2007年10月15日195号 素晴らしい仕事(^_^;)

この仕事をやっていると… 日曜日・祭日もありませんし、夜だって遅くまで仕事をしている、 時によっては朝まで仕事をしている事など月に何度もあります。

しかしYUKIは私が”仕事の鬼”だ、なんてまったく思っていません。 それどころか、これほどの”ナマケモノ”はいないと思っているようです。 このように思われてしまう、もっとも大きな要因が 自宅を仕事場にしている事、 もっと厳密に言えば生活と仕事をゴッチャになってまったく同じ場所でやっている事です。

このマンションを選んだ時は玄関の直ぐ左横の部屋を独立した事務所にと 思っていたのですが、YUKIが手伝うようになりパソコンの回線やなんやかやと やっているうちに、いつのまにかリビングの大きなテーブルで食事をしたり仕事をしたり… クルマで買い物に行ったり出張に行ったり…と 24時間365日朝から晩までYUKIと一緒にいるハメになってしまったのです。(^_^;)

これはこれで大変なことでケンカも絶えませんがヒロコにも呆れられながらも地道に生きています。

仕事とプライベートはキッチリと分けてやるべきだ!…という考えは根強くあります。 「そんな事をやっているから何時までたっても保険屋と低くみられて休日でも深夜でも 電話をかけてきたり呼び出したりされるのだ」…なんて嘆く代理店仲間もいます。 でも事故は日曜祭日や夜間を避けてくれませんし、 個人のお客様とじっくり保険のお話をしようと思えば日曜祭日や夜間の方が都合が よい場合の方が多いのです。

お客様あっての保険代理店が、それではお客様本位の仕事が出来ません(^_^;) だからと言って月曜から金曜まで朝9時から一心不乱に働いて、しかも休日も夜も… となれば、身体にも精神的にも大変です。

この仕事は楽しく長く続ける事がとても重要だと私は思っていて そのためには仕事とプライベートを分けないで、仕事とプライベートを同時に楽しむというのが 極意だと最近で強く思うようになってきたのです。

…という事で、土曜日の午後7時に ロコハウスのお得意様である”ゼン君のパパ”のところにYUKIとヒロコと3人で集金に行きました。 その前に今年5月に亡くなった”ゼン君のママ”に供える花を買いにいきました。 ”ゼン君のパパ”は”ゼン君のママ”が亡くなってちょっと元気を無くしていて 得意の料理を作る気力も失せて、元気がありませんでした。

そこで我々が集金にいく機会に 我々家族の為に料理を作ったらリハビリになると薦めておいたのです。(^_^;) ”ゼン君のパパ”は気力を振り絞って?料理を作ってまっていてくれました。 従来の繊細さにはまだ少々欠けていましたが、どうにか立ち直る兆しが見え われわれファミリーは美味しい夕食にありつき 同時にロコハウスの集金業務も無事終了する事が出来ました。

本当にこの仕事は人助けになって われわれファミリーも助けられる素晴らしい仕事だという事を実感した一日でした(^_^;)

2007年10月08日194号 今年もロス・バンバン

今年もキューバのサルサ・バンドのロス・バンバンを見に行くことが出来ました。

実は今年は同じ時期の8月、同じ会場の木場のライブ・ハウスで ベネゼイラのオスカー・デ・レオンのライブがあり、それを3人で見に行きました。 これはこれで大満足でしたので、今年はロス・バン・バンは来日しないものと諦めていました。 ところが月末の何かとバタバタとしている時にヒロコが興奮して 「ロス・バンバンのライブが2日にあるけど、もちろん行くでしょ!」というのです。 もちろん行きたい気持ちはあるのですが突然言われても、私もいちおうは仕事をしていますので(^_^;) スケジュールというものもあります。 ヒロコは我が家で最もスケジュール帳がビッシリ詰まっている人なのです。 でもサルサ命(さるさいのち)の人ですからサルサとなれば、すべてが超越されるのです。 私もサルサもロス・バン・バンも好きですがヒロコほどではありません。 で…私とYUKIが口をモゴモゴさせていたのですが翌日にはヒロコは嬉しそうに3枚のチケットを 買っていました。

