2010年11月29日358号 晩秋4泊5日の旅

23日(火)勤労感謝の日の祭日が終るギリギリの23時45分 YUKIと私は東名川崎インターから西に向けてスタートしました。

今回の最終目的地は広島県の上下町、 私の生誕の地ですが、そこで伯父の十三回忌の法要が27日(土)にあるのですが…

どうせ行くなら途中関西のお客様にカレンダーを配りがてら、 のんびりと、いつもの公私混同で行こうというものす。 こんな事をココで書いてしまうと、「家(ウチ)には来なかったぞ!」と言われるかもしれませんが(^_^;) あくまで状況に合わせて、ムリをせずに行けるところだけ行ったという事でご了承くださいm(_ _)m

ようすにいつもの事ですが 休日1000円の高速割引をフルに活用し、カレンダーの郵送費も節約し、 ドライブを楽しみながら最終目的地の広島に行こうという我が家伝統のケチケチ旅行です(^_^:)

●24日(水) 厳密に言うと、この日が第一日目。 午前2時30分、我が家を出て約3時間、浜名湖サービスエリアで 夕食なのか朝食なのかわけのわからぬ食事を取る。 出かける前にエノちゃんの店で貰ったケーキを家に置いていくわけもいかないので持参。 ヘルシーな食事を取ったのに(^_^;) ① ② ③ 途中で仮眠を少々とって大津のサービスエリアで、どこを回るか作戦会議。 まずは午前中に突然伺っても問題なく合えそうな摂津のお米屋さんに。 そして摂津周辺の東淀川区や寝屋川など回るがほとんどが不在(^_^:) ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ この日の宿泊は大阪万博の会場となった千里のホテル阪急エクスポパーク…と ちょっと豪華なホテルで疲れを取るため早めのチェックイン。 この旅に合わせて購入したドコモの【モバイルWI-FI】がまったく機能せず最寄のドコモショップへ。 これは、我が家の旅には必携のノートパソコンと8月の購入しこれも必携の【iPad】などを どこでもインターネットと繋ぐ事が出来る私悲願のものなのですが、なんとか無事修理が完了。

●25日(木) 仕事の連絡や処理、疲労回復もふくめ午前中はホテルで過ごし、 ① ② ③ 午後は昨日行きそびれたところをドライブがてらポチポチと。 【iPad】がネットと繫がり、グーグルマップに現在地が表示されカーナビ同様の機能も果たせるのだが カーナビと違って精密な地図を自在に大きくしたり小さくしたり出来るので実の面白い(^_^:) ① 地番変更があったよでカーナビにセットされた古いデータでは判らなかった所の グーグルマップが性格にキャッチして誘導してくれました。 ① 我が家を出る時に処分できず、ず~と持ち続けていた”生ゴミ”も 途中の”道の駅”でやっと捨てる事が出来ました。ゴメンナサイ(^_^; ① ② 2泊目はビジネスホテル並の料金でちゃんとしたホテル! 我が家の定宿、ホテル・プラザ神戸、…でもだんだん寂しくなっていくようで寂しい(^_^:) ① ② ③ ④

●26日(金) この日も午前中はホテルの部屋で一応業務処理(^_^;) 朝食は抜きで、 11時30分からのホテルのランチの食べ放題1600円が割引1050円で食べられるので そっちをチョイス、もちろん量はセーブしてだけど、周囲のオバちゃんたちの食欲には圧倒される(^_^;) ① ② ③ ④ そして有料の中国道を少し使って佐用(兵庫県)で降り、そこから無料の鳥取道で鳥取市へ。 そこから津山市(岡山県)のビジネスホテルへ ① ② ③ ④ なんで津山なのかというと… 翌27日の午後2時から今回の旅の目的もある伯父の法事に照準あわせたため。 はじめて訪れた津山の街だがとても寂しい(^_^;) ① ② ③ ④ ⑤ ⑥

●27日(土) この旅の目的でもある広島県府中市上下町での伯父の法事が午後2時からあります。 津山から上下まで150キロほど3時間あれば充分に間に合いますので、 その前に津山城を見物、紅葉がとても綺麗で感激しました! ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ 久々の上下 ① ② ③ ④ ⑤  十三回忌の法要も無事終り […]

2008年05月19日226号 山陰・九州・四国の旅

調度一週間前の12日未明に例によってクルマで出発! そして先ほど…19日2:30AM無事帰ってきました。 この旅の走行距離は思ったより少なく、3188キロでした(^_^;)

