2010年12月13日360号 小野瑛子健在なり!PART Ⅲ

私が敬愛し大ファンでもある… 元祖FP、カリスマFPの小野瑛子さんと2年半前ぶりに 神田のアカラックスの事務所でお会いしする事が出来ました。

私はこの日を大変楽しみにしていたのですが、 私のブログのコメント欄に当日の朝、eikoさんがコメントをいれられ、 文末にこんな事が書かれていました。

>一昨日から風邪をひいてしまって、ひどい声ですが、 >今日はなんとか這ってでも神田に行きたいと想ってます。

eikoさんは6歳の時に広島原爆に被爆されたのですが、まったく健康に過ごされ… 六十半ばで突然、被爆者が発症しやすい甲状腺障害で闘病をされるようになりました。 したがってeikoさんから「這ってでも神田に行きたいと想っています。」なんてコメントを頂いたら、 私としては「決してムリをせずご自愛して下さい」と書かなければならないのでしょう。 しかし、この日をとても楽しみにしていた私のホンネは「這ってでも来て下さい」ですが… そうとも書けず、 とりあえずコメントは見なかった事にして無視する事にしました。(^_^;)

午後3時ちょっと前、坂本さんのアカラックスのビル正面の路上パーキングにクルマを止めると 向かう側の歩道からeikoさんがこちらに向かって歩いて来る姿が見えました。 想ったより元気そうで、というより2年前にお会いした時より若返ったようで チャーミングなeikoさんはもちろん健在! おもわず抱きしめたくなりましたがYUKIと手前もあってグッとおさえました(^_^;) ①

少し遅れて、自称『小野瑛子ファンクラブ会長』を名乗る私のライバル野上さんもやってきました(^_^;) 野上さんと初めて合ったのは10年前のeikoさんのwebのオフ会です。 その頃はチューリッヒ生命の代表で、その後あの(^_^;)ラフフネット生命の立ち上げに副社長として参加、 今はドイツの再保険会社の代表をされているようです。 『アクチュアリー』『証券アナリスト』『1級FP技能士』の3資格を持つ ”日本唯一のホルダー”と自慢する保険業界の奇人でもあります(^_^;) そんな個性的な野上さんや 今や身内のように懇意にする坂本さんと知り合うきっかけになったのもeikoさんWebがあったからです。

現在はお嬢様夫婦とご一緒に習志野でお孫さんの保育園の送り迎えをされながら 東京のオフィスにも定期的に顔を出し、マイペースで仕事をされているようです。

eikoさんのジャーナリストとしての出発点となった『炎のメモワール』の続編も ゆっくりだけど書かれているという事です。 ハワイ二世だったeikoさんのお母様が、広島で被爆し夫と長女(eikoさんの父と姉)を無くした事を書いた 英文の日記を元にしたeikoさんの自伝的小説で私はとても楽しみにしているのです。

気心の知れたユニークな仲間の団欒ですので、話題はアッチへいったりこっちへいったり… 私が自慢の【iPad】談義から、坂本さんが今ハマっているアダムスミスの【富国論】まで ① ② ③ ④ なんやかやと知性と教養が溢れる?楽しい時間がアッというまに時間をオーバーし終りました。 ① ② ③ ④ ⑤ eikoさんは6時からイーウーマンのクリスマス会があるというので、原宿表参道まで 私のクルマでお送りしました、幸いにも?渋滞していて、また楽しく二人きりのドラブでお話ができました(^_^;) イーウーマンがあるビルが私の法人のお客様が1階で毛皮店をやっていたビルでビックリ。 みんな何かで繫がっているようです。

『小野瑛子健在なり』 『小野瑛子健在なりPART Ⅱ』 …まだまだ71歳のeikoさん、これからが面白い!まだまだ健在は続く事を確信した楽しい1日でありました。

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2010年04月26日327号 「そりゃ無いだろう!」

「そりゃー無いだろう!」… 最近、仕事をやっていてそう思う事が本当に多くなりました。 仕事とはもちろんロコハウス、保険代理店のハナシです。

私は店舗経営という客商売から40歳でこの業界に入った時から そのようなクールな視線で今日まで見てきたわけですが もう毎日が「そりゃー無いだろう!」の連続なのです(^_^;)

