2011年11月14日 第408号 なべくら古民家映画祭

12・13日と2日連続で行われる映画祭にユキと参加してきました。

…というとチョットおおげさですが、そういうイベントが飯山のなべくら高原・森の家が行いうメールでのお知らせが届いて そこに描かれているイラストもこれまで見かけた事のない斬新でほのぼのとするもので  ① ② ユキと「いいね!」という気分になって出かける事にしたのです。

11日秋晴れの飯山!何度も訪れている飯山ですが、田植えが終わったこの時期ははじめて! 同じ時期でも来るたびに新しい感動のある飯山ですが、秋の深まった晴天の飯山はまた格別です。① ② ③

映画祭は11日に第一部と第二部、12日の第三部となっていて 飯山のなべくら高原にある、それぞれの古民家に会場を移して映画鑑賞をして

その後は飯山の食材使ったおいしいものを食べようという企画で、 定員は一部と三部が15名、二部が25名という、ゆる~い映画祭で、もちろん私とユキは全て参加しました。

12:30森の家を出発、いつもの田んぼに向かう道ですが落ち葉を踏みしめて歩くのは初めて、① ② 第一部の会場は森の家のスタッフの女子寮?なかなかの風情で映画鑑賞にはピッタリの雰囲気。 ① ② 途中でプロジェクターの電球が切れて上映が中断するというアクシデントがありましたが、① ② 昔は映画の途中でよくフィルムが切れたりしたもので、これもなかなかの演出効果?でした(^_^;)

上映された映画は『かもめ食堂』 映画が終わってのヨモギだんごと野沢菜とお茶はまた格別! ① ② ③ ④ ⑤ 夕暮れの景色も最高です! ① ②

第二部は17:00に森の家からマイクロバスで15分ほど行ったボランティアの手で再生した古寺【大応寺】。

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦

ここは以前に、うどん作りで来た事がありますが、 闇の中ロウソクが灯された石段を登っての演出はなかなかのもの 上映された映画は『南極料理人』 映画が終わってランプの灯りで食べるキノコ汁と新米のおにぎりに信玄ずし(笹ずし)は大好評でした。 ① ②

この日の宿は、いつもの森の家が満室で戸狩温泉の民宿『岸田屋』。 合宿に多く利用されているようですが情緒があって、しかも無線ランが繋がっているのにはビックリしました。

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧

12日、第三部は思った通り会場は、われわれのコメ作りの田んぼのすぐそばにある森の家のスタッフの男子寮?(^_^;) ここには3度目の訪問ですが、これまではホタル観賞の暗い時で、 あらためて見ると、明るいところで見てもると素晴らしい古民家である事が分かりました(^_^;) 上映された映画は『秋刀魚の味』 映画が終わってのおでんのこんにゃくがなんと美味しかったこと、古民家住人が作った燻製各種もグーでした。

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ 最終日は地元のケーブル・テレビの取材もあって私にもインタビューがありました(^_^;) ① ② ③

 

三本とも見た事の無い映画で、 最初の二本はそんな映画がある事も知らずにいたのですが、とても楽しく見る事が出来ました。 三本目は小津安二郎の名作でもちろん題名ぐらいは知っていますが、小津作品をじっくりと鑑賞したのはコレが最初でした。 この映画は1962年の作品で私が16歳の時、東宝の株主券が伯父から貰えたので 東宝系の映画は洋画も含めタダで見る事が出来て映画を見まくっていた時代で、この映画が封切られたのもよく覚えています。 秋刀魚という字を初めて知ったからです、 でも松竹の映画には縁が無く、第一こどもが興味持つような映画ではなく それからず~と65歳になる今日まできてしまったというしだいです。 小津作品は年寄りが作った年寄りの作品いう印象があったわけですが、主演の笠智衆はこの時58歳 小津安二郎はこの作品の翌年60歳で亡くなっているのです。 そしてテーマも嫁ぐ娘の父親を描いたのもの(^_^;) 時代背景も懐かしく、またセリフのひとつひとつも身に沁みこんで時間を忘れ見いってしまい 名画である事がよ~くわかりました。 実は小津作品、テレビやビデオで何本かは見ているのです最後までしっかり見る事がなかったのです。 暗いところで多くの人たちとスクリーンに向かって集中して見る… 小津作品に限らず映画は映画館やこのような環境で見るように作られている事を実感したのです。

