2011年02月21日370号 今年も味噌作り

ちょうど1年前に【味噌作り3日間】を書きましたが、 もちろん今年も私たちが作った大豆で3日間の味噌作りをしました。

昨年仕込んだ味噌は、とてもとても美味しくて。(手前味噌ですが^_^;) 大切に使っていますので、まだありますが、それが無くなったからでは間に合いません。 なんせ最低でも半年は寝かせて1年ほどから食べごろになるわけで 気を緩めると、これから美味しくなるという前に無くなってしまいます(^_^;)

てなわけで、今回仕込んだ味噌が食べごろになる時には どう考えても、昨年仕込んだ味噌が残っている計算は成り立たず 今年は昨年の倍を作っておくことにしたのです。

長野県の飯山で収穫した米を玄米で 相模原市の津久井で収穫した大豆の味噌汁とともにジックリと味わって食する…。 少し前の私なら、とても考えられない食生活ですが(^_^;) 自分で作っているからこそ継続できて満足感を味わえるのかも知れません。

もちろん、今でもいろいろなモノは相変わらず食べていて 最近では体重が少々増えてYUKIから睨まれています。(^_^;) でもあくまで玄米と味噌がベーシック、だからこそ いろいろな食事を新鮮に楽しむことが出来るというわけです。

さて、今年の味噌作りは 2月17日(木)2月18日(金)2月19日(土)の3日間です。

●一日目は… 午後からの作業で、大豆を煮る大がまを10台セットし そこに我々が収穫した大豆180キロ分を水で洗って、それぞれの釜に入れて そこに水を充分に入れて蓋をして、どの上にイタズラされないように 紙やビニールシートをかけて、大豆を一晩寝かせておくという作業です。 口で言ってしまえば簡単な作業ですが、 今年も残雪が残る湖畔に、いろいろな道具を運び込み、これだけのセットをするのは 大変ですが、ほとんどがベテランばかりでテキパキと楽しく作業は進みます。 ① ② ③ ④ ●二日目は… 一晩水に浸けた大豆を煮るわけですが、 これがけっこうエキサイティングで、私も楽しみにしていたのですが、 どうしても仕事が入っていて、この日の私の仕事はYUKIを送り届けること(^_^;) 早朝から、これじゃ火もおこせないのでは無いかと思う豪雨。 でも定刻より30分ほど遅れて到着した午前9時頃には雨もすっかり上がって好天気! 後はYUKIに任せて現場を後にしました。 この日は温度も上昇し、火のそばでの釜湯で作業はとても暑くTシャツ一枚で頑張ったようです。 ① ② ③ ④ ●三日目は… 煮た大豆を取り出して、大きなボールに米麹と混ぜ合わせ、 それを機械でミンチ状、すなわち味噌の原型にするという作業で、 これは地元の小学生もやってきて、ガヤガヤと楽しくやりました。 ① ② ③ ④  ⑤ ⑥ ⑦ ⑧

去年は味噌を寝かすポリバケツを忘れた我が家でしたが、 今年は昨年の2倍という事で、もうひとつバケツを購入しようと前日に マルエツの上にあるトステムビバ(日曜雑貨店)に8時で閉店と知らずに行って買いそびれました。 しょうがないので沢庵を漬けていた大きなポリバケツを持参(^_^;) ① ② 沢庵の匂いがぷんぷんしていて、これじゃ味噌が可哀想といわれましたが、 大きなビニール袋を仲間から頂くことが出来てなんとかクリア、 人騒がせでドジな夫婦として米作りの飯山同様に有名になりつつあります。

今年もみんなでカレーライスを食べて、来年の大豆作りの希望者を募りました。 最初の種まきが6月18日という事ですが、この日は宮崎でYUKIが今年も日舞を披露する日(^_^;) 私たちの参加はそれ以降になりますが…3年目の大豆つくりも楽しみです。 ① ② ③ ④

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2010年11月08日355号 大豆の集中農作業!

