2007年07月16日182号 うるめクン

私がボランティアとして参加している年末恒例コンサートのホームページを 作ろうということになって、その製作をヒロコが担当することになりました。 もちろん、ホームページの内容やコンテンツは我々委員が決めて ヒロコはその要望にしたっがて具体的なホームページの形にしていくという仕事です。

実はスペイン旅行にいく前日にも、その打ち合わせがホテル・ニューオータニで行なわれ ヒロコはそこから仕事に出かけ明け方帰宅し、そのまま成田空港に向ったのです。 そして今月の29日にも打ち合わせがあるのですが、 ヒロコは一週間ほどの出張がその日と重なり、出席できないというのです。 なにしろ、ウチでも一番忙しいヒトなのです(^_^;)

でも…私は完全ボランティアですが、その娘に作業を依頼するということで 15万円の製作費がヒロコには支払われており、私のメンツにかけても、 ちゃんと仕事をしてもらわなければなりません。(^_^;)

ヒロコも、そのことは充分理解してはいるようですがホームページ製作のプロではありません。 その道の詳しい知人からアドバイスを受けながらやろうと思っていたようですが その知人とのコンタクトがうまくいかないようであせっていました。

そんな時にYUKIが言いました 「うるめさんが詳しいんじゃない、彼に聞いてみたら?」 ヒロコは「うるめさんって誰?」と聞き返してきました。 ”うるめさん”とは損害保険会社を退社して自分で【保険選びネット】のような 保険代理店と契約者を結ぶ【保険With you】というポータル・サイトを立ち上げた うるめ鰯が彼の大好物なので”うるめ”をハンドル・ネームにしたという 若干26歳のユニークな青年です。

彼とはYUKIと一緒に参加した、あるブログのオフ会で2回、 またスペイン出発の2日前に横浜みなと未来での保険業の集会”RINGの会”でも会って いて、 もちろん私も彼の【保険With you】に登録しており懇意にしているのです。

なにしろ保険会社を退職してポータル・サイトを立ち上げようというのですから どう考えても、この分野に詳しいに違いありません。(^_^;)

ヒロコに「Dr.KENのムスメだって書いて訊ねれば何か返ってくると思うよ」と言って メール・アドレスを教えたら、すぐに”うるめクン”から返事が返ってきたようです。 しかし、ヒロコには専門的すぎて理解出来なかったようです。

「そうだ!明日アカラックスの坂本さんのとこに行くけど、そこに”うるめクン”を呼ぼうか?」 という私のアイデアで彼に連絡したところ、 坂本さんにはお会いしたいと言っていた彼は二つ返事で了解してくれました。

金曜日の夕方、免税店で購入した御土産の酒類(ココに持っていけばスグ無くなります) や宮崎の義母から送られた東国原ブランド?の地鶏のパックをもって、いつものアカラックスへ。 やがて”うるめクン”もやってきて初対面の坂本さんと挨拶、 実は”うるめクン”なんとアクチュアリー試験の最難関!数学部門が受かっていて アクチュアリーを「目指しているという秀才?でもあるようなのです(^_^;)

アカラックスは夕時ともなると、誰かやってきて「ま~一杯!」という事になるのですが この日も元N生のアクチュアリーとして、ソノ世界では有名?なHさんが見えて ”うるめクン”とも話しがはずんでおりました。

やがて、ヒロコも仕事を終えアカラックスへ。 もう、お酒もまわってヒロコがいろいろ質問するという状況では無くなっているのですが ヒロコも悠然としています。 「いいの、いいの、こうしてジカにお会いしておけば、これからは相談しやすいから…」

この調子のよさは、誰に似たのでしょうか(^_^;)

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特別増刊号 スペインの旅 7月5日 第11日目 【最終日・ひたすら帰国】

最終日の朝が明けました。

今日はひたすら飛行機に乗って我が家に帰ります。 ホテルを無料のリムジン・バスで8時出ることにしました。 空港の駐車場に置いてあるレンタ・カーを返したり 出国手続きや、昨晩と同じ空港のカフェで簡単な朝食をとったり 免税店によったりと、、なんやかやと時間が経過します。