『かもめ食堂』はフィンランドの都市ヘルシンキを舞台にした若い女性監督の日本映画ですが、 とても軽妙でタッチも斬新で感動した作品でしたが、 『秋刀魚の味』…すなわち小津作品に大きな影響を受けている事がとてもよく判りました。 『なべくら古民家映画祭』 まだまだ3作品について書きたい事は山ほどあるのですが止めておきます。 […]

2011年07月18日 第391号 熱い人・暑い畑

★    7月11日(月) 飯山の最終日は私の一言から?飯山で農業を始める事になってしまった(^_^;) 笠木さんの農場を訪ねるのが私たちの飯山行きの目的のひとつにもなりました。 前回は稲作も初めたという事で驚いたのですが、 今回は新たに山の上(長嶺スポーツ公園の近く)に広い農場を借りてそこを見せてくれたのです。 笠木さんの人柄や働き振りが評判になって農場を貸してくれる人が次々に現われるのでしょうが

それを楽しく引きうけて、夢を語る笠木さんの゛熱さ゛には感動します!

私たちも少しはお手伝いは出来ないものかと…

これも少し離れた信濃平の平原に借りている農地でのにんにくの収穫をやる事に…

たいした量ではなかったのに、もう汗びっしょりでヘトヘトに ① ② ③ ④ ⑤ クルマに乗ると外気の温度計は38度!

お昼に食べた富倉そばの冷たい天ぷら蕎麦で私は生き返りました(^_^;) ① ②

やっとインターネットの接続をしたというので笠木さんの自宅でfacebookのアカウントを作って 会うたびにたくましくなっていく笠木さんの家を後にして帰路につきました。① ② ③

★7月12日(火) 私の65回目の誕生日で(^_^;)飯山から帰宅した翌日

飯山の゛森の家゛のアイドルだったゆかりさんのささやかな歓送会を新宿でおこなわれました。 長い黒髪もばっさりと切って 、facebookはもとよりブログもスタート ゆかりさんが森の家を退職してまで念願だった旅に出る熱い思いが伝わってきます! 17日から1年間、世界の一人旅に出発しました。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥

 

★    7月16日(土) 今年度の大豆作りは6月の種まきから始まっているのですが今回の草取りから 3年目の私とユキの相模原での大豆作りがスタートしました。 昨年・今年と最初の種まきには参加出来ずタブン来年もダメだと思っています。 調度その時期にユキの宮崎での日本舞踊の会があって来年もチャレンジ予定だからです(^_^;) とは言っても…この大豆作りは年が明けての味噌作りまでの長丁場で… しかも一回一回がとてもハード、それもこの草取りが最もハードなのです(^_^;) そしてこの日も゛節電の夏゛を逆らうような゛猛暑゛!! それを充分な覚悟をしての参加なのに、やっぱり暑い!

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ 大きな麦茶のタンクもすぐに空になり ① ② 軽い熱中症になる人も出て、 朝の9時からの草取りは汗と乾燥した土で泥だらけになって午後4時に終了。 私の農業に対する熱い思いも、この暑さには負けそうで専業農家にはなれそうもありません(^_^;)

ちょうどこの日、大豆畑のある宮ヶ瀬湖周辺がテレビ東京の【アド街ック天国】で紹介され 我われの活動の拠点になっている【鳥居原ふれあいの館】はベスト30位中29位に入っていました(^_^;) 首都圏でありながらこの長閑さには魅かれるものがあります。

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2011年06月04日 第385号 飯山の人々…田植え

飯山での『ホタルの宿を守る会』での米作りは4年目を向えました。

年3回、゛田植え゛と゛草取りをしてホタルの鑑賞゛そして゛稲刈り゛が会の恒例行事ですが それには今のところは皆勤賞です。(^_^;) それ以外にも数回はプライベートで来ていて、もうすっかり故郷という感じです。

私が飯山に惹かれる、自然の美しさ、奥深さです。 その中で人が長い年月をかけて手を入れ生活し自然と共存してきた里山の素晴らしさです。 それにもうひとつ、そこで出会う人とのつながりです。

ひとつ残念だったのは【森の家】のスタッフで東京のオフ会にも参加してくれた 林君が家庭の事情で北海道に帰ってしまったこと。

それにもうひとり、【森の家】のみんなのアイドル?ゆかりさんが退職してしまったこと。 でも事情を清野婦人のサッチャンから聞いてみると… どうしても長期の海外旅行をしてみたいという事、 【森の家】は大好きで、旅を終えて戻ってきた時に働かしてもらえることを望んでいるようです。

