特別増刊号 香港・マカオ・珠海の旅6日間 11月20日(火)第01日目 我が家から香港に!九龍のホテル

11月20日第1日目 我が家から香港に!九龍のホテル

その日の出来事はその日のうちに、と思っていたら 第一日目からコケてしまいましたに(^_^;) 昨日、午前3時ついに睡魔にまけて寝てしまったのです。 あのまま頑張っていたら2日の徹夜になってしまうからです。

今、2日目の朝、午前8時ホテルから書いています。

だいたい出発の前日は徹夜というパターンですが 今回もやってしまいました(^_^;) 少しは睡眠をしておこうと思ったのですが 旅行バージョンの留守電をセットしようとしたら、電話が壊れてしまったのです(^_^;) 6日間も留守にするのに、これでは現地から留守電のメッセージが聞けず大変です。

成田空港にはクルマを預ける都合もあり7時30分までには着かねばならず 時間がりません。 メカに弱い私が必死で応急処置をして、どうにか録音だけは出来よにしたら もう出発の時間になっていたのです(^_^;)

午前5時30分、ヒロコの運転で成田空港に向いました。 いつものように成田空港の讃岐うどん屋さんで朝食、 そこでYUKIも結局徹夜で書き上げた書類の最終しあげをして投函! いつものように最後まで慌しく機上の人となりました。

機内で少しでも、出来ることはと思っていたのですが… 昼食でのビールを二缶飲んだら、居眠りをしてしまいました。 香港まで4時間30分、ボーと、したまま到着です。

香港は4度目の訪問になりますが中国に返還されてからは 初めての訪問で、また新空港も初めてです。 以前の空港は香港の街のど真ん中にあって 「香港についた!」という感動があったのですが 新空港はドギモを抜かれるほどの大空港で何が何だかわかりません。(^_^;)

この日は、我が家のワガママで団体旅行を一日はやくしたもので ホテルにいくのも自分で、行かなければならないのに YUKIは、その行き方を書いた書類を忘れてきたのです。 そこでナンやかやと広い空港内をウロチョロし、香港ドルの両替をしたりして、 やっとシャトル・バスに乗って、ホテルのあるか九龍島へ!

途中の景色は高層住宅が延々と続き、まだまだ建設されています。 九龍島の市街に入ると大渋滞で結局ホテルまで1時間以上かかってしまい、 結局予定より3時間ほど遅れてのチエックインです。

ヒロコはこの日の『リンキン・パーク』のライブが”命”で… もう気持ちは”ライブ会場”で、サッサと一人で出かけてしまいました。

YUKIと二人でひさしぶりの香港を探索、 まずは我がホテルのすぐ隣にあり、香港一の高給ホテル『ペニンシュラ』で 写真だけ撮って(^_^;)… ① ② 一時間ほどぶらぶらして ① ② セブン・イレブンでビールだけかってまずはホテルで乾杯! ネットを開けたら保険相談のメールが、こんな日に限って数件も入っていて(^_^;) その返事を書いていたらヒロコが午前0時近くにライブの興奮さめやらずご帰還。

それから3人で食事に出かけたのですが、もうやっているお店も少なく ちょっとショボイ、でも香港らしい、お店で、我が家らしい夕食?をすませてホテルへ。

この日は週3日のブログを書く日でもあり それを書き終えたら、もう午前3時で、さすがの私も力が尽きて 寝てしまったという次第なのです。(^_^;)

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2007年11月19日200号 20日から香港へ

週間KENは早くも200回を迎えてしまいました(^_^) これもヒトエに皆様のおかげと思っています。 こんなバカバカしい、ひとりよがりで好き勝手に書いているコラムですが、 「毎週月曜日は楽しみにしているよ」なんてキトクな方にオダテられて 気が付けば年52回で4年近く一回も欠かさずやってくる事が出来ました。

その間、週間KEN臨時増刊号として昨年の【ドイツ・ワールドカップの旅】が大好評で、 それに味を締め今年は【スペインの旅】を掲載させて頂きました。

そして今回!200回記念として!!…というのは冗談ですが(^_^;) 【香港・マカオ・珠海の旅】も出来れば連日、現地からレポート?していきたいと思っています。 今回の旅はYUKIとヒロコの3人のメンバーは変りませんが、基本的には団体旅行です。 何の団体か?というと、 私の学生時代(拓殖大学)のクラブ(ラテン・アメリカ研究会)のOB会の旅行なのです。 OB会の団体旅行というわけですが日本から参加するのは我が家の3人を含めて総勢11名、 そして香港在住の私と同期のオグラとその奥さんのキエちゃんが現地で迎えうつという こじんまりとした、気心のしれた旅というわけです。

