2006年09月02日137号  バーベキューな一日

9月2日土曜日、快晴!絶好の行楽日和です。

YUKIと私はヒロコに頼まれて、大きなクーラー・ボックスとラジカセを多摩川の河川敷に
12時半までに届けなければなりません。
しかし河川敷の大駐車場は早くも満車で、公道から敷地内に入る事も出来ず、
片側一車線の狭い公道は大型トラックも多く、クルマを停車さすことすら困難です。
しかたなく、そのまま直進するしかありません。

左側は多摩川のノドカな景色ですが、右側の対向車線は大渋滞が延々と続きます。
早くUターンしなければ…こころはあせるばかりです。
この調子では、とうてい約束の12時半に荷物を届けることは出来そうにもありません。

60人参加予定のヒロコ主催の恒例のバーベキュー会は1時頃から始める事になっているのです。

昨年とても頼りになったセミプロ?のトニーが、今年はドタキャン、
その代わりとして急遽、ヒロコの会社のボス!リチャードが助っ人として参加してくれるよです。

われわれが遅れる事を伝えるため、ヒロコのケータイに連絡を入れてビックリです!
まだ、リチャードと食材や機材の買い物中だというのです。
クーラーボックスやラジカセが少々遅れても、大した問題ではありませんが、これは大問題です(^_^;)

われわれのクルマはどうにか河川敷内には入る事が出来ましたが、
出るクルマはほとんどなく大駐車場に入るにはかなりの時間がかかりそうです。

かなりの膠着状態に多くのクルマがイラダッテいるようです。

後方のクルマが駐車場内のクルマと入れ替するとの条件で交渉をしたようです。
その事を伝えに年配の駐車場係りは申し訳なさそうな顔をしながら
最前列で待機中の私のクルマに近づいてきました。

つぎに、直ぐ後方のクルマの野球ユニホーム姿の男性が駐車場係りと交渉しています。
そして、年配の駐車場係は、また申し訳なさそうに顔をしながら私のクルマにやってきました…
「申し訳ございません!後ろのクルマの方は今、少年野球の責任者だそうで、
その人が行かなければ試合が開始出来ないそうで…」と平身低頭です。

こんな調子では私のクルマはともかく
肝心のヒロコとリチャードのクルマが会場に到着するのは何時になりか判りません。
今の状況をヒロコのケータイに伝えると…
「もうすぐつくから!」と言うのです。
「何言ってんだよ!ココに入るのも、入ってからも、大変なんだから!」と私が言った、その時です、
一台のクルマが、駐車待ちで一列に並んだわれわれのクルマの横を颯爽と駆け抜て行きます。
私はそのクルマをニラメつけると…何と!
助手席でケータイを持ったヒロコが嬉しそうに私に向って手を振っているのです。

目の前の駐車場の入り口でなにやら運転席のリチャードが駐車場係りと話しているようです。
そのクルマは駐車場へと入っていっていってしまったのです。

そして、またまた、年配の駐車場係は申し訳なさそうに顔をしながら私のクルマにやってくるのです…
こんどはコチラから逃げ出したい、とても恥ずかしい心境です。(^_^;)

てなことで…無事?食材と機材は河川敷に運ばれ、定刻より少しだけ遅れて
バーベキュー大会は始まりました。

参加者はヒロコがメールでかたっぱしから呼びかけた人達で
学生時代の友人から、サルサの仲間、職場関連、そしてクライアント、友人のママからお坊さんまで
ジャンルを問わず、国籍を問わず、年齢を問わず、とてもバラエティにとんだメンバーです。
前回とても楽しかったと友人を連れてくる人も多く、アッとうまに60人が集まったようです。

スタートはどうなるかと思ったパーティでしたが、今回もそれぞれのユニークな参加者の
豊かな個性に支えられて、最後の花火まで盛り上がって、なんとか無事に終了することが出来たようです。

マイペースでモクモクとビールを飲みながら、モクモクとゴミひろいをして
”ヘンなオバサン”と思われたYUKIもけっこうゴキゲンで楽しかったようです。

ボスのリチャードもヒロコの交友関係の広さにはビックリしたようですが…
この調子のヨサは誰ゆずりなのか?…考えてしまう一日でも、ありました(^_^;)

2006年08月28日136号  この国のゆくえ

「戦争が好きだ!」と、はっきり言う人は、そんなにいません。
だれもが「戦争はキライだ!二度と戦争はしてはいけない」と言います。
61年前の戦争も、ひとりひとりに聞いていけば誰もが「本当は戦争には反対だったと」
と言いいました、そして多くの国民の命が奪われました。

「日本はあたりまえの国になるべきだ…」という言葉を最近よく耳にします。
ようするに『戦争放棄』なんて世界に一つしかないバカな憲法は止めて、
軍隊をもった、どこにでもあるを普通の国になれという事らしいです。

今までのようにアメリカに従属しているのが一番良い、という意見もケッコウあります。

私の考えは…自衛隊も軍隊も、アメリカ基地も持たずにスッポンポンでいると言う事です。
そんな事を言おうものなら、
「テポドンが飛んできたら!」「不法な侵略があったら!」「日本は餌食にされるだけ!」
そして「お前は平和ボケもイイとこ」と笑われてしまいます。

では、日本も米軍並みの軍備や核を持つとしたらどうでしょう?
まずアメリカが許さないでしょうし、世界中からも猛反対されるでしょう。
けっきょく、中途半端なぐモノになる事はあきらかです。

3年ほど前になりますが『ボーリング・フォー・コロンバイン』いう映画を家族3人で見に行って、
大笑いをしてしまいました。
この映画はアメリカの銃社会を徹底的にコケにしたドキュメントでした。
アメリカ人は皆んな銃で撃たれるのが怖いから、皆んなが銃を持って撃つ合う…という話です。