そして、とても以外な人が【森の家】のスタッフとして入ってきました。 東大の大学院まで出て、この会にはいつも友だちや家族をつれてやってきた常連の平田さんです。 でも彼女なら充分に゛ありえる゛と納得して嬉しくなりました。 ①→②

それにもうひとつ【森の家】の支配人で鬼軍曹?の木村さんから高野さんに代わったこと。 では【森の家】の゛顔゛でもあり、飯山では知らない人がいないのではないかと思われる 木村さんはどうなったのか?…というと、 【信州いいやま観光局の 事業課長・兼 企画開発室長】という まさに木村さんにはピッタリのポジション! 【森の家】もその中核としてみながらトータルで飯山の観光や将来を見据えるというもののようです。

東大農学部の学部長でいつも多くのゼミ生を連れてくる 生源寺教授は定年を前に、故郷である名古屋大学に転勤? 教授が産まれたのも名古屋大学の病院だそうで(^_^;) 今回は東大生プラス名古屋大学の女性生徒3人をひきつれてのコラボレーションで これまでにないリラックスな雰囲気でとても楽しく過ごされていました。 ① ② ③ ④

ちくま新書から発売された【日本農業の真実】も是非、読んでみようと思っています。

そしてもうひとつ今回の飯山行きの大きな目的になった事が 私の゛ひとこと゛が名古屋から飯山に移住し農業を始める事になった笠木さんが

早くも田んぼを借りて、今年から稲作をはじめたので、 その田植えを手伝って欲しいと言われたのです(^_^;) それにしても、畑があれだけ増えただけでもびっくりなのに、 今度は田んぼも数面を使わせてくれる人が現われたというのです。 農業はまったく初めてからスターとして2年で、ものすごい勢いです。 地域に解けこんで、まわりのおばちゃんたちから可愛がられ? それでいてガンコなところもまたいいのかも知れません(^_^;) 今は農作業が楽しくてしょうがないようです。

 

土曜日の恒例田植ハイライト ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ そして、いつもの宴会ハイライト ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦

翌日の笠木さんの棚田で ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ 笠木さんの親がわり?のおばちゃんの家で ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ 笠木さんの畑で ① ② ③ ④ ⑤

笠木さんのたんぼ(翌日) ① ② ③ ④ ⑤ ⑥

 

地震で災害があった栄村を見るようになった飯山のお地蔵様(^_^;) ① ② ③ ④

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2010年12月06日359号 ダブルで「飯山 in 東京」

12月4日(土)今年で3回目の飯山の東京OFF会がありました。 1回目 2回目

★★★ 実はその3日前の1日(水)に ”モモさん”の恵比寿の事務所で毎週ほぼ水曜日に開かれる気ままな集まり『ほぼすい』で 今回のテーマが『飯山を盛り上げよう!』だという事を ボストンのヒロコからメールで知らされました(^_^;) どういう経過で飯山がテーマになったのかは判りませんが… 『ほぼすい』でのテーマは基本的に 「何か口実をつけて毎週1回、美味しいモノを食べて楽しく飲もう!」という程度のものです。 したがって飯山関係者がたくさん集まって…なんて事はない事は想像つくますが どのような経過で、どんな人が仕掛け人なのかを知るだけでも面白そうです。

仕掛け人はモモさんの友だちでフードコンサルタントのサカイ優佳子さん。 都会的なチャーミングな女性で、 飯山には何度も訪問し『森の家』の”鬼軍曹”こと木村さんもよく知っているとの事(^_^) 3日後の土曜日には飯山森の家の東京OFF会がある言を伝えると 「次回は是非参加したい!」…とても乗り気でした。 知的な印象はあったのですが彼女のホームページを見てなるほどいうかビックリ… 東大法学部のご出身のようです(^_^;) ① ②

美味しいごはん ① ② スノーキャロット、常盤ゴボウ、坂井芋、などなど そして富倉そばには全員感激!… 判っていれば地酒・北光正宗を持っていったのに…と少し残念でしたけど(^_^;) 飯山フリークとしては誇らしい『ほぼすい』でした。 ① ② ③ ④ ★★★ さて…4日(土)は飯山東京OFF会の忘年会!!