このような旅になぜ?ヒロコまでが…といえば、 オグラ夫妻が大好きで、それに香港も大好きなようで、 旅行代は自己負担で有給休暇を利用しての参加です(^_^;)

ところがヒロコの都合で本当は21日から25日までの4泊5日の旅が 我が家だけ1日早く20日に出発することになって5泊6日の旅になってしまったのです。 『リンキン・パーク』というアメリカの人気バンドをご存知ですか? まー私も含め多くの人達は知らないでしょうがヒロコはその大ファンのようなのです。 (大好きなものが、とても多いムスメでして^_^;) ところが彼らの東京公演がたまたま、この香港旅行とぶつかって、ガッカリしていたのですが、 ナンと!彼らが来日する前の公演が20日に香港であるという事を知って大騒ぎ?になったのです。 ヒロコの執念は大変のもので、まず香港公演のチケットを手に入れたのです。 次にもう旅行費用も全て支払っているのに出発日を変更するというのです。

実はこの旅行は今回のツアーの参加者の一人でもある後輩のナミカタ君が経営するアート・ツアーが 手配をやっていて、思ったより参加者が少なく、我が家の3人は貴重な存在で ナミカタ君まで自費参加して10名をクリアしているのです。

もう、こんなワガママは、いくら後輩と言え私のクチからは言えません。(^_^;) 「自分からナミカタ社長に電話して交渉してみろ」と私はヒロコにいいました。 ヒロコは早速電話をしたようです。 「ほんとうにソレでヒロコさんの夢がカナウのですか?」とナミカタ君に言われたそうです。 「ハイ!」…とヒロコは元気に言ったら、 「そうですか、だったら頑張ってみましょう」と要望に応えてくれたのです。

もちろん若干の追加費用はヒロコに負担させましたが… ハレて??家族3人が一日早い出発をする事になったというしだいです。 (もちろん公演はヒロコだけで私とYUKIは事態しました)

てな事で、どんな旅になるのか?わかりませんが… 今回は先輩4名、同期2名(私を入れて)後輩2名に配偶者2名(YUKIも入れて)それにヒロコ そしてオグラ夫妻の総勢13名の旅をどうレポートしていくか? 楽しみにして頂ければと思います。

2007年11月05日198号 ちょっとだけ違った一日

早いものでもう11月です。 毎年、大晦日までカレンダー配りの追われる、その今年のカレンダーも山と積まれました(^_^;) そして年末モードに入る最初のイベントが毎年この時期に開催される 荒瀬順子さんのマリンバ演奏会に例によって家族3人で出かけました。

いつもはどこに行くのもクルマで出かける我が家ですが この演奏会はバスと電車を乗り継いで行くことになっています。 と言っても会場のある狛江(こまえ)は我が家からクルマで行けば10キロもない距離。 なぜクルマで行かないか?といえば… コンサートの休憩時間に美味しいワインが出ること。 そしてコンサートが終ったあと、 仲間と食事やお酒を飲むことになる可能性がとても高いからです。(^_^;)

しかし今年は、そんな時に音頭を取ってシキッてくれる”全クンのママ”がいません。 毎年…同じ会場、同じ時期に 行なわれるコンサート。 客席も演奏家も、いつのまにか顔なじみになってアット・ホームな雰囲気が漂っています。 だからこそ”全クンのママ”がいないのに私はとても寂しい気持ちになってしまいます。

キューバのロス・バンバンのライブもエキサイティングで大好きですが疲れます(^_^;) だんだん年齢を重ねていくとマリンバの調べは疲れるどころか心を癒してくれます。 もう順子さんのマリンバはヒロコがゼロ歳の保育園の頃から聞いているのですから。 順子さんに初めて合った時に 「芸大の角倉一朗先生とはご親戚ですか?」と言われたのが最初でした。 私から「健」の字を一字取った親戚で、バッハの授業で順子さんの先生だったようです。 そんな縁?で、荒瀬さんは私とクラシックな?お付き合いが始まるわけですが(^_^;) 私の方は「健」の一字が多いだけでクラシックには縁もユカリもないのに 今日まで長~いお付き合いをさせて頂だいています(^_^;)

とは言っても演奏される曲はブルーノート・ジャズやラテンとレパートリーも広く アツというまに時間が過ぎていってしまいます。 そして、もう一つの楽しみが休憩時間を利用してのコーヒー&ワインのひと時。 順子さんのご主人の和順さんは元辣腕クリエーターでこの日もサウンド調整を担当、 コーヒーやワインにも造詣が深く、いつも美味しい飲み物が用意されのです。