こんな事を書くとロコハウスのお客様から心配されちゃうかも知れませが、ご心配無く(^_^) 私はこの仕事に誇り持っていますし、 もっともっとお客様との絆を深めながら楽しく末永くやっていこうと思っているのです。 「そりゃー無いだろう!」と思うのは、 保険会社の最近の政策は、お客様との絆をどんどん希薄にしていく事、 保険業界そのものがそのような方向に向かっている事です。

確かに保険は効率性の悪い仕事かもしれません。 でも保険代理店は保険料から手数料を頂くだけでテマヒマは完全に自前です。 テマヒマかけようと効率的営業をしようとソレは代理店の力量や考えでいいはずです。 でも、最近はすべてパターン化、システム化、スピード化、に拍車がかかり 保険商品も目まぐるしく改定が続き、そのつど分厚いテキストが何冊も配られ、 質問も受け付けいない無機質な講習会が数回開催され、その度にパンフレットや帳票は入れ替わり 大量の紙資源が破棄され… ただ忙しく急き立てられ、思考能力を低下させられていくようです(^_^;)

そんな中で保険会社が代理店に求めるのは何かと言えば【早期更新】! すなわち既契約者の更新契約は1日でも早く、最低でも更新日の3日前までに証券が必着する事。 それがお客様に対する最も重要なサービスで代理店はソレを厳守すべき!…というのです(^_^;) でも、私も20年以上代理店をやっていますが更新契約で証券が届かないと苦情を受けたことはありません。

それに、保険商品が大きく変わって、それが値下げになればまだ良いものの、 こんな時代にどちらかと言えば保険料が高くなる傾向にあるのです(^_^;) それも色々な種類の保険商品が次々に変っていく時期に合わせるのですから、 お客様に納得頂けるご案内やアプローチも考えなくてはなりません。

もともと、のんびりやの私で、お客様にはじっくり納得頂く事を信条にしている不器用者です。 どうしても、そのペースにはついていけません(^_^;) その結果ロコハウスは早期証券到着率が低い、お客様の最も大切なニーズを満たさないという事で 本年度の手数料は下げられてしまいました(^_^;)

でも、こんな事がありました。 横浜のTさんは積立傷害保険を3年ごとに掛けてその満期返戻金を楽しみにしているお客様ですが、 些細な書類が届かないという理由で更新日より2週間も遅れて満期返戻金を送金しました。 でも保険会社はその満期返戻金から更新分の保険料を更新日にしっかりと差し引いて受けとっているのです。

愛媛県にお住まいのKさん超保険で自動車とご自宅の火災補償にご加入です。 火災保険が抜本的に改定されたためTさんの場合は 建物と家財の補償が3・4割は上るのという不運なパターンに入るのですが、 どういうわけか3・4割でなく、建物が1.8倍、家財が2.7倍も上ってしまいます。

ご案内する前にソレに気付いた私は必死でその理由を調べましたがどうしても判りません。 超保険の商品ヘルプデスクに問い合わせたら「商品固有の保険料については答えられない」というのです。 支社に問い合わせたら「超保険の事はよく判らないから本店の専門個所に聞いて連絡する」というのです。 回答は「付加保険料に関する事は企業秘密で教えられない」というものでした。 保険料が3倍近くも上って、その理由を契約者に一切教えられないなんてあるでしょうか(^_^;) 私は支社の担当者に「Kさんはただソノ理由だけでも教えて欲しいと言われているので…」と お願いしているのですが、更新から一ヶ月たった今も何の連絡も無いようです。

契約者が一番望んでいるのは証券が1日でも早く届くことであって それ以外はどうでも良いと保険会社は思っているのでしょうか(^_^;)

保険会社の社員も代理店も何だかしらないほど忙しくて、 そんな事を考える余裕もないようです。

2009年02月09日264号 たまには保険のハナシ(^_^;)

【週間KEN】には保険の事は基本的に書かないようにしています。 でも、このホームページは保険代理店ロコハウスとしてのものですから、 ”保険の事は基本的に書かない”…というのはチョットへんなのです。 でも保険のことばかり書いていると、誰も見てくれなくなるのでは…心配して(^_^;) スタートしたのがこの【週間KEN】です。