今年も大豆作りにも参加を決めていたのだけど、何かと用事があって… 今年初めての参加となったのが10月2日。 この日は午前中に昨年は無かった枝豆用の収穫という軽い作業に、、午後はみんなでバーベキュー。 普段はハードな農作業と打って変わってラクチンで楽しい 私にとっての今年の大豆作りのスタートだった事を350号でもお伝えしました。

ところがここに来て、けっこうハードになってきたのです(^_^;) その原因は「雨」と「台風」と「脱粒機」です。 当初のスケジュールは10月29(金)大豆の刈り取り、翌日の30日(金)に脱粒をやる予定になっていたのです。 ところが台風が接近するとの天気予報で急遽、 電話の連絡網でその前の28日(金)、この日一日で刈り取りと脱粒を一挙にしてしまおうという事になって 平日ではあるが、一人でも多く参加して欲しいと強い要請があったのです。 そこまで頼まれれば、ふだんはマイペースの私の実力を発揮する時がたきたと(^_^;) 前日は早く就寝し、早朝に起床しクルマに乗り込むと、どうにも怪しい空模様、 目的地につく頃には完全な雨降りで刈り入れはとうてい無理。 ① ②

結局、この日に今後のスケジュールが全部見直されて、 11月3日(水・祭日)5日(金)6日(土)10日(水・祭日)と集中的なスケジュールが決まったのです。 このようなった大きな要因は、刈り取った大豆の枝から豆を脱粒する「脱粒機」の使用が集中し それが借用出来る日にちが限られきたからです。 ① ② ③ ④ ⑤

てなワケで、ここに来て私とYUKIは保険屋から大豆農家になったように、大豆中心のスケジュールなのです(^_^;)

とは言っても、正直言って私は相変らずデジカメで写真を撮りながら… 小学1年生のココでのアイドル村山君に「オジサン仕事をしてるの?」なんて言われたり。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ YUKIはYUKIで、刈り取った大豆畑に落ちている大豆をマイペースで一粒一粒拾っていたりして、① ② …自然との触れあいを充分に楽しみ、みんな笑顔でぺちゃぺちゃ話しながら、 ひとそれぞれのペースでいて、作業は着実に進んでいくのは快感です。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ でも…けっこうハードな事は確かで作業が終わってクルマに乗り込む時は筋肉の節々が痛く、 しばらくは運転する気もなくなりグッタリ座り込んしまうほど私もYUKIも働いてはいるのです。(^_^;)

2年目になって、だんだん仲間の顔や性格や家族構成もわかってきて 飯山の米作り同様に、その人たちとの仲間意識のようなもの出来て楽しさが倍増します。 また大豆の栽培から味噌作りまでの全過程を体験する事で作業の意味も判ってきます。 好きな事や、目的意識を持てない事には身体が動かないナマケモノの私には良いことです(^_^;)

参加者の多くが大豆を作って美味しい味噌を自分達で作るのだというモチベーションが高い事。 一声かければ決してムリのい範囲で、多くの人たちが直ぐに集まってしまう事です。 それでいてガツガツせずに、分かち合いの気持ちを大切に、楽しみながらやっているのも素敵です。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬

今年の冬に仕込んだ”味噌”が我が家で少しづつ味噌汁に使用しています。 YUKIが何も言わずに最初に使ったとき、私は「味噌を変えた?」と即たずねました。 とても優しい味がしたからです。 それが自分達が育てた大豆から、自分達が仕込んだ味噌と知ってとてもとても感動しました。 これがホントの『手前味噌』かもしれませんが…(^_^;)

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2010年10月04日350号 大豆作りも継続中

昨年はじめた宮ケ瀬湖畔(相模原市)での大豆つくりのチャレンジ! 今年の2月に味噌作りをして、1年間の主な作業はYUKIと皆勤賞で終えたわけですが… ”継続はチカラ”ということで今年も再チャレンジをしています。

10月2日(土)…エラソーな事を書きましたが、実はワタシ本年度は初参加でした(^_^;) 6月の大豆の種まきは宮崎での踊りの会と重なり… 7月の草取りは飯山の稲作と重なり… 8月の草取りはめずらしく仕事のアポと重なりYUKIだけ参加(現地までのお見送りは致しましたが^_^:)… という具合だったのです。

ここでの農作業は基本的に朝9時に集合、昼食休憩を1時間とって、 その日の決められて予定を終えるまでの作業ですから、けっこうハードです(^_^;) でも、この日はラッキーな事に昨年度は無かった、枝豆用の大豆の刈り取りをやった後に 親睦を深めるための会費1000円のバーベキュー大会!

