2010年01月04日311号 静かな正月

皆さま!あけましておめでとうございます! 今年もよろしくお願い申し上げます!

早いもので今年も4日になってしまいましたが(^_^;) 家族3人のんびりと過ごさせて頂だきました。

大晦日は毎年恒例でゼン君の家(ウチ)でおせち料理をご馳走になり ゼン君のパパとついつい話しこんでしまいました。 ① ②

当初予定していたカウント・ダウンの”港みらい”は間に合いそうもなくなって 東京タワーならどうにか間に合うのではと首都高で芝公園方面に…それでも 東京タワーの下にも、まして芝・増上寺のカ風船上げカウント・ダウンにもまにあわず 最近、出来た東京タワーが見渡せる広場に! ココでぎりぎり新年を!そしてヒロコの誕生日を!迎えることが出来ました! 動画

元旦はすぐ近くの菅生神社に初詣でに ① ② ③ 例年にも無いほどの長蛇の列には驚いてしまったのか… 壊れかけていてダマシダマシ使っていた愛用のデジカメがココで壊れてしまいました(^_^;)

そしてヒロコの28回目の誕生日をササヤカニお祝いしました。 ① ② ③

2日は八百屋の、じゃなくて天丼屋のマイケルと昨年と同じ近くのファミレスで積もる話を(^_^;) もちろん、話すのはもっぱらマイケルで私はただ黙って微笑みながら聞くだけです。 ① ② ③ ④ この1年いろいる苦労はあったようですが、 客商売の先輩の私とすれば、どれも想定の範囲で…それよりも マイケルの一途で前向きな情熱には心を打たれてしまいます。 昨年は6月にちょっとだけお店に寄っただけで、 ① ② 約束の天丼を食べにいく事は出来ませんでした。 今年は試食に行こうと思っているのですが、YUKIは天丼は半分バージョンでとキツイお達しです(^_^;)

近くのPCデポで待望の新しいデジカメを購入しました! 3代目のキャノンIXYです。 1台目のIXYはまだ健在です。 元旦に壊れたIXYは07年の秋に香港旅行の前に購入したもので2年ちょっとの使用ですが 写真の枚数にすれば一日平均20枚、イベントで多い時には1000枚近くとって2万枚は 撮っているでしょう。 なんせカロリー・コントロール以来は3食の献立はすべて 食べた時間も記録するため、食べ終った食器も撮影、もちろん間食も、飲み物も(^_^;) それは、秘密のブログに記録しているのです(^_^;) この酷使にたえ3回ほどキャノンに直接持参し修理をしているのですが修理代は1万円。

こんど故障したら新しいのをと思っていたのです。 まだ発売されてそれほど経っていないのに、どんどん値下げされ、発売当初4万円近かったのが 24,500円で購入ですることが出来ました。 大きさは小ぶりになったのにグレードはかなりのアップ! デジカメは何枚撮ってもお金が掛らないのが大きな魅力。 私のように写真が趣味の人間には安いオモチャだと思うのですが(^_^;)

3日は暮れからまた介護施設でお世話になっている母のところに… ① ② 新しいデジカメは、これまで以上のワイドでジドリ(自撮り)もバッチリ鮮明!

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2009年01月5日259号 天丼屋のマイケル

明けましておめでとうございます! 昨年最後の週間KENで予言したようにアッというまに正月は終わってしまいました(^_^;)

でも、この正月はほとんどどこにも行かず、のんびりと家で過ごしました。 ”ほとんど”というわけですので家から一歩も出なかったわけではありません。

2日に近くのファミレスにYUKIと一緒に出かけて 週間KENでも何度か登場している『八百屋のマイケル』に合うことにしました。

『八百屋のマイケル』は昨年の9月から『天丼屋のマイケル』になってしまいました。 しったがって毎晩YUKIと買い物に行くマルエツで会うこともなくなって たまにマイケルがメールで近況を知らせてくれるぐらいです。

なぜマイケルが天丼屋になったかと言えば… 本業(八百屋はパート)の社長から毎日のように虐められツイに辞めてしまったからです。 私はもっと早く辞めてしまえと言い続けていたのですが責任感の強いマイケルは 腰を悪くして身体が動かなくなるまで働いたのです。 重い荷物は持てないからとタクシー会社に面接に行ったのですが、2年以内に辞めると 二種免許取得の費用などペナルティとして○十万円払わされる言われ断念しました。 そんな時に一人娘のお嬢さんが難病にかかって療養生活を…とマイケルの悲劇は続くのです。

でも捨てる神あれば拾う神あり!です。 マイケルの親しい知人が秦野(神奈川県)で出前専門の天丼屋をやっていたが それを引き継いでもらえないか?…という話しがあったのです。 ただ、いくら親しい友人と言っても譲には譲るだけの理由があるわけで そこを人の良いマイケルが乗り切れるか心配でしたが 60近いマイケルをまともに雇うとこもないでしょうから応援するしかありません(^_^;)

