除”も”年賀状”も”おせち料理”も縁のない宇宙人のYUKIでさえ 「正月が嫌い!」というくらい正月を意識しているのです。(^_^;)

『明日出来るコトは、明日しよう』というのが私のモットーなのですが 大晦日には明日は無いのです!あるのは”新年のみ”なのです!

毎年のことですが、カレンダー配りが、私の年末行事のかなりの部分を占めているのです。 今回は例年の反省もこめて、千葉・埼玉方面は郵送にすることにしたのですが… そうなると余裕が出て『明日出来るコトは、明日しよう』と先延ばしをして けっきょく年末ギリギリのパニック状態は例年通りになってしまいました。

28日は朝の7時までカレンダーを配り、バタバタしているうちにお昼になり この日は恒例のハート・コンサートの日、ボランティアとして2時30分までにニュー・オータニに 行くことになっており、けっきょく一睡もせずに会場へ。 この日のビデオ撮影をまかされたヒロコとその助手?ジョエルもやってきて、なんやかやと慌しく時間がすぎ 6時からのコンサートも大成功(^_^) そうそうジョエルはヒロコのサルサのキューバ人先生ですが NHKでの放送製作もするセミプロで”助手”とは気の毒なのですが(^_^;)

また、この日はアカラックスの忘年会とブツかって、とうぜん一次会の居酒屋には行けません アカラックスのオフィスでの二次会飲には家族で顔を出すと約束しています。

ニューオータニのコンサートはいつものようにクルマで出かけるたお酒は飲めません。 しかし今年は免許を取ったヒロコがいます。 ”ヒロコはお酒を飲まないで帰りのクルマを運転する”という交渉が成立… 神田のアカラックス・オフィスを経由して帰宅するというコースで、 私はコンサート会場でもアカラックスでも遠慮なくお酒を飲むことが出来るというわけです。

コンサートは盛り上がりアンコールや、恒例第九の大合唱で、時間がオーバー。 アカラックスの連中だって6時から飲んでいるのですから何時までも待ってもらえません。 撮影用機材の片付けはヒロコとジョエルにまかせて一足先にアカラックスに行く事にしました。 こんな時はタクシーで行くべきだと思うのですがYUKIはもったいないからとJRの四谷駅まで 寒空の中コート無しで急ぎました。

アカラックスでは、もう全員デキアガッていましたが… 私を温かく待っていてくれました、やっぱりこの仲間の顔を見なければ1年も終わりません(^_^)

ヒロコとジョエルはコンサート・スタッフの若林夫妻やノブさんたちと、 これも恒例のコーヒーとケーキのティーラウンジ歓談のあと、機材を会社に返して 神田に向ったのが11時過ぎ… さすがのアカラックス・オフィスも解散となり、神田駅周辺でヒロコのクルマがやってきた時は ヒロコも馴れない運転で師走の都心を行ったり来たりしてメロメロ、

でももっと気の毒んなのがジョエル…ボランティアの撮影助手でこき使われ、 助手席に誰かいないと、まだ運転に不安があるというヒロコに最後までつき合わされ、 ヒロコの荒っぽい運転にもドギモを抜かれたようで(^_^;)、 家まで送るというヒロコの誘いも必死で断わり、神田駅へフラフラと消えて行きました。

ヒロコの運転で我が家についたのは1時過ぎ… 週3日のブログ用に貯めた原稿もソコををついていて、けっきょく寝たのが明け方。 29日は午前中に幸手(埼玉県)の法人に集金にいくことになっていて、往復200㌔のドライブ? そして夜から朝にかけてのカレンダー配りと…寝るヒマがありません。

大晦日は朝10時に溜池(赤坂)の床屋に予約してあります。 予約というより、床屋のマスターが勝手に「スミさん、大晦日は10時だよ!」と決めているのです。 そうでもしないと、忙しくて来ないかもしれないと思われているようですが、 それがまた、私の忙しさに拍車をかけているのです。(^_^;)

我が家の年賀状作りも大イベントなのです。 これも、大晦日になるまで1通も出来ていません、この作業もあります。

[…]

2006年12月18日152号 KENとYUKIのタレント業?

