2006年02月06日107号 ダビング

週刊KENの103号を読んだ友人のS氏からメールがありました。
要約すると。
VHSテープ(6時間)400本をDVDにダビングするとすると2400時間。
一日、ダビングに使える時間が4時間としたら600日。
でもこれは録画している時間で、編集とかの色々な時間をいれたら3年以上かかる…
S氏自身も考えてはいるのだが、無謀な?試みではないか、というものです。

無謀と言われて(^_^;)…ほっとけばいつか使い物にならなくなります。
VHSのテープ(8ミリを除く)はたしかに400本以上はあります。
でも、カビだらけになって使いものにならないのが1割はあり、それは捨てるしかありません。
それに映画は全部処分することにしました。
見ようと思えばTUTAYAで借りる事が出来ますし
ネットから検索して自由に見られる時代もそこまで来ているからです。
それでもまだ300本あります。

はじめてビデオ・コーダーを購入したのは20年ほど前で、SONYのベーターでした。
なぜベーターかと言えば東京海上の研修用ビデオがベーターだったからです。
その後VHS時代なり今日に至ったわけですから、そこそこの数があって不思議はありません。

そこそこの数の中で最も多いのが田原総一朗の【朝まで生テレビ】の録画テープです。
月1回の深夜討論番組ですが1991年頃から約150本ほどあります。
これも古いのは紛失したりカビがはえたりしているのですが、なるべく残しておきたいのです。
昔は5時間の討論番組でしたが田原総一朗の年齢を考えてか今は3時間になりました。
それを6時間テープでとって残ったスペースには同じ田原のサンデー・プロジェクトを録画しているのです。

私はこの手の番組をワインのように数年寝かしてから見るのが好きなのです。
偉そうな学者や評論家・政治家が景気予測をしたものなど実に味わい深く、
時代の流れやトレンドも客観的に見ることが出来るからです。

この【朝生テープ】のダビングはとても楽です、6時間のVHSをDVD6時間に移すだけですから…
毎日寝る前にセットすれば朝にはダビングが終わっています。
これを番組のHPから取り込んだデーターやイラスト・写真を入れて整理すると
なかなかのコレクションに仕上がっていきます(^_^)

大変なのは一本のVHSに、その時その時にいろいろな番組を録画している6時間テープです。
これはまず早送りで確認して、その中で残したいものを番組やジャンル別にダビングするのです。

なんといっても大量のディスクを使うわけですから【DVD-R】という1回録画しか出来ないけど
24枚で1780円というのを使っています。
1枚70円ちょっとで4.7ギガあるのです!…私が10年前に始めてIBMのパソコンを購入したとき
『ハード・ディスク大容量1.6ギガ』が謳い文句だったのです。

【DVD-R】は1度録画したものは消せませんからVHSの番組の終了時間にあわせて
録画ボタンを止めなければならないのです。
そのためテレビ画面は常にVHSのテープが流れ、民放の場合はCMがあれば出来るだけ
カットしておこうと思うので、なかなか気が休まらないのです。

このような状況ですから、最近はほとんど生のテレビ番組は見るヒマ?がないのです。
そのかわり!…これはDVDレコーダーの凄いところですが、番組表から見たい番組をセット
するだけで、大容量のハードディスクにどんどん番組を録画出来るのです。

でも、ちょっと考えました…それらを「いつ見るのか?」と
人間の欲望は果てしなく続くようです。
ウン十年前に私が生まれて始めて買ったレコードは擦り切れるほど聞いたものです。
学生時代、映画館に弁当をもって同じ映画をくり返しみて感動したものです。

会社員の私の友人が映画専門の有料TVを契約して、お金を払っているのだから
見なけりゃ損と、かたっぱしから録画をして、
土日にそれを見るのが苦痛になってきたという笑えない話に、私は大笑いしてしまいましたが…
他人事(ヒトゴト)ではないようです(^_^;)

2006年01月30日106号 ジェイソン・ムラーズって知ってる?

テレビ番組で100人中、何人か?をいろいろと調べる番組があります。
そこで、これは私の質問です。
「ジェイソン・ムラーズってご存知ですか?」
多分、私と同年代の方は100%ご存知ないと思います。多分。

我が家のカレンダーの1月26日のところには、以前から
赤いサインペンで【ジェイソン・ムラーズ 18:00恵比寿】と書かれていました。
書いたのは私ですが、書かせたのはヒロコです。
ヒロコが私にジェイソン・ムラーズの曲を聞かせて
「どう?なかなかいいでしょ、私がお金を出すから、ライブに行こうよ?」と言いました。
私はどんなジャンルでも音楽は好きですし、タダなら断る理由はありません…しかし。

ライブの日が近づくにつれて、ヒロコは盛り上がっていますが、私はイマイチ盛り上がりません。
まず、どんなシンガーなのか一回聞いたくらいでは忘れてしまいます。
カレンダーには彼の名前が書いてありますが、印象のない名前で覚えられません。
会場は恵比寿にあるLIQUIDROOMというところだそうです。
この手の会場というのが、またどうもにも気が重いのです。
基本的に客席というものが無いのです。
立ったまま、ひょっとしたらピョンピョンしながら見なければならないのです(^_^;)
ヒロコはライブを見に行くときは、事前にそのアーティストの代表曲を何曲か覚えていくようです。
会場で大きな声で一緒に歌って盛り上がろうというのです。

私が学生の頃は新宿の厚生年金会館とか五反田や芝公園の郵便貯金ホールとかで
客席に静かに座って、アーティストの公演を静かに鑑賞したものです。
なのに、この歳になって20代のアイドル系歌手のコンサートを立ったまま
ひょっとしたらピョンピョンしながら見なければならないと思うと…気が重いのです。