何の旅かというと、ちょっと複雑です。 北海道・九州・沖縄以外は全国どこえでもYUKIとクルマで出かけました。 YUKIの故郷の宮崎にもクルマで行こうという考えは以前からありました。 どうせ行くのなら道中を楽しみながら行こうという考えもありました。 そう言えばヒロコも2年前に運転免許を取ってすぐにドイツのアウトバーンを 走ったり、昨年はスペインで長時間運転したけれど 国内ではほとんど運転していない事に気がつきました。 そこで、ヒロコも参加して交代で運転していけば 私も楽だし経済的という事で満場一致?で決まったのです。

★12日(月曜日)…我が家→鳥取→島根泊 何しろ我が家が旅をする時はギリギリまでバタバタするです。 出発予定は21時頃だったのが1時過ぎ、それから郵便局にいったり… 朝8時には中国自動車道の『作用』を出て給油。 9時【鳥取市内】へ 朝食は2年前にMさん夫妻にご馳走になった【漁港そば】の海鮮食堂に行ったのですが 開店前準備中で結局、いつものガストへ(^_^;) 日本海を背にして立っている碑に近づくと北島三郎のド演歌が! それにしても日本海は美しい! そしてMさんと2年ぶりの対面をする事が出来ました(^_^;)

【白兎海岸】を経由して  ①  島根県【松江市】へ。 松江の町を探索し、そばを食べて、小泉八雲の記念館や 松江城の天守閣まで昇ったり、美しい景色を堪能しました。 そして最初の宿は島根県大田市の外れにある YUKIがネットで探し出した公営宿舎を改良したという格安の宿、 ところが、とても素敵なレストランになっていて ワインもボトルでとってご満悦 部屋に戻ると死んだように寝てしまったようです(^_^;)

★13日(火曜日)…島根→山口→福岡泊 公営宿舎がシャレたバリ風リゾートに変身した宿を後にして、  ① 世界遺産の登録された【石見銀山跡】に この日は早く出発して半日はここで過ごすつもりが 私もヒロコも仕事の電話ラッシュで結局で最低3時間は必要という ”銀山跡”のコースは割愛して街並を探索。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ 保険の事故報告が同時に2件も入って、それをFAXするためコンビニへ。 そして【津和野】へ。 ① ② ③ ④ ⑤ 次は当然【萩】ですが、日没ギリギリで吉田松陰の生誕の地。 松蔭になった気分で「日本の夜明けは近い!」との一枚ですが日没でした(^_^;) そして次の宿泊地の福岡へ。

★14日(水曜日)…福岡→宮崎泊 普段はけっこうヒマなのに、なぜか忙しく またホテルのチェック・アウトは遅くなるばかりです。 この日は今回の旅の目的地の宮崎に入ります。 途中の霧島サービスSの地鶏の焼き鳥はとても美味でした。 今年86歳の義母(YUKIの母)は相変らずとても元気で パソコンの操作方法も熱心にメモをとっていました。 我が家で使わなくなったDVDレコーダーの設置。 宮崎の宿はシーガイアにあるコンドミニアムで格安(^_^;)義母は見物に。

★15日(木曜日)…宮崎泊 ひさびさに、ゆったりとした朝を向かえてビュッフェでくつろぐ。 そしてヒロコの運転するクルマで […]

2005年10月03日089号 喫茶店 拾穂庵

「ところで弟のヒロシさんは今、何をされているのですか?」 「定年後、坂本で喫茶店をやってるワ…」

27日、いつものYUKIとのクルマでのツアーで伺った神戸(東灘区)のI様宅から、ほんの2キロほど… 古い古い、お付き合いのノリコさん宅が、あまりにも近いので突然、お邪魔をさせて頂いてのことです。

どのくらい古いお付き合いかというと…まず1枚の写真をご覧ください。 左側の一番小さな男の子が私で、乾杯のビールを持っているのがO先生、その後ろがO夫人。 そして、ノリコさん、ヒロシさん(O先生の隣中央)、タカシさんの3姉弟です。 因みに私の後ろが母、その隣が伯母、左端が祖母で、 伯父と父は写っていないので多分、写真の撮影と照明だったのでしょう。 五十数年前の正月に京都の角倉家で撮ったOファミリーとの写真です。