『日本の珍しい自動販売機の撮影をして欲しい…』 ヒロコが勤める映像製作会社にアメリカのテレビ局から依頼があったようです。 我が家からクルマで10分ほど行ったところの養鶏所の近くに タマゴとお米の自動販売機がそれぞれ並んでおかれており、我が家ではその話で盛り上がりました。

この仕事を担当したヒロコの同僚のクラウディアンナは「是非、それを撮影したい!」 という事になって、朝の8時にカメラマンやスタッフをつれてやってくるというのです。 なぜ、そんなに早いのかというと、この日は秋葉原の”おでん”の自動販売機とか 首都高速のサービスエリアにある”たこ焼き”や”フライド・ポテト”の自動販売機とかを 撮影をするスケジュールになっていて、ココからスタートをするというのです。

ヒロコはこの仕事に直接かかわっていないのですが、この場所を紹介した手前もあって 我が家3人も早朝クルマで”現場”に向いました。 我々より少し遅れてクラウディアンナのスタッフ達もやってきて撮影開始です。 ところがタマゴの自動販売機が全て”売り切れ”になっていて養鶏所に問い合わせたところ お歳暮需要にタマゴの生産が追いつかず、しばらくタマゴの自動販売は休止しているというのです。

しかたがないのでお米の自動販売機の撮影に入ったのですが、 クラウディアンナが私にいきなり2000円を渡して、その自動販売機でお米を買ってくれというのです。

それもただ買うのではありません、ズラッと並んだ色々なお米の自動販売機の右側から歩いて来て どのお米を買うか、しばらく迷ったあげく一番右側にある、一番安いお米を2000円入れて お釣りを取ってお米を取り出すところまでを撮影するというのです。

そんなハナシは、まったく聞いていません(^_^:) まったくの野次馬気分で顔も洗わずジャンパーをハオッただけの気ままなカッコウです。 初老のオヤジが早朝に自動販売機で米袋を買うのにドレス・アップの必要ないとは思いますが いくら私だってココロの準備というものがあります。 それなにクラウディアンナは何のためらいもなく、まるでつれてきたタレントに話すように 私に注文をつけるのです。

いよいよ撮影開始です。 自動販売機の前はバス通りになっていています。 通勤ラッシュのバスやクルマが撮影現場の前で渋滞し、 そこからの興味深くのぞき込まれているようで、どうにも落ち着きません。 でも、こうなると覚悟を決めてやるきゃありません。

自分で言うのもなんですが ”その気”にはなりやすく、ノセラレやすいタイプなので、結局お米を自動精米機にかけるところまで それも何度も取り直して1時間近い熱演をしてしまいました。

そしてYUKIまでも…自動販売機から温かい缶入りポタージュ・スープを取り出し それを飲むという撮影をさせられました。 YUKIはそもそも自動販売機で飲み物を買うという行為をした事の無い人ですから ”どうなるか”私もヒロコもとても緊張してみまることになりました。 YUKIは左利きで缶のフタを右手で回して開けるのがギコチなく笑ってしまいましたが 落ち着いた演技?でクラウディアンナからも誉められていました。

自動販売機から買った1750円の5キロのお米を二人のギャラ?として頂きました。 撮影の為、精米機に何度も入れられて米粒がとても小さくなっていて 我が家では、これからしばらく不思議なご飯を食べることになりそうです(^_^;)

2006年12月11日151号 芸術の師走?

「そういえば吉岡さんの個展いつまでだったっけ?」 私は昼食をとりながら、ふと思い出してYUKIに聞きました。 「エッちょっとまって…たいへん!今日の4時までですよ!」とYUKIは叫びます。

二人はあわてて、横浜の高島屋で行なわれている画家の吉岡耕二さんの個展会場に 向いました。

毎年、渋谷の東急文化村で開催される吉岡さんの個展に行くのが我が家の恒例に なっていたのですが、今年は我が家のW杯ドイツ旅行とぶつかって行けませんでした。 ところが12月に横浜高島屋でも個展を開催されるというので、楽しみにしていたのですが ヒロコの予定がつかないまま、われわれもすっかり忘れていたのです。

吉岡さんの油絵を20年ほど見続けていますが、もうすっかり彼の色彩の世界のトリコになっています。 絵の具を何層も重ねて浮き出される吉岡カラーともいえる”青”の深さには、 時間を忘れて絵の前にたたずんでしまいます。

新しいオフィスの白い大きな壁に吉岡さんの大きな油絵を飾る! これが私の夢ですが、新しいオフィスも吉岡さんの油絵も、いまだ実現はしていません。 ま~ヒロコも大の吉岡ファンですから、いつかは実現すると事でしょう。(^_^;)