ヒロコの保育園時代の園長先生も見えていて懐かしく挨拶したのですがヒロコは 覚えていないのには意外な気がしましたが、考えてみたら当然かもしれません。(^_^;) でもヒロコの小学校時代の友達となると卒業以来でもお互い気付くようで盛り上がっていました。

ワインの係りは今年もヒロミさん(順子さんの長男でヒロコの保育園の同級生ナオキ君の奥さん) 私がワインの3杯目のオカワリに恐縮していくと「私もバンバン飲んでますから!」と明るく 言って頂き、我が家の呑んべい3人組みは遠慮なく頂戴いたしました。

そして、ほろよい気分で聞いた第二部の素晴らしい演奏、そしてアンコール…。 今年も恒例のマリンバ・コンサートは無事終了し会場をアトにしたました。 でも何だかいつもと違います、そう…「じゃーこれから○○に行こう!」と音頭をとる 全くんのママが居ないのです。 だったら私が音頭を取ればいいのかもしれませんが、この日はヒロコも1時間ぐらいの 時間しか取れないという事で、なんとなくその場で解散してしまいました。 せっかくクルマを置いてきたのに(^_^;)

でもヒロコは1時間ぐらいの時間はあるという事で 狛江駅の近くのドトールに3人で入る事にしました。 YUKIはコヒーが大好きなヒトですが、なぜか喫茶店でコーヒーを飲むのはキライなヒトなのです。 したがって家族3人で、どこでも出かける我が家ですが、 家族3人でドトールに入る何て事は初めてで、貴重な経験をさせて頂きました(^_^;)

そして狛江駅でヒロコと別れ私とYUKIは電車とバスで家路につきました。 なんだか、とても普通な、しかしちょっと違った一日でした。

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2007年10月15日195号 素晴らしい仕事(^_^;)

この仕事をやっていると… 日曜日・祭日もありませんし、夜だって遅くまで仕事をしている、 時によっては朝まで仕事をしている事など月に何度もあります。

しかしYUKIは私が”仕事の鬼”だ、なんてまったく思っていません。 それどころか、これほどの”ナマケモノ”はいないと思っているようです。 このように思われてしまう、もっとも大きな要因が 自宅を仕事場にしている事、 もっと厳密に言えば生活と仕事をゴッチャになってまったく同じ場所でやっている事です。

このマンションを選んだ時は玄関の直ぐ左横の部屋を独立した事務所にと 思っていたのですが、YUKIが手伝うようになりパソコンの回線やなんやかやと やっているうちに、いつのまにかリビングの大きなテーブルで食事をしたり仕事をしたり… クルマで買い物に行ったり出張に行ったり…と 24時間365日朝から晩までYUKIと一緒にいるハメになってしまったのです。(^_^;)

これはこれで大変なことでケンカも絶えませんがヒロコにも呆れられながらも地道に生きています。

仕事とプライベートはキッチリと分けてやるべきだ!…という考えは根強くあります。 「そんな事をやっているから何時までたっても保険屋と低くみられて休日でも深夜でも 電話をかけてきたり呼び出したりされるのだ」…なんて嘆く代理店仲間もいます。 でも事故は日曜祭日や夜間を避けてくれませんし、 個人のお客様とじっくり保険のお話をしようと思えば日曜祭日や夜間の方が都合が よい場合の方が多いのです。

お客様あっての保険代理店が、それではお客様本位の仕事が出来ません(^_^;) だからと言って月曜から金曜まで朝9時から一心不乱に働いて、しかも休日も夜も… となれば、身体にも精神的にも大変です。

この仕事は楽しく長く続ける事がとても重要だと私は思っていて そのためには仕事とプライベートを分けないで、仕事とプライベートを同時に楽しむというのが 極意だと最近で強く思うようになってきたのです。

…という事で、土曜日の午後7時に ロコハウスのお得意様である”ゼン君のパパ”のところにYUKIとヒロコと3人で集金に行きました。 その前に今年5月に亡くなった”ゼン君のママ”に供える花を買いにいきました。 ”ゼン君のパパ”は”ゼン君のママ”が亡くなってちょっと元気を無くしていて 得意の料理を作る気力も失せて、元気がありませんでした。

そこで我々が集金にいく機会に 我々家族の為に料理を作ったらリハビリになると薦めておいたのです。(^_^;) ”ゼン君のパパ”は気力を振り絞って?料理を作ってまっていてくれました。 従来の繊細さにはまだ少々欠けていましたが、どうにか立ち直る兆しが見え われわれファミリーは美味しい夕食にありつき 同時にロコハウスの集金業務も無事終了する事が出来ました。

本当にこの仕事は人助けになって われわれファミリーも助けられる素晴らしい仕事だという事を実感した一日でした(^_^;)