中途半端な武装をしているから、返えって撃ち殺されるし、どっちもどっちと思われます。
無防備でまる腰の人間が襲われたとき、世間の目も厳しいものになってきます。
銃を持たない事で身を守れない事も、あるかもしれませんが、撃ちあったからと言って
必ず身が守られるわけではありません。

大切な事は『銃を持たない勇気』ではないでしょうか?
国におきかえたら『軍隊を持たない勇気』です。

まったく無防備な国にテポドンを撃ち込んだり、不法な侵略をすれば
その国は世界中から制裁を受ける事になるでしょう。

もう一つ、私の提案です(^_^;)
自衛隊をまるごと”国連軍”として”フランチャイズ”1号店?になる事です。
すなわち、すべては国連の判断において、世界の平和維持の為にだけ活動するのです。
それなら日本国内に”国連軍”を駐在させてもいいでしょう。
そのうちに、アチコチに国連軍のフランチャイズが増えて、
最終的には世界中の国が軍隊がなくなり、平和維持のためだけの国連軍になれば
とてのハッピーだと思いませか。

日本だってちょっと昔までは国内で戦争をやっていたのです。
でも今は熊本県と福島県が戦争をするなんて想像もつきません。
もう、そろそろ人類も愚かな戦争を止めるためにも
自国の軍隊は何ひとつ持たないと、きっぱいと言い切れる国は
世界において、今のところ日本しかないのではないでしょうか?

日本は人類史上唯一、それも2回までも市民が原爆の被害を受けた国です。
日本は世界で唯一、軍隊を持たず、戦争放棄して、61年やってきた平和国家です。
日本は2000年に渡るイスラム、キリスト、ユダヤの紛争にあって
そのどことも深く関わらない一言語、単一民族の無宗教?国家です。
そしてGDPは世界2位の経済大国です。

そんな国がなぜ?軍隊を持って普通の国にならなければならないのでしょうか?
こんな時代だからこそ、平和国家としてのプライドを持つことではないでしょうか?
少々の威嚇には、涼しい顔をして素手で立ち向かえば…
「Oh!サムライ・ニッポン!」と恐れられまた尊敬されるかもしれません(^_^)

政治家や官僚は国民の安全と生命を守る事が仕事ですから
国民に向って【軍隊を持たない覚悟をしろ!】とはいえません。
でも戦争を始めるのは彼らで、その犠牲になるのは決まって国民です。

そんな事になるより…
ひとりひとりが、平和に対する覚悟を持つことのほうが、最終的には安全で地球平和に
つながると思うのです。

またエラソーな事を書いてしまいました。
テポドンが飛んで来ても涼しい顔でいられるよう、精進したいと思います(^_^;)

2006年08月21日135号  ヨコハマにて

今、ヨコハマのホテルから書いています。

今まで、仙台にて…北海道にて…沖縄にて…松山にて…などなど
地方のホテルから週間KENを送信してきましたけど、今回はすぐ近くの横浜です。

今までは、共済組合とか…国民宿舎とか…ビジネスホテルとかでしたが
今回は、横浜の由緒正しき歴史を誇るホテル・ニュー・グランドです。

結婚式とか、同窓会とか、パティーがあったわけでもありません。
今日の夕刻にホテルにチェックインしてイタリア・レストランで食事をして
明日、チェックアウトしてヒロコはそこから出勤、私とYUKIは我が家に帰るだけです。
食事と宿泊の招待券があたったわけではありません。
そんな運はワールドカップのペア・チケットで使い果たしました。
言うまでもありませんが、お金が有り余っているわけではありません(^_^;)

実はこのホテル・ニュー・グランドにロコハウスのお客様が4人もいらっしゃるのです。
それを紹介して頂いたのはイタリアン・レストランに勤務されているNさん。
Nさんはもう超がつくほどの保険マニアでDr.KENのファンでもある、とてもありがたいお客様。
そして、この半年ぐらいで職場の仲間を3人も紹介して頂いたのです。

でもNさんを初め4名の契約はすべて、ご自宅に伺ってで彼らの職場には一度も行く事がなかった為
「近いうちにイタリア料理を食べにいくから…」が口癖のようになっていたのです。
でも、何と言っても格式ある名門ホテルのイタリアン・レストランで予約制、
ファミレスの『フラカッソ』みたいに気楽に行くわけにはいかないのです。
ローマに4ヶ月ほど短期留学していたヒロコは、「本格的イタリア料理なら私も是非いきたい!」
などと言い出して、じゃー私の誕生日に行こう何て言っていたのが急遽W杯ツアーのビッグ・イベント
があったりして、のびのびになっていたのです。

イタリア料理を食べに行ってワインも飲めないのでは楽しくないから電車で行くか?
それともヒロコが運転するか?(ノンベイのヒロコは拒絶)などと、議論の結果、だったら
ホテルに宿泊すれば良いでなないかと…
お金もないのに胆略的打算に落ち着くのが我が家のならわしです。

そこで、またYUKIの腕のみせどころ
ネット上で得意のホテルの格安プランを検索
今日20日のホテル・ニュー・グランドをゲットしたのです。

20日にイタリアン・レストランの予約を入れると、さっそくNさんから電話が入ってきました。
私はその日は宿泊をすると伝えたらNさんは
「前もって教えてくれたら割引をしたのに…」と残念そうに言ってくれました。
「でもネットでけっこう安く手にいれたみたいだから…」との私の言葉に
「それなら、そっちの方が安いかもしれない」と言われてしまいました(^_^;)

20日は、ちょうどNさんは休日という事で合えませんでしたが…
サービスは契約者の一人、Kさんにやって頂きました。
ネットで格安で手に入れた部屋はグレード・アップをしてもらい
ワイン一本とケーキ(一応私の誕生日という事で^_^;)のサービスがあり
いたれり、つくせりのサービスで恐縮するばかりです。

ワインをしたたかに飲んで、すぐ前の山下公園を散歩して
今、ホテルの部屋からとびきりの横浜の夜景を見ながらほろ酔い気分で書いています。
Nさん、Hさん、Tさん、そして今日サービスをして頂いたKさん、
ほんとうにありがとうございました!