26日(木曜日) YUKIと一緒にクルマで恵比寿のLIQUIDROOMに向かいました。
開場は18時、開演は19時となっていますが、道が空いていて18時前に恵比寿に到着。
カーナビはココだと示すのですが、どれだか判らず1キロ先のコインパーキングにクルマを置いて
LIQUIDROOMを確認。
真っ黒い建物で、入口にカフェのメニューが小さくあるだけで、ガードマンに聞いたらココだというのです。
どうして、こんなに判りにくいのか?わざと判りにくくしているとしか思えないのです。
でも、会場にはどんどん人がつめかけています。
そして、やっぱり若い女性がほとんど、若い男性もチラホラ…
今年還暦を向かえるようなオジサンは一人も居ません。
中学生くらいの女の子に付き添いで来ている母親はほんのちょっといるようですが
YUKIのようなオバサンもいません。
私たちはココではなんともヘンなカップルです。(ココでなくてもヘンと言われることもありますが)

何が何だか判らず、広い広間のようなところで待っていると、ヒロコが仕事を早めに抜け出して
嬉しそうにやってきました。
やがて、入場券の番号順に入場開始です。
入場券はヒロコの奢りで1枚6000円払っているのに、入場の時に一人500円のドリンク券を
買わされて、バー・カウンターで好きな飲み物を受け取るシステムになっているようです。
(そういえば昨年夏のロス・バンバンの時と同じでした)
少しでも早く入場して、少しでもステージに近いとこに行きたいヒロコは、
バー・カウンターにはいかず「ではね!」と別れてしまいました。
少しでも遅く入場して、少しでも楽をしたい私は
ゆっくり並んでビールを受けとって、ゆっくりと会場に入りました。
そして、まずステージの反対側に目をやると…やっぱりありました!
ミキシング・マシーンを見下ろすようなカウンターがあり、そこに椅子が並べられているのです。
そこにビールを持って一目散です!ビールを飲むにも最適です。
開場もそれほど広くなく、大きなホールならココでも特等席かもしれません。

さて、いよいよ開演です。
いやービックリしました! ロス・バンバンの時もそうでしたが演奏が始まった瞬間に鳥肌が立ちました。
目頭が熱くなってきます、なんというアーチィストだろう!
もう一度暗い照明の中でジェイソン・ムラーズという歌手の名前を確認しました。
サンディエゴのコーヒーハウスで歌っていた彼が街中の評判になったという事ですが
コーヒーハウスでいきなり彼の歌を聴いたら私だって虜になってしまいます。
曲もラップからバラードまで、とても綺麗で判りやすく、歌唱力は抜群なのです。
そして何より、ステージが楽しいのです。

ミキシング・マシーンの後ろでカウンターに肘をつきながら、ステージを見ていると
音楽プロデューサーにでもなった気分です(^_^)
アッという間の2時間ライブでした。

ヒロコも思いっきり盛り上がったようで、最後にドリンク券を使用。
ビールを旨そうに飲んでいました

土曜日、生命保険の契約で25歳の青年(Fさん)にお逢いしたとき
「ジェーソン・ムラーズってご存知ですか?」と聞いたのですが
やっぱり知らないという事でした。
まだまだ認知度は低いようですが、我が家においては今や大ブーム!
私のケータイの着歌は彼の曲になりました(^_^)

2006年01月23日105号 またまたまた…ホリエモン

この一週間テレビをつけると、
ヒューザーの小嶋社長とホリエモンが毎日、叩かれています。

証人喚問のテレビ中継は前回の姉歯氏の時と同様に…
議員から追求されるヒューザーの小嶋社長の顔や
証人席の肘掛においた手の【超アップの画像】が放映されていました。
容疑者を白洲に引きずり出し罵声をあびせ
それを煽るかのようなバイアスをいれたテレビ中継にしか、私には見えませんでした。

そもそも国会の証人喚問とは何なのでしょうか?
詳しいことはまったくわかりませんが
たしか我が国は三権分立で司法・立法・行政と分かれている事は社会科で習いました(^_^;)
裁判をするのは司法で、立法の国会とは役目がはっきりと分かれているはずです。
国会議員の質問や、またその後のマスコミ報道を見ていると
「誰が嘘をついたのか?」「真犯人は誰なのか?」といった…
警察の捜査のように”絞り込んで”いく行為に見えるのです。

国会でやるべき事は(犯人を)絞り込んで行くことではなく、
逆に、その背景にあるものは何なのか?どうしてこのような事件がおきたのか?
といったような根源的なことを追求するところではないのでしょうか。

さて、もうひとりはホリエモンです!
ほんとうに凄い人です!
毎回こうも違った、しかも短期間で、しかも大きな話題を提供してくれる人を知りません。

この週刊KENでは私はホリエモンにエールを送ってきました。
もちろん彼とは面識はありませんが、これで週刊KEN4回目の出場ですので
坂本さんやM君やマイケルと並ぶレギュラー?です。
アンチ・ホリエモンのM君やアカラックスの下○さんは、さぞかし溜飲を下げているでしょう(^_^;)
彼らはマー許すとして、どうにも気にいらないのは今までホリエモンを応援してきた
政治家や経済人や有名人が手のひらを返すような発言をしている事です。

YUKIはこんな時にホリエモンについては書くな!…と言うのですが、
こんな時に書かない方が不自然だと私は思ってしまうのです。

今でもエールを送くる気持ちは変わりません、いや今だからこそもっとエールを送りたいと思います。

あたりまえの事をやって、十年足らずで7500億円の資産を築くことは出来ません。
綱渡りをしてきた事は判っていたのですから、綱から落ちても不思議には思いません。
今、捜査されている容疑が法律違反であれば
ホリエモンが逮捕されたり、ライブドアが倒産する事になっても、しかたないと思っています。
そうなった方がとても無責任かも知れませんが、私としては興味深いし…
彼自身の人生においても得がたい経験になると思うのですが、どうでしょう。