会場は東京で富倉そばが味わえる『神楽坂・酒蕎庵まろうど』。 今回は飯山での農作業には毎回何人かは必ず参加する東大農学部・生源寺ゼミの院生4名が初参加です。 そのリーダー格で新婚ホヤホヤの西原クンも参加するというので楽しみにしていた事があります。 それは352号『稲刈(飯山)2010』の巻末で紹介した ”あの熊の肉の塊”はどうなったか気になっていたからです。 さすが東大生?クックパッドで調べたらちゃんと調理法が載っていて、 硬い肉はキッチンバサミで切断し、いろいろ研究して 10人ほどで全部食べちゃったそうです。(^_^;) 熊さんもめでたく成仏出来たようでメデタシメデタシでした。

もう一人、院生の加藤クンとはTPP問題で熱い議論になりましたが 明日は農水省のWTOの仕事でジュネーブに行くという事で拍手に送られながら退席しました(^_^;)

『神楽坂・酒蕎庵まろうど』の本拠地は飯山の斑尾高原での宿経営。 店主の小川夫妻が挨拶にこられ 東京OFF会のリーダー”サッチャン”が元飯山市長のお嬢様と初めて知っておおもりあがり…① ② まだまだ話しは尽きませんが… ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ 美味しい料理、美味しいお酒…そして何より楽しい仲間と出会えた!飯山バンザイ!

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2010年10月25日353号 飯山ミステリーツアー

前回は飯山での稲刈りで終わってしまいましたが… その翌日、すなわち先週の日曜日になるのですが森の家主の恒例ともなった 木村鬼軍曹の”飯山ツアー”にも、もちろん参加し、 これまたもちろん今年から本格的に農業にチャレンジする笠木さんの農場にも寄ってみました。

日曜日の夜は週間KENとブログのWアップで、結局当日の日曜日分までは書ききれなかったのですが カットしてしまうのはチョット惜しい気がして…一週間遅れと掲載となります(^_^;)

何が【ミステリーツアー】なのか参加者にも知らされておりせん。 このツアーも4回目、そもそもココに参加する人のほとんどは飯山に何度も来ていて ネタは尽きてきているので、苦し紛れにつけたネーミングのようです。 でも多くの参加者がいるのは、地元の人ともすっかり打ち解けている木村鬼軍曹のガイドの面白さと、 仲間内での遠足のような楽しさがあるからだと思います。

クルマはマイクロバス2台と乗用車2台で出発、 私とYUKIは笠木さんのクルマに便乗することにしました。 ① ②

●最初の目的地は、もう飯山での酒盛りでは絶対に欠かせない、飯山の地酒【北光正宗】の蔵元。 クルマではいつもこの前を通るので、その所在は知っていましたが中に入るのは初めて、 ”利き酒”もタップリ出来て…クルマを森の家の駐車場の置いて笠木クンのクルマで来た私を 誉めてやりました(^_^;) ① ② ③ 利き酒は5代目店主の村松茂樹さんが、 ① ② ③ ④ ⑤ 蔵見学の案内は新婚ホヤホヤで杜氏の跡取り息子、裕也さんが、 ① ② ③ ④ ⑤ 店主の奥様も出てこられて、アットホームな蔵元で楽しく時間を過ごしました。 農業が出来ない雪に覆われた冬が酒作りのシーズンという合理性、 飯山の自然と文化がまたひとつ見えてきて、ますます飯山に惚れこんでいきます。

●このあと、先頭のマイクロバスは狭い山道をまっしぐら(^_^;) たどりついたのは、美味しい酒があるところには、もちろん美味しい米があり… そして美味しい水があるところに。 いやほんとうに、美味しい水に誰もが感動し、ペットボトルで持ち帰りました(^_^;) ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦

●山を降りて、今度は広い農道をまっしぐらに突っ走って鳥居が見える高台に! ① ② ③ ここは、鬼軍曹が個人的にお気に入りの場所いうところで(^_^;) たしかに、このツアーならではのなかなかの絶景スポットでした! ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧

●そして”飯山の寺めぐり”ですが…これは森の家の鬼軍曹と林さんの時間稼ぎ?作戦のケハイで 何度か訊ねている名所旧跡でガイドのオジイチャンの退屈だが風情のある解説を堪能しました(^_^;) ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