本日のハイライト・シーン

2006年08月14日134号  自分の頭で考える

私はナニゴトもまずは自分の頭で考える習慣があります。
大学を出て中堅の洋菓子店に就職した早々から、
生意気にいろいろな意見を言ったり企画をするものだから、
上司から「だまって!バカになって仕事をしろ!」と怒られたのが、今でも鮮明な記憶として残っています。

あれから40年近くたったわけですが、人間の性格は変わるものではありません。
【ケーキ屋KENちゃん】時代はそれでも、好き勝手な事をやらしてもらい、
それなりに会社にも貢献したという自負もあります。
【保険屋KENちゃん】になって20年以上が経過しましたが…
この保険業界は…自分の頭で考えちゃいけないという”風習”があるようです。

先日、ある同業者から私のHPの掲示板に投稿がありました。
「約款にも載っていない事を勝手に書くな!」というものです。
私がネット上で、ある保険商品の保険料の仕組を説明するうえで
「いわばそれは暫定保険料…」と”たとえ”として表現したのが気に入らないようです。
暫定保険料なんて事は約款のどこにも載っていないというのです。

そして私がネット上で独自の考えを書いている事に対しては、
保険会社が代理店向けに出している簡単な問答集を持ち出して
「コレを基準に解答すべきで勝手な考えを書くな!」と結んでるのです。
その問答集には質問に対して
「一概に説明する事は困難でケースバイケース…」と書かれているだけなのです。

実はこのような考えは保険の世界では一般的なのです。
昨年の私のHP閉鎖騒動もこのことが根源にあると私は思っています。
少しでも判りやすく具体的にとの思いで表現すると同業者から袋叩きにあうのです(^_^;)
そのほとんどが”プロ”とか”専門家”との表示はあっても匿名で正体不明です。
私にクレームをつけてきたP氏は自分のURLを表示していますがイマイチ名前や顔はもちろん
何をHPで表現したいのかも私には見えてきません。
それは当然かもしれません、
自分の考えを判りやすく伝える事はいけない事だと思っているのですから。

こんなことで消費者に何が伝わるというのでしょうか?
私がネットやHPで書いている事が絶対に間違いが無いとは私も断言出来ません。
しかし契約者にとって重要だと思われる保険の情報開示は圧倒的に少ないのです。
こういったことを公開されたネット上であるからこそ、
自由に自分の考えを公表し議論をし、それを消費者が見て、自己責任で判断するというのが
健全な姿ではないかと私は思うのです。

この根源にあるのは”何か?”です。
それをつきつめると…【責任を取りたくない】という事につながるように思われます。
そして、この傾向は一般の契約者や相談者にまで転移しているようです。

保険相談の掲示板には毎日、数多くの保険相談が寄せられますが…
その中で最近とても多くなって来たのが、生命保険に加入する時の”告知”に対する相談です。
告知書に
☆5年以内に以下の病気(別表で表示)をしたことあるかとか…
☆3ヶ月以内に医師の診察をうけたか、投薬があったとか…色々な質問がされているのです。
もちろん、わかっている限り正しい告知をしなければなりません。
問題は本人も忘れてしまったことや、5年前だったのか、5年以内だったのかが定かでない場合です。
このような事について、掲示板に、どうかけば良いかの相談があります。
それに対して、多くのプロが、それは全部、正確にしらべて告知しなければならないと
”タテマエ”の解答をします。
それをネット上で見た人が、「そういえば自分はそこまで正直な告知していない!」と不安になって
掲示板に投稿してきます。
それに対して、また多くのプロが「それはいけまん正直に調べて至急追加告知をしてください、
保険金が支払われなくなる可能性があります」…また”タテマエ”の解答をするのです。
こうなったら、もう次から次に同じような質問と解答が繰り返されます。

私はこのような質問には、なるべく解答しないようにしているのですが…
あまりにも低次元のやり取りに見かねてコメントをいれます。
「ココに路上駐車して良いかと警察官に聞くような事はしないで、契約者の自己責任で
判断したらいかがでしょうか?」と…。
ところが、これには相談者には納得出来ないようで、
「それで、もし給付金が貰えないければどうなるの?!」と聞き返してくるのです。
「だったら、皆さんが言うように、すべてを正確にモレなく調べて、納得のいく告知してください」
というしかありません。

実際にこのような女性のお客様がいました。
4年ほど前に不眠症が続き社内の医療室で診てもらったところ、
「軽いノイローゼ」と医師から診断され一度だけ薬を貰ったというのです。
たしかに告知書に5年以内の告知すべき病気の一覧にノイローゼが入っています。
しかし、精神系の病気は死亡率の高い自殺の可能性もあると見られて
生命保険ではとても厳しい判断がされるのです。
そのお客様が生命保険に加入する目的は将来の年金移行を考えて終身保険に加入しようというものです。
私の方から告知義務違反を誘導するような事はけっして言えませんから、
”ノイローゼ”には厳しい判断が下される可能性が高い事を話して、
「あとは自己責任で告知書に記入してください」と言いました。
お客様は、それから数日考えたすえ、すべて正直に書かなければ保険に加入していても
不安になるので…という事で告知書に記入して提出しました。