私はリスクを恐れず色々な事に果敢にチャレンジする青年に興味を持ったのです。
そのリスクをカブったとしても、それは「想定の範囲内」と笑い飛ばし、
またイチからチャレンジすればいいだけです、何と言ってもホリエモン、何といっても33歳です。
私の年齢まで26年! まだまだ時間があるのです。 うらやましい(^_^;)

2006年01月16日104号 プロ

耐震偽造問題でヒューザーの小嶋社長の証人喚問が17日にあるようで、
また高い視聴率になることでしょう。

姉歯元建築士の証人喚問のNHKのテレビ中継を見て不快に思った事があります。
それは、質問する議員は普通に撮られているのに、姉歯氏の表情は超ドアップで撮られ
動揺する様子を詳細に伝えようとする意図が私には見えたからです。

一時期、証人喚問のテレビ中継が証人の人権を守るというタテマエで静止画像になった時は
とても違和感があり、国民の見る権利を優先すべきだと私は思いました。
それが解禁されたわけですから、テレビ中継はあくまで淡々とありのままを
バイアスは入れずに伝えれるべきではないでしょうか。
編集されたドキュメンタリーやワイドショーではないのですから。

悪い事をする人は、いつの世にも必ずいるものです。
姉歯元設計士や小嶋社長も、その一人かもしれません。
でもそれを、よってたかって追い立て、みんなで面白がるのも上品とはいえません。

私が不思議に思うのが…
それだけ多くの耐震偽造のマンションが建てられたのに
施工した職人達は何の疑問も感じなかったのか?…という事です。

鉄筋やコンクリートの量が極端に少なくても、それは設計士や施工主の責任で、
註文通りに作業をすればそれで良いと思っていたのでしょうか?
余計な事を言って、仕事がなくなる事の方が恐ろしいのでしょうか?

MY生命の保険金未払問題でも同様の事を思いました。
お客様が保険金請求してMY生命がその支払拒否をした時に、
その保険を契約した数多くの外務員は誰も何も疑問にも感じなかったのでしょうか?

外務員の中には会社に噛み付いた人もいたかもしれませんが…
「そういう決まりになっているのだから、そんな事をとやかく追求するものではない」と
一括されたか、やんわりと圧力をかけられたのではないかと私は思います。

なぜ私がそう思うかと言えば、保険の仕事においても
「そういう決まりだから…」「そうなっているのだから…」というのがあまりにも多いことです。
それに反発して、ホンネ丸出しの発言をしていると
昨年5月の私のホームページ閉鎖騒動のようなことがおきてしまうのです(^_^;

ヒール(悪玉)役のキャラクターに徹した小嶋社長の証人喚問は私も興味はありますが、
見て見ぬふりをして、触らぬ神にタタリなしと…
このようなことを見過ごしてきた風潮や風土にこそ問題があるのではないでしょうか!

現場のプロが、お客様の立場からホンネで、判りやすく、おもしろく連載する…
そんな生命保険のメール・マガジンを企画中です。
あたりまえの事をあたりまえに書こうと思っているのですが、実はコレが大変なチャレンジという世界です。
もうしばらくお待ちください(^_^)

2006年01月09日103号 DVDレコーダー

風邪も完治せずボッとしていたら、今年ももう9日になってしまいました。
こんな調子で一月が終わってしまうと、2月は短いし、3月は決算でバタバタして…
桜が咲いて、ゴールデンウィーク…夏が来て、秋が来て、
またカレンダー配りをして1年が終わってしまいます(^_^;)

3日、YUKIとヒロコと3人でヤマダ電機に行ってDVDレコーダーを購入しました。

以前から私が欲しいと言っていたのですが、聞き入れて貰えなかったので
「もう~買ってくれなきゃイヤ!」と叫んだのです。
基本的には私が世帯主で、基本的には私が稼いだお金ですから…
そうまで言わなくても良いと思うのですが、そうまで言わないと買って貰えない体制に
いつのまにかなってしまったのです。

YUKIは「じゃーしょうがないから、見るだけでも見にいきましょうか」と言いました。
私は「もう見に行くだけなら行かない…」とちょっとスネました。
ヒロコは「ジャー私が買ってあげるヨ、昨晩は心配を掛けちゃたし…」と言いました。
(ヒロコは平塚での新年パーティーで酔って熱海まで行ってしまい、
深夜にタクシー代3万円払って帰宅し、さんざん心配をかけたのです)

ヤマダ電機で田村正和がCMに出ているSONYの【スゴ録】を39800円で購入しました。
4日にイチローが犯人約で出演する【古畑任三郎】を録画したいと思ったのでピッタリ?の機種です。

なぜ今、DVDレコーダーが欲しかったかと言えば…
一つは、ビデオ・レコーダーがかなり古くなり調子が悪くなっていた事、、
もう一つは、ビデオを見る暇も無いのにどんどんたまっり、また捨てるに捨てられず
ビデオ・テープが壁に積み上がってきたからです。

ビデオ・テープは長く置いておくとカビが生えて来るのも問題です。
特に心配なのがヒロコが4歳頃から撮り出した8ミリビデオが数百本も押入れの奥に
しまったままになっています。
デジタルの8ミリビデオも100本以上貯まって、そのままになっています。

それらを少しづつDVDやハードディスクに入れて代えて整理し保存しておかなければと思っていたのですが
なかなか時間がありません。
もう私もトシですから…新しいモノをマスターするのが大変なのです。
パソコン、ケータイ、カーナビ、デジカメ、プリンター等々…
購入するたびに悪戦苦闘の歴史を積み重ねてきたのです。

DVDレコーダーも予想を裏切らない?かなり手ごわい相手でした。
4日にイチローの【古畑任三郎】の録画も失敗しました。
ブツブツ、一人で怒ったり、叫んだり、YUKIも疲れると言っていますが、
私の方はもっともっと疲れるのです…そして今日まで来てしまったのです。

そろそろ、本業にエンジンをかけなければ、今年もすぐに終わってしまいます。
DVDレコーダーも大分マスターしたので、仕事のかたわらにダビングや整理をしていけそうです。

今年もやりたいことはたくさんあります!
セミナーも定着させたいし、メルマガも準備中です…そうそうハワイだって諦めてはいません。
サー、がんばるぞ!