二枚目の写真は、その時に撮った角倉家全員の写真です。 私は広島の上下で誕生し、生後4ヶ月から幼稚園(栄観堂幼稚園)を卒業するまで 京都で伯父夫婦と祖母、それに私の家族(父母と私)の計6人が同居していた時期があったのです。 伯父夫婦には子供がなく、私もこの時は一人っ子(東京で妹二人が誕生)でしたから 大人ばかりの静かな環境の中で、私は物静かで寡黙で礼儀正しい凛々しい(りりしい)子として育ったのです。 (YUKIもヒロコもまったく信用しませんが)

ただし、このもの静かな家に時々、嵐がやってきます…それが賑やかなO先生ファミリーです。 開業医のO先生は病弱だった私(これもYUKIやヒロコは信用しないのですが)には、 すぐ注射をする、とっても怖い存在だったのです。 私の伯母とO夫人が女学校の親友同士という関係だったのです。

そんなわけで、私の幼少期の記憶としてのO先生ご夫妻は強烈なものでした。 十数年前の話ですが、ホノルルからほど遠いリゾート地のトイレで老夫婦とすれ違いました。 私はYUKIに「今のヒト、もう何十年もあっていないO夫妻のような気がするのがけど…」と言いました。 YUKIは「そんなこと私に言われてもわからないから、出るの待って直接聞けばいいじゃないですか」と あたりまえの事を言われ、その老夫婦がトイレから出てくるのを待ちました。 私はこわごわと「大変失礼ですが、ひょっとしてO先生ではないですか?」と確認したところ やっぱりご本人! ハワイで、それもあまり日本人が行かない郊外のリゾートの人気のないトイレで なんという奇遇とばかかり、感激したものでした。

そんな縁で、長女のノリコさん、長男のヒロシさん、医者を継いだ次男のタカシさんには 父が晩年の入院や療養では力になって頂きました。 ノリコさんのご主人のAさんにも大変お世話になっており、親戚同然のお付き合いをさせて頂いています。 こうして考えると”人の縁”とは不思議で大切なものと思わずにはいられません。

さてさて…いつものように前置きが長くなってしまいました(^_^) その長男のヒロシさんも私より4歳ほど年上ですから会社もリタイアされたのではと思い 姉のノリコさんに冒頭のような質問をしたのですが、「坂本で喫茶店」という意外な答えです。

坂本は京都のO家の実家からクルマで抜け道を通れば30分ぐらい、 紅葉の名所としても有名な、比叡山のケーブル駅もある由緒ある門前町です。 そこに、やはり京都で開業医をされていたO先生のお父さん(ノリコさんの祖父)が 別荘として購入され、そのまま残っているのです。

そこで喫茶店をとなると、昔はケーキ屋KENちゃんといわれた私は俄然興味がそそられます。 帰りは比叡山延暦寺を見て、その喫茶店によってみようという事になったのです。

まさに、そこは雑誌【サライ】【自遊人】【大人のOFF】…の世界です。

ヒロシさんとお逢いするのは何十年ぶりですが、昔の面影は充分に残っています。 そして、なによりも活き活きと楽しそうに喫茶店を営んでおられるのです。

定年後のヒロシさんに「坂本の家で喫茶店をしたらと…」とのアイデアを最初に出したのは 奥様とお嬢様だったようです。 O家の長男として坂本の家に愛着がありながらも、古い家と広い庭園の維持管理に頭を痛めていた ヒロシさんにとって『一石二鳥』いや健康を考えれば『三鳥』にもなる名案です。

そんなわけで、商売っけはほとんどありません。(^_^) ヒトを雇ったら、それだけで赤字ですから、お店はヒロシさんだけ。 したがって、お店の電話番号はヒロシさんのケータイ。 大きな看板や宣伝をしているわけではないので、普段の日はお客様がゼロの日も。 でも、庭の手入れや草むしり、そして近所のお付き合いも増えて、それなりにお忙しいようです。 一番困るのは、お客様が同時にたくさん来られることで、そんな時はお客様に手伝ってもらうそうです。

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2005年07月25日079号 室生寺

この1年ちょっとで、YUKIとのクルマで行く全国ツアーもすっかり定着化して それが二人の大きな楽しみにもなってきました。

今回も午前3時に…バタバタと荷物をクルマに詰め込み出発です。 助手席のYUKIの足元にはマルエツで買った袋菓子や眠気覚ましのキャンディー そして私の必需品【お~いお茶・濃い味】、その予備として2リッターボトルは冷凍庫で凍らせ バスタオルで丁重に包んでおきます。