マイケルからメールの年賀状が元旦に入りました。 9月から1日も休まず早朝から夜遅くまで働き続けて元旦と2日だけは休暇が取れると書いています。 昔からいる店長やパートのおばさんとの軋轢や 小さなマイケルはアルバイトからもナメラレているようです。 また商売を始めたと同時にリーマン・ショックにはじまる不況ですから、どこまでもツイテいません(^_^;)

マイケルにとってはとても貴重な正月休みでしょうが、 2日の昼過ぎ電話をして「近くのファミレスでお茶でも飲まない」と声を掛けたら快諾してくれたのです。

疲れ切ったマイケルの話しを聞いていて、私は「いける」と確信しました。 まずマイケルが必死で頑張っていること。 そんなマイケルに従業員も少しづつだけど理解を示してきているのと、 この不況は商売をやる上では逆境でも、人を雇用する上では追い風でもあること。

出前専門なので店舗や人件費などの固定費が低いのと 天ぷらの原価率は低く、ロスもなく変動費の利益率がとても高いこと。 すなわち今の売り上げでもギリギリ赤字にはなっていないのです。 (マイケルの人件費がとても少ないようなので^_^;)

マイケルはチラシをくばったり、クーポンをつけたり、メニューをふやしたり 売り上げ増強にやるきまんまんですが、私はまったく別のアドバイスをしました。

今のお客様を大切にすることです。 今現在、一日平均の出前件数は30件ほどだそうです。 細かい分析はしていないようですが 一般の天丼屋と違って出前専門店はお客様の住所や電話番号が判って 注文品や時間や曜日も分かるのです。

一日30件で月に900件、年間で延べ約1万件の出前があったとしても お客様の数、すなわち出前先はせいぜい千ぐらい しかも総売上げの半分以上が、百件ぐらいのお客様であろうということです。

一日30件の出前ならエクセルで毎日、注文先の顧客名・品名・料金・時間などを入れて おくだけで貴重なデータになるはずです。 テリトリーの秦野市の地図を壁にはって顧客の分布を虫ピンで見えるようにすること。 マイケルは秦野市は広くて出前しづらいとと嘆いていましたが、 だったらなおさら一軒一軒のお客様を大切に迅速に配達していくことが強みになるはずです。

メニューを増やすとか、設備投資をするとか 余計なエネルギーを使わずに、 せいぜい今より2割アップを最終目標に後は余裕を持って楽しく仕事が出来るように […]

2007年09月3日189号 何とか今年もバーベキュー

またヒロコ主催のバーベキューの季節がやってきました。 昨年は9月2日(土曜日)絶好の快晴の行楽日でしたが… 今年は9月1日(土曜日)当日は今にも降り出しそうな雲行きの中、 波乱を予感するような怪しい朝を向えました。(^_^;)

今年も昨年同様に我が家からバーベキュー用の機材と大量に買い込んだ食材や酒類を クルマのトランクと後部座席に山済みにして 昨年と同じ二子多摩川の河川敷に運ばなくてはなりません。

昨年は河川敷の公営駐車場が大渋滞で搬入が大幅に遅れた反省もあって 昨年より、かなり早めにYUKIと二人で家を出まではよかったのです。 クルマは昨年より少ないよういで早く家を出て効果があったと喜こんでうたのですが 公道から河川敷に下りていく入り口を封鎖して警官や警備員が直進するように促してるのです。

河川敷で防災訓練をやっているというのです(^_^;)

考えてみたら9月1日は『防災の日』です。 でも、ただ「ここは通行禁止!」とクルマの外から言われるだけでは何が何だか判りません。 クルマの窓越しに聞こうとしても、笛をピッピッと鳴らして「直進しろ!」と怒鳴るだけです。

適当なところでUターンをして同じ道を戻り、閉鎖箇所の手前でYUKIに降りてもらい 状況を聞いてもらうしかありません。 この多摩川の沿岸道路は道幅が狭く交通量が多いため、停車も困難なのです。 でも、こういう時に限って警備員から状況を聞いているYUKIの所の信号が青になって クルマが流れ出して、YUKIからどんどん離れていってしまうのです。

しばらく行ったところのコイン・パーキングが空いたので、そこにクルマを入れて YUKIに連絡をとろうとしたらケータイがありません!YUKIが持っているのです(^_^;)

YUKIからの情報も判りませんし、YUKIはこちらの状況が知らせる事も出来ません。 けっきょく歩いてYUKIの所に行くしかありません。 その場所に到着すると、数名は集まってYUKIを初め困った顔をしているのです。 バーベキュー会場を予定していた河川敷と駐車場は午後5時までは使えないというのです。 開催時間として案内しているのは午後1時から5時頃までです(^_^;)