2007年10月08日194号 今年もロス・バンバン

今年もキューバのサルサ・バンドのロス・バンバンを見に行くことが出来ました。

実は今年は同じ時期の8月、同じ会場の木場のライブ・ハウスで ベネゼイラのオスカー・デ・レオンのライブがあり、それを3人で見に行きました。 これはこれで大満足でしたので、今年はロス・バン・バンは来日しないものと諦めていました。 ところが月末の何かとバタバタとしている時にヒロコが興奮して 「ロス・バンバンのライブが2日にあるけど、もちろん行くでしょ!」というのです。 もちろん行きたい気持ちはあるのですが突然言われても、私もいちおうは仕事をしていますので(^_^;) スケジュールというものもあります。 ヒロコは我が家で最もスケジュール帳がビッシリ詰まっている人なのです。 でもサルサ命(さるさいのち)の人ですからサルサとなれば、すべてが超越されるのです。 私もサルサもロス・バン・バンも好きですがヒロコほどではありません。 で…私とYUKIが口をモゴモゴさせていたのですが翌日にはヒロコは嬉しそうに3枚のチケットを 買っていました。

2日当日、ライブの前に訪問しなければならないところもあり朝からバタバタしていると、 そういう時に限って、もっとバタバタに拍車がかかる事態が発生し、飛び出すように 私とYUKIはクルマで我が家を出る事になりました。

考えてみたら、渋谷でのライブと聞いていましたが、どこの会場かは知りません。 だいたい、このようなライブの会場は私のようなオジサンには馴染みの無いところが多いのです。 チケットを見るとやっぱり馴染みの無さそうな【SHIBUYA O-EAST】と書かれています(^_^;) こうなれば渋谷育ちの私ですがカーナビに頼るしかありません。

カーナビは私が予想したとおり道玄坂から懐かしい百軒店に入って行きます。 狭い坂道を左にまがってすぐ道なりに右にまがると、 私が幼少の頃から大学時代までよく通った映画街がありました、 左側にテアトル・ハイツ、右側にテアトル渋谷、そして突き当たりにテアトルSSで、 どれもこれも皆、思い出深い映画館であり映画街でしたが その姿は見事なぐらいキレイに消えて殺風景な小さなビルが並んでいるだけです。

この突き当たりのテアトルSSを左右に入ると幼い私でも”ちょっと違う”と思うような所でした。 いわゆる花街というところで、お茶屋さんと温泉旅館、今でいうラブ・ホテルが立ちならんいたのです。 そこに目的地の【SHIBUYA O-EAST】があったのです。 ラブ・ホテルはたくさんあるものの何とも不思議な新しい空間が出来上がったいるのです。

会場は木場のSTUDIO COASTよりこじんまりしている代わりに座るところがありません(^_^;) 前日の睡眠不足と朝からのバタバタで、しかもバタバタと知らぬ会場にたどり着いた疲れもあって これからずーと立って見るのは辛いもので「まいったなー」という気持ちでした。

やがてヒロコも仕事からかけつけ、いつものワン・ドリンク500円のチケットでビールを一杯だけ飲んで、 演奏が始まったらもうノリノリで元気一杯、とてもとてもエンジョイしました! やっぱりラテンは血が騒がずにはいれないのです(^_^;)

ロス・バン・バンのライブも無事終了! すぐ近くのパーキング代は30分500円で4000円も取られて YUKIは少々ご機嫌ナナメでしたが、ライブ代は今年もヒロコのおごりで エキサイトなキューバン・ナイトを過ごすことが出来ました。

☆ロス・バンバンのお楽しみ下さい! ☆オスカー・デ・レオンをお楽しみ下さい!

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2007年09月17日191号 映画【Sicko】を見に行く!

私の【セピア色の友】である丸さんからメールがありました。

丸さんはこの週間KENや私のブログもよく読んでくれて 時々メールをくれるのですが、ほとんどが私の誤字脱字に対するメールなのです。 (アカラックスの坂本さんもそうですが^_^;)

>玉石混淆、です。金剛ではない。(混合、も広辞苑にはない) 丸谷

ただ、これだけのメールが来るのです。(^_^;) これは私のブログで”玉石金剛”と書いてしまったものに対してです。 本当は”玉石混合”と書こうとして、その前に週間KENで金剛山の事を書いたので ”混合”が”金剛”に変換されてしまったのですが、混合も間違いだったようです。 勉強にはなるのですが…それにしても何時もこの調子でソッケないのです。

