特別増刊号 スペインの旅 7月5日 第11日目 【最終日・ひたすら帰国】

最終日の朝が明けました。

今日はひたすら飛行機に乗って我が家に帰ります。 ホテルを無料のリムジン・バスで8時出ることにしました。 空港の駐車場に置いてあるレンタ・カーを返したり 出国手続きや、昨晩と同じ空港のカフェで簡単な朝食をとったり 免税店によったりと、、なんやかやと時間が経過します。

飛行機は11:40分発(日本時間19:40分)で 行きと同じミラノを経由して、 成田着は6日10:30分ですから 飛行機だけでも、乗り継ぎ時間を入れて14時間。

ミラノまでは約2時間、スペインでは抜けるような紺碧の空を 毎日見上げていましたが、その紺碧の空から見下ろす風景も 素晴らしく時間を忘れて眺め続けていました。

これだけ飛行機に乗っていると、次から次に飲み物や 食事が来てブロイラー状態になることが多いのですが、 アリタリア航空は、行く時にも感じたのでが、ほとんど来ません(^_^;)

この日も、いやな予感はしたのですが、機内食があるからと 朝食もセイブしていたのですが、けっきょく17時頃にやっと 飲み物が出て、ランチということになりました。

ここで、よくあるパターンですが、客室乗務員が 「ビーフ オア チキン?」とか…今回は 「ジャパニーズ オア イタリアン?」と聞いてきました。 私は海外旅行をして日本料理は基本的に食べないようにしています。 たいてい裏切られるからです。 まー向こうは裏切るつもりはないのでしょうが(^_^;) まして、アト数時間したらナツカシイ日本に到着するのです。

帰宅したら、キュッとコシのある揖保の糸(そうめん)を 冷たいだし汁に細く刻んだミョウガとオロシ生姜を入れて スルッと食べれば、もう何もいらないという心境です。

でも、「ジャパニーズ オア イタリアン?」と訊ねられると つい、「ジャパニーズ!」と答えている弱い私がいるのです。(^_^;)

やはり、期待どうり、じゃない予想どうり、ソバはノビきっており ご飯もいわゆる外米の風味?と舌触り、日本料理とはほどとおく またキュウリと思われるものは アンダルシアのひまわり畑かサボテンの横で獲れたような ダイナミックなもので「ナンジャこれは!」と私が叫んだら、 ヒロコが「それはズッキーニよ、知らないの?」と親をバカにするのです。

「だったら、こんなモノを”ジャパニーズ”に使うな!」と思いながらも 全て食べてしまう自分が哀れでありました(^_^;)

成田空港は予想通り、どんよりと曇り、蒸し暑く、 カラッとしたアンダルシアの太陽は忘れることはないでしょう。 スペインはまだまだ広く、バルセロナのカタルニャ地方は 次回のチャンスに温存しておきました(^_^;)

私のスペイン語の実力は完全に暴露されてしまいましたが またイチから勉強してみようという気持ちになりました。

それにしても、我が家に帰っての、まず一杯の「お~いお茶・濃い味」 の旨かったこと、そしてアトはとうぜん「冷たいそうめん」です(^_^)

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特別増刊号 スペインの旅 7月4日 第10日目 【世界遺産『セゴビア』そして最終地『マドリッド』】

今回のスペインの旅に限らず 私のホテル選びの第一条件は… 持参のパソコンがインターネットの接続が出来ることです。

ところがパソコンが使えるということで予約したホテルが、 私のパソコンが小型の最新式だからホテルが用意した PCカード・スロットが入らないので、つながらないというのです。 ヒロコはやりようがあるはずと詰め寄ってもラチがあかず、 結局、朝一番で(と言っても午前9時頃)ホテルを出ることにしました。

この近くでネットがつながるところを探しているより この旅の最初のホテルだったマドリッドのオーディトリアム・ホテルが ロビーでもフリーの無線ランが飛んでいるので まず、そこに行こうということになりました。

マドリードまで約200㌔、お昼前には、オーディトリアム・ホテルに到着! さっそく、ホテルのロビーでパソコンを開けました。 最初にYUKIがパソコンでココのホテルの今日の宿泊を予約をいれます。 (ホテルのカウンターで直接予約するよりネットを通したほうが安い)

部屋がとれたので、私はそこでじっくりと…と思ったら 今回の部屋は無線ランの電波状態が悪く結局1階のフロアーで。 その間、YUKIとヒロコはプールに行ってしまいました(^_^;)

私の、ネットの作業がひと段落すると、今日は実質の最終日です! のんびりなんて、しておらません!