2日当日、ライブの前に訪問しなければならないところもあり朝からバタバタしていると、 そういう時に限って、もっとバタバタに拍車がかかる事態が発生し、飛び出すように 私とYUKIはクルマで我が家を出る事になりました。

考えてみたら、渋谷でのライブと聞いていましたが、どこの会場かは知りません。 だいたい、このようなライブの会場は私のようなオジサンには馴染みの無いところが多いのです。 チケットを見るとやっぱり馴染みの無さそうな【SHIBUYA O-EAST】と書かれています(^_^;) こうなれば渋谷育ちの私ですがカーナビに頼るしかありません。

カーナビは私が予想したとおり道玄坂から懐かしい百軒店に入って行きます。 狭い坂道を左にまがってすぐ道なりに右にまがると、 私が幼少の頃から大学時代までよく通った映画街がありました、 左側にテアトル・ハイツ、右側にテアトル渋谷、そして突き当たりにテアトルSSで、 どれもこれも皆、思い出深い映画館であり映画街でしたが その姿は見事なぐらいキレイに消えて殺風景な小さなビルが並んでいるだけです。

この突き当たりのテアトルSSを左右に入ると幼い私でも”ちょっと違う”と思うような所でした。 いわゆる花街というところで、お茶屋さんと温泉旅館、今でいうラブ・ホテルが立ちならんいたのです。 そこに目的地の【SHIBUYA O-EAST】があったのです。 ラブ・ホテルはたくさんあるものの何とも不思議な新しい空間が出来上がったいるのです。

会場は木場のSTUDIO COASTよりこじんまりしている代わりに座るところがありません(^_^;) 前日の睡眠不足と朝からのバタバタで、しかもバタバタと知らぬ会場にたどり着いた疲れもあって これからずーと立って見るのは辛いもので「まいったなー」という気持ちでした。

やがてヒロコも仕事からかけつけ、いつものワン・ドリンク500円のチケットでビールを一杯だけ飲んで、 演奏が始まったらもうノリノリで元気一杯、とてもとてもエンジョイしました! やっぱりラテンは血が騒がずにはいれないのです(^_^;)

ロス・バン・バンのライブも無事終了! すぐ近くのパーキング代は30分500円で4000円も取られて YUKIは少々ご機嫌ナナメでしたが、ライブ代は今年もヒロコのおごりで エキサイトなキューバン・ナイトを過ごすことが出来ました。

☆ロス・バンバンのお楽しみ下さい! ☆オスカー・デ・レオンをお楽しみ下さい!

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2007年09月17日191号 映画【Sicko】を見に行く!

私の【セピア色の友】である丸さんからメールがありました。

丸さんはこの週間KENや私のブログもよく読んでくれて 時々メールをくれるのですが、ほとんどが私の誤字脱字に対するメールなのです。 (アカラックスの坂本さんもそうですが^_^;)

>玉石混淆、です。金剛ではない。(混合、も広辞苑にはない) 丸谷

ただ、これだけのメールが来るのです。(^_^;) これは私のブログで”玉石金剛”と書いてしまったものに対してです。 本当は”玉石混合”と書こうとして、その前に週間KENで金剛山の事を書いたので ”混合”が”金剛”に変換されてしまったのですが、混合も間違いだったようです。 勉強にはなるのですが…それにしても何時もこの調子でソッケないのです。

その丸さんが、けっこう長い文章(といっても彼にしては、ですが)のメールが届きました。 >なんとか時間を作り、次の映画だけは見ておいてください (中略) >アメリカの医療問題ですが、前半は医療保険の告発です (中略) >Sicko 川崎で三館もやっています (中略) >昨日見たばかりですが、角倉兄は見なければいかん、と確信したしました。 (後略)

いつもソッケなくクールな丸さんにしては熱いメールで そこまで言われたら見に行かないわけには行きません(^_^;) 実はマイケル・ムーアの【ボウリング・フォー・コロンバイン】が封切られた時は 丸さんに勧められたわけでもないのですが YUKIとヒロコと3人で新百合ヶ丘のシネコンに見にいっているので、 今回も3人で見に行こうという事になりました。