飛行機は11:40分発(日本時間19:40分)で 行きと同じミラノを経由して、 成田着は6日10:30分ですから 飛行機だけでも、乗り継ぎ時間を入れて14時間。

ミラノまでは約2時間、スペインでは抜けるような紺碧の空を 毎日見上げていましたが、その紺碧の空から見下ろす風景も 素晴らしく時間を忘れて眺め続けていました。

これだけ飛行機に乗っていると、次から次に飲み物や 食事が来てブロイラー状態になることが多いのですが、 アリタリア航空は、行く時にも感じたのでが、ほとんど来ません(^_^;)

この日も、いやな予感はしたのですが、機内食があるからと 朝食もセイブしていたのですが、けっきょく17時頃にやっと 飲み物が出て、ランチということになりました。

ここで、よくあるパターンですが、客室乗務員が 「ビーフ オア チキン?」とか…今回は 「ジャパニーズ オア イタリアン?」と聞いてきました。 私は海外旅行をして日本料理は基本的に食べないようにしています。 たいてい裏切られるからです。 まー向こうは裏切るつもりはないのでしょうが(^_^;) まして、アト数時間したらナツカシイ日本に到着するのです。

帰宅したら、キュッとコシのある揖保の糸(そうめん)を 冷たいだし汁に細く刻んだミョウガとオロシ生姜を入れて スルッと食べれば、もう何もいらないという心境です。

でも、「ジャパニーズ オア イタリアン?」と訊ねられると つい、「ジャパニーズ!」と答えている弱い私がいるのです。(^_^;)

やはり、期待どうり、じゃない予想どうり、ソバはノビきっており ご飯もいわゆる外米の風味?と舌触り、日本料理とはほどとおく またキュウリと思われるものは アンダルシアのひまわり畑かサボテンの横で獲れたような ダイナミックなもので「ナンジャこれは!」と私が叫んだら、 ヒロコが「それはズッキーニよ、知らないの?」と親をバカにするのです。

「だったら、こんなモノを”ジャパニーズ”に使うな!」と思いながらも 全て食べてしまう自分が哀れでありました(^_^;)

成田空港は予想通り、どんよりと曇り、蒸し暑く、 カラッとしたアンダルシアの太陽は忘れることはないでしょう。 スペインはまだまだ広く、バルセロナのカタルニャ地方は 次回のチャンスに温存しておきました(^_^;)

私のスペイン語の実力は完全に暴露されてしまいましたが またイチから勉強してみようという気持ちになりました。

それにしても、我が家に帰っての、まず一杯の「お~いお茶・濃い味」 の旨かったこと、そしてアトはとうぜん「冷たいそうめん」です(^_^)

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特別増刊号 スペインの旅 7月4日 第10日目 【世界遺産『セゴビア』そして最終地『マドリッド』】

今回のスペインの旅に限らず 私のホテル選びの第一条件は… 持参のパソコンがインターネットの接続が出来ることです。

ところがパソコンが使えるということで予約したホテルが、 私のパソコンが小型の最新式だからホテルが用意した PCカード・スロットが入らないので、つながらないというのです。 ヒロコはやりようがあるはずと詰め寄ってもラチがあかず、 結局、朝一番で(と言っても午前9時頃)ホテルを出ることにしました。

この近くでネットがつながるところを探しているより この旅の最初のホテルだったマドリッドのオーディトリアム・ホテルが ロビーでもフリーの無線ランが飛んでいるので まず、そこに行こうということになりました。

マドリードまで約200㌔、お昼前には、オーディトリアム・ホテルに到着! さっそく、ホテルのロビーでパソコンを開けました。 最初にYUKIがパソコンでココのホテルの今日の宿泊を予約をいれます。 (ホテルのカウンターで直接予約するよりネットを通したほうが安い)

部屋がとれたので、私はそこでじっくりと…と思ったら 今回の部屋は無線ランの電波状態が悪く結局1階のフロアーで。 その間、YUKIとヒロコはプールに行ってしまいました(^_^;)

私の、ネットの作業がひと段落すると、今日は実質の最終日です! のんびりなんて、しておらません!

