2007年12月24日205号 アカラックスの忘年会

一ヶ月ほど前にアカラックスの新越部長からメールが届きました。

>年末となり、ちまたでは忘年会を計画する時期となりました。 >そこで、当方では、「題名の無い音楽界」に対抗して、 >「セミナーのない2次会」を計画しているところですo(^-^)o >現在、12月20日(木)が有力な候補として挙がっていますので、 >あらかじめスケジュールの調整を宜しくお願い致します。

何のことかと言えば… 一昨年までは毎月アカラックスでセミナーが行なわれていて そのあと近くの居酒屋で2次会、その後はアカラックスのオフィスで3次会というのが お決まりのパターンで毎月飲んだくれていたのです(^_^;) そんなわけで… セミナーはどうでもいいけど(^_^;)二次会・三次会が楽しみという人達もけっこういたのです。 それが今年のアカラックスさんは共済のコンサルで多忙を極め?セミナーが無くなったのですが… アカラックスの二次会をいやセミナーを望む声は私を含め少なくなかったようです。

そんな声を反映して 【セミナーの無い二次会】のご案内メールが届いたというわけです。 とうぜん私はカレンダーの12月20日(木)に印を入れて例によってYUKIと サカモッチ(坂本さん)ファンであるヒロコと3人で参加する予定である事を連絡しました。

ところが、その20日直前になっても会場や時間や予算の連絡がまったく無いので 電話で新越部長に確認してみると 会場はアカラックスのオフィス、時間は午後5時半頃からボチボチと、 会費は無料だけど持ち込みは大歓迎!というのです。

アカラックスのオフィスは今春同じビルの2階で広いところに引っ越しているので 問題は無いのですがオフィスでの忘年会で常連で家族での訪問となれば それなりの持込をしなければ…という気持ちになります。(^_^;) それほど料理の得意でないYUKIが急に手料理を、と言っても大変です(^_^;) でもYUKIは意外と落ち着いていて「ポテト・サラダぐらいだったら簡単に作れるから」と 心強いコトを言ってくれるではありませんか。 さっそく近くのスーパーでジャガイモとそれに出来合いの豚の角煮やおつみを買って 準備をし出かける事にしました。

ポテト・サラダの用意もあって、私とYUKIがアカラックスに到着したのは7時ちょっと前でしたが 会場はかなりの盛り上がりで「遅い!」と叱られてしまいました。

アルコール類は先日、香港の免税店で買ったシーバス・リーガルの1リッター瓶を お土産としてアカラックスに持っていっていたのですが… INSWATCHのイシイさん私と顔を合わすなり… 「あの香港土産のスコッチこのまえ僕が全部のんじゃった!」ととてもご機嫌なのです(^_^;) YUKIのお手製のサラダも思った以上の好評でアッというまに無くなってしまいました。

「YUKIさんは料理がまったく出来ないなんていうけど、ウソばっかり!」 下川さんからYUKIは誉められ、私は叱られとました。 でもポテト・サラダは料理というほどのものではないとは思うのですが、まーいいでしょ(^_^;)

少々遅れて【保険えらびネット】のバードさんや 【保険情報】の代表シラネさんと、 そこの辣腕記者?で我が家ではおじゃる丸の川上さんで通っているフジワラさんと ほけんドッグのやすしさんと… 顔なじみの酒豪がぞくぞくと集まってきます。(^_^;) そうそう【保険情報】からは『ネットでの保険販売』というテーマで 先日取材を受けたばかりですが新年号に掲載されるそうです。

私はネットはマスなメディアではなくて、あくまで個人的なメディアでとして有効なもので、 それをどう上手く利用するかが代理店経営の未来にも係わってくるという考えで その思いを私のブログのテーマでもあります。 しかし業界紙の大きなクライアントが保険会社だったりするようなので ネットをマスなメディアとして、どう使っていけるか?といったようなことに 取材の主旨があったようで、期待に添えなかったかもしれません… ま~なにはともあれ新年号が楽しみです。(^_^;)

「でも実際には今のところネットを個人的に利用して保険営業が成り立っているのは […]

2006年05月15日121号  がんこ

がんこ…といえば下にオヤジとかジジイとかが付くのが一般的です。 がんこコドモとか、がんこムスメというのは一般的ではありません。 私もがんこなオヤジとかジジイを見て…「ああーイヤだなー」と思っていました。 ところがYUKIは「KENはとてもがんこになってきて、どうしようもない!」と言うのです。 ヒロコまで、それに大いに同意をするのです。

考えてみれば私もオヤジの領域からジジイの領域に入ろうという 押しも押されぬリッパな?がんこジェネレーションです。 どうやら自分は、まったく意識していないうちに”がんこ”になってしまったようです。

なぜ、そうなったのか?いや、そう思われるようになったのか 自分なりに分析しました。

私がYUKIから最も多くいわれるのが…「だったら私に聞かないで下さい!」という言葉です。 何を聞いて、そのような事を言われるのか?といえば… 手近なところですと、この【週間KEN】です。 ここでは我が家の現実を赤裸々に暴露!?していますので、 たとえ夫婦であれYUKIにも目を通していただくのが当然のマナーだと思い目を通して貰います。 ところがYUKIは細かい表現の修正ならともかく、考えの違いを突いてくるのです。

