2005年10月31日093号 ハッカー???坂本

ハッカー坂本… それは、この週刊KENでも今やお馴染みになった アクチュアリーでアカラックスの社長、坂本さんの事です。 実は今日(30日)我が家で命名したばりの彼の愛称です。

なぜハッカーかというと、坂本さんがパソコンで悪い事をしているという意味ではなく、 ハッカー並みの凄い知識を持っていることがわかったからです。

なぜ今日、命名したかというと…今日我が家の3人で、アカラックスのオフィスの伺って 私のこのホームページのロコハウス・カフェ(掲示板)の復旧のアドバイスを受けたからです。

なぜ、坂本さんのところの行ったかというと… 私の掲示板の今までの書き込みがすべて消えてしまって、その原因も判らず バックアップも取っていなかったのです。 我が家のwebマスターのヒロコもお手上げ状態だったのですが、 坂本さんから、今までのかなりのカキコミをネット上から拾ったとのメールを貰ったのです。

日曜日の神田は静かで人気も少なく、アカラックスのオフィスの正面のパーキングメーター の前にクルマを止める事が出来ました。 考えて見ればシラフで、しかも明るい昼間にこのオフィスを訪れるのは初めのようで(^_^;) まず、歴史的価値もあるというオフィスのビルのエントランスで一枚!

日曜日は静かに仕事が出来るという事で坂本さんは、ほとんど出勤されているよです。 社長業は365日仕事!と私も含めて(^_^)大変なのです。 それとも家に居れない事情でもあるのかもしれません(冗談)

坂本さんの奥様からの差し入れという美味しい生チョコと紅茶を飲みながら パソコンを開けて坂本さんからヒロコはいろいろ教わっているようです。 「いるようです」と言ったのは、パソコンが高度な扱いになると、ヒロコにまかせきりなるからです。 今日の訪問となったのもヒロコの都合がこの日しかなく、それに坂本さんがあわせてもらったしだいです。 したっがて私はただ側でボッと見ているだけです。 何だか専門用語?が出てきてヒロコはさかんにうなずき、感動しているのはわかるのですが 何の事だか私にはわかりません。 ただ、坂本さんがパソコンにとても詳しく、私の掲示板の危機を救ってくれそうな事だけは 横から見ているだけでも判りました。

なんで、そんなに詳しいかと訊ねたら、パソコンが無い時代から保険会社で コンピューターを操作していたというのです。 そのころのコンピューターには画像が無かったというのはヒロコにも想像がつかないようです。 まーようするに、東大の数学科を出て保険会社で保険数理のアクチャリーとして活躍した人ですから どうも私のような凡人とは頭の出来が違う事はたしかなようです。

もう坂本さんには恐縮するばかりですが、坂本さんもただ奉仕するばかりではありません。 ヒロコにも書類を出して”或るモノ”をさかんに勧誘していました。 ”或るモノ”とはアカラックスが社運をかけて?発売した明楽寿(あからくす)共済です。 我が家では、ひそかに明楽寿”共済”ではなく明楽寿”交際”として交際費として落とす事を 考えているシロモノですが、なかなか興味深い共済(保険)である事はたしかです。 この事に関しては、いつかもっと詳しく書こうと思っています(^_^)

そんなパソコンに詳しい坂本さんなのに、アカラックスのホームページ… その片鱗を見せない、謙虚さが素朴でいいですね(^_^)

2005年08月29日084号 ドタキャン

「私は24時間、365日働いている」と言えば YUKIは「KENは24時間、365日遊んでいる」と言います。 ヒロコは「KENとYUKIは毎日毎日よく一緒にいられるよねエライよ!」と両親を尊敬?します。

見解の相違はいろいろありますが、我が家も3人で夏休みを取ろうという事になりました。 ところが具体的にどうするかとなると悩みます。 お金もないので、家でのんびり…と云っても、それでは普段とあまりかわりません(^_^;) クルマでどこか一泊旅行…と云っても、それも普段とあまりかわりません(^_^;) そんな時、YUKIの大学時代の友人から格安で大型客船による一泊二日の ワン・ナイトクルーズに行かないかとのお誘いがありました。 ”格安”にすぐ反応するYUKIは、友人からの誘いでもあり「行きましょうか?」と聞きますので 私は素直に「行きましょう」と答えました。 忙しいヒロコも25日(木)と26日(金)は休みを取って楽しみにしていたのです。