その丸さんが、けっこう長い文章(といっても彼にしては、ですが)のメールが届きました。 >なんとか時間を作り、次の映画だけは見ておいてください (中略) >アメリカの医療問題ですが、前半は医療保険の告発です (中略) >Sicko 川崎で三館もやっています (中略) >昨日見たばかりですが、角倉兄は見なければいかん、と確信したしました。 (後略)

いつもソッケなくクールな丸さんにしては熱いメールで そこまで言われたら見に行かないわけには行きません(^_^;) 実はマイケル・ムーアの【ボウリング・フォー・コロンバイン】が封切られた時は 丸さんに勧められたわけでもないのですが YUKIとヒロコと3人で新百合ヶ丘のシネコンに見にいっているので、 今回も3人で見に行こうという事になりました。

あいにく新百合のシネコンではやっておらず、今年オープンした横浜のららぽーとで やっている事が判り、我が家のいつものパターンで最終割引で見にいく事にしました。 ヒロコがインターネットで午後8時が最終上映を調べて行ったのですが… それは千葉のららぽーとのサイトを見たらしく、横浜ららぽーとは10時からという事でした。

はじめての横浜ららぽーとを散策し、 とんかつ屋で、私はごはんのお替りをしたあと小食のYUKIの残りまで全部たべつくして 映画館に向いました。

最終上映の映画館は私達家族の貸切状態で、椅子は大きくゆったりとリクライニング・シートで とても快適です。

映画はアメリカの深刻な医療問題をマイケル・ムーアならではのユーモアとテンポで 痛烈に批判したドキュメンタリーです。 アメリカは公的な国民健康保険制度がなく民間の保険会社への加入が基本ですが その民間保険会社が医師とグルになって給付金を払わないようにしているのです。 まー保険料はしっかり頂だいても、保険金や給付金は払いたく無いというのは どこかの国の保険会社も同じようです。 アメリカの場合は国民健康保険にあたるものが無いわけですから、 保険会社がその病気に対して保障しないと決められてしまったら悲惨です。

保険に加入出来ない、加入していても、そのような既往症があったら給付されない病気のリストが 「この家をラップ出来るほどある」との証言画面が切り替わると… 映画【スター・ウオーズ】のテーマ曲が鳴り響き 列挙された既往症の英語文字が宇宙空間に黄色く映し出され 左下から斜め上に次から次にに競り上がっていく大迫力の演出にはおもわず大笑いをしてしまいます。

アメリカほどの豊かで医療技術も最先端を行く国で、 貧しい人達は命をも奪われるような悲惨な立場においやられる、 それは9.11で活躍した屈強な消防士や民間の救命士までが…。 カメラはカナダ・イギリス・フランスそしてキューバとアメリカの酷さをの対比として 紹介されていきますが、日本も笑ってばかりはおれません。

格差の拡大で国民健康保健にさえ加入出来ない人が増え続け 地方では総合病院が破綻して、そのシワヨセが全体に広がり 病院はおろか医師さえも不足する非常事態に陥っている市町村が続出しています。

我が国では公的医療制度を補完するものとして民間の医療保険があるわけです。 私は自分のブログの中で、民間の保険会社が担わなければならない”社会的責任”に ついて熱く語り、それに対応していないことに怒りを込めている私に 丸さんこの映画を見せたかったのだと思います。

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2007年09月3日189号 何とか今年もバーベキュー

またヒロコ主催のバーベキューの季節がやってきました。 昨年は9月2日(土曜日)絶好の快晴の行楽日でしたが… 今年は9月1日(土曜日)当日は今にも降り出しそうな雲行きの中、 波乱を予感するような怪しい朝を向えました。(^_^;)

今年も昨年同様に我が家からバーベキュー用の機材と大量に買い込んだ食材や酒類を クルマのトランクと後部座席に山済みにして 昨年と同じ二子多摩川の河川敷に運ばなくてはなりません。

昨年は河川敷の公営駐車場が大渋滞で搬入が大幅に遅れた反省もあって 昨年より、かなり早めにYUKIと二人で家を出まではよかったのです。 クルマは昨年より少ないよういで早く家を出て効果があったと喜こんでうたのですが 公道から河川敷に下りていく入り口を封鎖して警官や警備員が直進するように促してるのです。

河川敷で防災訓練をやっているというのです(^_^;)

考えてみたら9月1日は『防災の日』です。 でも、ただ「ここは通行禁止!」とクルマの外から言われるだけでは何が何だか判りません。 クルマの窓越しに聞こうとしても、笛をピッピッと鳴らして「直進しろ!」と怒鳴るだけです。

適当なところでUターンをして同じ道を戻り、閉鎖箇所の手前でYUKIに降りてもらい 状況を聞いてもらうしかありません。 この多摩川の沿岸道路は道幅が狭く交通量が多いため、停車も困難なのです。 でも、こういう時に限って警備員から状況を聞いているYUKIの所の信号が青になって クルマが流れ出して、YUKIからどんどん離れていってしまうのです。