もうひとつ毎年、行なわれているコンサートが今年ははじめて12月(9日)にありました。 昨年も週間KENで紹介したナオキ君のママのマリンバのコンサートです。

ナオキ君も…我が家が大晦日恒例でお邪魔するゼン君チのゼン君も…ヒロコの保育園の同級生です。 そのゼン君のママは、この週間KENの愛読者?で私のHPの掲示板にもコメントをいれてくれる 明るく元気な人ですが、9月にすい臓がんの手術をされたという事でとても心配をしていました。 でも、元気にコンサートに来られていて、ほんとうに嬉しくなりました。 もともとが少し太めだったので(^_^;)14㌔のダイエットに成功? 本人が”たかの友梨”で100万円使ったと言いふらすと誰もが信じてしまうそうです。(^_^)

コンサートの休憩時間、ワインのサービスがあり、そのテーブルの美女から声をかけられ よく見るとナオキ君の奥様のヒロミさんでした。 ヒロミさんはヒロコより1学年下ですが2児の母で、私は保険の関係で何度かお逢いしているのですが ヒロコもYUKIも保育園時代の友達もママ達もみんな初対面だったので盛り上がりました(^_^)

そうそうコンサートはもう何時もの事ですが”さすがプロ”と思わせる素晴らしいものであったことは 言うまでもありません。

そして日曜日(10日)これは28日の私がボランティアでお手伝いしている ホテル・ニューオータニでのクラシック・コンサートの最終打ち合わせにヒロコと出かけました。

普段は芸術とは縁の薄いワタシでありますが… なぜか12月のさなかに”芸術の秋”ならぬ”芸術の師走”をエンジョイさせて頂いています(^_^:)

2006年11月20日148号 イジメ報道

今回のイジメ報道の発端がどんな事件だったかよく判りませんが どのチャンネルも同じイジメ事件を大きく取り上げているのを見て、私はヒロコに言いました。 「こんな報道をしていたら、きっと連鎖が始まっていく…」と。 そして、私の予想は的中したようです。

私は預言者ではありません、過去に何度もこのような現象を見てきただけです。 マスコミはこの手のテーマが大好きなようです。 もっと報道すべきニュースがいくらでもあるのに、特集まで組まれます。 番組が取材がしやすく低予算で視聴率が稼げるのかもしれません。

イジメによる自殺者の写真や学校までが映し出され、友達や先生の悲痛な インタビューまで報道されます。 今イジメられているこども達はこのような番組を見て、 「私が自殺をしたら大きく報道され、イジメたり、それを見過してきた者たちに復讐が出来る」 と思ってもしまうかもしれないのです。

「学校は何をしていた!」「校長は!教師は!何をしていた!」と責められ それに、頭を下げる映像が映し出され、自殺する校長まで出てきます。 マスコミは「誰が悪い」と犯人探しをする始末ですが これも”イジメ”のように私には見えてしまいます。

イジメは絶対にあってはならない、許されない事かもしれませんが… この世からイジメを無くすことが出来るでしょうか? それより『古今東西、イジメはあって当然』と考えて、 その時の対処法を考えた方が合理的ではないでしょうか?

イジメがは”閉鎖された所”…例えば軍隊とか刑務所とかで起きやすいと言われています。 それが中学校で起きているという事は、学校も軍隊や刑務所のように閉鎖された場所 という事になるわけですが、実際にそうだとは私には思えません。 休もうと思ったら休めるでしょうし、転校だって自由だし、中学生ならどんなに長くても 3年辛抱すれば卒業してしまいます。 自殺を考えるまで悩んでいる事を親に真剣に伝えたら、展開だって変わるはずです。

そんな事もせず、イジメに耐え切らず自殺してしまうのは ひとことで言ってしまえば【想像力の欠如】ではないでしょうか? 「自殺したら自分をイジメた者の復讐になるだろう」というのも想像力かもしれませんが そのような小さく狭い想像力でなく、もっともっと大きな想像力です。

大きな想像力と夢や希望があれば、イジメにあったとしても乗り越えていけるはずです。

【想像力の欠如】はこども達だけの問題でないようです。 イジメ報道そのものに【想像力の欠如】を私は感じてしまいます。

損保の保険金未払問題は身近な事件ですが… 私がこの週間KENでも何度か書いてきましたが、保険会社に私が「なぜ?」「どうして?」と 聞き続けても、いつも返ってくる言葉は「そうなっています」「そういう決まりです」という 回答ばかりで、何の想像力も働かせない結果だと私は思っています。

こども達もおとな達も、あまりにも狭い世界にとらわれいる人が多いようです。 もっと大きな想像力を持って、たくましく生き抜こうではありませんか(^_^;)