ところがその前日になって【明日のクルーズ中止】のドタキャン情報が飛び込んできました。 台風11号が接近の為と云う事です。 私は一生で最も高い買い物であるマンションを、バブルで最も高い時に、最も高い金利で 購入してしまった不運な男です。 そして、この夏、いくつのクルーズがあったかは知りませんが、よりによって、その日を狙って 台風が来てしまうという我が身の不運を嘆いてしまいました。

しかし、捨てる神あれば、拾う神ありです! 先週号でも一緒だった【保険選びネット】のバードさんから電話が入りました。 「大地一成さんと今日一緒に飲み会をやる事になっていたのですがドタキャンが 一人でちゃったので、来られませんか?」というものです。 保険評論家の大地さんとはネットを通して5年来のお付き合いで、数回はお逢いしているのですが じっくりと呑んだ事がありません。

2年ほど前に、大地さんのHPにお邪魔した時、調度ピッタリのアクセス200000件目でした。 その商品としてビール3本分は奢って頂けることになったのですが…それもそのままでした。

私は仕事を早く片付けてクルマを置いて小田急線で町田(大地さんの地元)の焼き鳥屋さん に向かいました。 大地さん、バードさん、そしてインターネットでの新しい保険戦略の会社を立ち上げた Nさんとは初対面でしたがすぐ打ち解け 先週に引き続き、大いに飲み、大いに語り…保険談義でもりあがりました。

さてお会計は4人で3万円でした。 したたかに酔った大地さんもサイフを出した時に、バードさんが言いました。 「アッ大地先生は今日は結構です、3人で払いますから…」と。 そういうわけで3人が1万円を出して、手回し良く、それぞれ領収書を貰いました。 まーそれでも思ったより安い予算で済んだのですが… 考えてみれば事情も知らず急遽参加したわけで、何で4人の割り勘じゃないのか判りません。

でも、その時に閃きました!ドタキャンがあったからと誘いの電話があった事を。 マージャンならともかく、焼き鳥屋で呑むのが4人から3人になったところで、 慌てて一人探すことも無いような気がしたからです。 でも…やっぱりそれは私の思い過ごしでしょう。 バードさんもNさんもとてもリッチな人で割り勘の負担減の為に、私をワザワザ呼び出すような ケチな人達ではありません。

どうも貧乏生活が長く続くと、いろいろくだらない事を邪推をしてしまう自分が悲しくなります。 でも、いつかは必ず、大地さんからビール3本分は奢ってもらうのだ!!

2005年08月15日082号 キューバ音楽

ほんとうに何年ぶりかのライブ・コンサートに行ってきました。 キューバのロス・バンバンというサルサバンドです。 ヒロコのサルサのパフォーマンスでもロス・バンバンの曲は数多く取り入れていて 私もYUKIも曲だけは、とても馴染んでいたのです。

会場は新木場に最近出来た(カーナビに入っていない)STUDIO COASTという なかなか洒落た劇場というかライブハウスです。 お客様も、いかにもサルサ風?という女性多数に、サルサ風男性?もチラホラ 気分は盛り上がります。(^_^) 入り口でチケットを渡すと、別に500円徴収され大きなバーカウンターで好みのカクテル類などを 作ってもらい会場に入るとビックリです! そこはコンサートホールというよりディスコといった感じの大きなフロアーで、 前座バンドにあわせて、多くの人がサルサを踊っているのです。

ヒロコも友人と先に来ていてもう踊っているのでしょうが、 広くてぎっしりつまった会場では、どこのいるかも判りません。 少しぐらい踊るならともかく、最初から最後まで、こんなところでYUKIと二人で 立ちっぱなしでは身体が持ちそうにもありません。 ステージの反対側を見ると、その高いところに椅子席のスペースが 少々あるのを発見!、そこに一目散です、ナサケナイ(^_^;)

ロス・バンバンはやっぱり凄いです! まず音が違います、ひとつひとつの楽器がパワフルでクリアーでリズミカルで… 前座の国内サルサバンドも上手になったものだと感心していたのですが 音が出た瞬間にレベルの違いが炸裂!します。