今回のお客様は大阪の堺市です。 大阪にはこれまで東名・名神を使って数え切れないほど行きましたが、 YUKIが今回はルートを少し変えようというのです。 名古屋の手前、豊田ICから伊勢湾岸道路・名阪国道経由でいくコースで 確かに名神経由より50キロぐらい短縮される、はじめてのルートです。

はじめてのはずです、東名の豊田ICから伊勢湾岸道路に入るわけですが、 昨年12月に購入したカーナビには何の案内も出てきません。 道路標示にしたがって伊勢湾岸道路に入ったのですがカーナビには高速道路の表示はなく、 ただ地図の上を浮遊しているのです。 この道路は名古屋万博に合わせて開通したのでしょう。

途中から一般国道に入り【伊賀】という地名を見ました。 伊賀といえば忍者です、その先に甲賀という地名もあります。 立ち寄ったサービス・エリアで忍者の記念写真をYUKIと私でそれぞれ撮りました。 忍者屋敷もあるというのでカーナビで検索したのですが、どういうわけか検索されずあきらめました。 なんせ何の観光ガイドも情報ももたず走っているのです。

しばらく行くと【室生】(むろう)という地名が表示されました。 その地名から私は室生寺という寺院の名が頭をよぎりました。 何年か前に古い五重塔が台風で倒れた木に無残に潰されたニュースを見たのと 由緒ある古い寺院だという認識ぐらいしかありません。 YUKIはまったく聞いたことも無いというのですが…これは私も納得です(なんせYUKIですから)

話が戻りますが【伊賀の影丸】は知っていたので驚いたくらいです。 それでも横山光輝の漫画である事までは知らないようで… ただ伊賀といったら影丸と…何だか判らないけど出てきたというのです。 そして、最近薄くなったと気にしている私の後頭部を叩いて、「KENはハゲ丸!」なぞと喜んでいるのです。 私にデリカシーが無いといつも非難するYUKIですが、そういう本人も相当なものです。

さて、話は室生寺です。 カーナビで『室生寺』と検索すると、今度はここから11キロとはっきり表示されます。 時計は午前9時過ぎ…堺市のMさん宅には午後3時の訪問予定で時間は充分にあります。

YUKIは「どんなところ?」と聞きますが… 私の認識は前述したぐらいで、なんの知識もありません。 でも、鎌倉や京都ならともかく、こんな奈良の山奥の寺院にわざわざ来ることは ないかもしれないので、私はいってみようと思いました。 YUKIは「KENが行きたいとおっしゃるならオマカセします」というのです。 これが、けっこうキツイのです、もしソコが期待はずれだったりすると… とても、とても、私はバカにされ、また私の繊細なデリカシーがキズつくのです。 でも、ここまで来たら行くしかありません。

カーナビは山の奥深く案内していきます、 やっと目的地周辺に到着し山門の御土産屋さんが並ぶ狭い道へと入って行きます。 まだ朝の10時前で観光のクルマも人気もありませんが、無料の駐車スペースもありません。 大きな空き地に小型トラックが数台置いてある誰もいない有料駐車場にクルマを置いて数十メートル歩くと 一軒のお土産さんから声をかけられ駐車料金を600円取られ 室生寺の入り口で拝観料として一人500円で1000円取られ いきなり1600円の出費に、YUKIから”ただならぬ殺気”が漂います(^_^;)

でも…室生寺は素晴らしいところでした! 1600円の価値は充分にあってYUKIも満足してくれました。 何の予備知識もなく境内に入って感動したのは、 山深い中で何百年という年月と自然が融和した荘厳な美しさです。 石段ひとつとっても言葉で表せない気品に満ちているのです。 どの建物も苔むしてそれが美しいのです。 […]

2005年06月27日075号 今年は確かに跳んでます

YUKIと私は舞鶴(京都府)から… ヒロコは香港の初出張から…帰ってきて、向ヶ丘遊園駅で待ち合わせ 近くのファミレスで家族3人食事をして先ほど(26日午後23時)帰宅しました。 ヒロコは明日から又一週間ボルネオに出かけます。

我が家の今年2005年の年賀状、そしてこのHPの表紙も マツケン・サンバにあやかって、 『今年は3羽(サンバ)、跳ぶ!』がテーマですが… 今のところ我が家の今年は、確かにに跳んでいるようです(^_^;)

舞鶴のFさんのお誕生日は6月26日、 それまでにご契約をしなければならなっかのですが、 ハワイのコンベンションがあったりして、結局こちらの都合で Fさんのお誕生日の前日!ギリギリの25日に、お伺いする事になってしまったのです。 クルマは車検で預けたまま返ってこず、今回はレンタカーです。

