2007年09月10日190号 旅先でカーナビが!

4日(火)5日(水)…関西方面に”愛車”と”愛妻”の いつものパターンで出かけてきました(^_^;)

クルマが第一日目の目的地、神戸市に近づいてきてからカーナビの調子がよくありません。 DVD投入型のカーナビはギーギーとディスクの回る音はするのですが 画面が固まってしまって動かないのです。

「KENがDVDの出し入れを繰り返すからディスクがキズついてダメになったのよ!」 YUKIは何かトラブルがあると決まって私のセイにするのです(^_^;)

長距離ドライブで高速道路を走るような時はカーナビは必要ないので 眠気覚ましの意味も込めて、テレビ番組を録画したDVDを見るのですが、 それがあまりお気に入りではないのです。 よく「もうちょっと静かな番組にしてもらえません」と言われるのですが… 静かだと眠くなるのです(^_^;)

この日の訪問先はお得意様の保障追加でしたので、カーナビなしでもどうにか大丈夫です。 しかし、翌日訪問予定の東淀川区(大阪市)のお宅や、 もろもろの事を考えるとカーナビ無しではツライものがあります。

どちらにしてもカーナビは診てもらわなくてはなりません。 104に電話をして神戸の東灘区付近で大きなカー用品の店はないかと尋ねると 東灘区のサンシャイン神戸ポートシティ『スーパー・オートバックス』というのがあると言うのです。 名前を聞いただけでも大きそうなので、そこの電話番号を聞いてケータイからお店に確認し すぐに向うことにしました。 しかし、当然の事ですがカーナビが使えませんし、地図も持っていないので、 パソコンからグーグル・マップを引き込んで なんとか『スーパー・オートバックス』に到着です!

予想したとおりリッパなロケーション!に、大きくリッパなお店です!(なんせスーパーが付くのですから) 一階部分は何十台とクルマの修理が出来るブースが並んでいて 私はとりあえず一番入り口に近いブースにクルマを入れて事情を話しカーナビを診てもらう事にしました。

その間、少々時間があるのでとPHSが渡され、ポートシティ内を楽しんでくれというのです。 15分ほどでPHSが鳴りました。 カーナビのデータを読み込むレンズ部分がダメになっていて、 メーカーに修理に出して修理代が2万円ほどかかりるだろうというのです。 そして新しいカーナビなら同じタイプの新型が67000円であるというのです。(^_^;)

2004年の12月のはじめ、とても経済的に苦しい時に、 悲願のカーナビ購入!をした時の約半分の値段になっています。 地図データも古くなって、市町村合併で名称が変ったり、新しい高速道路などに対応せず そろそろ新しいディスクに代えなくてはと思っていたのですが2万円ほどするようです。

修理費2万円と新しいディスク2万円の計4万円にすべきか? ここで新しいカーナビを68000円で購入すべきか? ハムレットのようにしばらく悩み、そしてYUKIの顔色もみなければなりません(^_^;)

でも、明日の事も考えなくてはなりません。 カーナビの修理がメーカーに出して何日かかるかもわかりません。 「よし!もうこのさいだ、新しいのにしよう!」という事になったのです。

それからがサスガ、関西!というか見事な流れなのです。 そのPHSで会話していた”修理のお兄ちゃん”が 「2階にカーナビ売り場があるからそこで選んでください」というので、 2階にいくと”売り場のお兄ちゃん”が待ち受けていて、 色々グレードの高いのも薦めるのですが、そこはYUKI(^_^;)です!

同機種新型にユルギはなく、それを2000円値切って無事商談成立。 PHSはそのまま渡され、マクドナルドでコーヒーを飲んでいるとPHSが鳴って 取り付け完了です!