私なんか昔からイジメられっ子で… 保険のネット上では、よってたかって袋だ叩きにあっても… YUKIに毎日?イジメられても… ハッピーに暮らしているのですから。(^_^)

2006年11月13日147号 ミクシー”Aさんの日記”から

1年と数ヶ月前、何が何だか解らないまま知人に誘われて会員登録した 【ミクシー】(SNS・ソーシャル・ネットワーク・サービス)ですが… 今では会員数500万人を突破、毎日1万人の会員が増え続け、マザーズにも上場! ここまでメジャーになるとは思ってもいませんでした。

私はご存知のように、インターネットはけっこう忙しいほうで(^_^;) 自分のホームページの管理から、この週間KEN、毎日のメール、 ”保険撰びネット”や最近ではブログまで書き始めちゃって、さらに 先月には保険業界のミクシーとして【ホクシー】が誕生!それにも参加。 そんなわけで… 【ミクシー】へのカキコミはひかえぎみで(やりだすと止まらなくなるので^_^;) 目を通す程度にとどめているのです。

そんな私の数少ないミクシー仲間で、私に対する紹介分まで載せてくれたAさんがいます。 Aさんは証券会社のOLから、結婚して現在小学生2人のお子様を育てながら 最近は株式投資の本も出版して売り出し中の元気なFP(フィナンシャル・プランナー)ママさんです。 そんなAさんはミクシーで簡単な”日記”を公開しているのですが 7日の日記にこんな事が書かれていました。

未分化癌と診断されました 11月6日の診察で、病理診断の結果、癌全体でも2~3%くらいしかない程度の稀な癌細胞であり、 今のところ治療法がないとのことでした。 特徴は、進行が早く、悪性度が高いので、平均3ヶ月、1年以内の死亡率が50%、 1年以上の生存率は、僅か9.7%ほどに過ぎないとのことで、大変ショックを受けています。 世界的に見ても症例が少ないので、データーがとてもショッキングになっていますが・・・・ まるで他人のことのように、呆然と先生の聞いていました。 11月20日から、効果がわからないがとりあえず、乳がんということにして、抗がん剤治療を始めることになりました。 身辺整理と子どもの受験の準備と・・・・この数日間で、きる限りの事をしておこうと思います。

~以上全文を掲載させて頂きました~ 何か、Aさんにコメントを入れなければ!…と思っても言葉が出てきません。 でもAさんは次の日からは、来年のカレンダー選びの話や、その日に撮影した笑顔の写真や 来年中学受験の長男の模擬テストに付き添って母親同士でお茶した話など 普通に書いているのです。 その中にAさんの前向きに生き抜こうという熱い決意が伝わってきます。

もう今から10年以上前になりますが… 東京海上主催の介護費用保険に関する講演がありました。 講師は不動産屋として活躍中に、進行性筋ジフトロフィーという難病に罹って 顎から下がまったく動かなくなり、それが少しずつ進行するという状態の中で 自らのその体験を商売にしようと介護ビジネスを創業したH氏です。

彼は私達にこう言いました…

「私は限りある命を意識して、その中で精一杯チャレンジをしているが… その私を気の毒がって見ている、あなたがたも本当は”限りある命”と向き合っているのに それを意識してないだけの話なんですよ。 ひょっとしたら明日、私より早くポックリと死ぬかも知れない。 私は幸いにも、それを意識出来る環境にあって、 一日一日を大切に悔いのないように生きているにすぎないのです…」

私はH氏の講演に大変な衝撃をうけました。 その頃、私は経済的にも精神的にも絶っ不調の時でした。 首から下はピタリとも動かないH氏の目は生命力に溢れています。 ちょっとしたH氏の目の動きで乾いた口を潤すための水や、口元を拭うために 屈強な若者が二人、壇上のソデに控えていて素早く飛び出してきます。

彼らはボランティアでなく、彼が雇用している会社の従業員なのだ…とボンヤリ思っていたら 五体満足な私がとても恥ずかしくなってきました。

その講演を境に私は東京海上の【介護費用保険】を積極的に取り組むようになり ”介護費用保険のロコハウス”と言われるようになり、まもなくその【介護費用保険】は 売り止め(契約者に有利過ぎて^_^;)になりましたが、 ”生命保険のロコハウス”に繋がっていくきっかけになったのです。

講演ではマヒが確実にジワジワ進行し、いずれしゃべれなくなり……と言っていたH氏ですが、 […]