では、このホームページに保険ことばかり書いているかと言えば ここ2年以上ほとんど書いていません。 どうしてか?というと… 保険代理店のホームページに保険代理店が保険の事を書くには 保険会社から、そのつど認可番号を受けなくてはならないそうだからです。 私は、このホームページを開設した時は、そのようなウワサ?は聞いていましたが ”冗談”だと思っていました。 そんな事も気にせず、保険に関することを自由に書いていたら、 2005年5月、このホームページの閉鎖騒動が勃発しました。

この騒動はアカラックスの坂本さんの協力もあって 大きな内容変更もなく認可番号を取得して再会することが出来ました。 しかし、何か新しい保険商品の解説や案内を出すために募集文書として 保険会社に申請を出して認可番号を貰うのはたいへんな時間と労力がいります。

まったく時代遅れの、とんでもない制度だと私は思っているのですが 無視する事は出来ません。 そこで2006年9月からブログ『Dr.KENのゆったりECOな保険ライフ』をスタートし そこで保険に関することを書くことにしました。 保険会社が毎日(私の場合は週3回ですが)書くブログまでチェックするのは不可能でしょう。 ブログは人気ブログ・ランキング保険分野でベスト10内を維持して好評ですが… 見るのは同業者ばかりで保険契約にはほとんど結び着ません(^_^;)

独特の視点からキッチリと分かりやすく保険紹介をするコンテンツを 保険会社の認可を取って載せようと思っているのですが… 毎週連載の週間KENと週3回のブログに追われて(楽しんで) なかなか進まないのが現状です。

さて保険の事は原則として書かない【週間KEN】で、なぜ保険のハナシをするかと言えば ホームページに正式に保険のことを書くには保険会社の認証が必要で… ブログに書いても読むのは同業者ばかりで(^_^;) 今回ご案内したいのは、3月いっぱいで売り止めになる保険で この週間KENが緊急に一般の方々にお知らせすには一番良いと思ったからです。

売り止めになるのは、東京海上あんしん生命の人気商品『長割り終身』の 『一部一時払い制度』(頭金制度)と最低保険金額100万円が200万円に引き揚げられること。 それに、お客様には直接関係の無いことですが、 保険料払い込み期間20年未満は代理店の成績カウントが半分になってしまうことです。 これだけでは、何の事だかチンプンカンプンだと思います。(^_^;)

私は常日頃から保険商品に関して言っていることがあります。 ●新しく売り出される商品はお客様にとっては原則としてロクでもない。 ●お客様にとって良い商品は、ほとんど”売り止め”になる。 これは私が20余年保険商品を扱ってきた経験から得た実感です。

難しいハナシは置いとくとして、 以下の年齢表からご自身の年齢をクリックして 3月いっぱいで廃止になる保険料と解約返戻金のシュミレーションを ジックリとご覧頂き、なんでも質問があれば是非メールを下さい。

20歳 男性 女性 30歳 男性 女性 40歳 男性 […]

2006年11月20日148号 イジメ報道

今回のイジメ報道の発端がどんな事件だったかよく判りませんが どのチャンネルも同じイジメ事件を大きく取り上げているのを見て、私はヒロコに言いました。 「こんな報道をしていたら、きっと連鎖が始まっていく…」と。 そして、私の予想は的中したようです。

私は預言者ではありません、過去に何度もこのような現象を見てきただけです。 マスコミはこの手のテーマが大好きなようです。 もっと報道すべきニュースがいくらでもあるのに、特集まで組まれます。 番組が取材がしやすく低予算で視聴率が稼げるのかもしれません。

イジメによる自殺者の写真や学校までが映し出され、友達や先生の悲痛な インタビューまで報道されます。 今イジメられているこども達はこのような番組を見て、 「私が自殺をしたら大きく報道され、イジメたり、それを見過してきた者たちに復讐が出来る」 と思ってもしまうかもしれないのです。

「学校は何をしていた!」「校長は!教師は!何をしていた!」と責められ それに、頭を下げる映像が映し出され、自殺する校長まで出てきます。 マスコミは「誰が悪い」と犯人探しをする始末ですが これも”イジメ”のように私には見えてしまいます。

イジメは絶対にあってはならない、許されない事かもしれませんが… この世からイジメを無くすことが出来るでしょうか? それより『古今東西、イジメはあって当然』と考えて、 その時の対処法を考えた方が合理的ではないでしょうか?