枝豆の刈り取りには地元の小学校3年生が先生と共に特別参加、 晴天の空の下、子供たちがいるだけで和やかな雰囲気が畑に漂います。 ① ② ③ 

採り立ての枝豆は、すぐに茹でられ早速試食… 子供たちは「うまい!うまい!」を連発しながらスゴイいきおいで食べていきます(^_^;) いくら食べても枝豆は山ほどありますが、子供の胃袋が心配になってしまうほどです。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ お土産にも枝豆を束を貰った小学生は元気よく、帰っていきました。

もちろん私たちオトナも美味しい枝豆が後を引きますが… この後にバーベキューがあるわけですから控え目にしなければなりません。

枝豆にバーベキューとなればビールしか無いと思うのですが… クルマで来ている私としてはそうはいかずノンアルコールで YUKI様はいつもの本ビール、なんという悲しいサダメなのでしょうか(^_^;) でも、このようなビールもどきが有るだけでも幸せと思わなくてはいけないのでしょう。

焼そばを焼いたり! ”花オクラ”という花を生まれて初めて見て…  ① ② ③ ”花オクラ”を生まれて初めて食べちゃいました(^_^;) 文字通りオクラのようなツルッとした感触が噛むと出てきますがオクラでは無いそうです。 まったく味はありませんが、本来はポン酢とまぜてこのようにして食べるそうです。 ① ② ③

気心の知れた人たちと、また今年から参加の新しいメンバーも加わり… 楽しいひと時を過ごし、山ほどの枝豆を貰ってこの日の日程はラクチンに無事終了しました。 ① ② ③ ④ ⑤

地産の農作物の直売所で、 ”津久井在来大豆”の枝豆が一枝280円で売られていました。 ① ② この日の我が家の収穫は20枝で…5600円分! それに茹て残った枝豆もたくさん貰って、しばらく枝豆には不自由しなくてすみそうです(^_^;)

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2010年08月30日345号 飯山からの宅急便

飯山の笠木さんから我が家に突然の宅急便が届きました。 品名は『野菜類(スイカ)』と書いてあります。 「エッまさか?」…私はちょっと胸がはずませながら早速、箱をあけることにしました。

中には、大きなスイカと小さなスイカそれにじゃがいも・茄子・ミニトマト・枝豆とギッシリ入っていました。 それに手紙が添えれていました。

角倉さん お元気ですか。 ごぶさたしています。 僕の畑で出来た野菜を送ります。 すべて無農薬・無化学肥料です。 まだその他の野菜もありますが 箱の容器の具合で入れられませんでした。 僕としてはじゃがいもはきたあかりで特においしいです。 またこちらでお合いしましょう。

笠木

手紙を読んだ私は… 「スゴイよー、コレ全部、笠木さんが作ったものだって!もちろん無農薬で!」…と YUKIに嬉しくなって大声で伝えました。 ① ② ③ ④

一ヶ月半ほど前の7月11日、飯山の”ほたるの会”の帰りに笠木さんの畑に寄ったのですが… ここまで立派な農作物が出来るとは正直、思ってもいませんでした(^_^;) ① ② ③ ④ ⑤

そのまた一ヶ月半ほど前の5月30日、飯山での田植えの時に、 笠木さんが初めたばかりの畑を見にいった時は、

何年も使っていなかった耕作作放棄地の畑や田んぼで… しかも全て無農薬で… しかも農業の経験のまったくなかった名古屋育ちの笠木さんが… しかも、こんなひろい畑で多くの種類の作物を しかも、たったひとりで…  ① ② ③

ま~今年は試行錯誤で、どれかひとつぐらい収穫があれば上出来ではないか それよりも、くじけないで頑張ってやってほしいな、と心から思ったものでした。 笠木さんのことは週間KENでも時々ふれていますが、 昨年のゴールデンウィークにYUKIと参加した飯山での残雪のブナ林探索ツアーで ご一緒した時に、私が飯山の良さを力説したのがキッカケで? その2ヶ月後には飯山に移り住んだという、 もうその行動力のビックリし、羨ましくも思い、責任も感じ(^_^;) …目が離せなくなってしまったのです。

ヒロコもボーリングのような立派なスイカに感動、重さを測ったら6キロもありました! 大きなスカイも小さなスイカも上出来です。 もちろんジャガイモも、枝豆、まる茄子も、そしてミニトマトのフルーツのような甘さにもビックリ どれもとてもやさしい味がして家族一同で美味しく食べちゃいました。

一見たよりなさそうにう見える笠木さんですが(^_^;) 行動力があって探究心もつよく、 そしてなによりマイペースで楽しそうなのが素晴らしいところです。

我々の飯山での稲作を指導して頂だいている 無農薬不耕起栽培の第一人者でもある園原さんや 笠木さんの畑の近所のおばちゃんや、地元の多くのひとからも可愛がられているようです。