2006年10月30日145号 OB会

土曜日、OB会の総会にひさしぶりに参加してきました。 何のOB会かというと、拓大のラテン・アメリカ研究会のOB会です。

そう、先々週号(142号)で奥秩父にそばを食べに行った事を書きましたが この時はOB会の有志7名が、後輩OBの作ったそばを食いに行こうというツアーで 食い意地がはってる私は気軽に参加したのですが、その時のメンバーが悪かった?のです(^_^;)。

OB会の会長と2名の副会長、それに事務局のNクンと 私を除いて6名の参加者中4名がOB会役員だったのです。 そばツアーに参加した時は2週間後に0B会の総会があることなんか、 私はすっかり忘れていたのですが、その時にNクンから参加の確認をとられ 酔った勢いで参加する約束をしてしまったのです。

OB会というのは微妙な会です。 クラス会とか同期会とかだと、懐かしい顔がほとんどで盛り上がるのですが… OB会となると、まったく面識もない大先輩や大後輩?が参加して知らない顔ばかり… なんてこともあります。 それに真面目に参加を続けていると”役員”に押されたりして抜け出さなくなるのです。 もう”ン十年”も自分の会社を事務局にして実質的なOB会の運営管理をしている Nクンには心から敬意をはらいつつも、なるべく近づかないようにしていたのですが。(^_^;)

卒業をした頃、OB会は大先輩、年寄りの集まりのような気がしました。 その方達とのお話は”歴史”を聞くようなものでした。 でも今回参加して感じたのは、まだまだ先輩の方が多い世界ですが… 懐かしさを共有できる先輩になってきたということです。 マー簡単に言ってしまえば私も歳をとったという事ですね(^_^;)

総会は… 役員選出も再任という事で全員「異議ナシ!」…でしゅくしゅくと進み無事終了。 懇親会は… なかなかの盛り上がり、シメに拓大の懐かしい歌やったら、応援歌、寮歌、などなど 止まらなくなって、会場の時間オーバーにヒヤヒヤ。 この時点で午後6時前、もちろん2次会の居酒屋へ… ヒロコが”だるまさんの社長”と呼んでいるS先輩と…大変お世話になっています。

この日のために会計報告書を徹夜で作ったNクン この居酒屋に来てもまた、水割りを作ったり、注文をとったり大忙し。 彼も50歳を超えた旅行会社のリッパな?社長さんなのですが、OB会は過酷です。(^_^;)

そのNクンの会社で来年2月に【OB会アルゼンチン旅行】を企画しているのですが メンバーがあまり集まらず、私を懸命に誘うのです。 ラテンアメリカ研究会に学生時代4年も在籍し、今だかつてラテンアメリカのどこにも行った事のない 私としては行きたい気持ちは山ほどです。 また、それがNクンの助けにもなるのなら、なおさらです。 しかし、アルゼンチンはあまりにも遠く、金銭的にも、時間的にも厳しいものがありツライところです。

なにはともあれ… 40年前の我が青春時代の思い出と 今だまだ見ぬ南米大陸への熱い思いが… ほんの少し蘇った一日は終わりました。

2006年10月16日143号 郷土のそば処 紺屋

土曜日(14日) バスと電車を乗り継いで片道5時間近くをかけてそばを食べに行きました。 場所は奥秩父・大滝鶉平の山里… お蕎麦屋さんの屋号は【郷土のそば処・紺屋】  経営者は私の大学時代のクラブ(拓大・ラテンアメリカ研究会)の2年後輩の黒澤クン。

集まったメンバーは私を含め同期が3名、先輩3名、 後輩でOB会事務局を自分の経営する旅行代理店に置いてくれているNクンの計7名です。

OB会の有志が、このお店に数回集まっているのは知っていたのですが 私は今回はじめての参加です。 このお店にはYUKIも興味を持っていたので、いつものようにクルマで行こうと思ったのですが 「クルマじゃ呑めないじゃないです!、電車で来てくださいよ」と幹事役のNさんから言われました。 たしかに、そこまで行って蕎麦だけ食べて帰るのもナサケナイ(^_^;)と納得したのですが… その為には、我が家を6時30分ごろに出なければ、お昼までには到着しそうもないのです。 と…いう事で朝に弱いYUKIは今回はリタイヤという事になりました。

私が電車を使わないのは、駅まではバスになるからです。 ヒロコが免許を取ったので、私が駅まで運転して帰りはヒロコが運転して帰ってくれれば助かるのですが 前日の金曜日は5時頃起床しての早朝出勤し、帰りは午前様… 土曜日に叩き起すのも少々可愛そうな気がしてバスでいくことにしたのです。

ヒロコが帰宅した前日の深夜… YUKIが「お金はもってますの?」と私に聞きます。 財布に1万円以上は持った事のない?私は 「5000円くらいあるけど、これじゃ足りないよ」と… 「じゃー今7000円ありますから」とYUKIは私に渡します。 それを聞いていたヒロコは「それじゃー足りるわけないじゃないのハイ!」と… ナント!私に1万円を渡すのであります!!