2006年01月02日102号 元旦イブ

あけまして おめでとうございます!
どうにか新年を迎える事が出来ました。
(どうにかしなくても新年は迎える事が出来るですが)
喉の方もいつの美声?とまではいきませんがだいぶ回復しました。
カレンダーも大晦日の朝6時には配り終え、年賀状も一応投函する事が出来ました。
こんな事を書くと「ウチにはカレンダーはおろか年賀状も来ない!」なんて言われそうですが
すべて”一応”という事ですのでご容赦下さい。

そのかわり、メールアドレスが記録してある方達には我が家の年賀状をメール送信しました。
中にはOB会の名簿や名刺を交わしただけでの方たちにもいたのですが全員にです。
ヘンな年賀メールを新年早々(当たり前ですが)もらって「誰だろう?」と思っている人も多い事でしょう(^_^;)

さて…
昨年(厳密には一昨年2004年)の大晦日は悲惨でした。
午後から雪が降り出し大晦日恒例のゼン君宅に行けなかったからです

大晦日は本来はご馳走や”晴れ”の準備をする、元旦の前日としての地味な存在です。
クリスマス前夜のクリスマスイブのようにご馳走を食べたりとかの華やかさはないのです。
しかし我が家は違います、この大晦日にゼン君宅に行けなかったら正月が無いのです!
すなわち我が家にとって大晦日はクリスマス・イブのような…そう!元旦イブなのです。

ゼン君のパパは念願の1200ccのオートバイを購入して乗り回している
ちょっとユニークな高校の数学の先生で料理の腕もプロ級です。
大晦日にヒモジイ我が家の3人が訪問するようになって、仕込みの量も増えて
年末の一大イベントになったのではないかかと恐縮するのですが、遠慮なんてしていられません。
ヒロコに正しい【正月の食文化】…いや【日本の食文化】を伝える親としての義務?もあるのです(^_^;)

薄味だけどしっかり上品な味のしみ込んだ煮物・おでんの美味しい事、アッというまに平らげます。
口の中でホロッと崩れ、とろけるような豚の角煮も絶品です!
最近では私よりグルメな外食の機会が多くなって、舌も身体?も肥えだしたヒロコも
美味しい美味しいとパクパク食べ続けます。
ここで食べ残しては明日からの正月に、いや一年に悔いが残ると思っているかのようです。
あまりハイペースで食べ続ける私達に「この後、お蕎麦も用意しているから…」と
ゼン君のパパから言われてしまいました。

お蕎麦も本格的です!
ココに来れなかったら我が家では【年越し蕎麦】でなく【年越しミルク】を飲まされるところです。
手打ちの生蕎麦に油揚げも椎茸も絶妙でYUKIの分まで食べちゃいました。

ヒロコはこのあとサルサのカウントダウンがあると言うので午後10時過ぎには行かねばなりません。
ゼン君の弟のエイ君(パパを継いで?北大数学科2年)の入れるコーヒーはこれまた絶品!?
今日のためにブルーマウンテンを用意したというのですが…
その時間は無くまさに後ろ髪を引かれる思い出でゼン君宅を後にしたのです。

23歳のヒロコを駅まで送り、元旦生まれのヒロコは24歳になって帰ってきました。
そして普段と変わらぬ、でものんびりとした休日、いや元旦を迎えたのです。
昼過ぎ、今年初めての我が家の食事はYUKIの作った雑煮風?の食べ物でした。

ヒロコが「夜は何を食べるの?」とYUKIに聞きました。
YUKIは「何も無いから、お魚を焼いて御飯をたべましょう」といつもの答えです。
ヒロコは「せめてお鍋ぐらいしようよ、私の誕生日だし…」と言いました。
YUKIは「じゃーマルエツにいきましょう!」といつもの答えです。

マルエツに行ったらいつものようにマイケルがいました!
なんだか嬉しくなって私とツーショット、それともう一枚
本業は正月休みだというのにマイケルは大晦日も元旦もそして明日も働くようです。
YUKIもマイケルもマルエツも…正月は関係ないようです。

いつもとほとんど変わらないけど、なんとなくのんびり家族で過ごす正月も悪くありません。(^_^)
こんな家族ですが、今年もよろしくお願い致します。

2005年12月27日101号 声が出ない!