マドリードから約100㌔のやはり世界遺産【セゴビア】に向いました。 まずは今日、はじめての食事です。 ここは子豚の丸焼きが有名なそうですが、まるごとは予算的にも 胃袋的にも苦しいので、小さなポーションを… YUKIが気にいって、骨までしゃぶっていました(^_^;)

ここは何といっても有名なのはローマ時代に作られた巨大な水道橋です。 ただ石を積み上げただけで、これだけの高さは驚異です。 そして今でも水道管が通され使用されているそうです。

ディズニーの白雪姫のモデルとなったお城も見ごたえがありました。 その他【セゴビア】でのスナップです。 ① ② ③ ④

そして、最終観光地マドリードです。 ヒロコはローマの短期留学の帰りにマドリードに寄った その調度、一週間後にアトーチャ駅で爆破テロがありました。 マヨール広場はヒロコのお気にいりだそうです。 スーパーでお土産を購入し、駐車場のあるとこからかなり歩いたので 帰りは地下鉄で駐車場まで。

明日は11時50分のマドリード発のアリタリア航空で帰国の途に。 ここのホテルの駐車料金がバカ高いので レンタ・カーはこのまま返して、ホテルのシャトル・バスを利用した方 が合理的ではないかと、いうことになって、空港に行きました。

時間は夜の0時少し前、すでにハーツは閉まっていました(^_^;)

空港周辺の道路は入り組んでいてカーナビもいい加減で(^_^;) もう、この時点で私はもとより3人とも疲れきっていました。

結局、ホテルの駐車場よりは空港の駐車場の方が安いだろう という理由付けをして、 クルマはハーツのすぐそばのパーキングにおいおくことにしました。

時間は午前0時を回って、夕食は空港でパンをカジッテ スペインの最後の夜は終わりました。

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特別増刊号 スペインの旅 7月3日 第9日目 【走行500キロ!『ウベダ』経由で世界遺産『クエンカ』に】

具体的なスケジュールも決めずにスタートした 風の吹くまま、気の向くままの 気ままなスペインの旅も9日目を迎えました。 残すとことる、スペインの旅も今日をふくめ、 あと2日となりました。

当初からバルセロナは行ってみたいけど、いくなら 最低でも2日間は使いたいとの思いがあり、あきらめました。

ヒロコがどうしても世界遺産の【クエンカ】に行きたいとの希望で 地中海のサラボレーニャから500キロのドライブです。 【クエンカ】は風車を見たラ・マンチャ地方にあり、マドリードには200キロの 地点でここまで走れば、最終日は楽になります。

途中、ハイウエーを使わず、なるべく一般道を通ろうと道に迷いながら の走行ですが、オリーブ畑や、とんでもない絶景に出会ったり 【ウベダ】という、やはり世界遺産の街によってみたりしました。

ヒロコも今回は半分以上は運転し、かなりヒヤッとする一幕もありましたが 執念の【クエンカ】までは結局、食事もせず!トイレ休憩もなし!で 午後6時に到着しました。 クエンカのハイライト写真です。 ① ② ③ ④ ⑤ 

朝からまともな食事をしていないので、とさっそく腹ごしらえと 思ったのですが、どこも8時からでないと食事は出来ないようです。

ヒロコはお土産屋さんで友達用にブレスレットをナンだかたくさん買って クエンカの街を散策して、8時すぎ、キサクなおやじさんがいる お店で、食事をすることにしました。 おやじさんが薦める料理がなかなかグッドで ハナシも弾み?楽しい時間を過ごすことができました。

ホテルはココから40キロ離れた、小さな街の西部劇の舞台のような 平原の真ん中にポツンとあるホテルとレストランが一緒になった クルマの旅にはもってこいの宿です。

ところが、インターネットがつながらないのです。(^_^;)

特別増刊号 スペインの旅 7月2日 第8日目 【グラナダ近郊リゾート『サラボレーニャ』でくつろぐ】

スペインの旅も8日目です。

昨日は、この旅のメイン・イベントであるアルハンブラ宮殿に堪能し 夜は、またフラメンコの見物とハードな一日を終え まったく今日のスケジュールも決まらないまま朝になってしまいました。

YUKIはパソコンで、ヒロコはカーナビで、どこにしようと考えた末、 時間も正午近くになってしまったので 今日は、地中海のリゾート気分をあじわって一日のんびりと過ごそう! ということになりました。