10月には稲刈りで飯山に行きますが 笠木さんの畑で話を聞くのが、ますます楽しみになってきました。

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2010年07月12日338号 蛍の宿(飯山にて)

飯山での田植えから1ヶ月半、 これも恒例の”草取り&蛍鑑賞”の日がやってきました。

稲作といえば”田植え”と”稲刈り”がメジャーですが、 その間にやらなければならない”草取り”は地味ではありますが 無農薬での稲作ではとても重要な仕事といえます。

この飯山での稲作の会の名称は「蛍の宿を守る会」 農薬などはいっさい使わない田んぼで”蛍の宿を守ろう”というのが、 この会の本来の趣旨ですから、”田植え”や”稲刈り”より この蛍鑑賞が、ほんとうに蛍の宿は守られているのか?を確認する 重要なイベントともいえるのです(^_^;)

そんなわけで”草取り”は今年も粛々と行われ、 それなりに水まみれ、ドロまみれ、ヘトヘトになり、 ① ② ③ ④

そして小山会長のお嬢さんサッちゃんの大好評ドーナッツは 今回はちょっと趣向を変えてのブルーベリーとバナナの2種類のマフィンでしたが、これも大好評! ① ② ③ そうそう今回はサッちゃんのご主人清野さんのお父さんも初参加で いろいろとご一緒できて親しくさせて頂きました。

草取りの後は湯滝温泉の露天風呂 その後のイッパイがこれまた楽しみなのですが、 今回は”森の家”の庭地でのバーベキューということで、 我が家としては2週連続のバーベキューという事ですが、これもとても楽しいひとときでした。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥

そして!本日のメイン・イベント!我らの田んぼでの蛍鑑賞会です。 今年は蛍が、今のところポチポチと出だしたということで、 あまり期待はしないほうがよいという雰囲気です。

これまでのホタル鑑賞は温泉で汗を流し、宴会場からマイクロバスでホタルの田んぼに 行ったのですが、今回は”森の家”でのバーベキューですから いつもの農作業に行くルートで、歩いて行かなければなりません。

しかし、昼間と違い漆黒の闇。 グループを3つに分けて、 先頭と最後尾に懐中電灯を持ったスタッフが足元を照らしながらの進行ですが、 その途中でホタルがほのかな光がスーと横切るの見つけると歓声が上ります。 せせらぎの中に2・3個の灯りが見えてきます。 ほんとうにポチポチという感じですが、目をこらすとアチコチに小さな灯りが見えて 闇の中のアチコチから歓声があがります。

カエルの合唱が聞こえると思ったら我らの田んぼです。 畦道を歩いていくと、カエルの合唱がひときわ大きくなり響きます。 すると田んぼの上をスースーと数匹のホタルが飛んだと思うと 田んぼの中にホタルの光りのかたまりが見えてくるではありませんか。 クリスマスのイルミネーションのような華やかな光りではありません。 漆黒の闇だからこそ、ほのかな灯りでもこれほどまでに見えるのかも知れません。 でも、ほんとうにたくさんのホタルが、我らの田んぼ「蛍の宿」を文字どうり宿にしているようで感動です。 漆黒の闇だと思っていたら誰かが「わー星がきれいだ!」と叫びました。 これまで雲で覆われていた空に星が輝いています! そしてホタルも!カエルの合唱も!最高潮のハーモニーを奏でるのです。

気が付けばツデジカメで写真を撮りまくる私ですが… ここで使える写真は1枚もありませんでした(^_^;) 写真を撮っていないわけではありません、このホタル鑑賞会も3回目、 今回はどうにか1枚ぐらいはと思い、いろいろ工夫はしたので少しは写っていても 淡いほのかな灯りのかたまりや、満天の星空や、カエルの合唱や、… それらがなければほんとうの感動は見えてきません。 ほんとうに”美しいもの”や”大切なもの”は”写すことは出来ないから価値があるのでしょう。

感動のホタル鑑賞のあと、森の家のロビーで、いつもの仲間たちと夜おそくまで談笑に花が咲きました。 最後まで残ったのは、清野夫妻・ハギワラさん・ヒロコと森の家のスタッフで宿直の林さんと私。 […]

2010年01月11日312号 減らす時代?