●どうやら、このへんで昼食と思いきや、鬼軍曹と林さんが案内したのは”西敬寺”という立派なお寺。 なんだか神父さまのような雰囲気の住職が、やっぱり神父さまのようなお話をして頂き(^_^;) どうなっちゃうのかな…と思っていたら、神父さま、じゃなくて住職が突然「準備が出来たようで…」ということで、 奥の方に案内されると、広い座席に”箱膳”がキレイに並べられているのにはアツと驚くような感動がありました。 【いいやまはこぜんの会】というのを奥様がやっておられ、 豊かな自然と四季に恵まれた飯山の、そして日本の食文化を誇りを持って未来に引き継ごうというもので、 とても奥が深く、興味深いもので、詳しくはネット上からリンクしようと思ったのですが、まったく検索が出来せん(^_^;) それはそれで素晴らしい事で、興味のある方は是非飯山に直接行って下さい(^_^;) ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ これで、この日のミステリーツアーは終了!

ツアーからクルマが置いてある森の家までの帰路、 鬼軍曹がお気に入りだと行っていた高台の見晴らしに負けないという 笠木さんお気に入りの場所があるということで、そのスポットへ。 ① ② 笠木さんは自転車で飯山の野山を駆け巡っているようで、実に健康的な生活をしているようです(^_^;)

森の家で、笠木さんに【iPad】を見せたり、彼の事を書いた週刊KENを見せたりしていると、 マイクロバスが到着し、横浜市青葉区に在住の高橋さんが戻ってきました。 ① ② ③ 高橋さんは私たちが始めて稲作に参加した2年前の田植えの後の飲み会で意気投合、 東京OFF会にも参加し家族ぐるみで楽しくお付き合いをさせて頂だいているてお嬢さんです。 ① ② ③ 帰路は私のクルマで笠木さんの農場見学を経由して、一緒に帰ろうという事になったのです。 ほんとうに飯山の自然は美しい! ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ […]

2010年08月08日342号 飯山OFF会 in 麻布

先月、飯山での”草取り”と”蛍鑑賞”と”酒盛り”で大いに盛り上がった、その深夜 清野夫妻とヒロコと私、そして森の家のスタッフでこの日宿直だった林クンとで 次回の東京OFF会を何時・どこでやるかで、またまた盛り上がっていました。(^_^;)

6月の東京OFF会でも、飯山の森の家のスタッフンになる前は東京にいた林クンにも 次回は是非参加してもらおうという事になって、そのうちあわせです。 ようするに林クンがいつ出てこれるかで… 彼のスケジュール表から東京に出てこれる日を軸に、こちらの予定を調整し 8月4日とまずは開催日が決定! 次に会場ですがテレビ局のディレクターの職を捨てカンボジアにボランティアに行ってしまった ヒロコの仕事仲間”アニー”の麻布のマンションなら時間を気にせず楽しめるし…ということになりました。

8月4日・アニーのマンション(麻布)・午後7時から・飲み物持込・料理は用意・ それにアニーのマンションの使用料として1000円…と決定したのです(^_^;)

その2日前の8月2日、アニーが急遽一時帰国する事になったのですが、 アニーは「ボクも楽しみにしているから気にしないで!」…という事で当日を向かえました。

アニーのマンションでのパーティーはこれで3回目の私ですが、 過去2回はクルマでちょっと”顔を出すだけ”のつもりYUKIが上機嫌になってしまい 結局、私はシラフなまま深夜まで付き合わされることになったのです。 今回は飯山のOFF会、私も大いに楽しむつもりですからクルマを置いての参加です。 YUKIと電車で少し早めの午後6時に到着、まだ主(あるじ)のアニーとヒロコだけでしたが…

東京OFF会のリーダー清野夫人のサッチャンが料理の準備もあって参上。

アニーの友だちで料理名人でミス福島にもなった美人のマイマイさん。

OFF会の常連でお酒とタイガースが大好きなチカートさん。 誰もが初対面で楽しみにしていたチカートさんのご主人で獣医の親跡さん。 ①

飯山における若手東大”閥”?のキーマンでもある、ほのぼのしたプーさんですが 東京ではじめて見る姿はキリッとしたキャリアウーマンのようでサスガと見直しました(^_^;)

私の姪っ子でヒロコの従妹、アニーのカンボジヤ行きにも同行し、 ヒロコ主催の恒例のバーベキュー大会では清野夫妻とも意気投合し、 留学のため行けなくなるヒロコに変って飯山の稲作に参加するつもりでいるロイターカメラマンのユリ。