マドリードから約100㌔のやはり世界遺産【セゴビア】に向いました。 まずは今日、はじめての食事です。 ここは子豚の丸焼きが有名なそうですが、まるごとは予算的にも 胃袋的にも苦しいので、小さなポーションを… YUKIが気にいって、骨までしゃぶっていました(^_^;)

ここは何といっても有名なのはローマ時代に作られた巨大な水道橋です。 ただ石を積み上げただけで、これだけの高さは驚異です。 そして今でも水道管が通され使用されているそうです。

ディズニーの白雪姫のモデルとなったお城も見ごたえがありました。 その他【セゴビア】でのスナップです。 ① ② ③ ④

そして、最終観光地マドリードです。 ヒロコはローマの短期留学の帰りにマドリードに寄った その調度、一週間後にアトーチャ駅で爆破テロがありました。 マヨール広場はヒロコのお気にいりだそうです。 スーパーでお土産を購入し、駐車場のあるとこからかなり歩いたので 帰りは地下鉄で駐車場まで。

明日は11時50分のマドリード発のアリタリア航空で帰国の途に。 ここのホテルの駐車料金がバカ高いので レンタ・カーはこのまま返して、ホテルのシャトル・バスを利用した方 が合理的ではないかと、いうことになって、空港に行きました。

時間は夜の0時少し前、すでにハーツは閉まっていました(^_^;)

空港周辺の道路は入り組んでいてカーナビもいい加減で(^_^;) もう、この時点で私はもとより3人とも疲れきっていました。

結局、ホテルの駐車場よりは空港の駐車場の方が安いだろう という理由付けをして、 クルマはハーツのすぐそばのパーキングにおいおくことにしました。

時間は午前0時を回って、夕食は空港でパンをカジッテ スペインの最後の夜は終わりました。

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特別増刊号 スペインの旅 7月3日 第9日目 【走行500キロ!『ウベダ』経由で世界遺産『クエンカ』に】

具体的なスケジュールも決めずにスタートした 風の吹くまま、気の向くままの 気ままなスペインの旅も9日目を迎えました。 残すとことる、スペインの旅も今日をふくめ、 あと2日となりました。

当初からバルセロナは行ってみたいけど、いくなら 最低でも2日間は使いたいとの思いがあり、あきらめました。

ヒロコがどうしても世界遺産の【クエンカ】に行きたいとの希望で 地中海のサラボレーニャから500キロのドライブです。 【クエンカ】は風車を見たラ・マンチャ地方にあり、マドリードには200キロの 地点でここまで走れば、最終日は楽になります。

途中、ハイウエーを使わず、なるべく一般道を通ろうと道に迷いながら の走行ですが、オリーブ畑や、とんでもない絶景に出会ったり 【ウベダ】という、やはり世界遺産の街によってみたりしました。

ヒロコも今回は半分以上は運転し、かなりヒヤッとする一幕もありましたが 執念の【クエンカ】までは結局、食事もせず!トイレ休憩もなし!で 午後6時に到着しました。 クエンカのハイライト写真です。 ① ② ③ ④ ⑤ 

朝からまともな食事をしていないので、とさっそく腹ごしらえと 思ったのですが、どこも8時からでないと食事は出来ないようです。

ヒロコはお土産屋さんで友達用にブレスレットをナンだかたくさん買って クエンカの街を散策して、8時すぎ、キサクなおやじさんがいる お店で、食事をすることにしました。 おやじさんが薦める料理がなかなかグッドで ハナシも弾み?楽しい時間を過ごすことができました。

ホテルはココから40キロ離れた、小さな街の西部劇の舞台のような 平原の真ん中にポツンとあるホテルとレストランが一緒になった クルマの旅にはもってこいの宿です。

ところが、インターネットがつながらないのです。(^_^;)

