特別増刊号 スペインの旅 7月5日 第11日目 【最終日・ひたすら帰国】

最終日の朝が明けました。

今日はひたすら飛行機に乗って我が家に帰ります。
ホテルを無料のリムジン・バスで8時出ることにしました。
空港の駐車場に置いてあるレンタ・カーを返したり
出国手続きや、昨晩と同じ空港のカフェで簡単な朝食をとったり
免税店によったりと、、なんやかやと時間が経過します。

飛行機は11:40分発(日本時間19:40分)で
行きと同じミラノを経由して、
成田着は6日10:30分ですから
飛行機だけでも、乗り継ぎ時間を入れて14時間。

ミラノまでは約2時間、スペインでは抜けるような紺碧の空を
毎日見上げていましたが、その紺碧の空から見下ろす風景
素晴らしく時間を忘れて眺め続けていました。

これだけ飛行機に乗っていると、次から次に飲み物や
食事が来てブロイラー状態になることが多いのですが、
アリタリア航空は、行く時にも感じたのでが、ほとんど来ません(^_^;)

この日も、いやな予感はしたのですが、機内食があるからと
朝食もセイブしていたのですが、けっきょく17時頃にやっと
飲み物が出て、ランチということになりました。

ここで、よくあるパターンですが、客室乗務員が
「ビーフ オア チキン?」とか…今回は
「ジャパニーズ オア イタリアン?」と聞いてきました。
私は海外旅行をして日本料理は基本的に食べないようにしています。
たいてい裏切られるからです。
まー向こうは裏切るつもりはないのでしょうが(^_^;)
まして、アト数時間したらナツカシイ日本に到着するのです。

帰宅したら、キュッとコシのある揖保の糸(そうめん)を
冷たいだし汁に細く刻んだミョウガとオロシ生姜を入れて
スルッと食べれば、もう何もいらないという心境です。

でも、「ジャパニーズ オア イタリアン?」と訊ねられると
つい、「ジャパニーズ!」と答えている弱い私がいるのです。(^_^;)

やはり、期待どうり、じゃない予想どうり、ソバはノビきっており
ご飯もいわゆる外米の風味?と舌触り、日本料理とはほどとおく
またキュウリと思われるものは
アンダルシアのひまわり畑かサボテンの横で獲れたような
ダイナミックなもので「ナンジャこれは!」と私が叫んだら、
ヒロコが「それはズッキーニよ、知らないの?」と親をバカにするのです。

「だったら、こんなモノを”ジャパニーズ”に使うな!」と思いながらも
全て食べてしまう自分が哀れでありました(^_^;)

成田空港は予想通り、どんよりと曇り、蒸し暑く、
カラッとしたアンダルシアの太陽は忘れることはないでしょう。
スペインはまだまだ広く、バルセロナのカタルニャ地方は
次回のチャンスに温存しておきました(^_^;)

私のスペイン語の実力は完全に暴露されてしまいましたが
またイチから勉強してみようという気持ちになりました。

それにしても、我が家に帰っての、まず一杯の「お~いお茶・濃い味」
の旨かったこと、そしてアトはとうぜん「冷たいそうめん」です(^_^)

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