私は昔から『議論』は好きですから、YUKIとの討論になってしまい 「ボクはそういう思いがあってこの文章を書いたのだ!」と理屈を通そうとすると… 「だったら私に聞かないで下さい!…ほんとうにがんこなんだから」となるのです。

もうひとつ、きっと私は『がんこモノ』と思われているに違いない… と最近、強く感じるようになったところがあります。 先々週号で紹介した【保険選びネット】での掲示板です。 そこではDr.KENの名前で保険相談に答えるプロの一人として ホンネでのプロ同士の議論も大切という姿勢で取り組んでいます。

なぜ議論が大切か?というと… それが相談者にとって、もっとも判りやすい回答になるからです。

数年前、ある法人の保険で外資系生保A社と競合した事がありました。 どちらを選ぶか、判断がつかない社長はこんな提案をしてきました。 「私と役員の前で、お互い揃って保険のプレゼンテーションをやってもらって問題点を 議論してほしい…」というのです。 生命保険はまったく判らないと言っていた社長が、途中から議論に参加して、 社長の質問に明快な回答を出せなかったA社は敗退しました。

それいらい他社と競合する場合は私の方から、 この揃ってのプレゼンを提案する事もあり好評をえています。

公開されたネットの掲示板では、多くの専門家も見ていますし誰でも参加出来るので もっとフェアーで興味深い議論が出来るはずです。

ところが…ところが…ここからが問題です(^_^;) 生命保険の世界では基本的にこのような風土が無いのです。

私が望んでいるのは、自分の立場を明瞭にしたプロ同士が相談者に判りやすく プロの威信にかけた議論するという事ですが… そのようなプロは”議論”にほとんど乗って来てくれません。

乗ってくるのは…正体不明”2ちゃんねる的”短いセンテンスで絡んでくるヤカラです。 実は私はこういうヤカラはキライではないのです。 結構ホンシツを付いてくるので、私の考えをキッチリと書く事が出来るからです。 でも、こういうヤカラは自分の考えをキッチリと伝える事はしませんから 結局、私の考えや主張だけが掲示板に載ることになってしまうのです。

その結果どうなるか?というと… Dr.KENは自分の意見だけを押し通す【超がんこ者】と言われてしまうのです。

ただし、そのように言われるのは同業者や専門家と称する人達からで 肝心の相談者や掲示板を見ている多くの方達からは支持を受けていて 励ましや応援メールも数多く頂いているのが救いです。

私は昔から議論が好きですが、それは自分の意見を押し通そうというのではありません。 色々な意見を聞くことが面白く勉強にもなるからです。 どんなテーマでも正解なんてものはありません。

保険業界は議論を嫌う風土が根付いており、その”圧力”は鈍感?な私でも感じています。 […]

2006年05月1日119号  【保険選びネット】が何と!

【保険選びネット】をご存知ですか? たぶん、これをお読みくださっている半分ぐらの方はご存知だと思います。 ご存知というより…【保険選びネット】から私のHPに来られたのです。

あとの半分の方達のために少し説明させて頂きます。(^_^;)

インターネットを使われている方だったら何か調べ物をするとき、まず GoogleやYahoo!で検索される方が多いと思います。 例えば第一生命の代表的保険商品『堂堂人生』を検索すると 第一生命のHPより最上段に【保険選びネット】の同保険商品を解説 したページが表示されるのです。 私も職業柄よく保険関連の検索をするのですが 「またかよ!」という感じで本当によくデシャバッテ現れるのです。

一般の消費者もネットを使って商品を知らべたり勉強する事が増えてきました。 そのような人達がネット検索をしていれば、イヤでも?…【保険選びネット】に招かれるのです。 これが【保険選びネット】のフロント・ページです。

どうです!(^_^) 私の知人でもある保険評論家の大地一成さんが この溢れるばかりの情報を満載したHPをを評して 『保険情報のドンキホーテ(流通の)』と言ったのには笑ってしまいました。

しかし… 保険という商品は比較すればするほど、勉強すればするほど、判らなくなるのです。 そこで生命保険の相談コーナー【生命保険…教えて下さい】が2年ほど前に設けられました。 そして私はDr.KENの名前で回答者の一人として参加しているのです。

回答欄には私のメール・アドレスやHPがリンクされており そこからメール相談があり、全国にお客様が出来るようになったのです。

さてさて(もうフロント・ページをご覧になってお気づきかもしれませんが) この【保険選びネット】が星の数ほどある生活関連のホームページの中から 総合大賞に選ばれたのです!! この賞は提供しているAllAboutはご存知の方も多いでしょうが ナスダック上場の注目優良企業のポータル・サイトです。

たしか一昨年だと思いますが『マネー部門』で2位までいって 1位の国税庁のHPに負けたと、管理人の山浦さんが悔しがっていましたが、 まさか『マネー部門』を飛び越えて『総合大賞』を獲ったのには、私も驚きました。