今年3月、日本海を見た事が無いというYUKIと福井・金沢に その翌月4月に、また福井のお客様が、 5月には鳥取、 そして今回6月には舞鶴と…毎月YUKIと日本海を眺めています(^_^)

それにしても舞鶴はホノルルよりも暑く 美しい若狭湾に飛び込みたい心境でした。 5月の鳥取ツアーでは、果たせなかった天の橋立も、股の下から見る事が出来ました。 舞鶴の宿は例によって格安のビジネスホテル、税サービス込みで二人で7800円… すぐ隣にある居酒屋『つぼ八』のビール券をフロントで貰って夕食はココで乾杯! 例によって早朝4時からのドライブとほろ酔い気分で部屋に戻るとバタンキュー。 その分、朝は5時前から目が覚めて持参のパソコンでメールチェック! 一応?朝食付きという事で8時頃に1階のフロント横の一室に入ると、 食パンとトースターが置かれていて、飲み物は自動販売機がこの時間だけ 開放されて、好きな飲み物が飲み放題!と言うサービス。 こうなるとYUKIは、しっかりトースト2枚を食べ(私は昼に備え1枚なのに) コーヒーは3杯も飲んでしまうのです(^_^;)

そのお昼は、若狭湾で獲れた、とれとれの鮮魚が食べられるいう海鮮市場に! クルマを走らせていたら、何と戦艦の港が!… 舞鶴は戦前は4大軍港(佐世保・横須賀・呉)の一つとして、今は海上自衛隊の 基地になっていて、見学も出来るというのです。 そこで水兵さんに撮ってもらったツーショットです(^_^) また、その付近がレンガの建物が多く残り、情緒深い風情が残っています。

そして!舞鶴と言えば『岸壁の母』です! YUKIは例によってですが、まったく知らないというのです。 私は、その歌謡曲の歌詞と背景を話すと、 そんな古い歌を今の人が知っているわけが無いというのです。 34歳のFさんだって知らないと思うというのです。 私は舞鶴の人なら若い人だって『岸壁の母』は知っているに決まってる!…と 何時もの言い合いが始まりました。 勿論、コレは私の勝ち! それに、ちゃんと【舞鶴引揚記念館】というものがあり、行きました。 敗戦からの引揚船の写真や、その頃の資料にYUKIは衝撃を受けたようで 食い入るように見ていました。

まだまだ今年はYUKIと一緒にあっちこっちへ跳びまわれればと思っています。 ヒロコもヒロコで社会人となって跳びまわっているようです。

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2005年05月30日071号 ユニークな家族旅行

26日(木)未明から29日(日)未明まで”二泊四日”の いつものYUKIとのクルマによるビジネス・ツアーに、プラス! ヒロコも加えてのファミリー・ツアーというユニークな旅から帰ってきました。

今回のホームページ閉鎖騒動で、 私は相談者の方に本当に申し訳ないと思ってしまう出来事が、 相談者自身のご家族に興ってしまったようなのです。

奥様がご主人の生命保険についてご相談されるというパターンは多くあります。 相談者である奥様との何度かのメールのやりとりで保険内容も決定し、 被保険者であるご主人に保険契約のため直接お逢いするという段取りになるのです。

この時にご主人が、それまでの経緯を知っていれば何の問題も無いのですが… いきなり、ヘンな保険屋のおじさんが、かなり遠方から、やってくると聞かされた ご主人は「なんだ?そいつは?」と怪しまれる事が多いようです。(^_^;) そんな時、通常は私のホームページをご覧いただき納得して貰うのですが… なんせ”閉鎖中”ですので、ますます怪しまれてしまったようです。

そんなわけで、ご主人からのアポイントが取れないまま タイムリミットの今週末と近づいていたのです。 これが原因で夫婦仲が悪くなった、なんて事になったら大変です。 ご主人からアポがとれたら必ず私のケータイに連絡を頂くという事にして、 この週末は近くまででも行ってスタンバイだけでもしておこうと決めていたのです。

そう考えていたところに、ヒロコが今春から社会人になって就職するなり、 土日も出社したりゴールデン・ウイークも無く超多忙だったのが 突然、まとまった休日が取れたので何処かに行こう!というので… 急遽、なんでも良いからクルマで出かけようという、 計画性のない旅がスタートしたのです。

メール相談で8割程度まで決まりかけている大阪のHさんがいらっしゃいました。 ちょうど通り道なので具体的な書類を直接お持ちするという事で 26日午前10時のHさん宅訪問が旅の第一歩になりました。