その結果は引き受けの延期、ようするに保険会社からの契約拒絶です。
本人はとてもショックをうけていました。
他社に加入しようと思っても、告知書の下欄には
【5年以内に生命保険契約を申し込んで、不合格・条件付または契約解除になった事がありますか】
というところがあるのです。

このような軽微と思われる通院は、告知の時に本当に忘れている人もいます。
私の友人で人間ドックに行くのと健康管理が趣味のような男がいます。
彼は健康そのものですが血糖値や血圧をとても気にして医師からも色々アドバイスを受けています。
したがって彼が告知書に正直に書くとなると、大変な量の医師からの指摘を書かなければなりません。
しかし、私はもうココ10年ばかり健康診断ひとつしていません。
多分、人間ドックや健康診断をしたらすぐにでも入院しろといわれる身体かもしれません。
しかし、私の告知書には、すべて問題ナシです(^_^)

告知書とは、その程度のモノなのだという事を認識しておく事もたいせつです。
したっがて4年前のノイローゼを何らかの理由で告知されなかったとしても、それが理由で
保険金が支払われないとか、保険契約が解除になる事はマズ考えられないのです。
マズと書いたとは”絶対”ではないからです。
何から何まで重箱の隅をつっつくように心配していたら、保険に加入する前に病気になってしまいます。

最終的には自己責任で判断するという事です。
そして、万が一、将来保険会社がその事を理由に保険金を支払わないとしたら
保険会社と闘うくらいの覚悟があってもいいくらいです。
そのくらいの気持ちが契約者にあればMY生命やMS海上の保険金不払の事件もおきなかったでしょう。

保険を売る側も、加入する側も…結局、自己責任はとりたくないという事のようです。
でも、それはとても窮屈なもので、かえって保険本来の価値を見失うような気が
私にはしてならないのです。

我々は数え切れない、また想像もつかないような色々なリスクの可能性の中で生活をしています。
その中で保険がカバー出来る事はごくわずかです。
そんな保険にも全て加入していたら破産してしまいます。

自分にとって最も心配なリスクは何か?
それを保険でカバー出来るのか?
無数のリスクの中から、限られた予算で安心を買うのが保険だと私は思っているのです。

そのようなダイナミックな視点から、お客様と生活や人生の価値観を共有しながら
保険と関わっていきたいと思っているのですが…
現実はまだまだ厳しいようです(^_^;)

P.S.
本当は埼玉での市営プールの吸排水口での死亡事故に絡めて
マニュアル化で思考停止した現代の無責任社会について書こうと思ったのですが
ツイ保険の話となると熱くなり(^_^;)書きすぎてしまい…
そこまで、たどりつきませんでしたm(_ _)m

2006年08月07日133号  今年も”キューバの夜”

昨年、キューバのサルサ・バンド【ロス・バンバン】のライブに感動した事を書きました。
早いものであれから1年、また同じ会場でのライブに家族3人で…
今年はヒロコがクルマを運転して晴海のライブ・ハウスへと向かいました。
ドイツでの運転いらいのヒロコにとっては長距離(毎朝駅までの往路は運転)ドライブですが
そこそこ安定してきたようです。

キューバ・ファンで…サルサ・ファンで…ラム酒ファンで…ロス・バンバン・ファンで
ついでに、サカモッチ・ファンで…おじゃる丸ファン…のヒロコからの両親への”ご招待”です(^_^)
ヒロコはこの日を来るのを、指折り数えていました。
ところが、その数日前からキューバのカストロ議長の様態を危惧するニュースが流れていたので
「カストロが死んじゃったら公演は中止になるかもネ」…なんて、私が言ったものだから
ヒロコは気が気でなかったようです。

ロス・バンバンのライブは午後7時からという事ですが…
会場には6時頃に入りました、昨年はライブ・ハウス初体験で戸惑いがありましたが
今回はもう馴れたもので、ドゥリンク・チケットをビールに代えて、
まだ空いているフロアで軽く踊ったり、前座バンドの演奏やサルサのパフォーマンスを楽しみました。

私は今から数える事、約40年前、拓殖大学、ラテン・アメリカ研究会に4年間席をおき
ラテン文化やラテン音楽には造詣が深い(つもり)のです。
その研究会でもロス・バカブンドスというバンドを持っていましたが…
その頃のレベルから見たら、もう雲泥の差です。
(その頃でもロス・バカブンドスは他のバンドと雲泥の差がつけられていましたが^_^;)

前座バンドのレベルもまちまちです。
日本人にしておくのがモッタイナイ?と思うほどの力量のあるアーティストもいれば
なんでお前が!…と舞台からひきづり下ろしたくなるよいうなアーティストまでさまざまです。
そんなアーティストに限って盛り上がらない会場を、ムリヤリ盛り上げようとするので…悲しくなります。

その、ヒドイ前座が終わって…
ロス・バンバンのライブですから、もう大変な盛り上がりで、一機にヒートアップです!
(これは巧妙に仕組まれた”演出”だったのかもしれませんネ^_^;)
抜群の歌唱力とパワフルな演奏に、昨年は衝撃を受けてただただ圧倒されましたが
今回のライブもそれを裏切られる事はありませんでした。
そして今回、私がとても感動して見守っていたのが、舞台後方での高齢?の演奏者たちです。
舞台で目立つ事は無いものの、そのリズム感…曲にあわせ軽くステップする姿が
カッコいいというか!セクシーというか!…けっして日本人には真似の出来ない味があるのです。