イジメがは”閉鎖された所”…例えば軍隊とか刑務所とかで起きやすいと言われています。 それが中学校で起きているという事は、学校も軍隊や刑務所のように閉鎖された場所 という事になるわけですが、実際にそうだとは私には思えません。 休もうと思ったら休めるでしょうし、転校だって自由だし、中学生ならどんなに長くても 3年辛抱すれば卒業してしまいます。 自殺を考えるまで悩んでいる事を親に真剣に伝えたら、展開だって変わるはずです。

そんな事もせず、イジメに耐え切らず自殺してしまうのは ひとことで言ってしまえば【想像力の欠如】ではないでしょうか? 「自殺したら自分をイジメた者の復讐になるだろう」というのも想像力かもしれませんが そのような小さく狭い想像力でなく、もっともっと大きな想像力です。

大きな想像力と夢や希望があれば、イジメにあったとしても乗り越えていけるはずです。

【想像力の欠如】はこども達だけの問題でないようです。 イジメ報道そのものに【想像力の欠如】を私は感じてしまいます。

損保の保険金未払問題は身近な事件ですが… 私がこの週間KENでも何度か書いてきましたが、保険会社に私が「なぜ?」「どうして?」と 聞き続けても、いつも返ってくる言葉は「そうなっています」「そういう決まりです」という 回答ばかりで、何の想像力も働かせない結果だと私は思っています。

こども達もおとな達も、あまりにも狭い世界にとらわれいる人が多いようです。 もっと大きな想像力を持って、たくましく生き抜こうではありませんか(^_^;)

私なんか昔からイジメられっ子で… 保険のネット上では、よってたかって袋だ叩きにあっても… YUKIに毎日?イジメられても… ハッピーに暮らしているのですから。(^_^)

2005年09月12日086号 「おまえはバカか!」

「おまえはバカか!」 私は受話器の向こう側にいる相手に対して暴言を吐いてしまいました。 相手はそんなことを言われたことも無い幸せな人生を歩んできたのでしょう。 「バカとは何ですか!」の声のトーンも変わります。 「そんな事も判らないからバカと言っているのだ!」と私の血圧もピークに達します(^_^;) そばにいるYUKIが私に 「もう止めて下さい!理解出来ない相手に何を言ってもムダですから!」と叫びます。

電話の相手はT社損害課・課長代理のA氏です。 事の起こりは、バイクの保険に加入されているNさんがバイクの転倒し打撲をされました。 その時は大した事はないと我慢して仕事をしていたのですが、どうにも我慢できず約一ヶ月後に 病院に行きました。 その通院で支払われる搭乗者保険の給付金請求を廻ってです。

バイクは転倒してケガをする事も多く、搭乗者のケガを保障する搭乗者保険の保険料は 乗用車の保険料と比べてかなり割高に設定されています。 それだけリスクが高いという事ですから、私は少々保険料が高くても、しっかり加入しおくことをお勧めしています。 20年の代理店活動の中ではバイクの単独事故によるケガの給付は何度もありました。

対物事故や人命に係わる事故なら通常警察に事故届けをだしますが、 単独事故でケガをした場合は、それを客観的に証明するもの 例えば、目撃者の証明や、状況が説明出来る写真やケガの詳細と云ったようなものが必要になります。

ところが今回、この事故の保険金請求で損害課に連絡したら担当のH嬢が 「まず警察に事故の届出を出すようNさんに伝えて下さい」というのです。 私は「ちょっとまってくださいよ、今まではそんなことはなかったですよ」と言ったのですが、 本来は事故があったら事故届けを出すのが当然…と取り付く島もないのです。

問題は警察に事故届けを出すとどうなるか?です。 今回の事故は、相手のモノを壊したり、自分のバイクの車両損害を請求するものではありません。 あくまで自分のケガを証明するものです。 この場合、警察にも確認したのですが【人身事故】としての届出になるのです。 【物損事故】なら単に交番でどこで何時どうしたと届ければすむ事ですが 【人身事故】は扱いがまったく違います、刑事事件として扱われ現場検証をして おまけに免許の点数が3点減点され、場合によっては罰金まで請求されます。 人にケガをさせたならともかく、自分がケガをして罰則を受けるのも変な話ですし たった1日の通院給付金を貰うために、そこまでする人がほんとうにいるでしょうか?