あいにく新百合のシネコンではやっておらず、今年オープンした横浜のららぽーとで やっている事が判り、我が家のいつものパターンで最終割引で見にいく事にしました。 ヒロコがインターネットで午後8時が最終上映を調べて行ったのですが… それは千葉のららぽーとのサイトを見たらしく、横浜ららぽーとは10時からという事でした。

はじめての横浜ららぽーとを散策し、 とんかつ屋で、私はごはんのお替りをしたあと小食のYUKIの残りまで全部たべつくして 映画館に向いました。

最終上映の映画館は私達家族の貸切状態で、椅子は大きくゆったりとリクライニング・シートで とても快適です。

映画はアメリカの深刻な医療問題をマイケル・ムーアならではのユーモアとテンポで 痛烈に批判したドキュメンタリーです。 アメリカは公的な国民健康保険制度がなく民間の保険会社への加入が基本ですが その民間保険会社が医師とグルになって給付金を払わないようにしているのです。 まー保険料はしっかり頂だいても、保険金や給付金は払いたく無いというのは どこかの国の保険会社も同じようです。 アメリカの場合は国民健康保険にあたるものが無いわけですから、 保険会社がその病気に対して保障しないと決められてしまったら悲惨です。

保険に加入出来ない、加入していても、そのような既往症があったら給付されない病気のリストが 「この家をラップ出来るほどある」との証言画面が切り替わると… 映画【スター・ウオーズ】のテーマ曲が鳴り響き 列挙された既往症の英語文字が宇宙空間に黄色く映し出され 左下から斜め上に次から次にに競り上がっていく大迫力の演出にはおもわず大笑いをしてしまいます。

アメリカほどの豊かで医療技術も最先端を行く国で、 貧しい人達は命をも奪われるような悲惨な立場においやられる、 それは9.11で活躍した屈強な消防士や民間の救命士までが…。 カメラはカナダ・イギリス・フランスそしてキューバとアメリカの酷さをの対比として 紹介されていきますが、日本も笑ってばかりはおれません。

格差の拡大で国民健康保健にさえ加入出来ない人が増え続け 地方では総合病院が破綻して、そのシワヨセが全体に広がり 病院はおろか医師さえも不足する非常事態に陥っている市町村が続出しています。

我が国では公的医療制度を補完するものとして民間の医療保険があるわけです。 私は自分のブログの中で、民間の保険会社が担わなければならない”社会的責任”に ついて熱く語り、それに対応していないことに怒りを込めている私に 丸さんこの映画を見せたかったのだと思います。

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2007年09月10日190号 旅先でカーナビが!

4日(火)5日(水)…関西方面に”愛車”と”愛妻”の いつものパターンで出かけてきました(^_^;)

クルマが第一日目の目的地、神戸市に近づいてきてからカーナビの調子がよくありません。 DVD投入型のカーナビはギーギーとディスクの回る音はするのですが 画面が固まってしまって動かないのです。

「KENがDVDの出し入れを繰り返すからディスクがキズついてダメになったのよ!」 YUKIは何かトラブルがあると決まって私のセイにするのです(^_^;)

長距離ドライブで高速道路を走るような時はカーナビは必要ないので 眠気覚ましの意味も込めて、テレビ番組を録画したDVDを見るのですが、 それがあまりお気に入りではないのです。 よく「もうちょっと静かな番組にしてもらえません」と言われるのですが… 静かだと眠くなるのです(^_^;)

この日の訪問先はお得意様の保障追加でしたので、カーナビなしでもどうにか大丈夫です。 しかし、翌日訪問予定の東淀川区(大阪市)のお宅や、 もろもろの事を考えるとカーナビ無しではツライものがあります。

どちらにしてもカーナビは診てもらわなくてはなりません。 104に電話をして神戸の東灘区付近で大きなカー用品の店はないかと尋ねると 東灘区のサンシャイン神戸ポートシティ『スーパー・オートバックス』というのがあると言うのです。 名前を聞いただけでも大きそうなので、そこの電話番号を聞いてケータイからお店に確認し すぐに向うことにしました。 しかし、当然の事ですがカーナビが使えませんし、地図も持っていないので、 パソコンからグーグル・マップを引き込んで なんとか『スーパー・オートバックス』に到着です!