しばらく行ったところのコイン・パーキングが空いたので、そこにクルマを入れて YUKIに連絡をとろうとしたらケータイがありません!YUKIが持っているのです(^_^;)

YUKIからの情報も判りませんし、YUKIはこちらの状況が知らせる事も出来ません。 けっきょく歩いてYUKIの所に行くしかありません。 その場所に到着すると、数名は集まってYUKIを初め困った顔をしているのです。 バーベキュー会場を予定していた河川敷と駐車場は午後5時までは使えないというのです。 開催時間として案内しているのは午後1時から5時頃までです(^_^;)

「この近くで、どこか出来ないのか!」と私が警官や警備員に訊ねても 「判らない!」の一点張りで腹がたってキレそうになった時です。 その時、私たちより早めに来ていた一人が、「川上の方は出来るみたい…」というのです。 「みたい…」なんて悠長な事を言っている時間はありません。 ここで出来るか?出来ないか?はっきりと判断しなければなりません。

早くから来ている3人に誘導され、橋の反対側を渡り、そこから河川敷に降りて 石だらけの川辺を数百メートルほど歩くとキャンプをやっている人達がけっこういます。 この状況を見る限り、「出来るみたい…」でなく「出来る!」です。 そして、驚いたことに、その場所から数百メートルはなれた 小島のようなところにテントがすでに作られていて ココを確保したと早くから来ていたヒロコの友人は言うのです(^_^;)

「だったら最初から、そう言ってくれよ!」と叫びたくなりますが 相手は外人(^_^;) 善意でやっているので文句も言えません。

でも、そんな離れたところで、しかも川は素足で渡らなくてはなりません。 前々から決まっていた場所での案内済ならともかく、急遽決めたロケーションです。 しかも食材や機材をコイン・パーキングから運び出す事を考えら気が遠くなります。

「そこを引き上げて、こっちにテントを張り直せ!」と私が命令?したのに ”彼”はムッとしてヒロコに電話したと、後から聞きましたが、私の判断は当然です(^_^;)

でも一番ハラがたったのはYUKIとヒロコにです。 今日は防災訓練で、いつもの河川敷は使えなくて川上になると、 判っていたというのです。(`m´#)

だったらどうして、それをボクに言わないのか?と詰め寄ると、二人とも「言った!」というのです。 でも、その事が私に伝わっていないことは、私の言動から判らないのが判りません(`m´#)

ヒロコは昨年同様、社長のリチャードと別のクルマで買出しに行って 多摩川に向う途中、私の慌てる電話を横で聞いて 「日本人ってどうして、このような事でパニックちゃうのかね」…と笑っていたというのです。(`m´#)

遠い駐車場から私は何度も荷物を持ち出して、もちろん何人かには手伝わせ […]

2007年08月20日187号 インターネットな日々

17日の金曜日にはブログ【損害保険業界ノススメ】のOFF会にYUKIと参加してきました。 昨年暮れに第一回、今回は第3回目のOFF会ですが…私とYUKIは皆勤賞です(^_^;)

インターネットはバーチャルなものと思われがちですが、 私はとてもリアルなものとしてビジネスにも結びつけています。 ネットを通して知り合った…というかネットが無ければ知り合えなかっただろう 世代を超えた多くの人達と仲良くなる事も出来ました。

ブログの管理人は”ある大手の損害保険会社”の社員です。 私も”ある大手の損害保険会社”の代理店ですが(^_^;)…会社は違います。 でも、保険会社に限らず、我が国の大手金融機関の現役社員がブログを書く!というのは、 とても度胸がいるようで、めずらしいのです。 たてまえだらけの保険業界に、こんな若い社員がいる事が嬉しくて ただそれだけで…OFF会には欠かさず参加しているのです。

OFF会が楽しいのは、たとえ初対面でもブログやコメントを通して、その人の人となりを 知っていることです。 この日も、第一部の意見交換会で隣に座っていた女性に「はじめまして!」と挨拶すると… 「スペイン旅行記、楽しく読ませて頂きました」と言われてしまいました。 彼女のブログは私も読んだ事があり一瞬で親しくなってしまいます。(^_^) 第二部の交流会も大いに盛り上がりアッというまに終ってしまいました。

ここで知り合って【182号】で紹介した”うるめクン”ももちろん参加していました。 その”うるめクン”にYUKIは何やら話したあと、私にいいに来ました。 「日曜日の”コンサートのホームページ”の打ち合わせ”うるめさん”は参加してもいいって、 言われてるけど、どうなさります?」 もちろん断る理由など、ありません(^_^;)