風邪をこじらせたようで、まともな声がでません。
一週間もすれば治ると思ったのですが、一週間たった今も
声はガラガラ、咳はゴホンゴホン、鼻はテッシュの使いすぎで真っ赤かです(^_^;)
私の悲惨な一週間です。

●19日(月曜日)
昨晩から少しカスレ声になって
「森進一です! ♪おふくろさんよ~おふくろさん」なんてふざけていたのですが
朝からほとんど声が出ないのにはあせってしまいました。
月曜の午前中はアチコチ電話をしたり、かかってくる事も多いのですが
気持ちはしゃべっていても文字通りハナシになりません。
午後は法人のお得意様に伺ったのですが、ハフハフ言う私に「こりゃひどいわ」と一同に笑われてしまい、
いつものおしゃべりもままならず、そうそうに退散です。

●20日(火曜日)
午前4時30分に起床して、クルマでは羽田空港に向かいます。
ネット保険相談の熊本市のTさん宅に伺うのが主目的ですが、それは翌日。
どうせ行くなら有意義に…と言うYUKIのポリシーで、朝一番の飛行機でまず福岡に行って、
翌日は熊本から最終便で帰ろうというエゲツナイいや合理的ないつもの旅です。
こんな状態で出発ですから、私の喉がよくなるわけがありません。
でもYUKIは喜んでいるのです「静かな旅が出来る」と…(^_^;)

福岡空港からレンタカーをかりて八女の上陽町に向かいました。
大学時代の友人木下さん(旧姓寺田さん)が経営する
らんぷ亭というレストランでお昼を食べようという計画です。
ご主人を6年前に亡くされご子息の生命保険の件で2年ほど前に東京で逢った時に
近くに行くような事があったら必ず寄ってみるよと約束していたからです。
でも今日行くという連絡はしていません。
午前11時、まだお客様がいない店内に入ると「いらっしゃいませ!」と木下さんが声をかけます。
私は黙って(声も出ないので)木下さんと視線をあわせます。
「角倉クン」…木下さんはビックリしながら「なんでココまで…」とよろこんでくれました
それから話が弾んでと言いたいところですが(^_^;)

夜はホテルにクルマを置いて、やっぱり大学時代の友人で福岡の香椎で
凡蔵という居酒屋をやっている福山クンのところに。
ここは前もって言っていたので、スタンバイをして歓迎してもらいました。
商社マンの時に上司に脱サラして居酒屋をやりたいと言ったら
「お前はボンクラか!」と言われそれを店名にして二十余年が経過。
すっかり居酒屋の大将が身につき、お店も自然とレトロな渋みがでて
なんだか【三丁目の夕日】のような懐かしく、しみじみした気分になって、
声が出ない私は静かにグラスを傾けて…と言いたいのですが
YUKIに言わせると、まーあの声でよくしゃべったと言われるほどしゃべりまくったようです。

●21日(水曜日)
熊本市のTさん宅に3時に伺うのが今回のメイン・イベントです。
この日は熊本の天気予報は午後から雪
ホテルを早めに出てレンタカーで一路八代市に向かい、用件を済ませてTさん宅に。
今回は静かにして、YUKIに説明はまかせいよう思っていたのですが
気が付けばガラガラ声でいつものようにしゃべりまくっていて、われながら呆れてしまいます。
外に出ると寒くて今にも雪が振りそうな雲行きで、早めにレンタカーを返して、
空港に到着した時は雪が降り出してきました。
登場カウンターでは最終便は欠航の可能性もある事を知らされた時は愕然としましたが
最終便もどうにか離陸!マイナス1度の熊本から夜中だというのに10度もある羽田に到着
夜風が気持ちのいいこと…でもこれぢゃ風邪はなおりそうもありません(^_^;)

●22日(木曜日)
あいかわらず、まともな声が出ません。
でも朝から横浜方面の仕事と、ついでにカレンダーも配りを数件やって、一旦うちに帰ってクルマを置いて、
夜19時からの【メール・マガジンのコンサルタント平野友朗さんのセミナー】に行かなければなりません。
なぜクルマを置いてかと言うと、そのあと【飲み会】があるからです。
なんでメルマガのセミナーに行くかと言うと…ココで始めて皆様に発表しますが、いよいよ私も
Dr.KENのメルマガを来春から始めようと思っているのです、でどうせやるなら、長続きして面白いものを
と思って密かに研究中に、このセミナーをネット上で見つけ参加する事にしたのです。
ところがこの日はどこも大渋滞で一旦帰宅してクルマを置いて、という事が出来ずそのまま渋谷へ。
会場は100名以上の参加者でアカラックス・セミナーとは大きく違うな…と思っていたら
「角倉さん!」と声を掛けられ、誰かと思ったらアカラックス・セミナーで何時もご一緒する
保険関係の出版社のEさんです。「こんなセミナーに参加とは?それにしてもヒドイ声ですね」
会費4000円払っての飲み会も、お酒は飲めず声も出ず…
Eさんからと笑われました「いつもの調子が出ないですね」と。

●23日(金曜日・祭日)
ヒロコが学童保育の時の親御さんで今では家族ぐるみでお得意様になって頂いているMさん宅にYUKIと伺いました。
奥様は校長先生で、3人のご子息も自立して、会社をリタイヤしたMさんは旅行に登山にテニスにと
優雅に暮らされており、この日も自慢のスパゲティを作ったからとお昼のご招待です。
小食で食べきれないYUKIの分も美味しくたいらげて、風邪で声が出ないのに食欲はまったく
衰えないのは困ったものです(^_^;)
その後は年末の挨拶用の銘菓芋窪街道が無くなったので東大和の茶屋エポックへ。
洋菓子屋が1年でモット忙しいクリスマス・イブの前日に、こんなものを買い来るとはと文句を言われ、
自分で箱を折って、自分で箱詰して、自分でお金を払って、そんな声じゃ早く帰って寝た方がいいと言われ
帰って寝ました。

●24日(土曜日)
もう残すところ今年も一週間というのにカレンダーが150部ほど残っています。
午前中は松戸方面、午後は鎌倉・藤沢・平塚の湘南方面と300キロを走りまわりました。
インターフォンが困ります、何時もの澄んだ声?で「ロコハウスの角倉です!」と言えば
直ぐに判ってくれるお客様も、誰が何を言ってるのかよく判らないようで、
私も声を振り絞って「カレンダー置いていきます!」といえば「ありがとう」と返事されるだけです。
クリスマス・イブの深夜までサンタ(いや赤鼻のトナカイでしょうか)みたいにカレンダーを配りつづけました。

●25日(日曜日)
昨夜、私が帰宅した時には就寝していたYUKIが起きてきません。
どうも私の風邪がYUKIにうつってしまったようです、声は出るのですが咳も酷く、熱もあり
間接も痛いというので、病院に行く事になりました。
待合室でもYUKIは直ぐに横になってしまい本当に具合が悪いようです。
二人で診察を受け、それぞれ薬をもらって帰宅してまたYUKIは寝てしまいました。
夜は妹宅で我が家も招待されてのクリスマス会ですがYUKIは欠席でヒロコと参加し先ほど帰宅
YUKIはまだ寝ています。(^_^;)

来週号は新年です!さてそれまでに二人の風邪は治っているか?
カレンダーは無事配り終えているか?
それに、年賀状もまだ作ってもいません?アー!