私とYUKIが初参加した2年前の田植えで同じ初参加で、懇親会でも同じテーブルで それいらい親しくしている飯山をこよなく愛する自然派タカハシさん。

奥様が翻訳家、職場で一緒になったご主人は乃木坂の大手レコード会社に今も勤務中(^_^;) で国際的なイサヤマ夫妻。

サッチャンのご主人でこの会のレギュラー清野ヒロユキさんが…

そしてそして…今回のメダマ!飯山から林クンが新幹線に乗り継いでやってきました! なんと!森の家のユニホームのままで(^_^;) ① ② ③ ④ ⑤

最後に飯山・東京OFF会の創設メンバーで楚々とした美女で底なしの大酒のみ森川さん(^_^;) 全員集合で大いに大いに盛り上がったのです。

森川さんはJICA社員で9月から3年間モロッコに赴任しますが… なんと、マイマイさんは2003年から2年間、JICAのモロッコで日本料理を教えていたのです。 ① ②

そうそうアニーも楽しく参加していたのですが… 過酷なカンボジアから帰国したばかりでお疲れぎみなのに、 YUKIからズバズバとキツイことを言ったようで部屋に閉じこもってしまいました。 コレがYUKIなのでありまして、私は慣れていますが普通はね~(^_^;) ① ②

でもチカートさんのご主人・親跡さんはとても野球に詳しい方で 私が阪急ファンだったと知ると、その頃の選手をとてもよく知っていて、ほんとうにひさしぶりに 野球談義をすることが出来ました。 ①

林クンは北海道でナンバー1の陸上400メートルの選手だったそうですが… 森の家のスタッフは皆イケメンのスポーツマン、しかし残念なことに皆既婚者なのです。 私が残念がることはないのですが(^_^;) 林クンも大学時代の後輩と結婚、昨年飯山で長男が生まれて大変な子煩悩なのです。 そして飯山の若いスタッフは今ベビーブームなのです。 東京で働いていた時と比べれば飯山での収入は激減したようですが、 人間らしい生活が出来るようです。  ① ② ③ ④

そういった価値観を持った多くの人たちと飯山で出会えることが出来るのも… 私が飯山にとりつかれ離れられなくなる大きな要因なのかも知れません。

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2009年08月31日293号 飯山のカサギさん

28日(金)と29日(土)に飯山に行ってきました。

金曜日だと高速道路の週末割引がないため 高速道路に午前6時前に入れば3割引になるのを利用しようというYUKIの命令?で 早朝我が家を出発しました。 早朝に我が家を出れば必然的に早く目的地に到着します。 今回飯山にいくのは特別なイベントがあるわけでもなく、 ちょっと田んぼの様子をみて草取りでもしたいというヒロコの希望からです。

どこかでゆっくり朝食をと思っても 数少ないファミレスですら10時オープンで、午前中からやっているところなどどこもありません。 飯山の自然にここまで惚れこんでも、こんな事を思う根性に反省です(^_^;)

結局、遅い朝食を取れたのは4月に北竜湖のカヌーに来た時に利用した湖畔のお店です。 その時はオープンしたばかりでしたが、とても商売っ気がなくスローで安くて美味しくて… お店には誰もいなくて声をかけると中から返事があり、やっているようです(^_^;) 前回は創作オリジナル・メニューの塩天丼800円が気にいりましたが、 カロリー制限生活に入った私は、おにぎりセット600円でガマンです(^_^;)

注文が入ってからご飯を炊いたり…待つこと1時間弱 涙が出るほど美味しいおにぎりと小さなお蕎麦を噛み締めて食べることが出来ました(^_^;)

田んぼの稲穂はもう頭(こうべ)を垂れて昨年よりは豊作のようです。 今回は我われが来るという事で【森の家】のスタッフが田んぼの”防鳥糸はり”を 手伝ってほしいという事で、何が何だかわからなけど手伝う事にしました(^_^;)

畑の端に竹ざおを等間隔で何本か挿していき、 そこに黄色い丈夫な紐を田んぼの上にジグザグに張りめぐらしていくというものです。①  ② ③ ④ ⑤ たしかに雀が稲を食べた形跡はあるのですが、こんな糸を張るぐらいで効果があるのでしょうか? わからない事ばかりですが、ひとつひとつが勉強になります。 ① ②

農作業の後は湯滝温泉での露天風呂が定番です。 この日は珍しく誰もおらず撮影をする事も出来ました(^_^) ① ②

【森の家】には昨年から何度も来るようになりましたが、 ここでバーベキューを楽しもうという思いがずっとあって今回はソレを実現する事になったのですが… 一日1600カロリー制限中の私としてはトホホの心境です(^_^;)