そして、私は一つ課題を自分に与えました。
私のサルサ・レッスンといえばクリスチーナですが(^_^;)
彼女のレッスンは、それはそれで楽しいのですが、ハード過ぎて最近では、ご無沙汰状態です。
でも、軽いステップでもサルサはかっこよく踊れるのです。
YUKIはサルサを習っていませんが、YUKIと二人でさりげなく軽くサルサが踊れたら、
このようなライブに来ても、より楽しいしカッコウいい!何て想像しちゃったのです。
多分、想像どうりにはならないでしょいうが
YUKIも賛成してくれたので、来年!?に向けてチャレンジしようと思っています。

帰りのクルマの中で、ヒロコが
「カストロが死んじゃったらロス・バンバン…どうなるのかな?来年は来れないかもね」
と、心配そうに言いました。
YUKIは、それに大きくうなずき
「そうね、カストロがいなくなったらキューバのアメリカ化が進んで、ロス・バンバンのような
根っからのキューバ音楽は一機に衰退するかもね」と言いました。

私はそれに対しては反対の考えです。
やがてキューバも今のような共産主義体制は崩壊し、
アメリカがなんやかやと介入してくる事は間違いないでしょう。
そして、今のような、どこまでもノドカなキューバの風景は変わってくるかもしれません。
でも、昨年も書きましたがロス・バンバンが超過密スケジュールで世界中の公演を
マシーンのようにこなしている事をしって、とても気の毒に思ってしまいました。
多分、彼らのギャラは僅かなものでキューバの外貨獲得に貢献しているのでしょう。

このような事は、体制の変化できっと変わってくるでしょう。
それによって、アーティスト達は自由に活動を初め今のようなバンド編成が
維持出来なくなるかもしれません。
ヒロコもYUKIも、実はそれを心配しているようです。

でも、それは彼らにとって、悪い事ではないと私は思うのです。
そんなことで、ロス・バンバンの音楽が大きく変わるとも思いません。
キューバ音楽がアメリカ音楽に駆逐される事も断じてないと、私は思っているのです。
キューバ人はそんなバカではない!…と

2006年07月31日132号  昭和天皇のメモ

毎朝、私はネボケマナコでマンションの郵便受けから朝刊を取って
トイレでじっくりと読むのが日課です。
その日(20日)の一面トップの
【昭和天皇 A級戦犯靖国合祀に不快感】
という見出しに驚いて目がさめました。

内容に驚いたのではなく、日経新聞がなんで?!と…驚いたのです。
日経といえば保険関連のトンチンカンな記事も時々ありますが(^_^;)
企業合併や金融経済のスクープもあるので仕事柄とっている新聞です。

内容については
「昭和天皇ならそのような考えだっただろうな」と思っただけでした。

でも、それからしばらくマスコミはこの問題をとりあげ、ケンケンガクガクの
論争がくり広げられられています。
靖国参拝反対派は、それみたことかと喜び
靖国参拝派は記事の信憑性や、日経新聞の政治的作為を追求します。

どんなスクープでも、どんな記事でも、なんらかの作為はあるものです。
でも、昭和天皇自身には作為のしようはありません。
発表された短い文章を見る限り、細かい解釈の違いがあったにせよ
その時、昭和天皇の気持ちは伝わってきます。

レフト・ウィングの人達は、この言葉を重く見るべきと言い
ライト・ウィングの人達は、このようなものを政治的に使うなと言います
でも、このようなものを今まで政治的に利用して来たのはライト・ウィングの人達です。

天皇が個人的な意見を言わない事によって
【責任の所在をぼかし、それでも、なんとなくまとまる、あいまいさ】
が日本の文化なのかもしれません。

話がかわりますが(^_^)
昨年5月に私のこのホームページの閉鎖騒動がありましたが
この時、私はとても不思議な経験をしました。

私の担当者は(私のHPに対して)自分は問題は無いと思うのだが閉鎖しろというのです。
他の社員や仲間に聞いても、自分は問題は無いとおもうけど閉鎖するしかないだろうというのです。
誰に聞いても同じような意見です。
じゃー、その担当責任者に直接合わせてくれと、私が頼んでも、絶対にあわせないのです。
その担当者に逢ったとしても多分同じ事をいうでしょう。
結局、少々の時間と少々の訂正で、なんとなくHPは再開となり、根本的な問題が何だったか
今でも私には、よく判りません。

昭和天皇が吐血をして自粛ムードになって、どこの自治体もお祭りを中止する事がありました。
ある海外のジャーナリストが
中止を決断した自治体の責任者ひとりひとりに理由を聞いて回ったそうです。
「個人的にはお祭りをやっても良いと思っているのだけど…」と全員が答えたそうです(^_^;)

【責任の所在をぼかし、それでも、なんとなくまとまる、あいまいさ】も
日本文化?なら,尊重しなければならないのでしょうが、
国際的に通用する文化ではないように思います。

昭和天皇は、いろいろな思いをしょって、それを口にする事なく波乱の人生を送った人です。
何の意図があって遺族と日経が、元宮内庁長官のメモを公表したかは判りませんが
その断片を公開したならば、その全ても公開すべきだと思います。
全ての情報をガラス張りで公表するのがインターネット時代の正しい姿というのが私の考えです。
(ロコハウスは全ての保険情報を消費者のためにアッケラカンと開示しようとしたら
閉鎖の危機に追い込まれましたが^_^;)

それが公開されたからと言って、けっして政治に影響させないことです。
小泉さんは「それでも靖国に行く!」と言ったのは
彼らしいというか…ノー天気というか…大胆というか…どう思って答えたかは判りませんが
それで良いと思います。
総理大臣が天皇発言のメモ一枚で急変というのではコワイです。

ひとりの人間としての昭和天皇の思いを、公表していく事は
日本の国際化の上でも、有効なことではないかと、
私は思うのですが、いかがでしょうか?