予想したとおりリッパなロケーション!に、大きくリッパなお店です!(なんせスーパーが付くのですから) 一階部分は何十台とクルマの修理が出来るブースが並んでいて 私はとりあえず一番入り口に近いブースにクルマを入れて事情を話しカーナビを診てもらう事にしました。

その間、少々時間があるのでとPHSが渡され、ポートシティ内を楽しんでくれというのです。 15分ほどでPHSが鳴りました。 カーナビのデータを読み込むレンズ部分がダメになっていて、 メーカーに修理に出して修理代が2万円ほどかかりるだろうというのです。 そして新しいカーナビなら同じタイプの新型が67000円であるというのです。(^_^;)

2004年の12月のはじめ、とても経済的に苦しい時に、 悲願のカーナビ購入!をした時の約半分の値段になっています。 地図データも古くなって、市町村合併で名称が変ったり、新しい高速道路などに対応せず そろそろ新しいディスクに代えなくてはと思っていたのですが2万円ほどするようです。

修理費2万円と新しいディスク2万円の計4万円にすべきか? ここで新しいカーナビを68000円で購入すべきか? ハムレットのようにしばらく悩み、そしてYUKIの顔色もみなければなりません(^_^;)

でも、明日の事も考えなくてはなりません。 カーナビの修理がメーカーに出して何日かかるかもわかりません。 「よし!もうこのさいだ、新しいのにしよう!」という事になったのです。

それからがサスガ、関西!というか見事な流れなのです。 そのPHSで会話していた”修理のお兄ちゃん”が 「2階にカーナビ売り場があるからそこで選んでください」というので、 2階にいくと”売り場のお兄ちゃん”が待ち受けていて、 色々グレードの高いのも薦めるのですが、そこはYUKI(^_^;)です!

同機種新型にユルギはなく、それを2000円値切って無事商談成立。 PHSはそのまま渡され、マクドナルドでコーヒーを飲んでいるとPHSが鳴って 取り付け完了です!

おかげさまで翌日の暑い大阪も、快適にドライブ。 東淀川区のお客様宅も! 枚方市で来店型の店舗をオープンしたKATUさんのお店も! 門真市のヤンチャ?な代理店のマルチャンは甲子園に阪神の応援に行って不在でしたが(^_^;) そして摂津市のお得意様で生保法人契約第一号だった、Yさんにも! カーナビのおかげで、とても効率的に回ることが出来て、無事我が家に帰ってくることが出来ました。

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2007年09月3日189号 何とか今年もバーベキュー

またヒロコ主催のバーベキューの季節がやってきました。 昨年は9月2日(土曜日)絶好の快晴の行楽日でしたが… 今年は9月1日(土曜日)当日は今にも降り出しそうな雲行きの中、 波乱を予感するような怪しい朝を向えました。(^_^;)

今年も昨年同様に我が家からバーベキュー用の機材と大量に買い込んだ食材や酒類を クルマのトランクと後部座席に山済みにして 昨年と同じ二子多摩川の河川敷に運ばなくてはなりません。

昨年は河川敷の公営駐車場が大渋滞で搬入が大幅に遅れた反省もあって 昨年より、かなり早めにYUKIと二人で家を出まではよかったのです。 クルマは昨年より少ないよういで早く家を出て効果があったと喜こんでうたのですが 公道から河川敷に下りていく入り口を封鎖して警官や警備員が直進するように促してるのです。

河川敷で防災訓練をやっているというのです(^_^;)

考えてみたら9月1日は『防災の日』です。 でも、ただ「ここは通行禁止!」とクルマの外から言われるだけでは何が何だか判りません。 クルマの窓越しに聞こうとしても、笛をピッピッと鳴らして「直進しろ!」と怒鳴るだけです。