昨年は体重を14キロも減らすことが出来ました。 それに関連して食べる量も、間食も、外食も、そしてアルコールも少し減って 食費も減ったと思います、たぶん(^_^;) 食費も体重も減って健康になれば、こんな良いことはありません(^_^;) 統計によると人間は好景気の時より不景気の時の方が長生きするそうです。

日本は二酸化炭素を2020年までに1990年比で25%減らそうという目標を持ちました。 これに対してはいろいろと物議もあるようですが… たった4ヶ月で体重比20%削減を実現し私に言わせて頂ければ 10年もあれば、やる気にさえなれば充分に出来る数値です。 問題はやる気になるかダケです(^_^;)

「アレも喰いたい、コレも喰いたい」と…欲望のおもむくままに好きなモノを食べ続けていたら ”現代人”は遅かれ早かれ確実に健康被害をきたすのです。 なぜ”現代人”と前置きしたかといえば、昔の人は「アレも喰いたい、コレも喰いたい」と思っても 経済的にも物理的にも好きなものを自由に食べることが出来なかったからです。 しかし今は、日常生活の中に食べ物が溢れています、街を歩けば安価で美味しそうなファスト・フーズ店が 軒を並べ、コンビニで手軽に何でも手に入れることが出来ます。 スーパーの安売りでまとめ買いをしたスナック菓子やアイスクリームはいつでも食べる事が出来ます。 それでいて現代人は日常生活でエネルギーを消費する事はほとんどありません。 アメリカの貧困層に肥満が多いと言われますが日本も、そして私も同じパターンでした(^_^;)

ようするに…「アレも喰いたい、コレも喰いたい」と思わせる”罠”がそこらじゅうにあるのです。 そんなに人間は際限なく食べる事は出来ないのです。 大病をしてからの食事療法は大変かもしれませんが… 食事の量を主体的に減らし、納得出来る食材を吟味して”ゆっくりと味わいながら食する”… というのは、これまで使っていなかった知的満足度をも満たすものです。 もちろん私は今、飯山(長野県)で自分の手で田植えをし、稲刈りをした 無農薬の米を玄米で食べています(^_^;)

私は10年以上前から、これからの時代はデフレ基調でインフレを前提にしてはいけないと主張し 超長期に渡る生命保険も、その事を前提に提案してきました。 しかし今だに”デフレ克服””景気回復”と政権が変っても同じことが唱え続けられ、 その政策のため国の借金が840兆円!にふくらみ危険水域の1000兆円が目前に迫っているのです。

ようするに経済も地球環境も、食べ過ぎと同じで”減らす”ことも重要になってきたのです。

インフレの時代は、何でも”増やす”時代で借金をドンドンして経済が活性化します。 デフレの時代は、借金を減らし、ムダを減らし、お金をかけずにECOに生きる時代です。

もちろん、どちらの道を選び行動するかは自由で自己責任です。

怠け者の私は早くからデフレの道を選択しているだけですが… やっと体重が減っただけで、借金もまだそれほで減っていません(^_^;) そして…この連休はガラクタに溢れた我が家の”ゴミ?”を減らそうと格闘しているのです。

2009年11月23日305号 ヤーコンを食べる

ヤーコンを食べたことはありますか?

じつは以前に土から掘り起こしてばかりのヤーコンを頂だいたことがあるのですが… どういう風にして食べたら良いか、考えているうちに腐らせてしまいました(^_^;)

先日、そのヤーコンの料理講習があるからYUKIと一緒に是非参加して欲しいとの依頼があったので 東大和の公民館まで出かけました。 そう!東大和といえばパティシエのエノちゃんです(^_^;) 実はその数か月ほど前からエノちゃんは「こらからはヤーコンだ!」とやたらにチカラが入っているのです。 エノちゃんが作ったというヤーコン茶も試飲しましたが、 特別に美味しいとは思えません(^_^;)

どうもエノちゃんは例によってヤーコンで地域の活性化を考えているようなのですが… 東大和とヤーコンの接点があるわけでなく、そもそもヤーコンを食べた事が無いので まずはどんなものか食べてみながら、考えてみようと思いました。

場所は東大和市の中央公民館… 少し遅れていったらヤーコンの調理教室がグループに分かれて始まったばかりで YUKIはヤーコンのサラダを作るグループに入って、 私は例によって写真撮影と雑用係りで調理の様子を記録に残しておくことにしました。

撮影しながらヤーコンの生のカケラをヒトクチつまんでみました! 生まれて初めてのヤーコン試食です(^_^;) とてもサクサクしてほんのり甘くクセも臭いもなく歯ざわりは硬い梨のような感触で ビックリするほど美味しいものではありませんが、決して不味いものではありません(^_^;)