2006年07月24日131号  おじゃる丸の”川上さん”

もう、年齢については触れないようにしようと思っていたのですが(^_^;)

こんなメールがアカラックスの下川さんから届きました。

>本日のセミナーにお申込み頂いていますが、今回は
>角倉さんの還暦のお祝いということで、参加費を無料に
>させて頂く旨、お伝えするようにと今朝のミーティングで
>言われました。
>ご都合がつくようでしたら、YUKI様もご一緒にご参加
>いただけるでしょうか。
 >ひろこさんは日々激務のことと思いますが、当社での
>三次会にご参加頂けるようでしたら、是非こちらへとお待ちしています。

2年前…すなわち私の58歳の寂しい誕生日の事をココで書いたのですが、
それを読んだアカラックス代表の坂本さんから誕生会をして頂き感動したのが
つい昨日のような気がします、本当に年齢を重ねると月日が経つのはアッという間です。

今月の坂本さんのセミナーのテーマは【エンベデッド・バリュー】
皆様には何の事かわからないでしょうが、そういう私もよくわかりません(^_^;)
ようするに保険会社の決算や情報開示で使われる”指標”の事で
私のような単なる保険代理店のオヤジにはツライ、テーマです。
そのためなのかセミナー参加者はいつもより少ないようです。

そんなテーマを、いつもより活き活きと楽しそうに講義をする坂本さんの姿に
「やっぱりアクチュアリーなんだなー」などと睡魔と闘いながら
ボンヤリと感心しているうちに無事?セミナーは終了しました。

まず毎回恒例のセミナー後の二次会(呑み放題)で
たらふく呑んで、食べて、いつものアカラックス・オフィスへ。

坂本さんがとっておきの超高級シャンパンを開けて乾杯です!!
ありがとうございます!!

遅れてヒロコも仕事を終えてやってきました。
ヒロコは実はサカモッチいや坂本さんのファンなのです。

ヒロコはそこで我が家でウワサの”川上さん”を紹介されました
ほんとうは”川上さん”ではなく保険情報のFさんなのです。
でも、NHKのアニメ【おじゃる丸】に出てくる”川上さん”にそっくりと
我が家で話題になった事があり、
”坂本さん”と”おじゃる丸”のファンであるヒロコ(ようするに何でもファンになりなりやすい^_^;)が
ぜひ見たいシツレイお逢いしたいと、つねづね言っていたのです。
でも、その強烈な個性にはサスガのヒロコもオサレ気味です

そんな”川上さん”にYUKIは酔っ払って?グラスを倒し
ズボンにかけてしまいました…決して失禁したのではありません(^_^;)

坂本さんからは私に誕生日プレゼントとして
名古屋名物の味噌かつ用の”たれ”を3本もいただきました。

なんで私に”矢場とん”のとんかつソースなのか?その意味は不明ですが(^_^;)
名古屋大学での保険学の講師として忙しいスケジュールの中で
私のために買ってきてくれたと思うと、何でも…イヤとんかつ味噌ソースが
金の延べ棒のように輝いてみえます。(ちょっとオオゲサですが^_^;)でも、ほんとうにココでのお酒は(本当は神聖なオフィスのようですが)
いつもたのしく、私もいつも呑み過ぎてしまいます。
”川上さん”もご機嫌でご帰還
我が家の3人もアカラックスの皆様に感謝し、酩酊しながら家路に向かいました。
P.S.
“川上さん”いやFさん、勝手に書いて写真まで掲載しちゃいました、ゴメンナサイ!
でも御社オーナーSさんも相当ですから大丈夫です(何が大丈夫かわかりませんが)
YUKIもかなり酔っていたようで、ズボンの件…心からお詫びしていますm(_ _)m

2006年07月17日130号  新60代

ツイに7月12日で60歳になってしまいました(^_^;)

”60歳”というと私は’60年代の初めにヒットした【悲しき60歳】という曲を思い出してしまいます。
あの時代は曲名のアタマに”悲しき”とつけるのがはやりで
【悲しき16歳】【悲しき雨音】【悲しき街角】【悲しき少年兵】などなど、数え切れないほどのが
ヒット曲が生まれています。
その頃まさに16歳だった私ですが【悲しき16歳】より【悲しき60歳】がお気に入りでした。
前都知事の青島幸男がトルコの曲に歌詞をつけたもので、その内容は…
トルコのムスターファという貧乏な青年が恋した彼女は奴隷の身…
青年は彼女のために一生懸命頑張って大金持ちになるのですが、
気がつけば…60歳になっていた、とういう悲しい?コミック・ソングです。
10歳下の私の妹が幼稚園生で♪ヤ・ムスターファー・ヤ・ムスターファ♪と
舌足らずに歌っていたのが昨日のように思い出しますが、その妹も50歳になり、
私も気がつけば…60歳になってしまいました。

そして最近は、私の還暦が話題になると反射的におどけて
♪ヤ・ムスターファー・ヤ・ムスターファ♪を口ずさむため
YUKIもヒロコも、すっかりこの曲を覚えてしまいました。
(YUKIは同世代でも宇宙人ですから当然この曲を知りません、新鮮なようです)

この曲がヒットした頃、私から見た60歳は大変な高齢者のイメージでしたし
社会的にも立派な?高齢者の時代だったようです。
したがって今の私の”60歳”と、【悲しき60歳】での”60歳”とは…実は
私の頭の中でまったく一致しないのです。
そう!何が言いたいか?というと…『まだまだ若い!』という事です(^_^)