グラナダの郊外100㌔弱のサロボレーニャという街です。 ホテルに入るとまずは今日はじめての食事をして それからプールです。 デッキに横たわりるとなんとリッチな気分で一眠り、 写真だけみたらとてもゴージャスな旅に見られるでしょうね(^_^;)

夕方、といっても8時過ぎに買い物を兼ねて、海岸まで降りてみました。 地中海で少々戯れます、スーパーで酒類やパンやハムなどをかって ホテルの部屋で食事を済まそうということになりました。 ワインがとても安くて驚くのですが、そこに青年がやってきて このワインは不味いからよした方が良いとか、しゃべりかけてきました。 彼は”ボンサイ”という名の犬を飼っているそうです。 買い物をすませ、ホテルのベランダで夕食です。 夜の10時ようやく陽が落ちていきます。 こんな一日もなかなか良いものです。

追伸:ホテルから眺めた月の明かりに輝く海がとても素敵でした。

2007年07月01日180号 グラナダから書いています

前号は出発日当日の25日(月)で 午前3時30分現在だと書きましたが… 今、私はスペインのグラナダのホテルで書いていますが 午前3時を回ったところです。(日本時間は午前10時過ぎ)

先週は午前をいくら過ぎていようと徹夜をするつもりで 問題はなっかのですが、今の私は眠いのです(^_^;)

この週間KENは創刊いらい毎週1度のペースを崩していませんし もう私の生活の一部になっています。

問題は【週間KEN臨時増刊号スペインの旅】を旅行中毎日アップする事です。、 いや、これも誰から強制されたわけではなく私が楽しみでやっているのです。

もうひとつブログが月・水・金と、あって… それにメール相談も旅行中は減っていますが少しはあります…。 いや、これも誰から強制されたわけではなく私が楽しみでやっているのです。

私はインターネットを旨く利用しなが、どのくらいの旅行が出来るかも チャレンジしているわけで、こんなことで泣き言をいってるわけでは けっしてないのです…ただちょっと眠いだけなのです(^_^;)

なぜ、予想外にこのような事になったのか? その理由は3つあります。

ひとつは、パソコンが私の一台しかないことです。 ドイツの時はヒロコのパソコンもあったのですが、 スペインは盗難が多いということでヒロコは持ってこなかったのです。 そのオカゲで(^_^;) 私のパソコンはヒロコとYUKIにも使われ大忙しで、 時間があいた時に、少しづつ片付けるという事が出来ないのです。

もうひとつは、スペインはホテルが無線ランをもっていて 24時間自由に使えるのはいいのですが、電波が弱いのです。 これで、必要以上に時間がかかるのです。

そして最後に、YUKIとヒロコがやたら夜のイベントを入れてくれるのです(^_^;) まー、私だけホテルに残っていれば済むことですが それが出来ない性分なので困ってしまいます。

まーそんな、こんなで… あいも変わらず、楽しくも過酷な旅をつづけています。 詳細は【週間KEN臨時増刊号スペインの旅】をご覧頂ければと思っています。 写真は豊富にとりいれ… 眠さと戦いながら、ヒッシで連載中です!(^_^;)

特別増刊号 スペインの旅 6月29日 第5日目 【『セビリア』にもう一泊】

フラメンコから帰った私は 撮った写真をパソコンに取り込むという作業を ベッドの上でしながら、そのまま寝てしまいました。

夜中の3時過ぎに目を覚ました時は部屋はまっくらで YUKIもヒロコもスヤスヤとベッドの中で眠っています。 私は、帰った時のままのカッコウでベッドの上で パソコンを開けたままで、死んだように横たわって 身体は冷房で冷えきっていました。

午前2時(日本時間で午前9時)に電話をしようと思っていたのも 出来ませんでした。

この日はセビリアでもう一泊することにしました。 やらなければ、ならない事が溜まってきたのと、 ここらで少し体力を整えることも必要だからです。 こう言った事が出来るのは、きままな旅のメリットです。(^_^;)

YUKIとヒロコは近くのショッピング・センターに買い物に行きました。 パンをはじめ食料 をいろいろと買ってきてホテルの部屋で朝食です。 我が家の旅ではよくあるパターンで、私はけっこう気に入っています。