でも、損害課のH嬢は、過去ははどうあれ警察の事故届けがある事が給付金支払の条件で 免許書の減点や罰金なんて事は別の次元の問題で、保険会社としては関係ないというのです。

私はNさんにそのことを電話で伝えました。 Nさんはその数日後に警察に行きました、そこで… 「保険金の請求のために事故届けをしたいのだが、それをすれば免許の点数が3点減点され 罰金の可能性があるか言われたのですが、本当でしょうか?」と聞いたところ 「その通り!」と言われたけどどうすればいいのかと、Nさんは警察から私に電話してきたのです。

私はNさんに言いました「それでも事故届けを出しますか?」 「冗談でしょ!」というNさんに私は 「それでは、その警察の担当官の名前を確認して帰ってください」といいました。

私はこれらの経過も含め損害課と交渉した結果、 今回に関しては転倒したバイクの写真があれば 1日分の給付金をお支払いしましょうという事にはなったのです。

ところがNさんの通院日数は実際には3日間ありました。 損害課はあくまで「一日分なら出しましょう」と言ったまでで 3日分が欲しいなら、やっぱリ警察に届出をしろと、元の木阿弥です。

そもそも、相手もいないバイクの転倒でケガをした事を警察に届けたからと言って それが事実であったかと証明されるものではありません。 まして一ヶ月以上たっていて、警察は何を証明する事が出来るのでしょうか? それより客観的に示す写真や状況報告や通院した病院に確認する事の方が確かはずです。 その事を私は損害課のH嬢に詰め寄っても 「そういう決まりですから…」「そうなっているのですから…」「事故があったら事故届けが鉄則です…」 の繰り返しです。 しかし、このようことは事流れ主義は、今やお役所でも通用しない時代です。 […]

2004年11月1日041号 余市のHさんのご実家

今日(31日)はYUKIと国分寺市(東京)のお客様のところにお邪魔しました。 この夏、余市(北海道)でご契約いただいたHさんのご実家です。

実はHさんのお父様が9月に59歳の若さで癌で亡くなられました。 生命保険での給付をした保険会社が、お母様の保険プランをいろいろ持ってきており その事で相談したいとHさんから連絡を頂いたのです。 そして納骨のためHさんが実家に戻っておられる今日が訪問の日となったのです。

国分寺の閑静な住宅地、玄関には大きなウサギの傘たてがあり、少し雑然とした(シツレイ!) ひろい玄関に入ると、その家庭の温かみがワッと伝わってきました。 保険屋を長くやっていると、その家庭の雰囲気が玄関に入った瞬間で感じ取れるのです。 Hさんは女性4人姉妹の長女で、4女は高校三年生でお父様も気がかりだったようです。 でも、お母様を初め妹さん達にも、とても気さくにフレンドリーに迎えて頂き 私も調子に乗って時間を忘れ楽しく(何時ものように)話しこんでしまいました。

生命保険に何も加入されていないお母様には 一時払でムリのない範囲での終身保険と入院保障を提案しました。 保険料を東京海上に預けて頂くという感覚で、生涯の死亡と入院を保障するものです。 私としては、お父様の保険金を支払ったA社が提案しているプランと、しっかり長短を 説明して…と思っていたのですが、あっさりと決めて頂きました。

A社のプランは、『これだけ保険金を支払ったのだから、これだけ入れ!』と云った感じで とても契約者の立場に立ったものとは、私には思えませんでした。 私の提案した保険は、何時もの事ですが代理店手数料からすれば代理店にとって 旨みのある保険とはいえません、逆に云うと契約者には有利な保険です。

私が北海道に生命保険の契約に行った事を”保険屋仲間”に話すと、誰もが大きな契約と思うようです。 それが個人契約で手数料が極小の入院特約中心の保険だと知ると、もう”バカ”にされるだけです。 でも、自分の利益を考えていたら、お客様本位の設計など出来るわけがないのです。 そして、その保険が気に入っていただければ、たとえ北海道でも沖縄でもどこでも行く、と決めています。 それじゃ採算が合わないと、誰もが思うようです。

しかし、ありがたいことに今回のようにHさんの方から、声をかけて頂き しかも私の方が拍子抜けするぐらいあっさりとご契約いただけました。 余市に行ってHさんとお逢いするまではHさんのご実家が東京という事も知りませんし、 なんの打算があったわけでもありません。 ただ正直な仕事をしたら、正直に答えて頂けてた事に、とても心から感謝し、うれしくなりました。