次にボーカルが違います、5人のボーカリスト(歌わない時は楽器演奏)の 歌唱力はもちろん声にそれぞれ個性があり、なんでこんなに凄いのが こんなにいるの?という感じです。 高い位置からステージをみていると、バンドの一人一人の動きや 個性がよく見えて、とても面白ものです。 私はメンバーの名前は誰ひとり知りませんし、私の知ってる曲は数曲しか 演奏されませんでしたが、とても感動的なライブを見る事が出来ました。

エネルギッシュなステージに会場は盛り上がりに盛り上がって最後は アンコールの大合唱になりましたが、演奏は定刻でピタリと終了しました。 少々がっかりしましたが、我が家に帰って彼らのスケジュールをネットで見て納得です。 今、彼らは3ヶ月の海外ツアー中で2日前にはジュネーブ(スイス)でコンサートを したとばかりだというのです。

共産主義のキューバから外貨獲得の使命?でやってきて、このハードスケジュールを ノルマのようにこなす彼らにアンコールを求めるのは気の毒なような気がします。

キューバの老ミュージシャンをドキュメントした名画ブエナ ・ビスタ・ソシアル・クラブの イブライムがこの数日前に78歳で急死したニュースはショックでした。 ヨーロッパツアーから帰った3日に様態がわるくなり入院して6日に亡くなったというのです。 ヒロコが大好きだったピアノのルーベンも、キューバ旅行に行ってツーショットが撮れたと 大喜びした大御所コンパイ・セグンドも…そしてイブライ ムも今はいません。 世界的に脚光を浴びることが彼等にとって、ほんとうに幸せだったのか考えてしまいます。

でも、キューバの音楽が素晴らしい事は、間違いありません。 ヒロコも久々に我が家に帰り、興奮はさめやらず午前3時頃までライブの話で盛り上がりました。

2005年08月01日080号 優雅な生活

実はヒロコは6月から家出をしているのです。 まー家出と言っても8月までの期間限定で所在も解っているのですが。

ヒロコの職場の先輩がニューヨークに3ヶ月ほど行く事になり その留守宅を月7万円で使わないかと持ちかけられて、 ヒロコは二つ返事で引き受けたということのようです。

彼女(先輩)の家は職場に近く、家財道具も調っていて優雅なようです。 また家賃を払っているからには使わないとソンと思っているのか、 ほとんど我が家には帰ってきません。

したっがって、ここ2ヶ月ばかり、そしてこれから1ヶ月も… 毎日、毎日、YUKIと二人っきりです(^_^;)

YUKIはヒロコがいないととても家事に手を抜くのです。 私は毎朝7時には起きているのですが、YUKIはゆっくり起床して 食事はお昼前のブランチになるのが通常です。

昨日もYUKIとクルマで外出して午後6時頃になって 私がYUKIに「お腹がすいたね!」言いました。 これもいつもの返事で「さっき食べたじゃないですか!」と言われるのです。 さっきとは、朝食のことです。

「じゃー松屋のスープカレーを食べましょう!」とYUKIの提案です。 実は最近二人は390円の松屋のスープカレーにハマっているのです。

これを紹介してくれたのは1年ほど前に紹介した【八百屋のマイケル】です。 実はマイケルも最近パソコンを購入してインターネットをするようになったのです。 1年前には、彼が私のHPを見ることはないとの前提で、彼自身も知らない ”八百屋のマイケル”のあだ名を載せたのですが… 今ではすっかり週間KENの愛読者になって頂いたようです。 そして感想メールはマイケルの名前で送られてくるのです。

マイケルも【お~いお茶・濃い味】の大ファンで感動しあいました。 【タイ・カレー】のお店にも早速行って美味しかったとの感想です。 でも量が少し足りなかったようで、帰りにセブンイレブンのカレーパンを 食べたようですが、またそのカレーパンで盛り上がりました。 そして、マイケルが「松屋のスープカレーも安くて旨い!」との話しになり さっそくYUKIと食べにいったのです。

基本的にYUKIは食べ物に興味がないのですが、安さには興味があるのです。 大きなジャガイモと人参がボコッと入ったスープカレーは中々のものです。 小食のYUKIとは、ライスと人参・ジャガイモの交換をすれば調度良いのです。 松屋なら、少しクルマを走らせばどこかにあるので便利でもあるのです(^_^)

まーこんな生活をしているわけであります… ヒロコの、そしてYUKIの…優雅?な生活もあと一ヶ月です。

2005年07月18日078号 ビーバ 59歳!