私にとって、いや我が家にとって歴史的瞬間でありました。 それは、情けないような、うれしいやら…(^_^;) はじめて電車で席をゆずられたような(まだゆずられた事はありませんが) とても複雑な心境でありました。

翌朝、その一万円札を握り締め、一人バスと電車に乗り継いで… ”はじめてのお買い物”にいく子供のように我が家を後にして”奥秩父”へと向ったのであります。

【郷土のそば処 紺屋】は思った以上に、のどかで、ワイルドです。 公道から狭い山道を少し歩いたところに古い民家がそのまま残っているようで 大きな看板もなく、こんなところで蕎麦屋をやっている事を知らなければ 誰もきがつかずに、通りすぎてしまうようなお店です。

営業時間は11時半から15時半までの4時間。 営業日は金・土・日(祝日)のみ。 蕎麦は手打ちのため限定売り切り。(後は予約のみ) 広いお店に黒澤クン一人のため、お客様のセルフサービス。 敷地内を含め前面禁煙。(喫煙コーナー有り) 注文に時間がかかると断わっての… とても、とても、ものすごい、スローフード、スローライフの世界です。

それでも、この日は気の毒に?お客様が何組か入ってきて 彼はテンテコマエで我々とゆっくり話すヒマがなかったのは残念でした。 このような状況で可愛そうなのは最も後輩になるNクンです、 セルフサービスの店内を黒澤クンのいる厨房と囲炉裏を囲んで車座になって 呑んだくれてる我々の間を行ったり来たり… 会社にもどれば旅行会社の社長さんなのに、ちょと気の毒な思いをしながらも 特上の旨い蕎麦と酒に、時間を忘れて楽しいひとときを過ごしてました。

行きは池袋経由、帰りは八王子経由で… ヒロコはサルサのレッスンに行っていて、期待していたクルマでの迎えはナシ。 JR南武線の登戸駅から徒歩で向ヶ丘遊園駅(小田急線)ましで行ってバスで8時過ぎに帰宅。 10時頃にヒロコから我が家に電話があって、 すっかり酔いのさめた私はヒロコを迎いに向ヶ丘遊園駅に… 結局この日も”お出迎いパターン”が逆転することもなくいつものように終わりました。

幸いな事にヒロコから貰った?1万円札はそのまま財布に残っています。 […]

2006年10月09日142号 ブログのランキングは?!

ブログをスタートさせてまだ2週間ほどですが… 保険関連のブログ・ランキングで早くもベスト10に入ってしまいました。

このランキングは私のブログから【人気blogランキングへ】というところをクリックすると そのランキングが表示されたサイトに行くわけですが この時、私のブログに1票が投じられという仕組です。

今ここで【人気blogランキングへ】をクリックされた方もおられるかもしれませんが、 それは残念ながらカウントされません。 私の”ブログ”からのクリックに限られ、 ひとつのパソコンから1日・一回分がカウントされるのです。

すなわち、いくら多くの人達が見ていても そのような”仕掛け”を作ったうえで、しかも読まれた方にクリックしてもらわなければ ランキングはまったく上がらないのです。

実はこのブログ・ランキングに登録し”仕掛け”を作ってから、まだ10日ほどです。 それも、ただ私が書いたコメントの下に【人気blogランキングへ】というのを、入れただけです。

私はブログを立ち上げるにあたって、いくつかの保険関連のブログを参考に見ましたが すると、ランキングにこだわって、「クリックを!」「クリックを!」ばかりが目だって 肝心の内容が薄いのがけっこうあって苦笑してしまいました。。

とは、いえ上位に行けば必然的に注目度は増すわけですから… しっかりした内容で、地道に書き続けることで「目標は年内のベスト10入り!」なんて のんびりと考えていたのです。

ところが見る見る、ランキングを上げてきて 今、2006年10月9日午前1時現在 第10位にいます。 登録から11日です。 どのような方がご覧になって、そしてクリックして頂いているのか判りません。

このランキングは…最初だけ興味が持たれたに過ぎず 線香花火のようにパッと光って直ぐに消えていってしまうのか それとも…。

ナマケ者の私を戒めるいみでも 私はココに、今のランキングを書きしるし、 より充実した内容の深いブログにしていきたいと思っているのです。

保険関連のブログですから、保険のことしか書いていませんが… これから自己責任の時代、保険(特に生命保険)はとても重要なファクターになってきます。

保険屋20年、人生60年、いくつかの修羅場も潜り抜けてきたDr.KEN… すなわち私のブログは、そんじょそこらのレベルを超えて 保険本来のあるべき姿にせまっていきます!