でも、ほんとうに私は心の底から、このことに喜んでいるのです。 一昨年、国税庁のHPが一位になったと聞いた時、誰が審査員をやっているか 知らないけれど、”センス”の無い人達だね、と思いました。 インターネットの本質がわかってない…と思ったからです。

しかし!今年は何と!この雑然として、よく故障して、どこよりもセンスの無い(^_^;) 無骨なHPが、洗練された全てのHPをぶち破って総合大賞を獲っちゃたのです。 審査理由を要約すると…管理人の意気込みがスゴイと言うのです。 何がスゴイといえば、まっこうから契約者の立場で生命保険の本質に迫ろう という心意気に満ち溢れているというのです。 「やっと気付いたか!」との気持ちですが… このような個人が運営している無骨なHPから、 山浦さんの心意気と、インターネットの真髄を読み取った 審査員たちの心意気も嬉しくなるのです。

もちろん私も、その山浦さんの心意気に賛同して 参加させていただき、またそこでビジネスまでさせて頂いているのです。 そんなとこでビジネスをするのはオカシイという意見が時々ありますが…

生命保険についてちょっと調べてみようと言う人がまず【保険選びネット】に誘導?され… ここで保険会社からは得られない豊富な情報に興味を持って調べれてれば調べるほど判らなくなり… 次に掲示板【生命保険…教えて下さい】に投稿して色々な意見を聞いて見る… そこでも限界があるから、その中から気に入った回答者にメールで直接相談する。 そこで納得出来ナければ、他のプロにも相談し、 トコトン聞いて、納得出来て相性の合いそうなプロと契約するという完結方法です。

私達が真剣に相談者と向き合って、このようにビジネスを成立させて行く事が […]

2006年02月20日109号 「そうなっています」

「そうなっています…」 「そういう決まりですので…」 このような答えがよく戻ってきます。 「どうして?」と聞いているのにです。 特に私の職業である”保険の世界”にはコレが多いのです。

自動車保険の給付金をめぐって損害課に「なぜ?」「どうして?」と、とことん聞いたのに… 「そうなっている」としか答えない責任者の言葉に怒りのあまりココに書いちゃったこともありました。(^_^;)

保険会社が代理店を対象とした業務連絡会というのがあります。 商品や事務の変更などがレジメにそって「そうなりました」という説明だけで 代理店が聞きたい「なぜ?」「どうして?」という質問には、ほとんど応えてくれません(^_^;)

そこで?代理店を対象とした『ヘルプ・デスク』というのを設けれれるようになりましたが… ここでもマニュアルを見ながらの「そうなっています」と応えるばかりで 「そういった事は担当社員にお聞き下さい!」と言われてしまいます。(^_^;)

保険会社の社員というのは通常3年くらいで異動になります、それも最近では保険会社の 業務も多様化していますので、どの分野から来るかも判りません。 私も保険業務に携わって20年になりますから、ある程度のスペシャリストでないと 私の「なぜ?」「どうして?」にはなかなか対応してもらえません(^_^;)

そんな中において私の生保担当・M君は頑張ってくれています。 私がありきたりの質問をして電話を切ろうとすると 「エッ そんな解答でいいんですか?めずらしい!」なんていうのです。 M君も私に鍛えられて?とてもたくましくなって来ましたが、あくまで珍しい存在です。(^_^)

私が「なぜ」「どうして」にこだわるかというと… まず、自分自身がプロとして保険を理解していく上で、不可欠なことだと思っているからです。

私がDr.KENの名前で参加している【保険選びネット】という掲示版があります。 ここには生命保険に関する数多くの質問が毎日寄せられます。 保険会社や代理店の世界では…「そうなってます!」がどうも通じるようですが 一般の相談者に対しては「そうなっています!」では通じないと私なんかは思ってしまうのですが。

そこでの「プロ」の解答も…「そうなっています」というのがとても多いのです。 これでは相談者が怒るのではと私は思うのですが、思議なことに… 「そうなっているなら、そうだろう」と相談者も素直に受け取ってしまうのです。 保険のプロ自身がそう思っているのですから説得力があるのでしょう。多分。

そうなると例えばこんな事になってしまうのです… 生命保険に加入する時に健康状態を報告する【告知】に関する質問がよくあります。 普通なら覚えていないような、とても些細ことまで「告知すべきですか?」といったような相談にたいしても… マニュアル通りのワンパターンで… 「告知はすべて、ありのままに正直に書くことになっています」 そして追い討ちまでかけます「告知義務違反をすると保険金は支払われません」と。

このやりとりを目にした別の人が心配になって、こんな質問をしてきます。 「今加入している生命保険ですが実はその数年前に入院していた事を告知せず 加入してしまったのですが大丈夫でしょうか?」 これに対してもワンパターンの模範解答?が返ってきます。 「それは告知義務違反ですから追加告知をして下さい、保険金が支払われなくなることがあります。」 こんな問答が繰り返され保険契約全体が不信感をもたれるようになっていくのです。