おかげさまで翌日の暑い大阪も、快適にドライブ。 東淀川区のお客様宅も! 枚方市で来店型の店舗をオープンしたKATUさんのお店も! 門真市のヤンチャ?な代理店のマルチャンは甲子園に阪神の応援に行って不在でしたが(^_^;) そして摂津市のお得意様で生保法人契約第一号だった、Yさんにも! カーナビのおかげで、とても効率的に回ることが出来て、無事我が家に帰ってくることが出来ました。

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2006年02月13日108号 スピード違反

今朝(2月12日)午前4時30分・東名高速下り車線・静岡県富士市付近 制限速度100㌔のところを21㌔オーバーで覆面パトカーに捕まってしまいました。 いつものYUKIとのツアーでの出来事です。

こんな時間に、これくらいのスピードで!…と思っても後の祭りです。 「違反は違反ですから…」と警官は低姿勢で事務的に減点2・罰金15,000円のキップを切りました。 「このキップを処分される場合は個人情報が載っていますので細かく破って捨てて下さい」 警官の言葉に「大きなお世話だ!」と思いながらパトカーを出て その後ろに停車させられた私のクルマに向かいました。 助手席に座っているYUKIが鬼のような顔で私を睨めつけています。

YUKIは交通違反がとても嫌いなのです!(私も嫌いですが) 私が交通違反をするたびに、私はいつも物凄く、物凄く、責められるのです。 したがって私が一人の時の違反は内緒にしておくのですが、今回はそうはいきません(^_^;)

案の定、私が運転席につくなり…矢のような罵声が飛んで来ます! 「飛ばしすぎでいるので捕まると思っていました!」 「そのために朝、早く家を出ているのだからスピードを出す理由なんてないじゃないですか!」 「だいたいDVDなんか見てるから注意散漫になるのです!」

「だったら事前に教えくれればいいじゃないか!」 「早く家を出るのは高速料金が安いからで、スピードは何時もと同じでウンが悪かっただけだ!」 との私の反論にも 「もうボケがはじまってると自覚して、しっかり制限時速を守って走れればいいのよ!」

コレには私もキレてしまいました。 私はDVD(カーナビ)のスイッチは電源から切ってしまいました。 (本当は今回のドライブでの楽しみは自作のDVD(先週号で紹介)を見る事だったのですが) こうなったら徹底して意地でも制限時速どうりに走行してやろう!と決めました。 次から次に右車線のクルマが追い越していきます。 制限時速を守っていると、ゆっくり走る大型トラックの後ろにピッタリとつく形になりました。 追い越そうとすると、どうしても20㌔以上のスピード・オーバーになります。 さきほどの速度違反は、その追い越し車線で3台ほど追い越を掛けた時だったのです。 制限時速を絶対に超えないとしたら、トラックの後ろから離れることが出来ません。 トラックの運転手さんも気味が悪かったと思います(^_^;)

二人とも不機嫌に黙ったまま、DVDもカーナビも消された、音のしない暗い車内で 左車線をノロノロと長時間走っていると睡魔が襲ってきます。 なんせ、高速料金の割引のためには午前4前には高速に入るのが条件ですから ほとんど寝ていません。(いつものパターンですが) でも、どっちかがヒトコト言うと、それが引き金になってまたバトル開始です!。 そのおかげで?すっかり目が覚めて無事、東名の岡崎インターを出る事が出来ました。 そして国道一号線(東海道)を下り今回の訪問先である豊明市(愛知県)に向かいます。

とはいっても、お客様のNさん宅でのアポイントの午後1時には、かなりの時間があります。 こんな時は、近くに名所旧跡があれば訪ねることにしているのです。 カーナビで【桶狭間古戦場跡】が検索されました。 到着すると、小さな公園のようなところで駐車場も無く見るところもほとんどありません。 すぐそばに高徳院という寺院があり、そこに【桶狭間古戦場資料館】という表示があります。 しかし広い境内をまわり探したのですが、立派な葬儀場はあっても資料館は見つかりません。 誰かに聞いてもいいのですが、クルマは路上に置いたままなので帰ることにしました。

今度は駐車違反で捕まったら YUKI対KENの桶狭間の戦いになってしまいます。

アポイントの1時までには時間があります、 私が中学の2年間、父の転勤で住んでいた名古屋の千草区鹿子町をカーナビにセットしました。 途中の道はまったく思い出せなくても、近くにいけば思い出します。 まったく新しい家が建てられていても、坂の感じはそのまま残って45年以上も前の光景が蘇ってきます。 私が名古屋の思いでとして脳裏に焼き付いているのが、まぶしいような白い土と赤いカンナの花です。 赤土(あかつち)だらけの東京から引越しして、別世界に来たような印象があったのです。 でも45年以上も経過すると東京も名古屋も土を見る事は少なく、どこも同じに見えます。