週3回、月・水・金で、文章は短く、奥の深い内容で、連載していきます。 そして、お読み頂いたら【人気blogランキングへ】のクリックもお忘れなく(^_^)

2006年10月02日141号 美しい国とは?

安倍新政権が誕生して、まず感じたのは年齢の若さです。 私は生まれてこの方、ず~と総理大臣は年上だったのですが、 いきなり8歳も年下の安倍さんが総理になり、内閣の各大臣も彼を支えるスタッフも 一気に若くなりました。

私と同年齢のクリントンやブッシュが大統領をやるアメリカとくらべ 「我が国は年寄りばかりが政治をやって…」と嘆いていた私ですが 私の世代をパスして、一機に若返ってしまうと、少々寂しくなってきます。(^_^;) でも、若返る事はイイことです。

安倍新総理の所信表明をクルマで聞きました。 しばらく聞いていたのですが、とても眠くなってきました。 最初での緊張感や、カツゼツの悪さは、がまんします。 眠くなるのは、彼の言葉から私に伝わってくるものがないからです。 ただ美辞麗句が延々と羅列されているように感じたのです。

安倍新政権のキャッチ・フレーズは『美しい国・日本』だそうです。 美しいことが悪いという人はいないと思います。  しかし… 美しいと感じるものは人によって違います。 ある人は美しいと思っていても、それを醜いと思う人もいるでしょう。 反対にある人は醜いと思っても、それを美しいと感じる人もいるでしょう。

安倍さんが思っている「美しい国」とはどんな国なのか? 反対に「醜い国」とはどんな国なのか… それぐらいは聞きたいと思っていたのですが、私には聞き取れませんでした。

このような私のHPでは、政治や宗教には触れない方が好いとよく言われます。 でも、私はそれほど神経質になる事はないと思っているのです。 (YUKIからはその無神経さとデリカシーの無さがスゴイとホメてくれます^_^;) 私のお客様や友人にはいろいろな思想や信仰や価値観を持った人がいます。 昔から好奇心旺盛な私は、どんな思想でも宗教でも興味があり、 その事を充分に知った上で、真っ向なお付き合いをさせていただいています。

その人達が所属する団体などで、人集めや購読者のノルマなどがあるような時には、 事情を知っていて頼みやすい保険屋の私のところに 色々な招待状や新聞(料金は相手持ちが条件)が投函されます。(^_^;) また私の考えはキッチリと伝えているので、勧誘のような事をされる事は決してありません。

世の中には色々な価値観があって、それをお互いに認めあって協調していく事が大切で それがまた”面白い”と私は思っているのです。

美しい国・日本は私も望むところです。 しかし、安倍さんの思っている”美しさ”と、私の思っている美しさとは違うかもしれません。 違って当然ですし、どこが違うのか?私は興味があります。 大切な事は、何を考えどうしたいか明確に国民に開示し議論を高めていく事です。 私がもっとも恐れているのは、ムードでこの国がひとつの方向に押し流されていく事です。 (この国はそのような素質を持っているのです^_^;) 小さな地球上で、軍備を増強させ、戦争をし、環境破壊し 右肩上がりの経済成長や人口増加の政策をムリヤリに仕掛け… どこまで、突き進めば気がすむのでしょうか? 国家や企業のために個人が犠牲になる事を美化する考えもありますが 私は決して”美しい”とは思いません。 これからは国や企業に頼ってばかりはいられない時代ともいえます。

一人一人の人間が、自立し、協調していくことが大切だと私は思うのです。 国益を超越した地球人としての生き方です。 そうなれば自然と戦争も、環境破壊もなくなっていくのではないでしょうか? 世界の国の先頭を切って、そんな事が出来るは、平和国家”日本”であれば とても”美しい”と私は思うのですが。