7月12日、私の59回目の誕生日は 世田谷にあるメキシコ料理店【posada del sol】に行きました。

ヒロコのサルサ・クラブ(テンプル大学)のイベントの時には お世話になっていたアルマンドさんのお店で メキシコ通(拓殖大学ラテン・アメリカ研究会4年間在籍!?)の 私の誕生日の度に行こう行こうと言っていたのですが、やっと今年は実現したのです。

なぜ?今まで実現しなかったかと言えば… YUKIがサイフの紐をしっかり閉めていたからです。 なぜ?今年は実現したかと言えば… 今年就職したヒロコが招待してくれると言ったからです。

こうなったら、もうYUKIもワタシもゲンキンなもので こんな歴史的出来事を先送りなぞできないと、スケジュールを急遽調整して 誕生日当日の夜、仕事帰りのヒロコとはお店で待ち合わせという事で 私はクルマをおいてYUKIと電車で向かいました。 なんせワタシはタップリと呑ませて頂こうと思っているのですから(^_^)

下高井戸駅から歩いて数分、 洋菓子店ノリエットの2階にある【posada del sol】はすぐにわかりました。 「アルマンドがヒマで嘆いていた」とヒロコが言っていたとおり、 店内に一組のファミリー客がいるだけで、 一番奥のリザーブ・テーブルが寂しそうに我々の到着をまっていました。

ヒロコから仕事で少々遅れるとの連絡がケータイに入りました。 初対面のアルマンドはヒロコが来てから歓待しようと思っているのか? 人見知りをしているのか?気遣っているのか? 店はヒマなのに、どこかに引きこもってオーダーも取りにきません。

私のイメージでは店に入るや「OH!ヒロコのパパとママ!マッテマシタ!」と 陽気にハグぐらいしてくるかと思ったのですが…(^_^;) 静かな店内でYUKIと二人で向き合ったまま、いつ来るかわからないヒロコの到着を ジッと待っているのはツライものがあります。 もうこうなったら呑むしかありません!アルマンドに生ビールと とりあえずはチョリッソ(豚肉)のタコスを注文し二人で乾杯です。 旨い!生ビールとタコスがこんなにマッチするとは!生ビールは直ぐに空になり 2杯お替り、ビールばかり飲んでいたら、このあとのメイン・ディッシュが入らなくなってしまいます。 でも…本日誕生日でメイン・ゲストの私が、 本日のホスト役のヒロコに遠慮することはありません、ガンガン飲んで待つしかありません!

ビールはここまでにして、メキシコといえばテキーラ・ベースのカクテル【マルガリータ】です。 これがまた”つぼ八”で出てくるようなナサケナイ?ものではなく、本場物の迫力です。 これもお替りして、かなり気持ちよく?なったところでやっとヒロコの登場です。 仕事が忙しいことはケッコウ!大いに稼いで!本日はご馳走様!…ともう 私はすっかりハッピーになっていました。 (YUKIに言わせると私は基本的に常にハッピーでおめでたいとの事ですが)

お腹がぺこぺこというヒロコがメキシコ料理を何点か矢継ぎ早に注文して ひと段落したところで、アルマンダが奥のBARコーナーで、 とっておきのテキーラでも飲まないか?と私達を誘いました。

正直テキーラのストレートには抵抗があったのですが、 さすがアルマンダ自慢のテキーラは違います、 もうこんなの飲みだしたら”アル中”になってしまうのでは と思うほどグイグイの飲めて旨いのです。(^_^;)

アルマンドもココでは実に楽しくラテン気質まるだしで時間を忘れて 終電車ギリギリになるまで楽しい時間を過ごしました。 「あんなアルマンドは初めて見たし、今まで聞いたことがない話ばかりで とても楽しかった」とヒロコの感想です。 […]

2005年06月13日073号 それでは、行ってまいります!