幸か?不幸か?…私には定年がありません。(^_^;)
YUKIからは「死ぬまで働け!」と終身刑が命じられています。
先日、還暦のお祝いを兼ねて…という大義名分でドイツ旅行をしましたが
およそ”還暦祝い”とは思えない(予想通りの)ハードな旅でした。

そしてYUKIからこんな事を言われました。
「ホームページやネット上で還暦だ!還暦だ!と書かれるものだから
メールでの保険相談が最近、減ったような気がするのですが…」と。

たしかにホームページへのアクセス数は好調ですが、
ひと時のようにメール相談の返事を書くため、
寝るヒマも無いという事はなく、すやすや寝てる私を見て…
家計への危機感を募らせているのです(^_^;)

メールでの相談者は30歳前半が多く、保険期間が長い生命保険の場合
自分達の契約を最後までフォローして貰えないと思われてしまうようです。
だから…できるだけ若い代理店や募集人から加入した方が良い、と思われる事があるのですが
そんな時、私こう答えます。

「たしかに長期間のフォローを考えれば、少しでも若い担当者がいいでしょう、
しかし彼らが10年後、20年後にどの位、保険の仕事をやっているでしょうか?
10年後に関しては、若い担当者より、私の方がかなりの確立でフォロー出来ると思いますヨ」と…。

私が20年前に保険の仕事を始めた同期は10年で大多数が消えて、今では数%しか残っていません。
代理店として生き残るのは大変なのです(^_^)、
ココまで来たら、多くのお客様という財産を持っているのです。
金銭的財産はまったく無い私ですから、それを大切にしていくしかありません(^_^;)したがって…
何らかの形で、お客様のフォロー体制を作っていくと明言します。

最近…【保険の世界がよく見えるようになってきた】と感じるのです。
もちろん、私の錯覚か?ウヌボレ?はたまたガンコになったのか?
さだかではありませんが、自分ではそう確信しているのです(^_^;)
それは保険の仕事を20年経験した、というより人生を60年経験したからだと思うのです。

ケーキ屋KENちゃんから40歳で保険屋KENちゃんになった私です。
私より若くて保険業務に詳しくキャリアの長い専門家はヤマほどいるでしょう。
でも、フンベツのつく年齢から保険業界に入った私は
常に客観的な視点で保険に接して、いろいろな事を感じてきました。

保険、特に生命保険にかせられた社会的責任は大きくなっていきます。
少子高齢化、自己責任の時代に向けて自分の事は自分で手当てしなければならないからです。
しかし現実には、保険会社の利益を優先した商品が主流をしめ、
消費者(契約者)は極端な情報不足の中で保険を選びをさせれらていると
私の目には映っているのです。

なんだか、むずかしい話になっちゃいましたが
ようするに60歳になって、保険がおもしろくなってきた。
それを、世の中のため、保険業界のため、そして自分自身のためにも…
大いに役立たせ、ひと花咲かせよう!というアツイ心意気です。

今回のタイトルは最初【悲しき60歳】にしたのですが…シックリせず、
【楽しき60歳】にしたのですが…これもシックリせず、
【新60代】にしました。

これから団塊の世代が次々に60歳になっていきます。
しかし、これからの60代は、それまでとまったく違うアクティブな世代が誕生するといわれています。
同世代の吉田拓郎が歌っています…♪いくつになってもhappy birthday♪

そうそう、YUKIが言うように、保険相談の掲示板では、「還暦だ!60歳だ!」というのは控えます。
「なんだ!こんなトシヨリじゃなー」なんて思われてメールが来なくなった困るからです。
彼らには、このようなアツイ心意気を伝えることが困難ですから。(^_^;)

てなコトで…これからもよろしくお願い申し上げます。m(_ _)m

2006年07月10日129号  バタバタと半年が!

1年はスグに経つから心を引き締めなければ…という思いで書いた【01月09日号】から、
心が引き締まらないまま、アツという間に半年が経ってしまいました。(^_^;)
今年はメルマガを始めようとか、Dr.KENのセミナーを定着さそうとか
いろいろな構想があるのですが、まだスタートできていません。

保険の契約が殺到して…なんて事でも決してありません。
「この調子では今年度もハワイは無理そうね」とイヤミを言われているくらいです。
でも、ヒマでボッとしていて半年が経ったのではありません。

今年も沖縄、松山、鳥取、仙台等々、全国を駆け巡り…ドイツにまで行ってしまいました(^_^;)

もちろん、ドイツはプライベートな旅でしたが…
インターネットがどこまで有用に使えるか?とういうチャレンジもありました。
まだまだ、こちらの知識不足や現地のインフラが整備されていないところもありましたが…
これから将来に向けては明るいものを感じました。
ようするに全国、全世界、パソコン一台持って行けば仕事をコナシながら
楽しい旅をする事が出来るようになるのでは、という”甘い夢”です。

もちろん、今現在は”甘い夢”ですので、帰国したら、事故や事務関連の電話
(契約関連は極少々^_^;)が一斉にかかって来てシヌ思いをしました。

そんな中、私の生保担当社員のM君は金沢に転勤してしまいました。
東京海上は7月が人事異動の月で、ドイツ旅行前でバタバタしている時に彼から
転勤の話を聞いたのです。
7月からは金沢勤務になるため、ドイツから私が帰国したら送別会をやろうと
約束していたのですが、行く前以上にバタバタとして結局、
M君とは送別会どころか、顔を合わす事もなく、金沢に逃げてシツレイ…転勤してしまいました。

私のメルマガ(生保関連)が未発行ですが、実はソレを事前に東京海上が検閲する、
というような事を言いだしており、それには私は納得でないので、
M君を通して決着をつけようとしていたのです。
M君も私を担当した事で大変鍛えられたと思うのですが、残念ながら現段階では
出世にはつながっていないようです(^_^;)
今度、私の担当になるT君は、M君から私は”大変な代理店”という事は聞いているようですが
詳しい話は何も聞いていないようです。
後任のT君は大変でしょうが、私も大変です。