適当なところでUターンをして同じ道を戻り、閉鎖箇所の手前でYUKIに降りてもらい 状況を聞いてもらうしかありません。 この多摩川の沿岸道路は道幅が狭く交通量が多いため、停車も困難なのです。 でも、こういう時に限って警備員から状況を聞いているYUKIの所の信号が青になって クルマが流れ出して、YUKIからどんどん離れていってしまうのです。

しばらく行ったところのコイン・パーキングが空いたので、そこにクルマを入れて YUKIに連絡をとろうとしたらケータイがありません!YUKIが持っているのです(^_^;)

YUKIからの情報も判りませんし、YUKIはこちらの状況が知らせる事も出来ません。 けっきょく歩いてYUKIの所に行くしかありません。 その場所に到着すると、数名は集まってYUKIを初め困った顔をしているのです。 バーベキュー会場を予定していた河川敷と駐車場は午後5時までは使えないというのです。 開催時間として案内しているのは午後1時から5時頃までです(^_^;)

「この近くで、どこか出来ないのか!」と私が警官や警備員に訊ねても 「判らない!」の一点張りで腹がたってキレそうになった時です。 その時、私たちより早めに来ていた一人が、「川上の方は出来るみたい…」というのです。 「みたい…」なんて悠長な事を言っている時間はありません。 ここで出来るか?出来ないか?はっきりと判断しなければなりません。

早くから来ている3人に誘導され、橋の反対側を渡り、そこから河川敷に降りて 石だらけの川辺を数百メートルほど歩くとキャンプをやっている人達がけっこういます。 この状況を見る限り、「出来るみたい…」でなく「出来る!」です。 そして、驚いたことに、その場所から数百メートルはなれた 小島のようなところにテントがすでに作られていて ココを確保したと早くから来ていたヒロコの友人は言うのです(^_^;)

「だったら最初から、そう言ってくれよ!」と叫びたくなりますが 相手は外人(^_^;) 善意でやっているので文句も言えません。

でも、そんな離れたところで、しかも川は素足で渡らなくてはなりません。 前々から決まっていた場所での案内済ならともかく、急遽決めたロケーションです。 しかも食材や機材をコイン・パーキングから運び出す事を考えら気が遠くなります。

「そこを引き上げて、こっちにテントを張り直せ!」と私が命令?したのに ”彼”はムッとしてヒロコに電話したと、後から聞きましたが、私の判断は当然です(^_^;)

でも一番ハラがたったのはYUKIとヒロコにです。 今日は防災訓練で、いつもの河川敷は使えなくて川上になると、 判っていたというのです。(`m´#)

だったらどうして、それをボクに言わないのか?と詰め寄ると、二人とも「言った!」というのです。 でも、その事が私に伝わっていないことは、私の言動から判らないのが判りません(`m´#)

ヒロコは昨年同様、社長のリチャードと別のクルマで買出しに行って 多摩川に向う途中、私の慌てる電話を横で聞いて 「日本人ってどうして、このような事でパニックちゃうのかね」…と笑っていたというのです。(`m´#)

遠い駐車場から私は何度も荷物を持ち出して、もちろん何人かには手伝わせ […]

2007年08月13日186号 大阪一高い山!

ヒロコが10日ばかりの大阪出張に行っていたのですが… とても忙しくてどこも行けなかったけど、ロケ先にあった「日本一低い山に登ってきた」と 楽しく語っていました。

私とYUKIも7日(火曜日)、1日ばかりのクルマによる大阪出張に行ってきたのですが… とても忙しくは無かったので(^_^;)「大阪一高い山に登ってきました!」

大阪一高い山は【金剛山】ですが この名前と場所を初めて知ったのは5日(日曜日)NHK総合で放映された【小さな旅】です。 でも、そこへ2日後に行くことなるとは、まったく考えてもいませんでした。

生命保険のメール相談をしていた、大阪の客様の誕生日が8月17日。 それまでにご契約をされたいという事で 盆休みの大渋滞に巻き込まれるのを避けるため7日にお伺いする事になったのです。