ハワイ行きが決まった時、この【73号】はホノルルから送ろうと決めていました。

このコラムは毎週月曜日発行となっていますが、 通常は日曜日の夜に原稿を書いて、就寝前(月曜日未明)にネットに流す… というパターンで連載しています。 今回のハワイ行きは日曜日(12日)の夜、成田を発つ便ですが ホノルルには時差の関係で同じ日曜日の朝に到着し、 その日の夜にコンベンションがあります。 すなわち現地時間で考えれば、何時ものように日曜日の夜に原稿を書いて ホットなハワイ情報を【週間KEN】でお伝え出来るという算段でした。

ところが先月11日にホームページの閉鎖騒動が勃発。 ハワイ出発までにはHPを再開するとの思いでやって来ましたが、 結局HPが再開したのがハワイ出発日の前日未明! このことを何も報告しないで、いきなり、♪浮かれてハワイ♪から… では、ケジメがつきません。

まずは、この場で、皆様にご心配をおかけしましたが、丸一ヶ月で あらためてホームページを再開する事が出来ました。 これは、ひとえに私を支えて下さった多くの皆様のお蔭と心から感謝しています。 詳しくはココをご覧頂ければと思います。

この件については、このような短い報告とリンクでお知らせ出きますが、 もう一つ、我が家にとって大きなイベントが土曜日(11日)にありました。

ヒロコの大学(米国のテンプル大学日本校)の卒業式です。 ヒロコが卒業生を代表してスピーチをするというのです。 そのために宮崎からおばあちゃん(YUKIの母)も上京し、 ヒロコもYUKIも着物も着せてもらってと大騒ぎの一日です。 こんな一大事!?を【週間KEN】に書かずに、いきなりハワイ号では 今度は留守番役で”出たがり屋”のヒロコからクレームが来そうです。(^_^;)

さて、卒業式は思ったより遥かに盛大で厳かで感動でした。 会場は先週の学長との食事会と同じ、都ホテル(港区白金)の大会場。 完全にアメリカ風卒業式で、フィラデルフィア本校の学長は勿論 在日アメリカ大使も迎えての一大セレモニーです。

特別に成績優秀という事でもないヒロコが卒業生代表に選ばれたのは 4年間の大学生活を100%エンジョイしたからではないでしょうか? サルサクラブを創設し、あらゆるイベントに積極的に係わり、 ほとんどの教授や講師、そして学長とまで仲良くなって、 アルバイトはもちろん結局、就職までその関係できめちゃたようなのです。 よーするに、先生や生徒の間でも認知度の高い生徒だったのです。

そんなヒロコのイベントがあるごとに私もビデオを持って参加していたのですから、 けっこう私も有名(親バカとして)になっていたのです。 実は私は…ヒロコを保育園時代から撮り続けて来たのです。(^_^;)

ヒロコが大きな壇上にあがりました、何時ものように落ち着いて ユーモアに満ちたスピーチが会場を沸かせますが… 英語ですので少し理解出来ないところもあります。 しかし、ちょっと真を置いて ビデオを撮っている私に向かって感謝の言葉を言っているようなのです。 少し目を潤ませ、声が震えています、コッチもたまったものではありません… あとで私の撮ったビデオを見たら、画面が揺れていました(^_^;)

その後の立食パーティーでヒロコは誰からも声をかけられ、 その模様をビデオで撮る私をヒロコは「My father」と紹介してくれるのですが、 誰からも…「以前から知っているヨ」とのお答を頂きました。

宮崎のおばあちゃんも「小さい時には大変なハニカミヤだったヒロコが…」と とても感動されたようです。

てなわけで【73号】はハワイからではなく、我が家から送りました。 【74号】を書く時は我が家に戻ってきてからです。 そうすると画期的企画?ハワイ発【週間KEN】は無いというのも寂しいので… 臨時増刊号としてでも、出せたらと思っています。

[…]

2005年06月06日072号 KENは眠らない

アッというまの一週間です! そして後一週間でハワイです! それまでに何とか、私のホームページも再開させたいと思っています。 寝る暇もないせわしさです(^_^;)

ヒロコは「KENは眠らない」と言います。 ヒロコが寝る時も、起きた時も、私がパソコンの前にいるからですが… 「野口英世は眠らない」という本をもじっているのです。 この本の著者である山本厚子さんとメキシコ大使公邸で ヒロコと一緒に逢いする事が出来ました。 何でこの本と出合って?何でメキシコ大使公邸なのか? それを書きだすと、またもや長くなりそうなのでやめます。 普段は(日本語の)本をあまり読まないヒロコが一気に読んだくらいです。 面白い本なのでお勧めです!