2005年12月19日100号 明楽寿共済

記念すべき100号です!
したがって今回はその100号にふさわしい、華やかな題材をと思っていたのですが…
あんまり華やかでない【明楽寿共済】の話をする事にしました。

どうして華やかな100号に、華やかでない【明楽寿共済】の話を書くかというと…
14日(水)にアカラックスのセミナーがあってテーマが【明楽寿共済】で
恒例の二次会、三次会で私は酔った勢いでアカラックスの坂本さんに、
今回の週刊KENに【明楽寿共済】をとりあげ宣伝しておくと約束してしまったからです。(^_^;)

【明楽寿共済】は【あからくすきょうさい】と言ってアカラックスの坂本さんが
有限会社アカラックスの社運を賭けて!10月に発売したばかりの医療共済です。

共済とは保険と同じようなものですが、保険は金融庁の認可を得た大資本の保険会社でないと
作れないのに対して、共済は誰にでも簡単に作る事が出来るのです。
誰でも簡単に作れるといっても、実はけっこう大変だったりするので
坂本さんはそのコンサルタントもしているのです。

坂本さんはああみえても(どう見えてるか知りませんが)
東大を優秀な成績で卒業し(本当に優秀な成績で卒業したかは知りませんが多分そうに違いありません)
国内生保に入社してアクチャリー(保険数理の専門家)として、その後
外資生保で常務として、再保険会社の社長として…
生命保険の事を知り尽くした、我が国の保険作りの第一人者なのです。

そんな坂本さんが自分の会社で社運を賭けて?【共済】を作っちゃったのですから
私もどんな共済が出来るかとても期待して楽しみにしていたのです。
ところが満を持して10月に発売された【共済】の加入者は今現在たった20名だというのです。

そういう私も実は加入していないのですが、YUKIとヒロコは20名の中に入っています。
YUKIは【明楽寿共済】でなくて【明楽寿交際】と言って交際費と割り切って加入したようです。
ヒロコは坂本さんのハッカー並みパソコン知識に感激し、彼をサカモッチと密かに呼ぶ坂本ファンで、
その坂本さんが作った共済なら間違いないと加入したようです。

で…私も交際費でもなんでもいいから加入しようとは思っているのですが、
私の年齢と誕生月、それに年払いしかないのがネックになってまだ未加入なのです。
59歳男性の年間保険料が64700円(因みに30歳だと21000円ですが)
それに初年度は誕生月の7月までの保険料も
一括で合計十数万円の出費は我が家の家計ではちょっと厳しいのです。(^_^;)

でも、そもそもです!
保険作りのプロが自信を持って作った”共済”が保険料が高いので
「ちょっと待って欲しい!」と”保険のプロ”(私の事です)に言わせるのがおかしいのです。
「借金してでも加入したい!」と思わせなければダメだと思うのです。

そこで今月のセミナーは【明楽寿共済】にして、その内容を詳しく分析しようという事になったわけです。

私が坂本さんに文句を言っているのは…
【明楽寿共済】は確かに安いのですが、びっくりするほど安くはないという事です。
大した違いがないのなら、私はお客様には東京海上の1年更新の超保険をお勧めしてしまいます。
『東京海上』と『アカラックス』の信頼性を比較すれば当然の事です。
でも、保険料が3分の一程度になるのなら、多少のリスクがあっても勧める価値はあります。

【明楽寿共済】を簡単に説明すると…
1年の掛捨てで入院すると年間で最高60万円まで、死亡すると100万円貰えて
一旦加入すると、後は健康状態に関係なく自動更新していくシンプルな保険(共済)です。
したがってアカラックスとしても被保険者が死亡して最高支払っても160万円です
死ななかったら年間60万円以下ですむわけです。
万が一【明楽寿共済】が破綻する事になったとしても
1年の掛捨で、その程度の保障内容だからしれています。

”共済”の基本的な考えは、加入者がお互いにお金を出し合って助けあうという制度です。
保険も同じ考えですが、保険会社という営利企業や代理店が介入します。
そういう私も営利を目的とした保険代理店ですが
信頼性の高い保険商品を扱うことに対しての正当なコミッションと認識しています(^_^;)

私の生命保険に対する考え方は
まず【生涯の核となる保険】となる保険をしっかり確保しておくという考えで
これは”共済”ではなしえません。
しかし、それを補完するものとして”共済”はピッタリですがコレはあくまで自己責任です。

さて、さて…【明楽寿共済】です(^_^)
なぜ保険料が高いのか? 坂本さんのセミナーで謎が解けました。
保険料を多めにもらっておいて1年間の決算で大きな支払がなかったら契約者に返すというのです。
そのレベルですが何と!! 7割くらいは返せるのというのです。
だったら最初から半額にでもして、それも月払で加入出来るようにすれば
爆発的?!に売れていたかもしれません。

でも坂本さんは最初は契約者から多めに保険料を預かっておかなければ
加入者が20名で一人でも死んじゃうと破綻しちゃうと言うのです。
そのくらいの資金なら坂本さん個人が用意すればと思ったのですが
この共済は利益もリスクも加入者のもので、アカラックスはそれを管理するだけというのです。