北海道・九州・沖縄以外はすべてクルマで出かける私は、 多くの人から「クルマより新幹線を使った方が効率が良いし楽でしょう?」…とよくいわれます。

しかし私には「クルマの方が効率が良くて楽なのです」 まず我が家が最寄の駅にもバス利用しなければならい僻地にあるのですが、 東名のインターはとても近いのです(^_^;) 次に私の出張先はほとんどがお客様のご自宅ですので、列車から先の事を考えれば やっぱりカーナビ付きのマイカーが便利なのです。

我が家から全国のお客様宅に行くのに、行き先の下調べなどまったくしなくても 住所をセットするれば後は高速の料金所もETCで通過するので、 まったく頭を使わなくても目的地に到着するのです。

でも、まったく頭を使わないと、悪い頭がマスマス悪くなりそうなので(^_^;) 出発前にパソコンのネット検索で目的地の住所を入れると【グーグル・マップ】にリンクされ 目的地の詳細な地図や航空写真を見ることが出来ます。

ちょっと余談になりますが… 自分でこんな事を書いてて思うのですが,10年前には考えられない”SFめいた時代”になったものです。 でも”便利”になった事はたしかですが”幸せ”になったかは課題です(^_^;)

さて、話しを元に戻して… 【グーグル・マップ】で目的地を俯瞰して見ておくのも私の楽しみの一つです。 大阪はけっこうお客様が多く大阪市以外にも堺・摂津・枚方・守口・茨木など広範囲ですが 今回のお客様は南河内郡河南町にお住まいで、近くに何があるのかと、スクロールすると すぐそばにテレビ番組で見たばかりの【金剛山】が横たわっていたのです。

お客様宅で無事、ご契約の手続きをすませ私とYUKIは金剛山に向いました。 途中ののどかな田園風景にクルマを止めてしまいました。

テレビでは金剛山に登ってから駆け足で下りて、これから出勤するというOLや 毎朝、金剛山に登るのが日課という85歳の老人が紹介されていたのですが… 私たちは時間の都合でしかたなく(^_^;)ケーブルを使いました。

それでも、ほとんど睡眠もとらずに運転をしてきた”シチーボーイ”の私やYUKI姫には 展望台にいくまでの道のりだけでも、かなりの重労働です。

緑の深さ、虫や鳥の声、湿度、どれをとってみても…同じ夏の風景でも 乾ききったスペインのアンダルシアとは、 対照的なみずみずしい豊かな日本の風景に心が洗われる思いがしました。

どこに行くにも、気ままな行き当たりバッタリの旅ですが その地方、その季節、人との出会い…いつも、なにかの新鮮さを感じ、やめられません(^_^;)

特別増刊号 スペインの旅 7月5日 第11日目 【最終日・ひたすら帰国】

最終日の朝が明けました。

今日はひたすら飛行機に乗って我が家に帰ります。 ホテルを無料のリムジン・バスで8時出ることにしました。 空港の駐車場に置いてあるレンタ・カーを返したり 出国手続きや、昨晩と同じ空港のカフェで簡単な朝食をとったり 免税店によったりと、、なんやかやと時間が経過します。

飛行機は11:40分発(日本時間19:40分)で 行きと同じミラノを経由して、 成田着は6日10:30分ですから 飛行機だけでも、乗り継ぎ時間を入れて14時間。

ミラノまでは約2時間、スペインでは抜けるような紺碧の空を 毎日見上げていましたが、その紺碧の空から見下ろす風景も 素晴らしく時間を忘れて眺め続けていました。

これだけ飛行機に乗っていると、次から次に飲み物や 食事が来てブロイラー状態になることが多いのですが、 アリタリア航空は、行く時にも感じたのでが、ほとんど来ません(^_^;)

この日も、いやな予感はしたのですが、機内食があるからと 朝食もセイブしていたのですが、けっきょく17時頃にやっと 飲み物が出て、ランチということになりました。

ここで、よくあるパターンですが、客室乗務員が 「ビーフ オア チキン?」とか…今回は 「ジャパニーズ オア イタリアン?」と聞いてきました。 私は海外旅行をして日本料理は基本的に食べないようにしています。 たいてい裏切られるからです。 まー向こうは裏切るつもりはないのでしょうが(^_^;) まして、アト数時間したらナツカシイ日本に到着するのです。