また日曜日にはヒロコが今春卒業したテンプル大学の卒業生から 選ばれた生徒の家族を、お食事にご招待いただけるという、 ありがたいお誘いに、家族3人大学近くの都ホテルに出かけました。 我々のテーブルは学長の隣でしたが、 なごやかに楽しく美味しい食事をご馳走になりました。 ヒロコはなかなかのスピーチ上手で会場を沸かせていましたが… しゃべりだしたら止まらないのは誰か?の血のようです(^_^) この土曜日(11日)には同じホテルで卒業式があり、 今度はアメリカ大使の前で卒業生を代表してスピーチが出来るとはしゃいでいます。

以上は私にとってマー骨休めのような話しです。 問題は「KENは眠らない」いや「KENは眠れない」のです。 何と言ってもホームページ閉鎖での対応が、なんやかやと時間が取られます。 【保険選びネット】の掲示板もレスが200を越えて、私がなぜか犯罪人のような 意見も飛び出してきて、穏やかではありません。 ネット上での誹謗中傷には馴れている私ですが、 今回はロコハウスの看板を背負っての騒動ですから 私のお客様に不安な気持ちを少しでも与えたら申し訳ないとの思いがあります。

どんなに遅くともハワイに行くまでにはホームページを再開するつもりですが 保険会社からの具体的な改定箇所を指摘した山ほどの書類が 私の手元に届いたのが金曜日の夕方でした。

今回の騒動で私の励みになっているのは坂本さんの存在です。 たまたま、坂本さんのセミナー直前に”事件”が起きてしまったという因縁で お気の毒に…私が巻き込んじゃったようですが(^_^;) こんな時に、これほど頼りになる人は他にいるもんではありません。

国内生保のアクチュアリー、外資生保の立上げから常務取締役、 再保険会社の立上げから撤退を代表として遂行、日本アクチュアリー会の重鎮、 現在はアカラックスという会社を経営し保険会社や共済のコンサルタントから大学の講師、 ついでに?アカラクシアという売れない(余計でした)保険代理店まで経営しているのです。

おそらく、今この日本国に於いて現存する、 ”生命保険に最も詳しい人”ではないかと私は推察しているほどの”お方”です。 そんな坂本さんですから、通常なら数十万円いや場合によっては数百万円の コンサルタント料を取る”そう?”ですが… 今回の私どもの件に関してはハワイ土産のマカダミアナッツのチョコレートと 引き換えという、特別レートにてお引受け頂いたのです。

金曜日の夜、YUKIと坂本さんの神田のオフィスに相談に伺いましたが… 何時ものように?お酒を頂きながら、保険談義に花を咲かせ、 ラーメンをご馳走になって楽しく帰りました。

今、その書類の山に一人埋もれて…今夜も眠れそうもありません。

2005年05月30日071号 ユニークな家族旅行

26日(木)未明から29日(日)未明まで”二泊四日”の いつものYUKIとのクルマによるビジネス・ツアーに、プラス! ヒロコも加えてのファミリー・ツアーというユニークな旅から帰ってきました。

今回のホームページ閉鎖騒動で、 私は相談者の方に本当に申し訳ないと思ってしまう出来事が、 相談者自身のご家族に興ってしまったようなのです。

奥様がご主人の生命保険についてご相談されるというパターンは多くあります。 相談者である奥様との何度かのメールのやりとりで保険内容も決定し、 被保険者であるご主人に保険契約のため直接お逢いするという段取りになるのです。

この時にご主人が、それまでの経緯を知っていれば何の問題も無いのですが… いきなり、ヘンな保険屋のおじさんが、かなり遠方から、やってくると聞かされた ご主人は「なんだ?そいつは?」と怪しまれる事が多いようです。(^_^;) そんな時、通常は私のホームページをご覧いただき納得して貰うのですが… なんせ”閉鎖中”ですので、ますます怪しまれてしまったようです。

そんなわけで、ご主人からのアポイントが取れないまま タイムリミットの今週末と近づいていたのです。 これが原因で夫婦仲が悪くなった、なんて事になったら大変です。 ご主人からアポがとれたら必ず私のケータイに連絡を頂くという事にして、 この週末は近くまででも行ってスタンバイだけでもしておこうと決めていたのです。