そこから数キロのところにヒロコの友人でローマ留学でも一緒だったJ子の実家があります。 そこに寄って見ようという事になったのですが留守でした。 そこで玄関前で写真を撮って今はニューヨークにいるJ子に ヒロコがメールで黙って写真だけを送りました。 直ぐに戻って来た「なんじゃ!こりゃ!」というJ子のメールに車内で3人は大笑いです。

また、そこから数キロのところに私の生命保険の法人契約第一号になったYさんの会社にも 家族で突然訪問させて頂きました。

この日は最終目的地はヒロコの希望で鳥取砂丘で宿を取る事にしたのですがまだ時間があるので YUKIは天橋立(あまのはしだて)経由で、しかも高速道路を使わずに行けと言うのです。 しかし、前日から一睡もせずに運転を続けている私に突然睡魔が襲ってきました。 ほんの小一時間まどろんでいたのですが、なにやら助手席のYUKIがブツブツ不機嫌そうにしています。 これでは天橋立には行けないというのです。 私もそう思います、それより鳥取砂丘の日没を見ようという事になりました。

一路、クルマは日本海に向かって北上し、そこから日本海にそって西へ走ります。 途中の漁港で沢山の大きな電球をつけた漁船が並ぶ漁港がありました。 そこで70歳になる漁師さんからお話をいろいろ聞きました。 これはイカ釣り船でこれから出かける漁に出る準備をしているというのです。 電球は1個3000ワットで肌を出していると大変な日焼け?をしてしまうそうです。 漁師の平均年齢はもう60歳以上とか、色々話が聞けて勉強になりました。

日本海の日没は涙が出るくらい美しさです。 鳥取砂丘は絶好のタイミングの到着で、想像以上のスケールに皆感動です。 日が落ちると、先ほどの漁船の漁火(いさりび)が海に浮かびとても幻想的です。

夜は砂丘の正面にある砂丘センターというところに宿泊。 ビールで乾杯し夕食を食べて、おおきな温泉の湯船につかって部屋に 戻るなり、10時前には熟睡をしてしまいました。 和室でトイレもない部屋でしたが、夕食と朝食がついてビールも飲んで3人で18,025円 はとてもリーズナブルです。 朝の砂丘の風景も格別です。 […]

2005年05月02日067号 旅の食事

3月の北陸ツアーから一ヶ月、また新たに石川県のお客様からネットでのご相談がありました。 前回のツアーで北陸がとても身近に感じられ、今回もYUKIとドライブ感覚で行ってきました。

YUKIとの旅で何時も問題になるのが食事です(旅でなくても問題なのですが) なにしろ食べる事に一切興味がなく、何を食べるか考えるだけでも時間のムダと思っている人で、 どこへ行っても結局マクドナルドや吉野家の全国チェーンで済まそうとするのです。 インターネットのお陰で全国のお客様とコミニケーションを取ることが出来るようになり YUKIと一緒に全国を旅するライフ・ワークも悪くないなと思っているのですが 私としては、この食事問題だけは克服しておかなければ旅の楽しみが半減します。

そこで私はハンドルを握りながらYUKIにコワゴワ言いました。 「全国どこを走っても同じような看板が並んでいて、我々がそれを利用していたら それが益々加速されて面白くないよね、ソコの土地に行ったら、ソコの物を食べようよ! そういった小さな事が地方の活性化にも繋がっていくんじゃないかな」 チョット偉そうな意見ですが、これにはYUKIも黙って頷いて聞いてくれたようです。

さて、北陸自動車道を降りて昼食です! 前回も多くの店舗を目にして気になっていた地元のラーメンチェーン【8番らーめん】に 行く事にしました。 ラーメンの鳴門が数字の8で笑ってしまいました、何で8番なのか聞き忘れましたが クルマを走らせいて気がつきました、国道8号線を走っていたのです。

そして、3月のお客様のTさん・Nさん(不在)宅にちょっとご挨拶したあとHさん宅でお仕事。 夜8時過ぎ、前回も宿泊した金沢城前にある【KKRホテル金沢】にチェックインです。 YUKIがインターネットで探し出したホテルですが気に入っているのは 朝食バイキングが付いている事と、従業員がなかなか味があっていいのです。 前回、朝食を済ませ席を立つ時に「KKRって何ですか?」と若い女性従業員に尋ねると ちょっとおどけたように起立の姿勢をとって「ハイ!国家公務員共済連合会でアリマス!」 とニコヤカに応えてくれた笑顔が嬉しくなったしまいました。