公開されたサイトで偏った意見が出たときには他のプロから反論が出るのですが この手の質問では出てきません。 なぜならば、それは(マニュアル通りの)正しい意見だからです。 私も「告知は適当で良い」なんて決して言っているのではありません。 そんなことを言ったら募集資格を剥奪されてしまいます(^_^;)

私が問題にしているのは… ココでのテーマである「そうなっています」が、どんどん独り歩きして誰も疑問に思わないで、 そして誰も責任をとろうとしない事なのです。

マニュアル通りに「そうなっています」と応えていたら責任を取らされることはありません。 それは相談者にもいえます… なぜそのような相談をしたかといえば、保険金が貰えなかったら困ると思ったからでしょう。 だったら、すべてありのまま正直に告知すればいいのですが… […]

2005年11月21日096号 Dr.KEN初セミナー顛末記

Dr.KENのセミナーをやりたい! そんな気持ちは私がホームページをスタートした時からありました。 思いだけを何時まで抱えていても始まりません。 まずは日時や会場などを決めて、どんな形でもやって見る事だと決心したのです!

『会場』は私の友人Y氏が所有する麻布十番の小さなビルのレンタルスペース。 私を含めて10名も集まれば満員の小さな部屋ですが私のイメージにはピッタリです。 『日時』ですが、毎月あるアカラックスの坂本セミナーの翌日(これが今回は大正解) という事で11月18日(金)午後2時から4時と決めました。 『参加費』は1000円(お茶付)! 坂本セミナーは5000円でお茶も付きません(^_^) 『セミナーのテーマ』は初回で、どのような人達が集まるかも未定なので 、参加者の要望を聞きながら対応しようという事で「Dr.KENの生命保険よもやま談義」です。

セミナーの開催掲示は Dr.KENが活躍?している【保険選びネット】の生命保険セミナー告知板。 それに、ロコハウスのHPの表紙の”今年はサンバ(3羽)”のイラストのすぐ上にリンクをはりました。 開催日の1ヵ月前でした。

小さな会場での茶話会のようなものですから… カノ有名?なDr.KENのセミナーだったら数名は来て頂けるとタカをくくっていたのです。 しかし直前になっても、誰からの反応も音沙汰もまったくありません。(^_^:)

それに嘆いていると、ヒロコから「バカジャン!」とのひと言です。 今までメール相談があった人達のメールアドレスは残っているのだから、 その人達に直接ご案内を送るべきだとヒロコはいうのです。 私は素直に聞き入れて80名位のアドレスをBCCにまとめて送ったのが3日前です。

そしたら早速、数ヶ月ほど前までメール相談にお応えしてきたMさんから返事がありました。 喜んでメールを開けると、短い文章に 「お手数ですが、こちらのアドレスをリストから削除願います」 …もう何だか情けなくなって落ち込んでしまいました。

それから何通かの返事が入ってきて、今度は恐々と開けて見ます… それらは嬉しい事に、激励や近況を伝えてくれるものでした。 遠方や日時の都合で今回は行くことが出来ないけど チャンスがあれば是非参加したいというものです。 メールの相談者は全国です、明るい気持ちを取り返す事が出来ました。

私のDr.KENのセミナーの前日、アカラックスの坂本さんのセミナーの当日の朝… 友人の丸谷君(セピア色の友)からメールが入っていました。

「どうしても人数集まらなければ、明日午前中にでも携帯まで。なんとかできるかも知れない。丸谷」 涙が出るくらいありがたいメールですが、どうして彼が現況を知っているのでしょうか? BCCで送った80名のメールリストに彼のアドレスを間違って入れて送ったのがわかったのですが、 これは怪我の功名です。 さすが時間に自由が利くテレビ局のプロデューサーと感謝しつつ YUKIと恒例の坂本さんのアカラックス・セミナーに向かいました。

今月のアカラックス・セミナーのゲスト・スピーカーの水戸さんは、 私がゲスト・スピーカーをした9月のセミナーに初参加して、 私の生命保険に対する考えに心から賛同してくれたのは嬉しいのですが… とても声が大きく、とても騒がしくうるさいヒトなのです(^_^;)…この私がそう思うのでから相当なものです。

セミナーの終りに坂本さんから明日、私のセミナーがある事を宣伝して頂きました。 まず水戸さんが「角倉さん水臭いですよ!ひと言私に声を掛けてくれれば、喜んで参加するのに!」と…。 でも彼が参加したら私なんか霞んでしまいそうです。 結局、翌日のセミナーには坂本さん・中田クン・水戸さんの3名、それにMクンの4名のプロの参加が決まり、 YUKIと私、それに一般参加者として丸谷君が1・2名でもつれて来てくれればピッタリ収まりそうです。

翌朝、丸谷君のケイタイに電話を入れると、とてもとても情けない声で… 「ゴメン!風邪でダウンしちゃって、行けそうもない」

結局は、何の事は無い前日の2次会・3次会と同じメンバーです。 これではあんまりなので、この会場のオーナーY氏に途中からでもいいからと一般人として 参加してくれと嘆願して… 記念すべき【第一回Dr.KENのセミナー】はスタートしたのです! とはいってもこのメンバーですからセミナーというより、もう座談会です。 […]