そう考えていたところに、ヒロコが今春から社会人になって就職するなり、 土日も出社したりゴールデン・ウイークも無く超多忙だったのが 突然、まとまった休日が取れたので何処かに行こう!というので… 急遽、なんでも良いからクルマで出かけようという、 計画性のない旅がスタートしたのです。

メール相談で8割程度まで決まりかけている大阪のHさんがいらっしゃいました。 ちょうど通り道なので具体的な書類を直接お持ちするという事で 26日午前10時のHさん宅訪問が旅の第一歩になりました。

そこから数キロのところにヒロコの友人でローマ留学でも一緒だったJ子の実家があります。 そこに寄って見ようという事になったのですが留守でした。 そこで玄関前で写真を撮って今はニューヨークにいるJ子に ヒロコがメールで黙って写真だけを送りました。 直ぐに戻って来た「なんじゃ!こりゃ!」というJ子のメールに車内で3人は大笑いです。

また、そこから数キロのところに私の生命保険の法人契約第一号になったYさんの会社にも 家族で突然訪問させて頂きました。

この日は最終目的地はヒロコの希望で鳥取砂丘で宿を取る事にしたのですがまだ時間があるので YUKIは天橋立(あまのはしだて)経由で、しかも高速道路を使わずに行けと言うのです。 しかし、前日から一睡もせずに運転を続けている私に突然睡魔が襲ってきました。 ほんの小一時間まどろんでいたのですが、なにやら助手席のYUKIがブツブツ不機嫌そうにしています。 これでは天橋立には行けないというのです。 私もそう思います、それより鳥取砂丘の日没を見ようという事になりました。

一路、クルマは日本海に向かって北上し、そこから日本海にそって西へ走ります。 途中の漁港で沢山の大きな電球をつけた漁船が並ぶ漁港がありました。 そこで70歳になる漁師さんからお話をいろいろ聞きました。 これはイカ釣り船でこれから出かける漁に出る準備をしているというのです。 電球は1個3000ワットで肌を出していると大変な日焼け?をしてしまうそうです。 漁師の平均年齢はもう60歳以上とか、色々話が聞けて勉強になりました。

日本海の日没は涙が出るくらい美しさです。 鳥取砂丘は絶好のタイミングの到着で、想像以上のスケールに皆感動です。 日が落ちると、先ほどの漁船の漁火(いさりび)が海に浮かびとても幻想的です。

夜は砂丘の正面にある砂丘センターというところに宿泊。 ビールで乾杯し夕食を食べて、おおきな温泉の湯船につかって部屋に 戻るなり、10時前には熟睡をしてしまいました。 和室でトイレもない部屋でしたが、夕食と朝食がついてビールも飲んで3人で18,025円 はとてもリーズナブルです。 朝の砂丘の風景も格別です。 […]

2005年02月07日055号 ヒロコの就職

ヒロコの就職が決まったようです。 どうしても本人がやりたいと拘っていた外資系映像製作会社です。 だいたい、このような会社はヒロコから色々説明を受けても わかったようで、わからないもので… まー、親としては、やっとここまで来てくれたと、マズは一息というところです。

それにしてもヒロコの学生生活も就職活動も(私にとって)わけのわからないまま終わりました。 そもそも、わけのわからない中学に入学させたのが始まりだったわけですが(^_^;)。 大学の単位は12月で取り終えて、卒業式は6月にあるというのです。 いわゆる、一般的な就職活動をやっていたという気配もありませんでした。 多くのアルバイトをこなす中で「ウチに来ないか?」とのお誘いが多く、その中で迷っていたようです。

その極めつけはインターン・シップ(大学の授業の一環として企業で働く)の外資系企業です。 都心の高層インテリジェンスビルのスリー・フロワーをゆったりと使った贅沢なオフィスで CSR(最近どの企業も注目しだした企業の社会的責任)の仕事の手伝をしていたようですが 重宝がられて、現在も週に何日か呼び出されているのです。 給料水準がムチャクチャ高く、私が就職したいくらいなのですが… ヒロコのためにポジションを用意しているというボスの言葉を蹴って、 給料が半分以下のプロダクションに就職したのです。トホホ