テレビではクレヨンしんちゃんが声やトーンはソックリなのに スペイン語を話しているのは笑えます。 忍者はっとり君も同じです。

午後3時、部屋の掃除もあるという事でセビリアの街に…。 ①②③④⑤

セビリアのアルカサル(宮殿)は見ごたえがありました。 ①②③④⑤⑥

何しろ日差しは強く、とても暑いので(湿度がないので日陰は涼しい) 喉が渇わくので、何と言ってもビールは泣けるほど美味しいです。 サングリアも旨い! ついでにパエージャも食べちゃいました(^_^;)

ヒロコが見たいところをただついていくという事にしたのすが この炎天下の中、歩かされること、歩かされること… どこに行くかも判らないまま、ついていくのも疲れるものです。

また、狭い通路を抜けると、ものすごい広さとスケールの スペイン広場が現れたのには、ドギモを抜かれました。

3時に出て、約5時間、炎天下のセビリアを歩き回って 帰りにスーパーで水を購入、重い思いでホテルに着いて その一本(1.5リッター)をイッキに飲んで、また全員寝てしまいました。

はたと、目を覚ましたのが午前0時を回っていたのですが、 食事に行こうと、またぐるぐる探しまわるのも疲れそうなので 【バーガー・キング】に… スペインまできてファスト・フードもなんだかと思いましたが あたりはずれはないので、こんな時は便利です。

そしてまた、ここで終らないのが、我が家の旅です。、

川辺でフェスティバルが開かれて、深夜までやっているようなのです。 ヒロコの大好物のキューバのお酒(ラム酒)のハバナ・クラブが あるのです、そしてサルサも! ヒロコもゴキゲンでした(^_^)

そして、夜のセビリアは午前1時を回っても、一向にに眠る気配はなく、 休養のために取った、この日も、午後3時以降は何時もより ハードな1日になってしまいました。

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特別増刊号 スペインの旅 6月27日 第3日目 【風車の町『コンスエグラ』と『カンポ・デ・クリプターナ』…そして『コルトバ 』】

トレドの朝は明けました。 パソコンを開けてメールやブログのチェックも重要な仕事です。

NHKの【世界ふれあい街歩き】という番組が好きだったのですが それは必ず朝の風景から始まり、ちょっとその気分も味わいたく YUKIと近くを散歩しますがヒロコも起きてきてきました。

ホテルの朝食は予想どうり昨日よりグレードは落ちますが したがって 気負うこともありません(^_^;) パンやバターやコーヒーの素朴な美味しさが伝わって 朝食らしい風情が伝わって、これはこれで良いものです。

ヒロコは昨日、すぐ近くにある大聖堂が閉まったばかりで 入れなかったので、再チャレンジで出かけるというので、私もおともに。 YUKIは今日の行き先やホテルの予約など大役?があるので留守番です。

ホテルのスグ近くに大聖堂があるのですが、トレドの街は狭い道が入り組んで すぐ迷子になってしまいます。 大聖堂のスケールは写真では到底伝えることが出来ないほどの 圧巻で、ぐったり疲れてホテルに戻りましたが… 休んでなんていられません。

今日は、ドンキ・ホーテで有名なラ・マンチャ地方をドライブして コルトバに向い、そこで一泊する事になったのです。

チエック・アウトを済ませ、クルマを有料駐車場から出して まずは約80キロ先の【コンスエグラ】に向います。 遠くの小高い山に風車が見えてきたのには感動します。 青い空に白い風車の、夢に見た風景です! 近くの中世のお城跡も、とても風景とマッチして、くまなく歩いていたら お昼の閉館の2時を過ぎてしまい(シエスタのためなのか) 危うく4時半まで閉じ込められるところでした。

古城にそのまま残っていたのではないかという大きな鍵で 鉄の門をあけて貰って無事、お城を脱出する事ができました。

次に向ったのは、そこからさらに50キロ先にある 【カンポ・デ・クリプターナ】です。 写真だけをみたら、先ほどの【コンスエグラ】と同じ場所と思われかもしれません。 我々も、風車は一箇所でいいとの意見もあったのですが… 実は「ココに行って見よう!」というのが、このスペインの旅の原点だったのです。