Hさんのお父様の仏壇にお線香をあげさせて頂きました。 私と一歳違い…骨太で体格が良く健康そうで優しさが伝わってくる素敵な方です。 とても他人事とは思えない気持ちで手を合わせました。

お母様は生命保険の告知書に身長と体重を書かなければなりません。 おどけるように体重をご自身で量られ…「7キロもやせた!」と喜んでおられました。 明るく、明るく、振舞われるお母様に…胸が熱くなりました。

2004年7月19日026号 三日遅れの誕生会

【週間KEN】の先週号で私の寂しい誕生日を書いたら… 坂本嘉輝さんから、私のホームページの掲示板(ロコハウス・カフェ)に 書き込みがありました。

>Ken様、 >お誕生日おめでとうございます。 >しあさっての木曜日はアカラックスセミナーの日ですが、 >もしよろしければセミナーに参加していただいて、 >終了後3日遅れの誕生祝など、当社オフィス(の近く)で、というのはいかがですか。

坂本さんは『アクチ ュアリー』として保険業界では有名な人です。 彼との馴れそめを書きだすと、それだけで紙面が無くなってしまいます。 同じ保険業界に身を置く二人ですが、 保険を難しい数理の見地から追求し保険会社の経営サイドにもいた坂本さんは、 泥臭い保険の現場にいる私のような者からみれば正反対の対角線上にいるカタなのですが… なぜかこの【週間KEN】の愛読者なのです。

で、この”お誘い”なのですが単純に喜ぶわけには、いきません。 ここがアクチャリーいや坂本さんの緻密なところです。 彼が経営するアカラックスのセミナーに参加したら、祝ってやるというのです。 すなわち参加しなければ「祝ってやらないヨ」というキョウハク的なお誘いなの です。 問題はセミナーの参加費5000円です、今回のテーマは【保険会社の本年度決算を見る】です。 ちょっと私にとっては硬すぎる内容ですが、YUKIに相談したらあっさりとOKのサインです。 「どんな形であろうと…KENの58歳の誕生日をわざわざ祝ってくださるなんて珍しい事ですから…」と。

喜んでお誘いを受けることを伝えると、坂本さんからこのような返事がありました。 >この際ですから、もしよかったらYUKIさんも御一緒にいかがですか。 >セミナーの参加費は特別におまけしますから。 さすが【週間KEN】の愛読者坂本さんです、YUKIの存在をしっかり認識して頂いているようです。 でもYUKIも単純にはノリません… 「”セミナーの参加費は特別におまけ”とはタダの事なのか、しっかり確認してください…」と私に言うのです。

そんなわけで15日、私とYUKIでまずセミナーに…5000円だけ払って参加しました。 受付でアカラックスの下川さんと高橋さん、二人の美女から「お誕生日おめでとうございます」と 祝福され、 会場では私が今もっともハマっているインターネットの超人気サイト【保険選びネット】の管理人で 税理士の山浦さんからも、お祝いのお言葉をいただいちゃって、 なんだか58歳の誕生日がエライコトになちゃったな~と、タダタダとまど い、恐縮し、テレるしかありません。

セミナーは無事終了! 何時もはスルドイ?質問やツッコミを入れる私ですが、 この手の数字ばかり出てくる話になると、おとなしくなってしまうのです。 難しい質問に嬉々として答える坂本さんの様子をボッと 眺めていると 「あーやっぱりこの人はプロのアクチュアリーなんだな~」と改めて 感心してしまうのです。 その、なんだか難しい質問をしていた山浦さんはさすが税理士です。 「今日は5万円払っても安いぐらいの面白いテーマだった」 との事でした。 保険の世界は奥が深いのです。

まずは坂本さんのオフィス(格調高い丸石ビル)でアカラックスのスタッフと山浦さんで乾杯です! 少し盛り上がったところで日経新聞の記者荻原さんも参加、彼とは初対面でしたが 私の友人で同じ日経記者のD氏をよく知っているという事で、すぐにお友達に…そして 河岸を変えて神田駅前の庶民的な中国料理店で老酒を飲みながら大いに生命保険談義に 盛り上がったのであります。

アカラックスの皆様・山浦さん・荻原さん、ほんとうにありがとうございました! 私にとって忘れられない、誕生日になりました。 【週間KEN】をやってよかった と、しみじみ思った一日でした。

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