2007年07月01日180号 グラナダから書いています

前号は出発日当日の25日(月)で 午前3時30分現在だと書きましたが… 今、私はスペインのグラナダのホテルで書いていますが 午前3時を回ったところです。(日本時間は午前10時過ぎ)

先週は午前をいくら過ぎていようと徹夜をするつもりで 問題はなっかのですが、今の私は眠いのです(^_^;)

この週間KENは創刊いらい毎週1度のペースを崩していませんし もう私の生活の一部になっています。

問題は【週間KEN臨時増刊号スペインの旅】を旅行中毎日アップする事です。、 いや、これも誰から強制されたわけではなく私が楽しみでやっているのです。

もうひとつブログが月・水・金と、あって… それにメール相談も旅行中は減っていますが少しはあります…。 いや、これも誰から強制されたわけではなく私が楽しみでやっているのです。

私はインターネットを旨く利用しなが、どのくらいの旅行が出来るかも チャレンジしているわけで、こんなことで泣き言をいってるわけでは けっしてないのです…ただちょっと眠いだけなのです(^_^;)

なぜ、予想外にこのような事になったのか? その理由は3つあります。

ひとつは、パソコンが私の一台しかないことです。 ドイツの時はヒロコのパソコンもあったのですが、 スペインは盗難が多いということでヒロコは持ってこなかったのです。 そのオカゲで(^_^;) 私のパソコンはヒロコとYUKIにも使われ大忙しで、 時間があいた時に、少しづつ片付けるという事が出来ないのです。

もうひとつは、スペインはホテルが無線ランをもっていて 24時間自由に使えるのはいいのですが、電波が弱いのです。 これで、必要以上に時間がかかるのです。

そして最後に、YUKIとヒロコがやたら夜のイベントを入れてくれるのです(^_^;) まー、私だけホテルに残っていれば済むことですが それが出来ない性分なので困ってしまいます。

まーそんな、こんなで… あいも変わらず、楽しくも過酷な旅をつづけています。 詳細は【週間KEN臨時増刊号スペインの旅】をご覧頂ければと思っています。 写真は豊富にとりいれ… 眠さと戦いながら、ヒッシで連載中です!(^_^;)

特別増刊号 スペインの旅 7月1日 第7日目 【アルハンブラ宮殿『グラナダ』の一日】

今日はアルハンブラ宮殿の一日でした。

アルハンブラ アルハンブラや アルハンブラ…(^_^;)

芭蕉ではありませんが、もう言葉になりません。 これだけの写真を選ぶにも苦労をしました。 だだ、ご覧頂けれと思います。

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宮殿・アルカサバ ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ その他 近郊   ① ② ③ ④

まーこれで一日が終ると思っていたのですが そう甘くありませんでした。

またフラメンコを見に行こう!とうことになって 10時からの洞窟でのフラメンコ・ショーを見にいくことに なったのですが,終った後にちょっとした観光がついていて アルハンブラ宮殿の帰りに寄ったころと同じ 高台からグラナダの街や宮殿を見渡せる所につれて行かれのは ビックリでした,夜景も情緒があります。

結局、今日もホテルに戻ったのは深夜になってしまいました。 もちろん、今回のフラメンコは眠りませんでした(^_^;)

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特別増刊号 スペインの旅 6月30日 第6日目 【『ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ』『ジブラルタル海峡』『マラガ』からグラナダに】

スペインの旅も6日目 セビリアでの2泊目の朝があけました。

昨日は休養も兼ねて一日のんびり、となどと思っていたのに 結局、のんびり出来たは3時までで、 結局深夜までの通常営業になってしまいました(^_^;) そして今朝も早朝から起きてパソコンと向かい合っていました。

このホテルは無線ランでネットは何時間やってもフリーで ありがたいのですが電波の状況が悪くて、 電波の強いところで やらなければならないので大変なのです。

今日はセビリアからグラナダの長距離ドライブです。 今回の旅で唯一、スケジュールが決まっているのは 7月1日(日)正午のアルハンブラ宮殿(グラナダ)に行くことです。 この宮殿の入場券は予約制になっていて、当日では入れない場合も あるというのでチケットを購入してあるのです。