「この近くで、どこか出来ないのか!」と私が警官や警備員に訊ねても 「判らない!」の一点張りで腹がたってキレそうになった時です。 その時、私たちより早めに来ていた一人が、「川上の方は出来るみたい…」というのです。 「みたい…」なんて悠長な事を言っている時間はありません。 ここで出来るか?出来ないか?はっきりと判断しなければなりません。

早くから来ている3人に誘導され、橋の反対側を渡り、そこから河川敷に降りて 石だらけの川辺を数百メートルほど歩くとキャンプをやっている人達がけっこういます。 この状況を見る限り、「出来るみたい…」でなく「出来る!」です。 そして、驚いたことに、その場所から数百メートルはなれた 小島のようなところにテントがすでに作られていて ココを確保したと早くから来ていたヒロコの友人は言うのです(^_^;)

「だったら最初から、そう言ってくれよ!」と叫びたくなりますが 相手は外人(^_^;) 善意でやっているので文句も言えません。

でも、そんな離れたところで、しかも川は素足で渡らなくてはなりません。 前々から決まっていた場所での案内済ならともかく、急遽決めたロケーションです。 しかも食材や機材をコイン・パーキングから運び出す事を考えら気が遠くなります。

「そこを引き上げて、こっちにテントを張り直せ!」と私が命令?したのに ”彼”はムッとしてヒロコに電話したと、後から聞きましたが、私の判断は当然です(^_^;)

でも一番ハラがたったのはYUKIとヒロコにです。 今日は防災訓練で、いつもの河川敷は使えなくて川上になると、 判っていたというのです。(`m´#)

だったらどうして、それをボクに言わないのか?と詰め寄ると、二人とも「言った!」というのです。 でも、その事が私に伝わっていないことは、私の言動から判らないのが判りません(`m´#)

ヒロコは昨年同様、社長のリチャードと別のクルマで買出しに行って 多摩川に向う途中、私の慌てる電話を横で聞いて 「日本人ってどうして、このような事でパニックちゃうのかね」…と笑っていたというのです。(`m´#)

遠い駐車場から私は何度も荷物を持ち出して、もちろん何人かには手伝わせ […]

2006年01月02日102号 元旦イブ

あけまして おめでとうございます! どうにか新年を迎える事が出来ました。 (どうにかしなくても新年は迎える事が出来るですが) 喉の方もいつの美声?とまではいきませんがだいぶ回復しました。 カレンダーも大晦日の朝6時には配り終え、年賀状も一応投函する事が出来ました。 こんな事を書くと「ウチにはカレンダーはおろか年賀状も来ない!」なんて言われそうですが すべて”一応”という事ですのでご容赦下さい。

そのかわり、メールアドレスが記録してある方達には我が家の年賀状をメール送信しました。 中にはOB会の名簿や名刺を交わしただけでの方たちにもいたのですが全員にです。 ヘンな年賀メールを新年早々(当たり前ですが)もらって「誰だろう?」と思っている人も多い事でしょう(^_^;)

さて… 昨年(厳密には一昨年2004年)の大晦日は悲惨でした。 午後から雪が降り出し大晦日恒例のゼン君宅に行けなかったからです。

大晦日は本来はご馳走や”晴れ”の準備をする、元旦の前日としての地味な存在です。 クリスマス前夜のクリスマスイブのようにご馳走を食べたりとかの華やかさはないのです。 しかし我が家は違います、この大晦日にゼン君宅に行けなかったら正月が無いのです! すなわち我が家にとって大晦日はクリスマス・イブのような…そう!元旦イブなのです。

ゼン君のパパは念願の1200ccのオートバイを購入して乗り回している ちょっとユニークな高校の数学の先生で料理の腕もプロ級です。 大晦日にヒモジイ我が家の3人が訪問するようになって、仕込みの量も増えて 年末の一大イベントになったのではないかかと恐縮するのですが、遠慮なんてしていられません。 ヒロコに正しい【正月の食文化】…いや【日本の食文化】を伝える親としての義務?もあるのです(^_^;)

薄味だけどしっかり上品な味のしみ込んだ煮物・おでんの美味しい事、アッというまに平らげます。 口の中でホロッと崩れ、とろけるような豚の角煮も絶品です! 最近では私よりグルメな外食の機会が多くなって、舌も身体?も肥えだしたヒロコも 美味しい美味しいとパクパク食べ続けます。 ここで食べ残しては明日からの正月に、いや一年に悔いが残ると思っているかのようです。 あまりハイペースで食べ続ける私達に「この後、お蕎麦も用意しているから…」と ゼン君のパパから言われてしまいました。