2005年08月29日084号 ドタキャン

「私は24時間、365日働いている」と言えば YUKIは「KENは24時間、365日遊んでいる」と言います。 ヒロコは「KENとYUKIは毎日毎日よく一緒にいられるよねエライよ!」と両親を尊敬?します。

見解の相違はいろいろありますが、我が家も3人で夏休みを取ろうという事になりました。 ところが具体的にどうするかとなると悩みます。 お金もないので、家でのんびり…と云っても、それでは普段とあまりかわりません(^_^;) クルマでどこか一泊旅行…と云っても、それも普段とあまりかわりません(^_^;) そんな時、YUKIの大学時代の友人から格安で大型客船による一泊二日の ワン・ナイトクルーズに行かないかとのお誘いがありました。 ”格安”にすぐ反応するYUKIは、友人からの誘いでもあり「行きましょうか?」と聞きますので 私は素直に「行きましょう」と答えました。 忙しいヒロコも25日(木)と26日(金)は休みを取って楽しみにしていたのです。

ところがその前日になって【明日のクルーズ中止】のドタキャン情報が飛び込んできました。 台風11号が接近の為と云う事です。 私は一生で最も高い買い物であるマンションを、バブルで最も高い時に、最も高い金利で 購入してしまった不運な男です。 そして、この夏、いくつのクルーズがあったかは知りませんが、よりによって、その日を狙って 台風が来てしまうという我が身の不運を嘆いてしまいました。

しかし、捨てる神あれば、拾う神ありです! 先週号でも一緒だった【保険選びネット】のバードさんから電話が入りました。 「大地一成さんと今日一緒に飲み会をやる事になっていたのですがドタキャンが 一人でちゃったので、来られませんか?」というものです。 保険評論家の大地さんとはネットを通して5年来のお付き合いで、数回はお逢いしているのですが じっくりと呑んだ事がありません。

2年ほど前に、大地さんのHPにお邪魔した時、調度ピッタリのアクセス200000件目でした。 その商品としてビール3本分は奢って頂けることになったのですが…それもそのままでした。

私は仕事を早く片付けてクルマを置いて小田急線で町田(大地さんの地元)の焼き鳥屋さん に向かいました。 大地さん、バードさん、そしてインターネットでの新しい保険戦略の会社を立ち上げた Nさんとは初対面でしたがすぐ打ち解け 先週に引き続き、大いに飲み、大いに語り…保険談義でもりあがりました。

さてお会計は4人で3万円でした。 したたかに酔った大地さんもサイフを出した時に、バードさんが言いました。 「アッ大地先生は今日は結構です、3人で払いますから…」と。 そういうわけで3人が1万円を出して、手回し良く、それぞれ領収書を貰いました。 まーそれでも思ったより安い予算で済んだのですが… 考えてみれば事情も知らず急遽参加したわけで、何で4人の割り勘じゃないのか判りません。

でも、その時に閃きました!ドタキャンがあったからと誘いの電話があった事を。 マージャンならともかく、焼き鳥屋で呑むのが4人から3人になったところで、 慌てて一人探すことも無いような気がしたからです。 でも…やっぱりそれは私の思い過ごしでしょう。 バードさんもNさんもとてもリッチな人で割り勘の負担減の為に、私をワザワザ呼び出すような ケチな人達ではありません。

どうも貧乏生活が長く続くと、いろいろくだらない事を邪推をしてしまう自分が悲しくなります。 でも、いつかは必ず、大地さんからビール3本分は奢ってもらうのだ!!

2005年08月22日083号 個人情報保護法

お客様との信頼関係でなりたっている保険代理店にとって【個人情報】は命のようなものです。 でも今年4月から施行された【個人情報保護法】というのが、どうもよく判らないのです。

たとえば、お客様が事故にあって現場から慌てて私のケータイに連絡してこられたとします… こんな時【個人情報保護法】施行後の対応は まず、相手が本人であるかを証券番号等で冷静に身元を確認して 「事故による情報は個人情報になり、私はお客様の個人情報を取得する事になりますが、 それでも、よろしいでしょうか?」と確認せよ、というのです。

そんな事を私がケータイで答えたら「おまえはバカか!」と云われてしまいます(^_^;) これでは通販の事故受付センターと同じで、代理店制度そのものを否定するようなものです。

私のような零細保険代理店が大切にもっている個人情報といのは、それほど多いものではありません。 今回の法律で対象になるのは5000件以上の個人情報を扱う業者なのです。 でも莫大な個人情報を持っている保険会社と提携している保険代理店もその対象になるというのです。 しかし保険会社の社員や、インターネット等やデーター処理の委託会社ならともかく 代理店が保険会社が保有する大量の個人情報など見る事すら出来ないシステムになっているのです。

それでも、施行前には全保険代理店に保険会社から山ほどの書類が渡され、書類に判子を押さされ、 保険会社指導のもと【個人情報取り扱いの声明文】まで作らされてしまいました。