でも後日談があります。 ヒロコはつい先日”そのボス”に外資系映像製作会社に就職が決まった事を報告したそうです。 するとボス(カナダ人)は「ちょっと、ゆっくり話しましょう!」とボスのオフィス(個室)に呼ばれ てっきりヒロコは引きとめられるものと思っていたのですが…ボスからでた言葉は、 「実はまだ誰に言っていないのだが、私も会社を辞めてカナダの放送局の番組プロデュサーになるので、 一緒に仕事が出来るかもしれない!」と大ハシャギしていたというのです。 ほんとうに、わけのわからないはなしがたくさんあるのです。

そうそう、もう一つヒロコに「ウチにこないか?」と聞いて、断られた会社があります。 有限会社ロコハウスです。 「今いる二人の幹部をクビにしてイイなら考える」と言われて 二人の患部じゃなかった幹部で考えたすえ、とりあえずは諦めました。 ヒロコのロコをとった会社です… 彼女にとっても魅力ある会社でありたいと思っています。

2005年1月17日052号 犬も喰わない…

あわただしい12月も正月も終って… ハワイに向けてエンジン全開と行きたいのですが、疲れがドッとでたのか 風邪薬のパブロンゴールド顆粒42袋入がもう僅かになっても咳きが止まらず 一日事務所(すなわち家)にいる日が多いのです。 すなわちYUKIと朝から晩まで24時間一緒にいるわけで そうなるとトムとジェリーみたいにケンカがはじまるのです。

YUKIに言わせるとKENは歳を取ったので「とても頑固になって見苦しい!」というのが 最も多い攻撃材料です。 私にとってはそれは”頑固”でなく”信念”なわけで、見解の相違です。

お金にまつわるケンカは悲しいかな定番です。 ガソリン代をYUKIに請求すると「無いです!」といわれ… だったら出かける事も出来ないと家にいると「お仕事に出かけれれたら…」 などと言われるので私も黙っておれなくなるわけです。

まー私がもっともっと稼げばいいのでしょうが、平均的代理店の収入はあるわけで それなりの営業経費がかかるのに、お金を管理するYUKIは私にたいして いつも「無いです!」と言い続けるのです。

そんな訳で、私も少しでも収入を増やさなければと… インターネットでの”仕掛け作り”をするのですが、困ったことにコレは私の趣味 で遊んでいるとYUKIは思っているのです。(もちろん楽しくやっているのは事実ですが) 私の”溢れる才能?”をひきたてて、足りないとこをYUKIが補ったくれればいいのですが 私の欠点を引きたてて、私を押さえつけようとするのです。トホホ

保険料の銀行への入金はYUKIの仕事です。 でも、我が家は辺鄙なところにあり銀行にはバスに乗らなければなりません。 私がクルマで出かける時に一緒に銀行まで行くのはいいのですが 帰りのバス代も勿体無いと、帰りも乗せて帰る事になるのです。 よく考えたら私が銀行で入金すればすむ話しですが なぜか二人で”ナカヨク”お出かけするのが日課になってしまいました。 クルマでの送迎は私の絶対的任務だとYUKIは思っているようです。

暮れの話しですが…カレンダー配りで深夜になった私のクルマに YUKIから午前3時過ぎ電話が入りました。 「無理をせずに帰ってらしたら…」という、めずらしく?やさしいものでした… しかし、よく聞いてみるとヒロコが朝7時頃に出かけるので、 それまでに帰って駅まで送れというものです。 こんどは疲れきった私がキレてしまいましたが、情けない事に結局、 私はヒロコを駅まで送り、その日は寝るタイミングを無くしてしまいました。

私は昔から朝型人間です(YUKIは歳のせいで早起きになったというのですが) 前の晩どんなに遅くても8時前には起きてパソコンを開きます。 ヒロコが出かける時以外はYUKIは遅くまで寝ているのです。 つい先日ですが、早くから起きてお腹がすかした私が 「もう10時だよ!」と言って起こそうとしたのですが… その言い方、イントネーションが不愉快だと言われケンカです。

こんな、犬も喰わない夫婦喧嘩を結婚依頼、長年続けていると… もう趣味?の領域に入ってきたと思ってしまう事もあります。 ヒロコはもうすっかり慣れっこになっていて… 「我が家の模様をインターネットで一日中流したら大ヒットするよ」 なんて、冷ややかに言われてしまうのです。