2010年11月08日355号 大豆の集中農作業!

今年も大豆作りにも参加を決めていたのだけど、何かと用事があって…
今年初めての参加となったのが10月2日。
この日は午前中に昨年は無かった枝豆用の収穫という軽い作業に、、午後はみんなでバーベキュー。
普段はハードな農作業と打って変わってラクチンで楽しい
私にとっての今年の大豆作りのスタートだった事を350号でもお伝えしました。

ところがここに来て、けっこうハードになってきたのです(^_^;)
その原因は「雨」と「台風」と「脱粒機」です。
当初のスケジュールは10月29(金)大豆の刈り取り、翌日の30日(金)に脱粒をやる予定になっていたのです。
ところが台風が接近するとの天気予報で急遽、
電話の連絡網でその前の28日(金)、この日一日で刈り取りと脱粒を一挙にしてしまおうという事になって
平日ではあるが、一人でも多く参加して欲しいと強い要請があったのです。
そこまで頼まれれば、ふだんはマイペースの私の実力を発揮する時がたきたと(^_^;)
前日は早く就寝し、早朝に起床しクルマに乗り込むと、どうにも怪しい空模様
目的地につく頃には完全な雨降りで刈り入れはとうてい無理。  

結局、この日に今後のスケジュールが全部見直されて、
11月3日(水・祭日)5日(金)6日(土)10日(水・祭日)と集中的なスケジュールが決まったのです。
このようなった大きな要因は、刈り取った大豆の枝から豆を脱粒する「脱粒機」の使用が集中し
それが借用出来る日にちが限られきたからです。     

てなワケで、ここに来て私とYUKIは保険屋から大豆農家になったように、大豆中心のスケジュールなのです(^_^;)

とは言っても、正直言って私は相変らずデジカメで写真を撮りながら…
小学1年生のココでのアイドル村山君に「オジサン仕事をしてるの?」なんて言われたり。
        
YUKIはYUKIで、刈り取った大豆畑に落ちている大豆をマイペースで一粒一粒拾っていたりして、 
…自然との触れあいを充分に楽しみ、みんな笑顔でぺちゃぺちゃ話しながら、
ひとそれぞれのペースでいて、作業は着実に進んでいくのは快感です。
     
でも…けっこうハードな事は確かで作業が終わってクルマに乗り込む時は筋肉の節々が痛く、
しばらくは運転する気もなくなりグッタリ座り込んしまうほど私もYUKIも働いてはいるのです。(^_^;)

2年目になって、だんだん仲間の顔や性格や家族構成もわかってきて
飯山の米作り同様に、その人たちとの仲間意識のようなもの出来て楽しさが倍増します。
また大豆の栽培から味噌作りまでの全過程を体験する事で作業の意味も判ってきます。
好きな事や、目的意識を持てない事には身体が動かないナマケモノの私には良いことです(^_^;)

参加者の多くが大豆を作って美味しい味噌を自分達で作るのだというモチベーションが高い事。
一声かければ決してムリのい範囲で、多くの人たちが直ぐに集まってしまう事です。
それでいてガツガツせずに、分かち合いの気持ちを大切に、楽しみながらやっているのも素敵です。
            

今年の冬に仕込んだ”味噌”が我が家で少しづつ味噌汁に使用しています。
YUKIが何も言わずに最初に使ったとき、私は「味噌を変えた?」と即たずねました。
とても優しい味がしたからです。
それが自分達が育てた大豆から、自分達が仕込んだ味噌と知ってとてもとても感動しました。
これがホントの『手前味噌』かもしれませんが…(^_^;)

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