出来上がった料理は、YUKIが担当したサラダ、かき揚げ、すいとん、牛肉巻、漬物、きな粉団子と どれも手際よく出来てしまいました。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨

そして全員でヤーコン料理の昼食会です! 火を通して加熱した、かき揚げ・すいとん、牛肉巻のヤーコンもサクサク感はそのままで 抵抗なく触感を楽しめる食材です。 YUKIの厳しいカロリー・コントロール下にある私ですが ヤーコンの牛肉巻は一口、かき揚げも半分と制限されましたが、 それ以外はお咎めなしで久々に満足いく昼食を楽しむ事が出来ました。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

そうそうエノちゃんがデザートに作ったという 【ヤーコン・パイ】はプロならではの味と技術に喝采でした。 ヤーコンとパイのサクサク感の絶妙な調和に狙いがあったようですが… カロリー制限中の私としては、バターをたっぷり使ったパイはカロリー満点で(^_^;) YUKIは半分しか食べさせてくれませんでした。 せっかくヘルシーなヤーコンを使用するなら 私としては低カロリーなヘルシー・ヤーコン・ケーキを作って貰えれば 少々高くても需要があると確信したのですが(^_^;)

そうそう干しヤーコンも出てきて なにはともあれヤーコン料理教室と楽しい昼食会は無事終了しました。

でもエノちゃんの熱い思いである”東大和の活性化”と”ヤーコン”がどう結びつくのか と言ったハナシは出ませんでした。 エノちゃんが私、「NPO法人・創造エンジンの小林さんという若者が来るからホームページだけでも見ておいて」 と言われていたのですが、そのような時間はありませんでした。

帰りにエノちゃんの店によってみると 今回講師をつとめた小川さん(障害児施設の理事長)が先客で… しばらくすると今年の初め東大和で一緒に野菜作りをやった足場さんが… それに続いて、学校の先生を定年後、自分の畑でヤーコン作りに専念する新井さんと… 彼の教え子で今は学校の先生をやりながら新井さんをサポートする横山さんが… そして今日の料理教室ですいとん作りを率先しヤーコンにも造詣が深い和知さんが… 実際のヤーコン作りをやっているご主人を連れて… と次から次にやってきて、 文字通りのヤーコンによる活性化現象をとりあえず見ることが出来ました(^_^;) ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

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2009年07月12日286号 平成21年7月12日は

昭和21年7月12日に産まれた私は 平成21年7月12日で私は63歳になりました。 昭和は63年で終わって平成21年だからそうなるのかな?と 算数の弱い私はボンヤリと考えますがよくわかりません(^_^;) でもこの生年月日と63歳まで歩んできた者にとっては 平成21年7月12日はなんだか判らないけど感動があります。

でもついこの間、還暦になったと思っていたら、もう3年も経ってしまって 後一回り12年したら後期高齢者というわけで悔いの無い人生を送るしかありません(^_^;)

…というわけで今年も飯山(長野県)での稲作を! そして田んぼの草取りと、その田んぼに舞うホタルを鑑賞に出かけました。

誕生日の前日、11日早朝我が家を出て午前10時30分飯山の森の家に到着 農作業スタイルに着替えて集合場所へ! 今回、ここで会うのが楽しみだったのはカサギさんです。 ① ② カサギさんは4月30日にこの飯山での残雪のブナ原生林探索にYUKIと参加した4名中の一人で 名古屋から飯山に初めて来たというカサギさんに、ここでの稲作作りにも参加するよう薦めていたのです。 それから1ヶ月半後の6月15日の田植えの日、カサギさんに合うとなんとアレからこの飯山に 数回も訪れていているよいうのです。 そして、この稲作メンバーになったのはもとより、名古屋からココに引越計画中で まったく農業をやった事が無いのに、ココで本格的に農業を学ぶというのです。(^_^;) それから1ヶ月経過したカサギさんに、お会いする度に逞しくなってとても楽しそうです。

集合場所にいつもの仲間が集まり ① ② ③ ④ まずはいつもの大ケヤキの下で腹ごしらえ、① ② そしてわが田んぼで草取り開始! 田んぼに一歩、足を入れた瞬間にズブズブと長靴の上まで来てしまい YUKIも 私もはだしでチャレンジ! YUKIは足の親指を少し切るというアクシデントもありましたが、 やはりこれだけの人数が集まると、楽しくアッというまに作業が終了するものです。① ② ③