日曜日、池袋のサンシャイン・ビルのプリンス・ホテルのラウンジで午後3時からの打ち合わせです。 横浜の上大岡から池袋までリチギな”うるめクン”は時間どうり来ていました。 このボランテァ仲間は優雅な人達の集まりで、まずは食べ放題のデザート・バイキングです(^_^)

私がうるめクンの実力を紹介すると、がぜん打ち合わせは盛り上がり 是非、次回の9月2日のニュー・オータニの打ち合わせにも来て欲しい! ボランティアのメンバーにまでなって欲しいとの要望まで出て来て、 ちょっと可哀そうになってきましたが、助かります。

ついでに…とういうより渡りに船というタイミングで、 ロコハウスのホーム・ページを”うるめクン”に見てもらおうという事になって その打ち合わせをすることになりました。

保険会社を退社までして保険代理店のポータル・サイトを立ち上げた”うるめクン”は 以前から私のホーム・ページには注目していたというのです。

保険の事が判って、チャレンジ精神があって、Webのプロである ”うるめクン”が我がホームページの知恵袋になってもらうことは願ってもないことです。

インターネットでの新しい保険営業を模索する二人にとっては理想的パートナーと言えるのです(^_^;)

てなコトで… お腹いっぱいになったサンシャインをクルマでアトにして、 どこか駐車場があるファミレスで気分を変えてジックリと、 と探しているうちに結局”うるめクン”の自宅近くの上大岡の『サイゼリア』で ヒロコと3人で打ち合わせ。 一番ホッとしていたのが、ロコハウスとコンサートの2つのホームページのプレッシャーから ほんの少し開放されたヒロコだったかもしれません。

2007年08月13日186号 大阪一高い山!

ヒロコが10日ばかりの大阪出張に行っていたのですが… とても忙しくてどこも行けなかったけど、ロケ先にあった「日本一低い山に登ってきた」と 楽しく語っていました。

私とYUKIも7日(火曜日)、1日ばかりのクルマによる大阪出張に行ってきたのですが… とても忙しくは無かったので(^_^;)「大阪一高い山に登ってきました!」

大阪一高い山は【金剛山】ですが この名前と場所を初めて知ったのは5日(日曜日)NHK総合で放映された【小さな旅】です。 でも、そこへ2日後に行くことなるとは、まったく考えてもいませんでした。

生命保険のメール相談をしていた、大阪の客様の誕生日が8月17日。 それまでにご契約をされたいという事で 盆休みの大渋滞に巻き込まれるのを避けるため7日にお伺いする事になったのです。

北海道・九州・沖縄以外はすべてクルマで出かける私は、 多くの人から「クルマより新幹線を使った方が効率が良いし楽でしょう?」…とよくいわれます。

しかし私には「クルマの方が効率が良くて楽なのです」 まず我が家が最寄の駅にもバス利用しなければならい僻地にあるのですが、 東名のインターはとても近いのです(^_^;) 次に私の出張先はほとんどがお客様のご自宅ですので、列車から先の事を考えれば やっぱりカーナビ付きのマイカーが便利なのです。

我が家から全国のお客様宅に行くのに、行き先の下調べなどまったくしなくても 住所をセットするれば後は高速の料金所もETCで通過するので、 まったく頭を使わなくても目的地に到着するのです。

でも、まったく頭を使わないと、悪い頭がマスマス悪くなりそうなので(^_^;) 出発前にパソコンのネット検索で目的地の住所を入れると【グーグル・マップ】にリンクされ 目的地の詳細な地図や航空写真を見ることが出来ます。

ちょっと余談になりますが… 自分でこんな事を書いてて思うのですが,10年前には考えられない”SFめいた時代”になったものです。 でも”便利”になった事はたしかですが”幸せ”になったかは課題です(^_^;)

さて、話しを元に戻して… 【グーグル・マップ】で目的地を俯瞰して見ておくのも私の楽しみの一つです。 大阪はけっこうお客様が多く大阪市以外にも堺・摂津・枚方・守口・茨木など広範囲ですが 今回のお客様は南河内郡河南町にお住まいで、近くに何があるのかと、スクロールすると すぐそばにテレビ番組で見たばかりの【金剛山】が横たわっていたのです。

お客様宅で無事、ご契約の手続きをすませ私とYUKIは金剛山に向いました。 途中ののどかな田園風景にクルマを止めてしまいました。

テレビでは金剛山に登ってから駆け足で下りて、これから出勤するというOLや 毎朝、金剛山に登るのが日課という85歳の老人が紹介されていたのですが… 私たちは時間の都合でしかたなく(^_^;)ケーブルを使いました。