さて晩飯ですがホテル内での食事メニューを見るとそれほど高くありません。 早朝からのドライブで外に出る気力もないのでホテルの和食レストランに行く事にしました。 一応何時ものように持参のアルコールはしっかり客室の冷蔵庫に冷やしているのですが やっぱり、ココで飲む生ビールはまた格別です! 運ばれて来たてんぷら定食(1500円)のお盆に大きな短冊が添えられています。 何かと思って見てみると、料理長の和歌が書かれているのです。 (YUKIの800円のそばにもちゃんと添えられています) ホテルの日本庭園が見渡せる店内には琴の調べが静にに流れています。 あまり上手い歌とも、上手い字とも言えませんが料理長の心意気が伝わってきて 私も返歌をしたためたい心境になりますが、歌はおろか字も料理長を笑えません。 料理を下げに来たウエートレスに「料理に和歌を添えるなんて素敵だね」言うと 「料理長の趣味でして…」と申し訳なさそうに応える表情がまたまたいいのです。 レジカウンターで支配人らしき男性にも和歌の話しをすると、先ほどのウエートレスと 同じような反応をするので私は「みんな料理長の趣味は困ったもんだとおもってるのでしょう?」 とツッコムと支配人は「けっしてそんな事はありません!でも料理長には内緒ですヨ!」 私はこのホテルがほんとに好きになりました、こんな事は吉野家では味合えません。

朝食はもちろんホテルのバイキング、もうこれはYUKIの気を使う事なく好きなものを たっぷりと、またゆったりとコーヒーも飲めて最高です。 帰りはYUKIの希望で合掌造りの白川郷へ、天気も最高で雪解けの春の息吹が美しく 最高の気分でした。 遅い昼食は高速道路の手前の道の駅【荘川】(岐阜県)で… 温泉施設の中にあるレストランでお客様は誰もおらず、靴を脱いで食券を買うシステムで どうしようと迷ったのですが、地鶏の味噌煮の【ケイチャン定食】1200円はとても美味しく 思わずご飯をお替りしてYUKIに睨まれてしまいました。

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2005年03月28日062号 北陸ツアー

22・23・24と福井・金沢にYUKIとクルマで出かけました、もちろん仕事です。 福井のTさんは【保険選びネットの掲示板(とろろさん)】で、私と生保に対する考えが正反対だった方で その後、2ヶ月ちょっとメールのやり取りでTさんは私を質問攻め?にしたのですが… 最後には、もう聞く事が無くなってしまったと言われ、契約して頂く事になったのです(^_^)

それで福井に行く心の準備をしているところに金沢のNさんからメールが入りました。 Nさんは私のネット上の発言やHPをよくご覧頂いていて、契約するならDr.KEN(私)と 密か?に決めていたという、とてもありがたい方で北陸ツアーが現実味を帯びてきたのです。 Tさんも、Nさんも流通関係のお仕事をされているのでウィークデイが休みという事で、 22日(火)福井のTさん宅、23日(水)オフ、24日(木)金沢のNさん宅とスケジィールが決まり… 例によってYUKIとハードでバトルでハッピーな旅がスタートしたのです。

22日午前3時、結局睡眠はとれずに、東名・名神・北陸道で一路福井へ。 メールでのお客様の訪問は、それまでにお互いネットを通して気心が知れているので 仕事というより、お逢い出来るのが本当に楽しいのです。 Tさん宅では奥様や一人娘のオシャマな美古都ちゃんととても楽しいひと時を過ごすことができました。 宿泊は地元のTさんも知らないというYUKIがネットで探したアカデミア・ホテルでしたが 大浴場があるというので行ってみると、源泉100%(飲める)天然温泉でサウナや露天風呂もあって大満足。 YUKIの提案で福井駅前のデパ地下(だるまや西武)食料品売場の3割引のお弁当と 持参のアルコール類(ホテルの冷蔵庫には手をつけないのが我が家の…というかYUKIの掟)を フロアーにある製氷機の無料の氷で冷やして… ほんとうに、ほんとうに、つつましやかなディナーではありますが 風呂上り・ほろ酔い・そして旅の疲れ(なんてたって寝てない)で…午後8時には幸せな眠りにつきました。