自分の命が大切だから命を守るための約束や宣言をさせられたようで、 わかったようで、わからないようで、何だかヘンとしか言いようが無いのです。 命(代理店の)を他者(保険会社)にゆだねる事によって、 心無いものに悪用されたり盗まれたりする事の方が問題ではないでしょゆか。

そんな思いをしていたところ… 8月のアカラックス・セミナーのテーマは【あらためて個人情報保護法とは何か】 そして今回の講師は坂本さんではなく、アアラックスの総務部長の新越さんだと云うのです。

新越さんはいつも坂本さんのセミナーが始まる前にスチュワデスじゃなかった客室乗務員のように、 トイレはどこの、喫煙はどうの、自動販売機は…なんてどーでもいい、じゃなっかた人によっては重要な事を きっちりと説明する人で、この人がいないと坂本セミナーは始まらないのです。 優しそうで、もの静かで、育ちは良さそうで、ホンの少し怪しそう?な新越さんは… 坂本さんが国内生保にいる時から今日までずっと運命を共にし オフィスの中にレコード(CDではありません)セットをそろえてしまうというマニアックなヒトなのです。

話が飛びますが(^_^) 私は最近、クルマで午後4時頃になると始まる【水戸黄門】の再放送にハマっているのです。 クライマックスになるとワンパターンで、悪代官が家来に向って「斬れ!」と号令を出して スケさんやカクさん達に次から次に逆に斬られちゃうのですが、そんな号令を素直に聞く家来を持っている 悪代官って、とても人望がある素晴らしい人なのかも…なんておもっちゃうのです。 で…アカラックスの下川さんやマドンナの高橋さんや新越さんという素敵なスタッフを見ていると 坂本さんって、とても人望がある素晴らしい人なのかも…なんておもっちゃうのです。

話を戻します(^_^) その新越さんの初セミナーが終って、会費2000円の中華料理屋での二次会で 「YUKIさんから今回の私のセミナーの感想をお聞きしたいのですが」と新越さんが聞いたのです。 どうしてYUKIをわざわざ指名したのか判りませんが、 コノ人は絶対にお世辞が言えるヒトではないのです、案の定… 「新越さんが講演されるという事で期待していたのですが、つまらなかったです」と言ったのです。 新越さんはとてもショックだったようで、そのあと恒例アカラックスのオフィスでの 三次会でも、可愛そうなぐらいこだわってYUKIに質問をしているのです。

保険の情報誌のSさんは「個人情報をリスク管理の視点からとれえたのは目からウロコだった」 と絶賛しているのです。 私もセミナー・デビューとしたら新越さんらしい個性も出ていて及第点だと言っているのです。 誰もが誉めているのです。 だから聞いた相手がワルイだけなのです。(^_^;)

「だったら私に感想を求めないで下さい!」…とYUKIは言ってます。 もうこれは私もYUKIから日常茶飯事に言われている言葉なのです。(^_^;)

【保険選びネット】の管理人バードさんが私に囁きました。 「なるほどDr.KENのネットでの打たれ強さはYUKIさんに鍛えられているのだ…」 そうですYUKIがあって今日のワタシがあるのです!

午後2時30分にセミナーが始まって、夕刻から二次回、そして三次会とおおいに盛り上がりました。 […]

2005年06月06日072号 KENは眠らない

アッというまの一週間です! そして後一週間でハワイです! それまでに何とか、私のホームページも再開させたいと思っています。 寝る暇もないせわしさです(^_^;)

ヒロコは「KENは眠らない」と言います。 ヒロコが寝る時も、起きた時も、私がパソコンの前にいるからですが… 「野口英世は眠らない」という本をもじっているのです。 この本の著者である山本厚子さんとメキシコ大使公邸で ヒロコと一緒に逢いする事が出来ました。 何でこの本と出合って?何でメキシコ大使公邸なのか? それを書きだすと、またもや長くなりそうなのでやめます。 普段は(日本語の)本をあまり読まないヒロコが一気に読んだくらいです。 面白い本なのでお勧めです!

また日曜日にはヒロコが今春卒業したテンプル大学の卒業生から 選ばれた生徒の家族を、お食事にご招待いただけるという、 ありがたいお誘いに、家族3人大学近くの都ホテルに出かけました。 我々のテーブルは学長の隣でしたが、 なごやかに楽しく美味しい食事をご馳走になりました。 ヒロコはなかなかのスピーチ上手で会場を沸かせていましたが… しゃべりだしたら止まらないのは誰か?の血のようです(^_^) この土曜日(11日)には同じホテルで卒業式があり、 今度はアメリカ大使の前で卒業生を代表してスピーチが出来るとはしゃいでいます。

以上は私にとってマー骨休めのような話しです。 問題は「KENは眠らない」いや「KENは眠れない」のです。 何と言ってもホームページ閉鎖での対応が、なんやかやと時間が取られます。 【保険選びネット】の掲示板もレスが200を越えて、私がなぜか犯罪人のような 意見も飛び出してきて、穏やかではありません。 ネット上での誹謗中傷には馴れている私ですが、 今回はロコハウスの看板を背負っての騒動ですから 私のお客様に不安な気持ちを少しでも与えたら申し訳ないとの思いがあります。