今日はそのアルハンブラ宮殿のある、 グラナダに行く途中のドライブを楽しむといシナリオのようです。

とはいっても、けっきょくホテルをチェック・アウトしたのは正午ちかく 少しはなれた駐車場からクルマを出して、 バス停のようなガソリン・スタンドでガソリンを満タンにし 約400キロのロング・ドライブの出発です。

最初の寄ったのシェリー酒の産地として有名な 【へレス・デ・ラ・フロンテーラ】…ここで遅い昼食を取ることに。 外はムチャクチャに暑いのに、テラスの傘の下は心地よいのです クルマの運転でビールが飲めず、 喉が渇いているのにアイスティの小ささには泣けました。 ここの料理はなかなかで、ついつい長い時間を使ってしまいました。 ①②③

途中でヒロコにも、運転を変わってもらったりして… 一度は行ってみたいと思っていた【ジブラルタル海峡】へ、

クルマから遠くにジブラルタルのおなじみの大きな山が 快晴の空にそこだけ雲がうっすらとかかった姿をみたときには 鳥肌がたつほどの感動がありました。 大西洋と地中海がぶつかるこの海峡から、モロッコまでは20キロ イスラム文化がヨーロッパになだれこむ、ハイウエーのような 役割をはたした海峡です。 ①②③④

そこから【マラガ】に向いましたが、時間は午後9時を大きくまわっていて 港ちかくで数枚写真を撮っただけで、クルマに乗ったまま市内観光できりあげ ヒロコの運転で【グラナダ】についた時は、午前0時を回っていました。

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特別増刊号 スペインの旅 6月29日 第5日目 【『セビリア』にもう一泊】

フラメンコから帰った私は 撮った写真をパソコンに取り込むという作業を ベッドの上でしながら、そのまま寝てしまいました。

夜中の3時過ぎに目を覚ました時は部屋はまっくらで YUKIもヒロコもスヤスヤとベッドの中で眠っています。 私は、帰った時のままのカッコウでベッドの上で パソコンを開けたままで、死んだように横たわって 身体は冷房で冷えきっていました。

午前2時(日本時間で午前9時)に電話をしようと思っていたのも 出来ませんでした。

この日はセビリアでもう一泊することにしました。 やらなければ、ならない事が溜まってきたのと、 ここらで少し体力を整えることも必要だからです。 こう言った事が出来るのは、きままな旅のメリットです。(^_^;)

YUKIとヒロコは近くのショッピング・センターに買い物に行きました。 パンをはじめ食料 をいろいろと買ってきてホテルの部屋で朝食です。 我が家の旅ではよくあるパターンで、私はけっこう気に入っています。

テレビではクレヨンしんちゃんが声やトーンはソックリなのに スペイン語を話しているのは笑えます。 忍者はっとり君も同じです。

午後3時、部屋の掃除もあるという事でセビリアの街に…。 ①②③④⑤

セビリアのアルカサル(宮殿)は見ごたえがありました。 ①②③④⑤⑥

何しろ日差しは強く、とても暑いので(湿度がないので日陰は涼しい) 喉が渇わくので、何と言ってもビールは泣けるほど美味しいです。 サングリアも旨い! ついでにパエージャも食べちゃいました(^_^;)

ヒロコが見たいところをただついていくという事にしたのすが この炎天下の中、歩かされること、歩かされること… どこに行くかも判らないまま、ついていくのも疲れるものです。

また、狭い通路を抜けると、ものすごい広さとスケールの スペイン広場が現れたのには、ドギモを抜かれました。

3時に出て、約5時間、炎天下のセビリアを歩き回って 帰りにスーパーで水を購入、重い思いでホテルに着いて その一本(1.5リッター)をイッキに飲んで、また全員寝てしまいました。

はたと、目を覚ましたのが午前0時を回っていたのですが、 食事に行こうと、またぐるぐる探しまわるのも疲れそうなので 【バーガー・キング】に… スペインまできてファスト・フードもなんだかと思いましたが あたりはずれはないので、こんな時は便利です。