今回はゲストとしてカサギさんに来てもらう事にしました。 カサギさんは4月に飯山の雪のブナ林探索でご一緒した名古屋からやってきた39歳の男性で、 その時に私は飯山の素晴らしさを力説し、ここで私たちがやっている稲作を薦めたのです。 そのカサギさんはナント名古屋から飯山に越してきて、 まったく経験の無い農業にとりくでいるのです(^_^;)

私のヒトコトが彼の人生を変えてしまったかも知れないと思えば責任重大! と私の方が熱くなっているのですが とうのカサギさんはいたってマイペースで飯山の生活を楽しんでいるようで…羨ましい(^_^;)

バーベキュー直前大雨に振り出して結局室内で鉄板焼きに、 ① ② ③ カサギさんはクルマで来たので、持参のノンアルコールのビールでまずは乾杯! 私は久々のビールが身体に染み渡ります(^_^)

1日1600カロリーですが、この日はこれまで”おにぎりセット”のみでせいぜい500カロリー 1100カロリーは摂取出来る計算です。(^_^)

バーベキューの肉類は極力押さえ野菜とビールです! カサギさんはアサヒのスーパードライ500mlを6本持って来てくれました。 カロリーは100mlあたり42カロリーで1缶210カロリーになります。 そこで私が持参した麒麟ZERO500mlに切り替えると カロリーは100mlあたり19カロリーで1缶95カロリーになるのです! カサギさんのノンアルコール・ビールといい…日本の技術に酔いしれます(^_^;)

カサギさんのハナシを書こうと思っていたら ① ② ③ ④ カロリーのハナシになってしまいましたが、カサギさんはからは目がはなせません(^_^;)

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2009年06月15日282号 長靴を履いたKEN

6月6日(土)7日(日)と飯山で今年も田植えをしてきました。 本来なら先週の【6月8日号】でお伝えすべきなのですが… 日曜日の帰宅が遅くなった場合は、 その日の模様を月曜未明(すなわち日曜日の就寝前)にアップするのは厳しいのです。

ま~簡単な日記やブログ程度の短かい文章だけなら書くことも出来ますが 私自身も一週間に1回のコラムを書く事が楽しみであることと よせばいいのに写真をけっこうたくさん撮っていて それを選んで画素数を落として写真をアップするのも、それなりに時間がかかるのです(^_^;) それに週3回のブログとも日曜の夜は重なって大変なのです。 大変なのです…と言っても誰に強要されているわけでなく私が勝手に書いていることで 当然YUKIからも同情される事もありません(^_^;)

てなわけで一週間遅れで飯山での田植えの模様をお伝えしようと思うのですが… ブログの方で3回連続で… ●私が飯山に魅かれる理由 ●私が飯山に魅かれる理由~その2 ●私が飯山に魅かれる理由~その3 を書いてしまいました。

今回で5回目の訪問になる飯山ですが、とんでもないドジをしてしまいました。

いつもの事ですが前日は1時間ほどの睡眠で6日土曜日は午前5時に起床し出発の準備をしました。 雨が降る中、クルマに荷物を積んだり、ゴミを捨てにいったり 我が家とクルマの間を何度か慌しく往復したあと、出発しました。

飯山の森の家に到着し、靴を脱ごうとした時、私は思わず声を上げてしまいました! 「靴が片方違ってる!」…と(^_^;) 我が家を出る前に、寝ぼけたアタマで何度かクルマと家を往復し、 薄暗い玄関で靴を履き違えてしまったようです。 とりあえずは、田植えですから持参した長靴があればどうにかなります(^_^;) でも、それ以外代わりの靴はありません。

田植えが終れば、夕方からバスで温泉に行って汗と汚れを落として、 それから村の集会場で、村の人たちとの交流会の宴があります。 そこでは当然、靴を脱がなくてはなりませんが、長靴のままでいくしかありません。

実は昨年、私はこの集会場での交流会で、これまた靴に係わるドジをしているのです。

宴が終るとバスで宿まで帰るのですが、最後の一人が中々バスに戻ってきません。 やがて係員がバスに乗り込んで来て、我われバスの乗員に向かってこういいました。 「みなさま、今履かれている靴をご確認下さい、ご自身の靴でしょうか?」 自分の足元を見ると、どうも自分の靴ではないようなのです(^_^;) 私は恐る恐る手を上げると、皆は大笑い、私は急いでバスを降りて集会場の入り口の下駄箱に 向かうと、私の靴はちゃんとそこに残されていました。 私は靴の持ち主に最敬礼をし、二人でバスに戻った時は大きな拍手に迎えられ すっかり酔いが醒めてしまいました(^_^;)