それでも、ほとんど睡眠もとらずに運転をしてきた”シチーボーイ”の私やYUKI姫には 展望台にいくまでの道のりだけでも、かなりの重労働です。

緑の深さ、虫や鳥の声、湿度、どれをとってみても…同じ夏の風景でも 乾ききったスペインのアンダルシアとは、 対照的なみずみずしい豊かな日本の風景に心が洗われる思いがしました。

どこに行くにも、気ままな行き当たりバッタリの旅ですが その地方、その季節、人との出会い…いつも、なにかの新鮮さを感じ、やめられません(^_^;)

2007年07月23日183号 頑張れ!ゼン君のパパ

176号でお伝えしたゼン君のママを偲ぶ会が 土曜日、よみうりランド駅(川崎市・多摩区)近くのイタリアン・レストランで行なわれました。 なぜ、そこなのか?というと、そこから数百メートルのところに、ゼン君や大ちゃんやヒロコが 6年間通った保育園があります、ようするに我々のフランチャイズというわけです。

その保育園ではちょうどその日のその時間に「夕涼み会」が行なわれていて 懐かしい思い出がたくさんよみがえってきました。

保育園ほど親たちにとっては懐かしいところはありません。 子どもと一緒に毎日かよい、 働いているからこそ、親たちは保育園に積極的に関わろうとするのです。 「夕涼み会」だけでも私は6回も経験したわけですが、兄弟(姉妹)がいれば、もっと長く関わる事になります。 保育園は子どもたちより、”親たちの同窓会?”がもりあがるのです。

その中核にいたゼン君のママが亡くなって 「このような場所で彼女がいないのが不思議だよね」と誰もがいうような、わきあいあいとした会食でした。 宗教色を一切なくしたお葬式も素敵でしたが 四十九日に変えてのイタリアン・レストランでの食事とはシャレています。(^_^)

ゼン君のパパは高校の先生ですが、昔から透析をしていて、 お葬式の時は、それまでの精神的疲労や腰痛も重なって体調を崩していたようですが 今はかなり健康を回復したようです。

我が家にとっても、ゼン君のパパには元気になって貰わなければならない理由があります。

それは我が家の3人が毎年、 大晦日にゼン君家(ち)に行って、おせち料理を食べさせて頂く…という行事?があり、 それを私とヒロコはとても楽しみにしているからです。 おせち料理を作るのがゼン君のママなら諦めるしかないのですが、 ゼン君のパパが腕によりをかけて作っているのですから、ノゾミは残っています。 彼が我々のテーブルに挨拶に来た時に、私は酔ったいきおいも手伝わせて確認しました。 「ねーねー、今年の大晦日もおせち料理を食べに押し掛けても大丈夫?」…と、 ゼン君のパパは 「もちろん、料理を作るのはボクの生き甲斐だし、みなさんも来て下さいよ」と 一緒のテーブルにいた仲間にも声をかけて嬉しそうに応えてくれました。 まー大晦日に、こんな事で訪問するのは我が家ぐらだと思いますが(^_^;)

ゼン君のママの闘病生活や最期の話なども淡々と話したゼン君のパパ。 かなり立ち直ってきたようで、愛用の自動二輪に加え250ccのバイクも購入しました。 その保険の手続きもあって、解散後にご自宅に伺うことになりました。

保険の手続きをして、コーヒーを入れて頂だいて雑談をしているうちに… 年金問題や参院選の話に、そして憲法問題へとうつり ついに「憲法9条はどうするか?」という核心部分へと迫っていきました。

ゼン君のパパはつねづね「日本人はちゃんとした議論が出来ない!」と嘆いています。 また「議論をして負けたことが無い!」というのです。

ゼン君のパパは昔は生え抜きの左翼運動家だったのですが、それから紆余曲折があって とても勉強し(もともと学者ですから)、また多くの若い学生や問題児と接して 「日本は軍隊を、そして核の数発ぐらい持つべきだ」という確固たる信念に至ったというのです。

でも私は、たった今もこのようなブログを書き上げています(^_^;) すなわち、意見がまっこうから分かれるのです。

でも、こうなったら「その通りですね!」とは私も言えません。 したがって、けっきょく時計を見たら午前様になるまで議論をしていました。 もちろん穏やかに 「もう、お前に喰わせる、おせち料理などナイ!」と怒らしたオシマイです(^_^;) でも、ゼン君のパパはひさびさに議論が出来て楽しかったようで 今度もまた来て欲しいと言って、外まで見送ってもらい、お土産まで頂きました(^_^)

なにしろ、ゼン君のパパには元気になって貰わなくては!

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