この言葉を聞いた瞬間、私は目からウロコでした!
これは凄い保険(共済)になる!との確信が持てたのです。

例えばの話ですがアカラックスの管理費を10%と最初から固定して公表します。
後は毎年、残った売り上げから、その年の給付金をさし引いて契約者に返すだけです。

大きな経費をかけて作られ、CMや手数料といった大きな費用をかけて販売される
医療保険が保険会社の大きな収益源になっているのです。
同じ条件の保険だとしたら、10%の経費しか取らない共済が断然契約者にとって有利に決まっています。
もちろんリスクがあった時も契約者が取るわけですが,それは前述したようにしれています。
契約者も仕組も判らない複雑な保険にお金を使うより、
情報がすべてオープンされたコノ共済の方が緊張感もあって面白いと私は思うのです。

私は興奮して、その事を坂本さんに話すと…
あたりまえのように「そのとおりだヨ」というのです。
でも、このような仕組みであるという事は知っている人が坂本さん以外にどのくらいいるのでしょうか?
この共済に最初から興味をもっていた”保険のプロ”(くり返しになりますが私の事です)ですら
知らなかったのですから、ほとんどの人達が知る由もありません。

これからの少子高齢化社会、
限られた予算で自己責任で生きていかなければならない状況の中にあって
このような共済はまさにピッタリだと思いませんか?!
20名では話になりません、最低でも1000名は必要でしょう。
そうなれば、発展途上の【明楽寿共済】をどんどん進化させる事が出来ると坂本さんは言うのです。
まずはFP(ファイナンシャル・プランナー)や保険の専門家は加入してみることです。
FPや専門家が自信をもって勧める事が出来れば、加入者も飛躍的に増え
少子高齢化に対する社会的責任におおきく貢献することになるのではないでしょうか。

そうそう私も偉そうな事ばかり言っていないで、早く加入しなくてはなりませんね(^_^;)

2005年12月12日099号 インフレ期待?

最近、新聞を開けると「インフレ期待」とか「デフレ脱却」とかの見出しが飛びこんできます。

でも、ほんとうに国民みんなが”インフレ”を期待しているのでしょうか?
インフレとは物価が上がる事です。
ウチの YUKIなんかマルエツに行くたびに
「何でもかんでもジワジワと高くなってきて…」と文句を言っています。

少なくともウチのYUKIはインフレなんかを期待していないようです。
でも、私は本当の事を言えばインフレをとても期待しているのです。
なぜならば、バブルのピークに購入したマンションの負債が我が家の最大の
不良債権だからです。

マルエツの輸入発泡酒が98円から110円になろうと
ガソリン代が100円から122円になろうと…
インフレによって4000万円の住宅ローンが楽になったほうが断然助かるからです。
インフレを期待しているのは、私同様(^_^;)大きな借金を抱えた政府や企業です。

私は昭和44年に大学を卒業し高度成長とインフレを身を持って体験してきました。
初任給38000円から20年ほどは給料も物価も右肩上がりで、上がり続けました。

でもここ十数年はどうでしょうか?
もう20年ほど前になりますが、私は、この仕事をする前に赤坂でお店をやっていました。
お昼のランチは650円で超人気でしたし、コーヒーも350円でした。
アルバイトの時給も交通費・食事付きで800円だったと思います。
今とほとんど変わっていないのではないでしょうか?

ぎゃくに【ケーキ屋ケンちゃん】から【保険屋ケンちゃん】に変わった私の収入は
大きく減少してしまいましたが、物価が上がらない事で辛うじて生き延びてきたのです。
インフレ期待と言いますが…物価と同時に給料も一緒に上がっていくのでしょうか?
物価だけインフレで給料がデフレじゃ、生活者にはたまったものではありません。
でも、現実の流れをみていると、そうなっていくような気がしてなりません。

そもそもインフレはどうしておきるか?です。
中学生程度の解答ですが(^_^;)…
供給より需要が多いと物価が上がりインフレになっていくという事です。
もの不足の時代はインフレです、北朝鮮は今でも大変なインフレです。
戦争をしていると海外から輸入も出来ずモノ不足になってインフレになります。
さて、今の日本、これからの日本、そして世界をみて、
モノ不足でインフレになる要素があるでしょうか?

エネルギー問題がこれからの大きなインフレの要因になっていくという意見があります。
たしかに国際的なオイル高が昨今のインフレ要因のようです。
しかし、ガソリン代はせいぜい2・3割のアップでそれも微妙に上がったり下がったりしているのです。
高度成長の時は右肩上がりで一直線に値上げがされていったのです。
あの時代はガソリンがいくら高くなっても、それにかわるモノもなく、またそれ以上に稼げたのです。

しかし現代において例えばガソリン代が数倍になったとします。
すると、クルマはアッというまにプリウスのようなハイブリットカーに変わってしまい
やがてガソリンをまったく使わないクルマが普及してしまうかもしれません。

先日、YUKIがマルエツでトイレットペーパーが高くなったと文句を言っていましたが、
ガソリンの例と同様に数倍になってしまったら、ウォシュレットのトイレがいっきに普及して
トイレットペーパーがいらなくなってしまうかもしれません。

消費税を上げるという事もほぼ決まっているようですが、私はどうせやるなら30%とか40%に
していまえば、面白いと思っているのです。
そうすると国民は消費する事をやめてしまうのではないかと思うからです。
インターネットやバイオが普及したら、何もモノを新しく買わなくても生活が出来るからです。
ネット・オークションのようにお互い必要なモノをやり取りしたり、
ベランダ程度のバイオの畑で好きなものを作ったり、
地域のコミニティで自給自足の生活を楽しんだりとか…生活パターンを大きく変えてしまえば、
老齢化問題や地球環境問題にとってもいいことではないかと私は思うのです。