そんなことがあって、また今回もとなると、私はまるでバカのように思われます。 YUKIはとっくに「まるでバカ!」と言っていますし、 こんな事をココで書いてしっまったら…やっぱりバカですね(^_^;)

なにしろ、この時点で私の少ない脳みそで考えたのは さりげなく長靴を履いてやり過ごすということです。

ズボンの裾をおろしてしまえば長靴はそれほど目立たないものですが、 団体行動で脱いだり履いたりする時はけっこう大変ですし 下駄箱におくととても目だってしまうのです(^_^;)

定宿の森の家は宿泊のロッジとメインのターミナル・ハウスとは パソコンの無線ランの関係上からも何度も行き来をする事になるのですが そのたびに靴をイヤ長靴を脱いだり履いたりしなければならないのです(^_^;)

田んぼでの農作業で長靴もどろだらけになってフル活動し… 朝夕は長靴をツッカケ代わりにフル活動し… まる2日間、こんなに長靴を履いたのは当然、初めての経験でした。(^_^:)

※今回の飯山での写真集です ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳

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2008年06月02日228号 田植えに行ってきました!

この土日(31日・1日)YUKIと田植えに行ってきました。 長野県の『蛍の宿を守る会』、宿は【なべくら高原・森の家】です。

ここに「田植えに行こう!」と言い出したのはもちろんYUKIです(^_^;) なぜここに行こうという事になったのかと言えば『阿弥陀堂だより』という映画です。 YUKIは日本映画をほとんど見ない人ですが、私がNHKのBSで録画したこの映画のDVDを たまたまクルマの中で見たことがきっかけです。 ゆったり流れる日本の美しい風景にすっかり魅せられてしまったのです。 YUKIはそれいらい、この映画の舞台となった撮影場所を突き止め そこでホタルも集まる有機農法の農園があることや いろいろと情報収集をしていて今回のイベントになったという次第です。

31日は朝から雨が降っていました。 11時半に現地集合で、我が家を朝6時30分に出発! 田植えなど初めての二人は、まともな準備もしないで飛び出しました。 本当は半ズボンの裸足でやろうと思っていたのですが100円でレンタルの長靴が あるというのでそれを借りて、雨をしのぐためにクルマに積んであったビニールのポンチョを着て こんなスタイルで田植えに挑戦することになりました。 ところが大変です(^_^;) というか当たり前の事なのかもしれませんが…足元がぬかるんでいるのです。 足を動かそうにも足がぬかるみに深くめりこんで、なかなか抜けないのです。 もう田植えどころではありません(^_^;) むりやり抜こうとして、ついに長靴が抜けてしまいました。 その時に私は田んぼの中で尻餅をついてしまい 長靴はあきらめて靴下のままやっていたら、靴下もぬかるみに消えていきました。 もうカメラなんて持っておられません、他の人の迷惑にならぬよう ドロだらけになって賢明に田植えをするしかありません。 温度も低く雨は降り続いていますが、汗びっしょりで雨もまったく気になりません。

無農薬の田んぼはオタマジャクシやミミズやいろいろな生き物がいて 子供たちはおうはしゃぎですが、そんな余裕もありません。 田植えが終わった時の姿です(^_^;) 足元のアップです。

このあと近くの温泉でひと風呂あびて 町のボランティアの人たちが作ってくれた山菜料理や地酒で大盛りあがり、 宿に戻ってからも毎回訪れるというIさんご夫妻や米研究の東大ゼミの青年たちと もうひと盛あがりして、森のコテッジでバンタンキューで寝てしまいました。

翌朝はうって変わっての良い天気。 昨晩のIご夫妻と屋外で軽い朝食を。 近くの畑まで出かけてアスパラ収穫。 ① ② ③ ④ チェックアウトの後、 ここにくるきっかけと映画『阿弥陀堂だより』のロケ地を探索。 ① ② ③ ④ ⑤ 横川のサービスエリアで峠の釜飯を買って我が家に帰りました。

7月には雑草取りとホタルを見に、 秋には稲刈りに そして来年は田植えにリベンジしたいと思っています(^_^;)

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