帰宅したら、キュッとコシのある揖保の糸(そうめん)を 冷たいだし汁に細く刻んだミョウガとオロシ生姜を入れて スルッと食べれば、もう何もいらないという心境です。

でも、「ジャパニーズ オア イタリアン?」と訊ねられると つい、「ジャパニーズ!」と答えている弱い私がいるのです。(^_^;)

やはり、期待どうり、じゃない予想どうり、ソバはノビきっており ご飯もいわゆる外米の風味?と舌触り、日本料理とはほどとおく またキュウリと思われるものは アンダルシアのひまわり畑かサボテンの横で獲れたような ダイナミックなもので「ナンジャこれは!」と私が叫んだら、 ヒロコが「それはズッキーニよ、知らないの?」と親をバカにするのです。

「だったら、こんなモノを”ジャパニーズ”に使うな!」と思いながらも 全て食べてしまう自分が哀れでありました(^_^;)

成田空港は予想通り、どんよりと曇り、蒸し暑く、 カラッとしたアンダルシアの太陽は忘れることはないでしょう。 スペインはまだまだ広く、バルセロナのカタルニャ地方は 次回のチャンスに温存しておきました(^_^;)

私のスペイン語の実力は完全に暴露されてしまいましたが またイチから勉強してみようという気持ちになりました。

それにしても、我が家に帰っての、まず一杯の「お~いお茶・濃い味」 の旨かったこと、そしてアトはとうぜん「冷たいそうめん」です(^_^)

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特別増刊号 スペインの旅 7月4日 第10日目 【世界遺産『セゴビア』そして最終地『マドリッド』】

今回のスペインの旅に限らず 私のホテル選びの第一条件は… 持参のパソコンがインターネットの接続が出来ることです。

ところがパソコンが使えるということで予約したホテルが、 私のパソコンが小型の最新式だからホテルが用意した PCカード・スロットが入らないので、つながらないというのです。 ヒロコはやりようがあるはずと詰め寄ってもラチがあかず、 結局、朝一番で(と言っても午前9時頃)ホテルを出ることにしました。

この近くでネットがつながるところを探しているより この旅の最初のホテルだったマドリッドのオーディトリアム・ホテルが ロビーでもフリーの無線ランが飛んでいるので まず、そこに行こうということになりました。

マドリードまで約200㌔、お昼前には、オーディトリアム・ホテルに到着! さっそく、ホテルのロビーでパソコンを開けました。 最初にYUKIがパソコンでココのホテルの今日の宿泊を予約をいれます。 (ホテルのカウンターで直接予約するよりネットを通したほうが安い)

部屋がとれたので、私はそこでじっくりと…と思ったら 今回の部屋は無線ランの電波状態が悪く結局1階のフロアーで。 その間、YUKIとヒロコはプールに行ってしまいました(^_^;)

私の、ネットの作業がひと段落すると、今日は実質の最終日です! のんびりなんて、しておらません!

マドリードから約100㌔のやはり世界遺産【セゴビア】に向いました。 まずは今日、はじめての食事です。 ここは子豚の丸焼きが有名なそうですが、まるごとは予算的にも 胃袋的にも苦しいので、小さなポーションを… YUKIが気にいって、骨までしゃぶっていました(^_^;)

ここは何といっても有名なのはローマ時代に作られた巨大な水道橋です。 ただ石を積み上げただけで、これだけの高さは驚異です。 そして今でも水道管が通され使用されているそうです。

ディズニーの白雪姫のモデルとなったお城も見ごたえがありました。 その他【セゴビア】でのスナップです。 ① ② ③ ④

そして、最終観光地マドリードです。 ヒロコはローマの短期留学の帰りにマドリードに寄った その調度、一週間後にアトーチャ駅で爆破テロがありました。 マヨール広場はヒロコのお気にいりだそうです。 スーパーでお土産を購入し、駐車場のあるとこからかなり歩いたので 帰りは地下鉄で駐車場まで。

明日は11時50分のマドリード発のアリタリア航空で帰国の途に。 ここのホテルの駐車料金がバカ高いので レンタ・カーはこのまま返して、ホテルのシャトル・バスを利用した方 が合理的ではないかと、いうことになって、空港に行きました。