これもNHKでタレントの関口知宏が鉄道で旅をする番組があるのですが そのスペインの旅で、ココの風車の風景が鮮烈に残っていたのです。 いやはや、どこをとっても絵になります。

さて、ここまで来たのだから、食事でもゆっくりという事になって そのレストランのお勧めコース・メニューが3種類あるので それを3人が、それぞれ取って、3人でシェアしようという事になったのですが そのサラダの中に、なんと小さなカタツムリが入っていました。 ウエイターに「これは食べられるのか?」と聞いたら それまで、愛嬌のよかったウエイターは私たちに近寄らなくなりました(^_^;)

その後に出されたメイン・ディシュの肉料理や魚料理も塩味がきつくて 昨日に引き続き、残してしまうという不覚を取ってしまいました。

デザートとコーヒーは無難なものを注文し美味しかったです。 そうそう水も(^_^;) まー昨日もそうでしたが、値段はソコソコで、まーこれも旅の経験です。

コルトバまでは280キロほどありましたが休憩も入れて3時間。 ホテルがまた遺跡の中にあるような場所で カーナビ君も案内に苦労をしたようです。 おかげで我々も苦労させらながらも 8時過ぎにチェック・インをする事が出来ました。

ホテルで少しは休みたい気分ですが、休ませてなんてもらえません。 コルトバの街を散歩です。(^_^;) […]

2007年06月25日179号 ではではスペインに!

今、6月25日月曜日の午前3時30分です。 今日13時ちょうどの成田からミラノ経由でスペイン(マドリッド)に向います。 当然、この調子だと徹夜になるでしょう。 でも、ま~遊びに行くようものですから それは誰も同情して頂けないでしょうし、同情していただこうとも思っていません(^_^;)

でも、いつも出かける時はこの調子なのです。 特に海外旅行の場合はYUKIといく国内ハード・ツアーのようにクルマを運転することは ないので、飛行機に乗ってしまえば”眠れる!”という甘え?があるのです。

そして、なんと言っても、やりおえておかないといけない仕事があってキリがないのです。

今の段階でもYUKIも何時ものように書類に埋もれて、目を三角にして オンラインの繋がらないパソコンと向いあっています。 まだ、旅行カバンには何も入っていません、 「YUKIはそれどころではない!」とさけびながら電卓をパチパチ叩いています(^_^;)

これがYUKIといいく国内ハード・ツアーならクルマのトランクに、思いつくものを ドンドン掘り込めば数日の旅行ならどうにかなります。

毎年の大晦日も、だいたいこんな調子で、部屋はごったがえしたまま除夜の鐘がなるのが 我が家のパターンですが、だからといいて正月になってしまったところで困ることもありません。

でも、スペイン12日間の旅に出るのに、まだナンの用意もせずに… 今、新聞配達のバイクの音が聞こえる時間なのに、まだこんな状態なのです。

今、ヒロコが帰ってきました、午前4時です。 撮影の仕事が終わって帰ってきたのです。 少しも慌てず「いつもの調子だね」と笑っています。

でも、こんなことを書いてしまうと、ロコハウスの管理状態や旅行中のお客様への フォローを危惧される方もおられると思いますが…ご心配なく! と胸を張っていいたいところですが、小さな声で言っておきます。 ま~、ど~にかなるのです、いやどうにかするのです(^_^;)

でも、こうでもしなければ保険代理店が毎年10日以上の海外旅行なんて出来ないのです。 でも、やってしまえば、こっちの勝です(^_^;) いや、そんな強気ではないのですが、まーそのような表現になってしまってゴメンナサイ。

ただ、人生を楽しみながら、ライフ・ワークとしての仕事をコナスという私の思いを果たすため ちょっとミエをはって、ちぇっとムリをしているというわけで、ご勘弁ください。

なお旅行中でも、一応仕事はしています。(^_^;) パソコンを持ってメール・チッックも、留守番電話のチェックもしています。 また、昨年同様、旅行中の紀行分と写真もアップしていこうと思っています。

もう数時間で我が家を出なければなりません! では、では、行ってまいります!

2007年06月11日177号 ケータイのバッテリーが!