どんなに遅くともハワイに行くまでにはホームページを再開するつもりですが 保険会社からの具体的な改定箇所を指摘した山ほどの書類が 私の手元に届いたのが金曜日の夕方でした。

今回の騒動で私の励みになっているのは坂本さんの存在です。 たまたま、坂本さんのセミナー直前に”事件”が起きてしまったという因縁で お気の毒に…私が巻き込んじゃったようですが(^_^;) こんな時に、これほど頼りになる人は他にいるもんではありません。

国内生保のアクチュアリー、外資生保の立上げから常務取締役、 再保険会社の立上げから撤退を代表として遂行、日本アクチュアリー会の重鎮、 現在はアカラックスという会社を経営し保険会社や共済のコンサルタントから大学の講師、 ついでに?アカラクシアという売れない(余計でした)保険代理店まで経営しているのです。

おそらく、今この日本国に於いて現存する、 ”生命保険に最も詳しい人”ではないかと私は推察しているほどの”お方”です。 そんな坂本さんですから、通常なら数十万円いや場合によっては数百万円の コンサルタント料を取る”そう?”ですが… 今回の私どもの件に関してはハワイ土産のマカダミアナッツのチョコレートと 引き換えという、特別レートにてお引受け頂いたのです。

金曜日の夜、YUKIと坂本さんの神田のオフィスに相談に伺いましたが… 何時ものように?お酒を頂きながら、保険談義に花を咲かせ、 ラーメンをご馳走になって楽しく帰りました。

今、その書類の山に一人埋もれて…今夜も眠れそうもありません。

2005年05月23日070号 インターネットと保険営業

YUKIは「くれぐれもしゃべりすぎないように!」と私に言います。 総合司会に廻った坂本さんは【発言そこまで!】というパネルを 私の為に作ったからと前もって見せてくれました。 私は「今日は寡黙でいくからと」とアカラックスの美女、下川さんと高橋さんに言うと 「嘘だ~!」と笑われました。

アカラックスのセミナー【インターネットと保険営業】の ゲストスピーカーとして招かれた私は当初から、喋り過ぎる事を関係者は恐れていたようです。 それがさらに…セミナー直前のホームページ閉鎖でヒートアップし 鼻息を一段と荒くしてゲート・インした競馬ウマのように見られていたようです。

もちろん私自身、けっして無口な性格でない事は判っています。 私のHPの”事件”についても言いたい事は山ほどあります。 しかし、それは山浦さんの【保険選びネット】の掲示板の 延々と続く議論の中で、私の思いのタケを喋り続けています。 (お時間がありましたら、是非お読み下さい!かなりのバトルですが(^_^;))

したがってセミナーでは”寡黙”で通そうと思ったのです…YUKIの目も怖いですから。 それにセミナーに5000円を払って来られる方の中には 【インターネットと保険営業】を大きなビジネス・チャンスととらえ、 それをどう構築していくか、などと考えておられる方もいらっしゃいます。 貧乏代理店がインターネットでコツコツと時間をかけて保険相談をしながら全国を廻って、 やっとハワイに行けるようになったのに、それが突然HPを閉鎖されちゃって… 何て情けなくって、まどろっこしくて、聞いてられない!何て言われちゃうかもしれません。

とは言っても、私が話せる事とは、そのような自分が体験した事しかありません。 また、それを聞きたくてやって来られた方もいらっしゃます。 小さな代理店でもオリジナル情報を全国に発信でき、お客様からのアクセスに face to faceでキメの細かい対応が出来るというのもインターネットの魅力です。 しかし、その為にはオリジナル情報に対する規制のカベを打ち破らなければ 【インターネットと保険営業】の明るい未来は無い、と言うのが私の持論です。

その辺だけは寡黙ながらも?私の思いを語らせて頂きました。

私は壇上から一人の意外な顔を発見しました。 ニッセイ基礎研究所のM社長です。 私はコノ人の顔はスクラップで持っていたので良く覚えていたのです。 7年ほど前の経済紙の【生命保険の予定利率の引き下げを考えるべき】との記事で、 世の中には、とんでも無い事を言い出す人がいると私が思った張本人です。 そのM社長が私の発言を頷きながら聞いています。

私が保険業界の末端に身を置いて、とても不思議で不思議でたまらないのは… 誰もが金融庁という【亡霊】におそれ慄いている事です。 私は思わず壇上から 「今日はニッセイ基礎研究所のM社長もお見えになっており、その亡霊達と、ひょっとしたら お友達かもしれませんので、その変のご意見が伺えてたら嬉しいです…」 などと言ってしまったのですが、M社長は笑いながら反応され、和やかな雰囲気になりました。 M社長からの発言はありませんでしたけど、セミナーが終了して帰られる時に 私の突然の声掛けのお詫びと、ご挨拶をさせて頂いたのですが 「ほんとうに角倉さんが言われる通りです、頑張ってください!」と心の底からと感じとれる 丁寧な挨拶をして頂けたのには、とても心強く嬉しくなりました。