でも”国益”を守るのが仕事の政治家にそれを望むのはムリな話なのかもしれませんね。 なにはともあれ、出来たばかりの安倍政権!まずは見守っていこうと思っています。

2006年09月25日140号 私もブログを…

私もブログをスタートさせる事にしました。 【Dr.KENのゆったりECOな保険ライフ】というタイトルです。 そう、保険に関することを、わかり易い言葉で、短く簡潔に、週に3回くらいのペースで 書いていこうと思っています。

この【週間KEN】もブログにしたら…という意見も頂きます。 プライベートで好き勝手なことを書かせて頂いている【週間KEN】の方が ブログという媒体に合っているのかもしれません。 しかし、週一のこのペースで3年近くが経過して、私の生活のリズムにもなってきたので これは、これで、いいかな、と思っているのです。

さて…【Dr.KENのゆったりECOな保険ライフ】というブログを、 なぜスタートさせることになったのか? ということについて少々お話いたします。

ほんとうはブログでなくて、保険情報のメルマガを発行しようと思っていたのです。

その事は昨年暮れのココ(22日木)をはじめ何度か触れています。 よーするに、今年の私の課題はメルマガの発行とセミナーの定着化だったのです。 メルマガについては私なりに研究もしました。 セミナーはその中で案内していこうと思っていたので、メルマガがスタートしなければ セミナーもスタートさせることが出来ません。

ところが、今年になって、気になりだしたのが、ものすごい勢いで普及しはじめた”ブログ”です。 正直、私自身メルマガを最近は、あまり読まなくなったのです。 一般的には味気ない活字だらけのものが多く読みにくいということ。 また、毎日おしよせるジャンクメールの山にウンザリする中で、紛れこまれるメルマガは その時にメールを開封して読まない限り、後でわざわざ見ることがなくなって 結局は削除するようになってしまったのです。

そのてん、興味深いブログは好きな時間にじっくりと、まとめて読むことも出来ますし、 その人、その人の個性やセンスも出て、”お気に入り”にいれたブログは数件あります。 ようするに…「メルマガよりブログの方が楽しそうだな」と思ってしまったのです。

だだ、メルマガの方は自分なりに内容や校正のイメージも出来て週間はキツイので 隔週か10日に1回のペースで、それなりにしっかりしたものを出そうと思っていました。 でも、そこで問題が出てきました 私すなわちDr.KENが生命保険に関して”しっかりしたもの”を定期的に発行するなら 「それなりの”検閲?”が必要になるかもしれない…」いうような事を 生保担当のM君(7月に金沢に転勤)がちょっとだけ口にしたのです。 (昨年5月の私のHP閉鎖騒動で、熱モノに懲りて生スを吹いているようです^_^;)

メルマガで伝えていこうとしている事は生命保険だけではありません、損害保険もあります。 発行する度に、生損保それぞれで”検閲”されたのではタイヘンです。

私はますますメルマガからブログの方に興味が移っていったのです… ブログでやる以上は、ブログの特性を生かした、長く継続できるモノにしていきたい。 そういう企画をたてるのは決してキライな方ではない私ですが(^_^;) ブログに詳しい相談者が近くにいませんし、少々詳しいヒロコは多忙を極めており 冷たくあしらわれ時間ばかりが経過していくのです。

もう、こうなったら、いつもの手…「あんずるより生むがやすし!」です。

まず、どこのブログ・サービスを使うか?ですが…【はてなダイアリー】にしました。 参考にした保険関連のブログではどこも使われていませんでしたが【はてな】に賭けたのです(^_^;) 私が感動した梅田望雄著【ウェブ進化論】の中で”はてな”がとり上げられ好感を持ったからです。

次はタイトルです。 たくさんの候補があがりました。 【保険バカ日誌】【生命保険 ネットの歩き方】【ネットが保険を変える!】 【ねっとな保険屋さん】【のんびり保険屋人生】【ゆったりECOな保険屋人生】 そして最終的に【ゆったりECOな保険ライフ】になったのです。

最初はインターネットによる顧客本位の営業スタイルを主軸に保険のホンネに迫ろうというものでした。 でも、その先にある私の考えは…営利主義が加速される昨今に保険商品を問題提議し 保険本来がもっている特性を理解し、それを有効利用するというモノです。 すなわち、少子高齢化・自己責任・低成長・環境を大切にしなければならない、これからの時代は 保険えらびも”ゆったりECO”で行こう!と気持ちを込めたのです。

私はYUKIに【ゆったりECOな保険屋人生】はどうかな?…と聞いたら […]