昼食をゆっくり食べて、Nさん宅に訪問する頃には、もうすっかり二人の気分は回復し(^_^) 何時ものように、楽しく面談をさせて頂き、 […]

2006年02月06日107号 ダビング

週刊KENの103号を読んだ友人のS氏からメールがありました。 要約すると。 VHSテープ(6時間)400本をDVDにダビングするとすると2400時間。 一日、ダビングに使える時間が4時間としたら600日。 でもこれは録画している時間で、編集とかの色々な時間をいれたら3年以上かかる… S氏自身も考えてはいるのだが、無謀な?試みではないか、というものです。

無謀と言われて(^_^;)…ほっとけばいつか使い物にならなくなります。 VHSのテープ(8ミリを除く)はたしかに400本以上はあります。 でも、カビだらけになって使いものにならないのが1割はあり、それは捨てるしかありません。 それに映画は全部処分することにしました。 見ようと思えばTUTAYAで借りる事が出来ますし ネットから検索して自由に見られる時代もそこまで来ているからです。 それでもまだ300本あります。

はじめてビデオ・コーダーを購入したのは20年ほど前で、SONYのベーターでした。 なぜベーターかと言えば東京海上の研修用ビデオがベーターだったからです。 その後VHS時代なり今日に至ったわけですから、そこそこの数があって不思議はありません。

そこそこの数の中で最も多いのが田原総一朗の【朝まで生テレビ】の録画テープです。 月1回の深夜討論番組ですが1991年頃から約150本ほどあります。 これも古いのは紛失したりカビがはえたりしているのですが、なるべく残しておきたいのです。 昔は5時間の討論番組でしたが田原総一朗の年齢を考えてか今は3時間になりました。 それを6時間テープでとって残ったスペースには同じ田原のサンデー・プロジェクトを録画しているのです。

私はこの手の番組をワインのように数年寝かしてから見るのが好きなのです。 偉そうな学者や評論家・政治家が景気予測をしたものなど実に味わい深く、 時代の流れやトレンドも客観的に見ることが出来るからです。

この【朝生テープ】のダビングはとても楽です、6時間のVHSをDVD6時間に移すだけですから… 毎日寝る前にセットすれば朝にはダビングが終わっています。 これを番組のHPから取り込んだデーターやイラスト・写真を入れて整理すると なかなかのコレクションに仕上がっていきます(^_^)

大変なのは一本のVHSに、その時その時にいろいろな番組を録画している6時間テープです。 これはまず早送りで確認して、その中で残したいものを番組やジャンル別にダビングするのです。

なんといっても大量のディスクを使うわけですから【DVD-R】という1回録画しか出来ないけど 24枚で1780円というのを使っています。 1枚70円ちょっとで4.7ギガあるのです!…私が10年前に始めてIBMのパソコンを購入したとき 『ハード・ディスク大容量1.6ギガ』が謳い文句だったのです。

【DVD-R】は1度録画したものは消せませんからVHSの番組の終了時間にあわせて 録画ボタンを止めなければならないのです。 そのためテレビ画面は常にVHSのテープが流れ、民放の場合はCMがあれば出来るだけ カットしておこうと思うので、なかなか気が休まらないのです。

このような状況ですから、最近はほとんど生のテレビ番組は見るヒマ?がないのです。 そのかわり!…これはDVDレコーダーの凄いところですが、番組表から見たい番組をセット するだけで、大容量のハードディスクにどんどん番組を録画出来るのです。

でも、ちょっと考えました…それらを「いつ見るのか?」と 人間の欲望は果てしなく続くようです。 ウン十年前に私が生まれて始めて買ったレコードは擦り切れるほど聞いたものです。 学生時代、映画館に弁当をもって同じ映画をくり返しみて感動したものです。

会社員の私の友人が映画専門の有料TVを契約して、お金を払っているのだから 見なけりゃ損と、かたっぱしから録画をして、 土日にそれを見るのが苦痛になってきたという笑えない話に、私は大笑いしてしまいましたが… 他人事(ヒトゴト)ではないようです(^_^;)