そして夕刻、まずいつものように湯滝温泉で一風呂あびて、 ホタル鑑賞の時は昨年同様に湯滝温泉の宴会場で美味しい料理とお酒飲んで(^_^;) ① ② ③ ④ ⑤ そこからバスで私たちの田んぼに向かいホタル鑑賞に! ① ② 今年は昨年より気温が若干低いせいかホタルのピークがまだのようでしたが… それでもそれでも感動的でまた来年を期待が楽しみです。 森の家で2次会も大いに盛り上がりあがり夜は更けていきました。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦

そして翌日12日、私の誕生日は… 4月30日に残雪のブナ林にチャレンジした時と同じインストラクター佐藤さんのガイドで夏にチャレンジ! 前回はカサギさんなど男3人にYUKIが紅一点でしたが、 今回は女性5名に男性は私一人、やっぱり誕生日です(^_^;) 前回は見る事が出来なかった樹齢400年を越える森太郎・森姫に… ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ 雨が降っても森の中では雨脚をほとんど感じず、 ① ② ③ ④ ⑤ すれ違う人たちとの歓談も楽しいものです。 飲むことが出来るほどのキレイなせせらぎで昼食タイム。 佐藤さんは、この森にも原生するクロモジで作ったマイハシと愛妻弁当、 沢の水で我われのためにコーヒーまで入れてもらい、ほんとうにグッドガイです(^_^;) 何時間いても心地よい素晴らしい空間です。 ① ② ③ ④ ⑤ 前回来た時は雪の下にあったとはおよそ思えない、 ジャングルのような道のりと光景でしたが、① ② 全員無事帰還(^_^;) ① ② みんなで記念撮影をして解散しました。 ① ② ココでのメンバーと回を重ねる度に親しくなっていくのも嬉しいことです。

帰路によったあじさい寺にも感激! ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦

YUKIが飯山のタウン誌で見て是非行きたいと言っていたお蕎麦屋さん。 こんな所に、そんなお店があるの?と心配するような所でやっと発見! ところが「もうおしまい!」と遠くから叫ばれたものの、「いい、いらっしゃい!」と言われ […]

2009年04月13日273号 野菜作りは止めましたが(^_^;)

今年2月から毎週土曜日に二人そろって欠かさず参加していた農作業でしたが 11日で突然ですが辞めてしまうことになりました。

東大和の地域活性化が悲願のエノちゃん(^_^;)を通して知り合った自然農法の内野さんが 都から借り受けた農場でのボランティア野菜作りをしていて、まだ知名度が低く苦労しているというので ”広報”の立場からお手伝いをさせて頂こうというのがきっかけです。 詳細は【262号】

農業の楽しさは昨年、長野県の飯山での稲作に通って体感していたので その楽しさを自ら楽しみながら実況中継していくようなホームページを作っていけたら との思いがあったのです。

その新年会で私が名刺を配ることに不快感を示した副会長のO氏と結局 最後まで折り合いが悪かったということのようです(^_^;) 私が農作業の合間にちょくちょくポケットからデジカメを取り出し写真を撮っていると 「いいかげんにして仕事をやってくれ!」と言われたのです。 これは私が参加する根本的な問題なので休憩時間にメンバーの前で確認を取っておこうと思いました。 しかし議論を避ける日本人の習性なのか(^_^;) 「ま~ま~時間も無いので…」と仲介が入って、そのままになってしまったのです。 そんな中でも決まったことは… ホームページで個人情報(と言っても顔ぐらいですが)が公開されることに抵抗がある会員もいるので 具体的なイメージが出来てから会員の了解をとってスタートして欲しいという事です。

でも農作業は面白い!(^_^:) 時間や季節の経過で全てが変化しながら、次々にやる事が生まれてくるのです。 私にとっては”たい肥”作りも、土を耕し畝(うね)にするのも、何から何まで初めてだらけです。 最初は何が何だか判らないでやっているのですが、それがカタチになっていくと 「なるほど」とうなずくことばかりです。 種を植えた野菜が成長していくのはもちろん、雑草や虫たちにも注目がいってしまいます。 農作業のメンバーが少ない時は必然的に写真の枚数は減りますが 天気が良くて参加者が多いときは、のんびりと談笑しながら農作業をする人たちを撮るのも、 楽しさを伝える写真として私の好きなショットです(^_^;) 農作業をやりながらドロだらけになって写真を撮るから面白いのです。 「毎週よく欠かさずに参加されますね!」と言われてきましたが 「今週はどうなったか?」との楽しみがあり農場に着くなり何十枚もの写真を撮ってしまうのです。 1日だけ雨で農作業が中止になった時がありますが撮影だけでも行こうかと思ったぐらいです。