後で坂本さんに何のルートでM社長がセミナーに見えたのかと聞いたのですが… ネットを見て直接来られたという事で、坂本氏自身も驚いていたようです。 M社長はN生の中でもトップクラスの実力者だそうで、改めてN生の奥の深さを感じました。

セミナー終了後はいつもの懇親会。 その後、アカラックスのオフィスでまた飲みなおすのもいつものパターン。 酔いの廻った山浦さんが、突然言い出しました。 「角倉さんはヘンだ!そのヘンなところが好きなんだけど…」と 私は、ボランティアどころか持ち出しで趣味と断言して【保険選びネット】を運営する 山浦さんの方が充分ヘンだと思います。 […]

2005年03月28日062号 北陸ツアー

22・23・24と福井・金沢にYUKIとクルマで出かけました、もちろん仕事です。 福井のTさんは【保険選びネットの掲示板(とろろさん)】で、私と生保に対する考えが正反対だった方で その後、2ヶ月ちょっとメールのやり取りでTさんは私を質問攻め?にしたのですが… 最後には、もう聞く事が無くなってしまったと言われ、契約して頂く事になったのです(^_^)

それで福井に行く心の準備をしているところに金沢のNさんからメールが入りました。 Nさんは私のネット上の発言やHPをよくご覧頂いていて、契約するならDr.KEN(私)と 密か?に決めていたという、とてもありがたい方で北陸ツアーが現実味を帯びてきたのです。 Tさんも、Nさんも流通関係のお仕事をされているのでウィークデイが休みという事で、 22日(火)福井のTさん宅、23日(水)オフ、24日(木)金沢のNさん宅とスケジィールが決まり… 例によってYUKIとハードでバトルでハッピーな旅がスタートしたのです。

22日午前3時、結局睡眠はとれずに、東名・名神・北陸道で一路福井へ。 メールでのお客様の訪問は、それまでにお互いネットを通して気心が知れているので 仕事というより、お逢い出来るのが本当に楽しいのです。 Tさん宅では奥様や一人娘のオシャマな美古都ちゃんととても楽しいひと時を過ごすことができました。 宿泊は地元のTさんも知らないというYUKIがネットで探したアカデミア・ホテルでしたが 大浴場があるというので行ってみると、源泉100%(飲める)天然温泉でサウナや露天風呂もあって大満足。 YUKIの提案で福井駅前のデパ地下(だるまや西武)食料品売場の3割引のお弁当と 持参のアルコール類(ホテルの冷蔵庫には手をつけないのが我が家の…というかYUKIの掟)を フロアーにある製氷機の無料の氷で冷やして… ほんとうに、ほんとうに、つつましやかなディナーではありますが 風呂上り・ほろ酔い・そして旅の疲れ(なんてたって寝てない)で…午後8時には幸せな眠りにつきました。

23日、6時に目が覚めましたが、それでも10時間は寝ているのわけで爽快です。 NHKの朝ドラをのんびり見たり、パソコンをいじったり、忙中暇有というのはいいものです。 でもYUKIが起きてくると、のんびりとはしておれません、天気予報は雨…降り出すまえに『永平寺』へと 例?によって朝食抜きで出発、雨脚が強くなり永平寺はそここに『越前海岸』までドライブ、 ここまで来て越前ガニを食べずに帰ったら私の人生に大きな悔いが残るとの強い決意を固め! 空腹とYUKIのマクドナルドへのいざないに堂々と立ち向い正午前念願の”カニ”にありつけたのです。 そこから日本海を左に見ながら『東尋坊』に向かおうとした時、YUKIは突然、 金沢の『東京三菱銀行』に3時までに行きたいと言い出したのです。 福井に三菱銀行がなく金曜日集金の小切手が入金出来なかったのですが金沢には あるので、それをどうしても入金したいというのです。 地方出張中で東京海上にはいくらでも言い訳は利くのですが、一度そう思ったら後の引くヒトではありません。 『東尋坊』もそこそこに、高速道路を飛ばしに飛ばして3時前に『三菱銀行金沢支店』にすべり込み…

ほんとうなら能登半島をのんびりドライブと思っていたのですが… でもYUKIはまだ3時だから能登半島に行けるというのです、そして 砂浜を走る『なぎさドライブウェイー』を経由し『能登島』に入ったところでサン・セット お昼は(私は朝食で昼抜きと思っているのですが)贅沢をしたからと 昨日同様、金沢駅前のダイエーで半額のお弁当を買って(いつものマルエツみたいでトホホ) 金沢のホテルへ。この日だけで走行距離400キロ。

24日は快晴! Nさん宅は午後1時のアポイントまでは『金沢城』と『兼六園』を探索。 Nさん宅では保険談義で時間を忘れてもりあがり、外に出ると天気は一転して 空は真っ暗で大雨が降っていてびっくり、でも北陸ではよくある天気だそうです。 帰路は北陸道を北上して上信越道・関越道を通って延べ1500キロの北陸ツアーは 無事終了したのです。