お蕎麦も本格的です! ココに来れなかったら我が家では【年越し蕎麦】でなく【年越しミルク】を飲まされるところです。 手打ちの生蕎麦に油揚げも椎茸も絶妙でYUKIの分まで食べちゃいました。

ヒロコはこのあとサルサのカウントダウンがあると言うので午後10時過ぎには行かねばなりません。 ゼン君の弟のエイ君(パパを継いで?北大数学科2年)の入れるコーヒーはこれまた絶品!? 今日のためにブルーマウンテンを用意したというのですが… その時間は無くまさに後ろ髪を引かれる思い出でゼン君宅を後にしたのです。

23歳のヒロコを駅まで送り、元旦生まれのヒロコは24歳になって帰ってきました。 そして普段と変わらぬ、でものんびりとした休日、いや元旦を迎えたのです。 昼過ぎ、今年初めての我が家の食事はYUKIの作った雑煮風?の食べ物でした。

ヒロコが「夜は何を食べるの?」とYUKIに聞きました。 YUKIは「何も無いから、お魚を焼いて御飯をたべましょう」といつもの答えです。 ヒロコは「せめてお鍋ぐらいしようよ、私の誕生日だし…」と言いました。 YUKIは「じゃーマルエツにいきましょう!」といつもの答えです。

マルエツに行ったらいつものようにマイケルがいました! なんだか嬉しくなって私とツーショット、それともう一枚。 本業は正月休みだというのにマイケルは大晦日も元旦もそして明日も働くようです。 YUKIもマイケルもマルエツも…正月は関係ないようです。

いつもとほとんど変わらないけど、なんとなくのんびり家族で過ごす正月も悪くありません。(^_^) こんな家族ですが、今年もよろしくお願い致します。

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2004年7月26日027号 八百屋のマイケル

マイケルと云っても、彼はれっきとした日本人のおじさんです。 八百屋と云っても、彼には本職がありスーパーの青果売場のパートです。 パートと云っても、彼は昔から青果売場にいて主のような存在です。

なんでマイケルかと云うと…ある時、彼が私達にマイケル・ジャクソンの大ファンだと言ったのです。 そのギャップ がオオウケし、それ以来、我が家ではマイケルで通っているのです。 むろん本人は マイケルと呼ばれていることは知りません。

私とYUKI(たまにヒロコも)は毎晩8時過ぎに近所のスーパー『マルエツ』にいくのが日課です。 この時間になると生鮮食品に半額シールが貼られるからです。 それ以外の物は買わない!…というのが我が家の掟です。 もうこんな生活が10年ほど続 いています。 そして、ほとんど毎日マイケルと顔を合わすのです。

マイケルはとても元気がいいのです、お客様には何時も声をかけています。 ひとけの引いた夜のスーパーで、小まめに動き回る小柄なマイケルは いつも目立っているのです。 店内放送からもマイケルの声が流れてきます… 「 ニッポンの夏。…何と言ってもスイカです!ただいま青果コーナーにてカット・スイカが半額~」 値下げした野菜 や果物を、彼独特の能書きを交えたマイケル節での店内放送には、 何時もYUKIと顔を合わせて笑ってしまうのです。

でもマイケルも、生活は苦しいようです。 毎日、半額の物しか買わない私達に親近感を持ってくれているようです。 そして何時も怒っているのです、 本業の社長の悪口、仕事での愚痴、社会の事… でもマイケルが怒れば怒るほど何故か可笑しいのです。 奥さんや高校生のお嬢さんから 如何に虐げられているか…なんて話になると、 私は他人事とは思えず、涙を浮かべるほど同感し ながらも…笑ってしまうのです。

マイケルの唯一の趣味は競馬のようです…これだけは止められないようです。 でもその競馬ですら、いつも怒っているのです。

馬券売場でのマイケルの話です…小銭を含めて現金で馬券を買おうとしたら 売場の女性が「5円玉は使えません!」と指ではじき返したというのです。 これにマイケル はキレたのです、5円玉が使えないというのも納得出来なかったようです。 しかし、そばにいた初老の人の良さそうな警備員が、懸命に頭を下げて謝ったそうです。 警備員に謝られても…と マイケルは思ったようですが、 すぐ に納得しちゃうのがマイケルの良いとでもあり、弱いところなのです。

でも腹の虫は収まらず翌日、仕事中(配送の仕事)に何時も車中で聞いている 民放ラジオ局にケータイから怒りをぶつけた そうです。 そして、しばらくすると、自分の名前がラジオから聞こえてき たと言うのです。 番組でマイケルの”怒り”が採用され、しかも5000円が貰え て少しは腹の虫が収まったと喜んで、 原付バイク で会社から帰ろうとしたら、バイクが盗まれていたと いって… 猛烈に怒っているのです。

どこまでも不運なマイケルですが、私にとっては、とても心がなごむ… […]