O氏が写真を撮る私に不快感を示しているのを肌で感じていた私は 今度また同じような指摘をO氏から受けるような事があったら ”はっきりさせてもらおう”という気持ちを持っていました。 そのO氏が先日(11日)ツイに私にハッキリとまた言ってきたのです。 「忙しいのだからいいかげんに写真を撮るのは止めて欲しい!」と。(^_^;) 「何が忙しいのですか?これだけ人がいるのに!」という私に 「仕事はいくらでもあるのだから写真を撮るな」と言うのです(^_^;)

また休憩時間に、私がこの会に参加している主旨と考えを伝えたうえで それを副会長が認めて頂けないのなら「退会させて頂きます」と言ってしまったのです(^_^;) もちろんコレには私なりの計算もありました。 75歳でこの会の人気者でムードメイカーのAさんが助け船を出してくれると思っていたからです。 案の定「いいじゃなですか!写真を撮って頂くのも意味がある事だし、 それに奥さんだって毎週かかさず楽しみに参加されておられるのだし…」との発言に いつも参加し懇意にしているメンバーからは多くのうなずきが上がったのです。 ところが普段は参加してないメンバーから「写真はほどほどにして農作業をやって頂くのが本質」とか Oさんを支持する意見も出てきて、最終的に会長である内野さんの意見を聞くことになったのです。 内野さんは ホームページでオープンにする事に抵抗があり、それに同調する人もいて Oさんの意見に近くなっていることが判りました。 そうであるならば「退会する」という私の意見を通すしかありません。 ひとのいい内野さんとしてはOさんの意見を尊重するしかなかったのかも知れません。

YUKIとエノちゃんには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした(^_^;)

毎週土曜日の農作業を楽しみにし、午後からの内野さんご自身の農園でのお手伝いも […]

2009年02月23日266号 毎週土曜は農業に

実は今月の7日(土曜日)から 毎週土曜日、朝の9時から昼過ぎまでYUKIと一緒に野菜作りをしています。 この21日(土曜日)も14日に続いて3回目の参加でした。

場所は東大和、そうエノちゃんの地元で、 【週間KEN262号】でも紹介した自然農法研究会の農場です。 これを紹介した数週間前は、 ことの成り行き上、エノちゃんのためにも何回かは顔を出さなくてはならなかかな、 とは思っていたのですがココまで入り込むとは思っていませんでした。

予想を裏切ったとはYUKIの行動でした(^_^;) 朝まるで弱くて土日は昼近くまで寝ているYUKIが、なんと7時前に起きて行くというのです。 それも初日(7日)で懲りるかと思っていたら… 次回のために作業用の長靴を買いにいったり、気合が入っているのです(^_^;)

3回目のこの日も、朝7時にクルマで家を出ました。 東大和はウチから30キロほどですが、けっこう渋滞があったりして1時間ちょっとは 見ておかなければなりません。 もちろんスムーズにいけば40分ほど余ります。 東大和のガストでゆっくりと朝食とコヒーの時間を過ごすも楽しみのひとつです。

この日は先週ちかくの楢(なら)と橡(くぬぎ)の雑木林から集めてた落ち葉の山に ① ② ③ ④ 糠(ぬか)と水とをブレンドして、堆肥を作るといういう大作業です(^_^;) これを6回から7回ほどやって豊かな土になっていくわけですが、 その第一回の作業なので、落ち葉のカサが相当なもので人海戦術がモノをいい 思ってよりもはかどりました。

また7日に5本の畝(うね)をつくったままで終了した畑に ① ② 大根・人参・小かぶ・小松菜・ほうれん草の種を植えて ビニール・カバーをかぶせるまでの作業をしました。 5月~6月には収穫が出来るようで楽しみです。

農作業の合間の仲間との団欒もたいせつなひと時です。 今回からマイ・カップとマイ箸を持っていきましたが 今回はマイ箸の出番はありませんでした(^_^;) これに子ども達が参加するようになったらもっともっと楽しくなるのではないでしょうか。

帰りにはエノちゃんの店によって 手を洗って、ケーキとコーヒーをご馳走になって、 エノちゃんのアツイ議論を聞いて帰るのも、定番になりそうです(^_^;)

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