YUKIとは別行動で 午前10時にアポイントをしている横浜のお客様Mさん宅に向いました。

道路が思った以上に渋滞して10分ほど遅れるとMさんに伝えようと、 ケータイを手にした私はバッテリーが充分でないことに気づきました。 バッテリーの残量を示す棒3本が2本になっているのです。 しかし2本あれば、セーブして使えばどうにかなると思っていたのですが…。

クルマは渋滞を潜りぬけ定刻にお客様宅に到着しインターフォンを鳴らそうとした、その直前です! 私の手にしたケータイが振動しました。 交通事故の過失割合でオオモメになっているND火災の損害課の担当者からです。

普通なら後で折り返しと言うのですが、こちらが連絡を待っていた重要な案件です。 Mさんのアポを10分遅らせる連絡を入れていたのと、バッテリー節約上からも早く片付けようと思い、 インターフォンを押さずに、そのまま玄関前で話すことにしました。 ところが込み入った話になってしまい、私の声も大きいもので(^_^;) Mさんは玄関先で何やら重要な事をしゃっべている私を発見し 気を使って頂き目配せで応接室に案内してもらい…結局20分ほどしゃべってしまいました。 でも、気になるバッテリーはまだ2本残っていました。

Mさんは亡くなったご主人から化粧品会社を引き継いだ社長さんで、 私が保険の仕事をする前から懇意にしているとても気さくなお客様です。 そして今回は新しく購入した住宅の火災保険の件で伺ったのです。

新築の火災保険というのが色々と保険料の割引が出来るようになったのはいいのですが それを証明する箇所を契約関連の雑多な書類から探しだすのが大変なのです。

けっきょく工務店に聞いてみるのが早いということになり 脱いだ上着の内ポケットからケータイを取り出して私はハツとしました。

バッテリーの残量が1本になっているのです。(^_^;)

よく見るとロコハウスから私のケータイに3回もの不在着信が入っていたのです。 YUKIはこの日はTN社の研修がありロコハウスが不在の時は 留守番メッセージが入ると私のケータイに転送されるようになっているのです。

それに私が出ない場合は15分おきに3回呼びだされるようにセットしてあります。 しかしケータイをマナー・モードにして脱いだ上着のポケットにいれていたため、 私はまったく気づかず 3回もバイブレーターが長時間作動しバッテリーが消耗してしまったようなのです(^_^;)

残り少ないバッテリーを気にしながら工務店に電話すると、担当者は不在で このケータイに折り返し電話をさせるというのです。(^_^;)

しばらくして工務店の担当者からケータイに連絡が入り、ココにある書類では 判らないという事が判明し、Mさんと変わってほしいとうことになったのです。 ところが書類の話しはスグに終わったようなのですが、 Mさんと担当者が別件で何やら私の大切なケータイを使って なんだ、かんだと長電話モードになっていくのです。

私は「あのーバッテリーが切れるかもしれません!」と横で遠慮ガチに叫ぶのですが Mさんは、あまり気にしてくれません… そのうちに私のケータイから「ピー」という音が流れました! 私は「もうケータイのバッテリーが切れますから!」と叫んでいるうちに… 「ピー・ピー・ピー」と連続音が鳴った後、完全に私のケータイは電池切れとなったのです。

「あら!切れちゃった!、ダメよ商売のケータイなんだから、ちゃんと充電しとかないと!」 …と私はMさんから叱られてしまいました(^_^;)

どうにか持たせようと思っていた私のケータイは午前中にして切れたのです。

Mさんは「お昼はご馳走するから」と…必要な書類が置いてあるMさんの会社が ある品川まで私のクルマで行くことになりました。 Mさんを会社の前で降ろし何時ものパーキングにいれようとしたら満車です。 その近くのコインパークも空いてなくて結局、品川駅前の地下駐車場に入れることにしたのです。 いつもなら5分もあれば終わる作業が、かなりの時間が経過していてMさんに連絡をしたいのですが ケータイが使えません(^_^;) けっきょく多忙なMさんとの連絡がスムーズに取れず、一時間ほどロスをして 近くの喫茶店で昔懐かしいナポリタン・スパゲティをススリながら書類を確認することになったのです。

次にまだ、難題が待ち受けています。 […]