時間は夜の0時少し前、すでにハーツは閉まっていました(^_^;)

空港周辺の道路は入り組んでいてカーナビもいい加減で(^_^;) もう、この時点で私はもとより3人とも疲れきっていました。

結局、ホテルの駐車場よりは空港の駐車場の方が安いだろう という理由付けをして、 クルマはハーツのすぐそばのパーキングにおいおくことにしました。

時間は午前0時を回って、夕食は空港でパンをカジッテ スペインの最後の夜は終わりました。

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特別増刊号 スペインの旅 7月3日 第9日目 【走行500キロ!『ウベダ』経由で世界遺産『クエンカ』に】

具体的なスケジュールも決めずにスタートした 風の吹くまま、気の向くままの 気ままなスペインの旅も9日目を迎えました。 残すとことる、スペインの旅も今日をふくめ、 あと2日となりました。

当初からバルセロナは行ってみたいけど、いくなら 最低でも2日間は使いたいとの思いがあり、あきらめました。

ヒロコがどうしても世界遺産の【クエンカ】に行きたいとの希望で 地中海のサラボレーニャから500キロのドライブです。 【クエンカ】は風車を見たラ・マンチャ地方にあり、マドリードには200キロの 地点でここまで走れば、最終日は楽になります。

途中、ハイウエーを使わず、なるべく一般道を通ろうと道に迷いながら の走行ですが、オリーブ畑や、とんでもない絶景に出会ったり 【ウベダ】という、やはり世界遺産の街によってみたりしました。

ヒロコも今回は半分以上は運転し、かなりヒヤッとする一幕もありましたが 執念の【クエンカ】までは結局、食事もせず!トイレ休憩もなし!で 午後6時に到着しました。 クエンカのハイライト写真です。 ① ② ③ ④ ⑤ 

朝からまともな食事をしていないので、とさっそく腹ごしらえと 思ったのですが、どこも8時からでないと食事は出来ないようです。

ヒロコはお土産屋さんで友達用にブレスレットをナンだかたくさん買って クエンカの街を散策して、8時すぎ、キサクなおやじさんがいる お店で、食事をすることにしました。 おやじさんが薦める料理がなかなかグッドで ハナシも弾み?楽しい時間を過ごすことができました。

ホテルはココから40キロ離れた、小さな街の西部劇の舞台のような 平原の真ん中にポツンとあるホテルとレストランが一緒になった クルマの旅にはもってこいの宿です。

ところが、インターネットがつながらないのです。(^_^;)

特別増刊号 スペインの旅 7月2日 第8日目 【グラナダ近郊リゾート『サラボレーニャ』でくつろぐ】

スペインの旅も8日目です。

昨日は、この旅のメイン・イベントであるアルハンブラ宮殿に堪能し 夜は、またフラメンコの見物とハードな一日を終え まったく今日のスケジュールも決まらないまま朝になってしまいました。

YUKIはパソコンで、ヒロコはカーナビで、どこにしようと考えた末、 時間も正午近くになってしまったので 今日は、地中海のリゾート気分をあじわって一日のんびりと過ごそう! ということになりました。

グラナダの郊外100㌔弱のサロボレーニャという街です。 ホテルに入るとまずは今日はじめての食事をして それからプールです。 デッキに横たわりるとなんとリッチな気分で一眠り、 写真だけみたらとてもゴージャスな旅に見られるでしょうね(^_^;)

夕方、といっても8時過ぎに買い物を兼ねて、海岸まで降りてみました。 地中海で少々戯れます、スーパーで酒類やパンやハムなどをかって ホテルの部屋で食事を済まそうということになりました。 ワインがとても安くて驚くのですが、そこに青年がやってきて このワインは不味いからよした方が良いとか、しゃべりかけてきました。 彼は”ボンサイ”という名の犬を飼っているそうです。 買い物をすませ、ホテルのベランダで夕食です。 夜の10時ようやく陽が落ちていきます。 こんな一日もなかなか良いものです。

追伸:ホテルから眺めた月の明かりに輝く海がとても素敵でした。