デフレは消費者にとっては、とても良い事なのです。
それを政府が日銀に圧力をかけて、お金を印刷させムリヤリにインフレに持っていったりしていたら
それこそハイパーインフレになって国の700兆円の借金はパーになるかもしれませんが
それと引き換えに、国民の総資産1400兆円もパーになってしまうかも知れないのです。

これから21世紀はインフレなんぞに期待せず
デフレと仲良く付き合っていく事が大切だと私は思うのですが、いかがでしょうか?。

それでは私の住宅ローンによる不良債権は簡単には解消しようも無いというわけですが…
姉歯のマンションを買ちゃったとでも思って、堪えて生きていくしかないようです(^_^;)

2005年12月05日098号 ファッション・バーゲン

私はファッションにあまり興味がありません。
YUKIやヒロコは「もうちょっと、どうにかしたら?」なんて、私に言うのですが…
これでも昔(独身時代)は少しはお洒落だったのです。
でも長引く貧乏生活で、まったくどうでもいいようになってしまったのです。

「だったらバーゲンで安くて良いモノを買ったら!」と言われるのですが
このバーゲンというのが、また苦手なのです。
私にあったモノがなかなか見つからないからです。
そうなるとYUKIは必ず、品ぞろいの悪い店をナジルことはせず、
店員の目の前で私をナジルのです。
「どうにかならないのですか?その体型!」

だから私はバーゲンは嫌いなのです。
でも先日2つのバーゲンに行くハメになってしまったのです。
社会人になったヒロコが着るモノが不足してどうしても行きたいというのです。
ひとつは新百合ヶ丘のサティのカード会員向けのバーゲン。
もう一つは、恵比寿ガーデンヒルズでの【ベルサーチ】のバーゲンです。

まずサティのセールは、なんと朝8時からオープンです。
超多忙のヒロコは出勤前の時間を有効利用しようというのです。
朝早くから誰が行くのだろうと思っていたのですがパーキングには次々とクルマが入って行きます。
カード会員だけの終日バーゲンですが、そんな事も知らずに来店する客もいます。
しかし、そこは商売です!
入口で手続きをすれば誰でも入店出来るようにして、会員を増やそうという魂胆もミエミエです。

さて、店内は早朝だというのにザワザワと普段と変わりませんが
客の足取りが速いような気がします。
目的の売り場に一路向かっているのでしょう。
私たちもヒロコがお気に入りの【J.CREW】の売り場を目指します。
このバーゲンの魅力はワゴン・セールはもちろんですが
店内に普通に飾られている商品が2割引で買える事のようです。
ヒロコは時計を見ながら、いくつかの衣類を手早く選んで
「あとはお願い、じゃーね!」とサッサと仕事に行ってしまいました。

YUKIはなんだか消極的な言い方で「じゃーKENの洋服でも見てみます?」なんて言うので
私も消極的に「いや別に、特別欲しいものがあるわけじゃないから」と答えました。
結局、パソコンが入る仕事用カバンと靴を買い、あとは食料品売り場に!

ここはYUKIと週に一回は来ているので、どのくらい安くなっているかも判りますし、
何と言って落ち着きます(^_^)
カップヌードルが1個で66円…そして興奮?したのが
私の生活に欠かせなくなってしまった、お~いお茶濃い味2Lが何と158円!で
キャラクターの犬の人形やミニ弁当箱まで付いているのです!
アッという間にスーパーのカゴは1杯です。
どうも私にはファッション売り場より、食品売り場が向いているようです(^_^)

それから数日後、今度は【ベルサーチ】のバーゲンに行くというのです。
何だか知らないけど毎年、案内状が来ているようですが私には興味がなく
昨年はクルマの中で待っていたようです。(その記憶もないくらい興味が無いのです)
しかし、今年は見るくらいいいじゃないとYUKIとヒロコにムリヤリつれられて会場へ。
でも、入った瞬間もう帰ろうと思ってしましました。
70%~50%OFFと言うけれど40万円の背広が20万円だとか
16万円の靴が8万円とかです。
私が靴を見ているとYUKIが横から「サティで買ったばっかりで残念ですね」
なんて…ヨクイイマス。
サティでは悩みに悩んで1万円の靴を買ったのです。

何だか客層まで、怪しく感じられてきます、特に男性客です(^_^;)
何の商売をしているのか?そう思って眺めていると時間潰しにはなります。
確かに貧乏人ではないのでしょうが、本当の金持ちならこんなところのは来ないでしょう。

商品が半額以下だからと言っても、限られた半端物が売れれているに決まっています。
40万円の背広が20万円になっていて、私がそれを気にいって、しかもお金もあったと仮定します。
さて、私がその背広に腕を通して、ズボンを穿いてピッタリなわけがありません。
そこでYUKIが私の体型をナジルだけで、別のサイズが色々取り揃えているはずもありません。
手直し出来たとしても別料金がばっちりとられるようです。

私が本当の金持ちになれたら、こんな中途半端なバーゲンなんぞに絶対に来ません!
私の好みや体型にあったモノを最初から用意してもらい、
気持ちよく選ぶ事が出来たら、どんなに高くても楽しい買物が出来るはずです。
…てな事は、残り少ない私の人生ではムリなようです。
したがって、私は【アオキ】や【コナカ】や【青山】のスーツが一番落ち着くようです。

バーゲン会場で不機嫌そうにしていた私に
ヒロコは気を使って恵比寿ガーデンヒルズの最上階のレストランで食事を奢ってくれました。
そして私は機嫌を取り直して我が家に帰ったという…お粗末な一日でした。チャンチャン。