そしてまた、ここで終らないのが、我が家の旅です。、

川辺でフェスティバルが開かれて、深夜までやっているようなのです。 ヒロコの大好物のキューバのお酒(ラム酒)のハバナ・クラブが あるのです、そしてサルサも! ヒロコもゴキゲンでした(^_^)

そして、夜のセビリアは午前1時を回っても、一向にに眠る気配はなく、 休養のために取った、この日も、午後3時以降は何時もより ハードな1日になってしまいました。

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特別増刊号 スペインの旅 6月28日 第4日目 【『メスキータ(コルトバ)』『ひまわり畑』『カルモナ』『セビリア』】

コルトバの朝が明けました。 時差の関係もあって、留守番電話を聞いて電話をしたり 朝は何かと忙しいのです(^_^;) ヒロコは【世界ふれあい街歩き】の気分で朝の市場などを 散歩してきたようです。

朝食は、つい気負ってしまうタイプの(^_^;)ビュフェ・スタイルですが 美しいパティオ(中庭)に皿を持っていく事が出来るようなので 室内のビュッフェと行ったり来たりしながら優雅な?? 朝食を堪能し、お昼の分まで食べることになりました(^_^;)

私が今回の旅で見たかった一つが イスラム教とキリスト教が共存する…すなわち大モスクと大聖堂が 共存する【メスキータ】です。 ホテルのすぐ隣になにやら大きな遺跡らしき建物があるなと 思っていたのですが、それが【メスキータ】でした。

ホテルに荷物を預けて、さっそくお隣の【メスキータ】に! 1000本近い「円柱の森」は想像した以上に壮言で心が落ち着きす。 それに手を加えた、キリスト教の装飾はどうも疲れるものばかりです(^_^;) 私はどうも偶像崇拝には弱いのかもしれまん。 必見の価値がある建造物であることを実感しました。

【メスキータ】の中庭で一休みして 昨日に引き続きコルトバの街をちょっと歩いてみました。 狭い狭い「花の小道」やユダヤ教の小さな教会や美しい中庭など 気ままな散歩のあとの、アイス・クリームは最高です(^_^)

今日の宿泊地、セビリアに行く途中ひまわり畑がたくさんあります。 その中のひとつにクルマを停めました。 スペインでは、この季節あたりまえの風景かもしれませんが 日本ではまず見ることの出来ないスケールで、 これだけのひまわりがこっちを向いてくれると、 なんだか恥ずかしいような、ハッピーな気分になってしまいます。

このノドカな風景にヒロコがやっと運転する気になったようで バトン・タッチです。 ハイ・ウェーを使わず、のんびりと進もうという事になって 【カルモナ】という街によってみることにしました。

いつものことですが、何の予備知識もなく行くわけすから 出てくる景色には、おどろかされるばかりです。 ちょうどシエスタの時間なのか街は死んだように静です。 ①②③④⑤ どんどん歩いて、どこを歩いているかも判らなくなりましたが こんな時には、カーナビが役にたちます。 昨年のドイツでのカーナビ盗難で学んだことは、 少しでもクルマを離れる時にはカーナビを外すという事でしたので カーナビは持ち歩いているのです(^_^;)

近くにパラドール(お城跡をホテルやレストランにした国営施設… トレドで街が一望できヘン?な食べ物をしたところもパラドール) があり、そこで一休み、もちろん食事はしません(^_^;) ソファーから見えるガラスの向こう側の景色がなんで オレンジ色をしているのかと思っていってみると そこは中庭になっていてオレンジ色の天幕がはってあったのです。

セビリアは大きな都市ですが、 YUKIは料金の安い小さなホテルを探し出すため、 石畳の小さな路地をいったりきたりして おバカなカーナビとおバカな私には少々疲れますが 無事、近くの有料駐車場にクルマをいれてホテルへ。

ここで、終わらないのが我が家の旅の凄さです(^_^;)

セビリアまで来たのだから本場のフラメンコを見に行こう […]