W杯も、いよいよ決勝戦を残すだけになりました。
先週号で準決勝2試合、決勝1試合の3試合を見なければ…と書きましたが
3位決定戦がある事を忘れていました(^_^;)
現段階で3試合、ちゃんと生中継を見ています。
今朝の3位決定戦は日本の上川審判が主審を務めたのですから見逃すわけにも行きません。
後しばらく…、午前2時35分からイタリア対フランスの決勝戦の生中継が始まります。
どこの国を応援するというわけではありませんが、すっかりW杯のトリコになってしまいました。

考えて見たら私は物心ついた時からプロ野球の阪急ブレーブスを熱狂的に応援
2年ほど前に、阪急ブレーブスを引き継いだオリックスが近鉄バッファローズと合併して
オリックス・バッファローズになった時点で、まったくプロ野球を見なくなっていました。
新聞のスポーツ欄にも目を通しません。
セントラルはアンチ巨人で、巨人が負ける事に喜んでいたのですが、それにも興味がなく
なっていたら、6月の巨人戦の視聴率は5%を切ったそうです。

私のスポーツ観戦のフラストレーションが
W杯で一機に解消したような気がします。
あと一試合、家族3人で楽しく観戦したいと思います。

今年の初めには予想もしていなかったW杯のドイツ旅行がバタバタに拍車を駆けて、
アッと言うまに半年が経過したわけですが…
もちろん、後悔はしていません。
来年の6月はワールドカップはありませんから、
ハワイのコンベンションを目指さなければなりません。

もう少し落ち着いて、とは思っているのですが
今年もあと半年!バタバタしながら過ぎていく事でしょう…多分。

2006年07月03日128号  まだ少しドイツ時間で

10日間の休暇のタタリ?で鬼のような忙しさで、時差ボケも飛んでしまいましたが
この週末にきて…またドイツ時間に戻ってしまいました。

原因はワールドカップのベスト8が戦う準々決勝4試合のテレビ生中継です。
金曜日の夜11時のドイツ対アルゼンチン、その後、午前4時からイタリア対ウクライナ
土曜日は同じく夜11時からイングランド対ポルトガル、午前4時からブラジル対フランス
全ての試合を見てしまいました(^_^)

特に今朝までやっていたブラジル対フランス戦は3人揃って見ていたので
ソレから就寝、起きたのは午後の1時過ぎ…(ドイツ時間だと朝6時で早起きですが^_^;)
それからも昼寝をしたりグタグタしたドイツ時間の休日を過ごしています。

ドイツではクロアチア戦をナマで見る事が出来ましたし(これが目的ですから)
大型スクリーンの生中継で湧き上がる街々でのファン・フェスタもたくさん楽しみました。
街をねり練り歩く各国のサポーター達とも声を掛け合い友好?を深めました。
しかし、よ~く考えてみると、
W杯の試合をじっくりテレビ観戦するなんて時間はまったくなかったのです。
なんせ、毎日エネルギッシュに夜遅くまで走り回っていたのですから(^_^;)
でも、それはまったく後悔はしていません、W杯の生の雰囲気を充二分に味あえたからです。
後は我が家でじっくりテレビ観戦をすればいいからです。

日本は残念でしたが…
ワールドカップは”お祭り”だという事を私は実感しました。
”お祭り”だから本当の本当は勝敗なんかはどうでも良いのです。
でも勝敗にコダワり、それで大騒ぎするお祭りです。
したがって勝ったら大喜びをして、負けたらものすごく悔しがらなければいけないのです。

大切な事はお祭りを楽しむ事です。

小さな子供から大の大人までが、顔にペインティングや仮装までして、
大声を出して、泣いたり喜んだり、踊ったり…普段出来る事ではありません(^_^;)

アメリカン・フットボールのような華やかなハーフタイム・ショーやチア・リーダーはいません。
簡単な選手の入場セレモニーの後、すぐゲームが開始されます。
でも地響きがするような喚声と熱気は、ものすごいく鳥肌がたつほどの興奮があります。

野球少年だった私はサッカーにはそれほど興味はなかったのですが
サッカーの国際性には野球は及びもつかないと事を思い知らされました。
私の少年時代は今の少年野球と比べたら、とても貧しく、みすぼらしいものでしたが
それでもボール以外にバットが数本、グローブも必要でした。
ボールが遠くに飛んでしまうと、試合を中断してみんなで探しました。
グランドも、あるていど整備されていないとゲームになりません。

それに比べるとサッカーはボールが一つ、それに広場があれば
誰でも参加が出来て、楽しむ事が出来るのです。
発展途上国の貧しいこども達でも、みんなが夢中になれるスポーツだという事です。
FIFAの加盟国がオリンピックIOCの加盟国より多いというのも納得できます。

その中で勝ち抜いた32ケ国がワールドカップに参加して、お祭り騒ぎが出来るという事です。
参加出来なかった国の人達も、このお祭り騒ぎをテレビで観戦して、
それなりに大騒ぎをするようです。
その視聴率は大変なもので紅白歌合戦の数百倍!?にもなっちゃうようです。

こんな国際的なお祭りは他にあるでしょうか?
4年前のこの国でのワールドカップはお祭り気分の外人?から見たら寂しかったようです。

ワールドカップはお祭りです!
やっとサッカーのルールが判ってきた程度の我が家の3人ですが
準決勝2試合と決勝戦の3試合、
ドイツ時間にもどってテレビの前でお祭り騒ぎの仕上げをしたいと思っています(^_^)