23日、6時に目が覚めましたが、それでも10時間は寝ているのわけで爽快です。 NHKの朝ドラをのんびり見たり、パソコンをいじったり、忙中暇有というのはいいものです。 でもYUKIが起きてくると、のんびりとはしておれません、天気予報は雨…降り出すまえに『永平寺』へと 例?によって朝食抜きで出発、雨脚が強くなり永平寺はそここに『越前海岸』までドライブ、 ここまで来て越前ガニを食べずに帰ったら私の人生に大きな悔いが残るとの強い決意を固め! 空腹とYUKIのマクドナルドへのいざないに堂々と立ち向い正午前念願の”カニ”にありつけたのです。 そこから日本海を左に見ながら『東尋坊』に向かおうとした時、YUKIは突然、 金沢の『東京三菱銀行』に3時までに行きたいと言い出したのです。 福井に三菱銀行がなく金曜日集金の小切手が入金出来なかったのですが金沢には あるので、それをどうしても入金したいというのです。 地方出張中で東京海上にはいくらでも言い訳は利くのですが、一度そう思ったら後の引くヒトではありません。 『東尋坊』もそこそこに、高速道路を飛ばしに飛ばして3時前に『三菱銀行金沢支店』にすべり込み…

ほんとうなら能登半島をのんびりドライブと思っていたのですが… でもYUKIはまだ3時だから能登半島に行けるというのです、そして 砂浜を走る『なぎさドライブウェイー』を経由し『能登島』に入ったところでサン・セット お昼は(私は朝食で昼抜きと思っているのですが)贅沢をしたからと 昨日同様、金沢駅前のダイエーで半額のお弁当を買って(いつものマルエツみたいでトホホ) 金沢のホテルへ。この日だけで走行距離400キロ。

24日は快晴! Nさん宅は午後1時のアポイントまでは『金沢城』と『兼六園』を探索。 Nさん宅では保険談義で時間を忘れてもりあがり、外に出ると天気は一転して 空は真っ暗で大雨が降っていてびっくり、でも北陸ではよくある天気だそうです。 帰路は北陸道を北上して上信越道・関越道を通って延べ1500キロの北陸ツアーは 無事終了したのです。

2004年6月14日021号 仙台にて

今、仙台のホテル、ホリデー・インでこの文章を書いています。 仙台にお住まいのお客様のNさん宅に生命保険の事でお邪魔したのです。 2月からDr.KENの名前で相談員として参加している超人気サイト【保険選びネット】での 私の真摯な!?名答・迷答の数々に感銘 ?されファンになって頂いたというキトクな方で メールでも数ヶ月、生命保険について大変楽しくやりとりをしていたのです。

YUKIが「仙台は行った事がない!」というので一緒です。 この【週間KEN】もご愛読?頂いているNさんにYUKIも一緒だとお伝えすると、 少し緊張されたようですが、私以外の人類には危害がない事をお伝えし納得頂きました。 本当は昨日の土曜日をNさんはご希望だったのですが、ホリデー・インのホリデー・プラン と言うのがあり、日曜日の宿泊だと格安になるとYUKIが云うのです。 こういう時は【週間KEN】のご愛読者だと、とても話がしやすく、その旨をNさんにお伝えすると 充分納得して頂き、心よく本日に変更して下さったのです。

メールで楽しくやり取りさせていただくお客様に、はじめてお逢いするのは、とても嬉しい事です。 N婦人はとてもチャーミングで美しく、N氏はフレンドリーで暖かく、 2歳のお嬢さんはとてもはにかみやだけど、私たち珍獣をやさしく 迎え入れてくれました。

N氏は、これから新しい職場での再スタートという事で、私のプランには充分に納得頂きましたが、 収入がもう少し安定してから、ご加入された方がいいということで合意しました。 生命保険は生涯の【資産】となる買い物ですから、あせって安物買いをしてはつまりません。 生命保険について真剣に考える時代になってきた事は大変、喜ばしい事だと思います。 仕事を兼ねてYUKIと旅行が出来るのも悪くはないのですが… なんといっても、食べる事に興味の無い、そしてお金の無い(YUKIだけがお金が無いわけではありませんが) が口癖(でなく本当に無いと横で言っていますが)のYUKIと一緒の旅です。

昼はマクドナルドのハンバーガーで、ディナーは吉野家の【角煮きのこ丼】でした。 ( 吉野家のカレー丼には怒った私ですが実は最近、角煮きのこ丼にはハマっているのです)、 でも仙台まで来てマックと吉野屋は無い ものだ、と私は思うのですが。 明朝のホテルの朝食パックが唯一の楽しみです。(トホホ)