特別増刊号 スペインの旅 6月27日 第3日目 【風車の町『コンスエグラ』と『カンポ・デ・クリプターナ』…そして『コルトバ 』】

トレドの朝は明けました。 パソコンを開けてメールやブログのチェックも重要な仕事です。

NHKの【世界ふれあい街歩き】という番組が好きだったのですが それは必ず朝の風景から始まり、ちょっとその気分も味わいたく YUKIと近くを散歩しますがヒロコも起きてきてきました。

ホテルの朝食は予想どうり昨日よりグレードは落ちますが したがって 気負うこともありません(^_^;) パンやバターやコーヒーの素朴な美味しさが伝わって 朝食らしい風情が伝わって、これはこれで良いものです。

ヒロコは昨日、すぐ近くにある大聖堂が閉まったばかりで 入れなかったので、再チャレンジで出かけるというので、私もおともに。 YUKIは今日の行き先やホテルの予約など大役?があるので留守番です。

ホテルのスグ近くに大聖堂があるのですが、トレドの街は狭い道が入り組んで すぐ迷子になってしまいます。 大聖堂のスケールは写真では到底伝えることが出来ないほどの 圧巻で、ぐったり疲れてホテルに戻りましたが… 休んでなんていられません。

今日は、ドンキ・ホーテで有名なラ・マンチャ地方をドライブして コルトバに向い、そこで一泊する事になったのです。

チエック・アウトを済ませ、クルマを有料駐車場から出して まずは約80キロ先の【コンスエグラ】に向います。 遠くの小高い山に風車が見えてきたのには感動します。 青い空に白い風車の、夢に見た風景です! 近くの中世のお城跡も、とても風景とマッチして、くまなく歩いていたら お昼の閉館の2時を過ぎてしまい(シエスタのためなのか) 危うく4時半まで閉じ込められるところでした。

古城にそのまま残っていたのではないかという大きな鍵で 鉄の門をあけて貰って無事、お城を脱出する事ができました。

次に向ったのは、そこからさらに50キロ先にある 【カンポ・デ・クリプターナ】です。 写真だけをみたら、先ほどの【コンスエグラ】と同じ場所と思われかもしれません。 我々も、風車は一箇所でいいとの意見もあったのですが… 実は「ココに行って見よう!」というのが、このスペインの旅の原点だったのです。

これもNHKでタレントの関口知宏が鉄道で旅をする番組があるのですが そのスペインの旅で、ココの風車の風景が鮮烈に残っていたのです。 いやはや、どこをとっても絵になります。

さて、ここまで来たのだから、食事でもゆっくりという事になって そのレストランのお勧めコース・メニューが3種類あるので それを3人が、それぞれ取って、3人でシェアしようという事になったのですが そのサラダの中に、なんと小さなカタツムリが入っていました。 ウエイターに「これは食べられるのか?」と聞いたら それまで、愛嬌のよかったウエイターは私たちに近寄らなくなりました(^_^;)

その後に出されたメイン・ディシュの肉料理や魚料理も塩味がきつくて 昨日に引き続き、残してしまうという不覚を取ってしまいました。

デザートとコーヒーは無難なものを注文し美味しかったです。 そうそう水も(^_^;) まー昨日もそうでしたが、値段はソコソコで、まーこれも旅の経験です。

コルトバまでは280キロほどありましたが休憩も入れて3時間。 ホテルがまた遺跡の中にあるような場所で カーナビ君も案内に苦労をしたようです。 おかげで我々も苦労させらながらも 8時過ぎにチェック・インをする事が出来ました。

ホテルで少しは休みたい気分ですが、休ませてなんてもらえません。 コルトバの街を散歩です。(^_^;) […]

特別増刊号 スペインの旅 6月26日 第2日目 【マドリッドから『トレド』へ】

ドイツの時もそうでしたが、だいたい一泊目はなかなかグレードの高いホテルなのです(^_^) 飛行機の長旅の初日に大きなカバンを持ってウロチョロするのはつらいので (と言っても昨晩は空港でウロチョロしましたが) YUKIが航空券を購入するHISでホテルの予約も一緒にしておくからです。

したがって朝食もホテルのビュッフェでゆっくり、 ゆったり、ゴージャスに過ごせます。 ネットの接続もスムーズで、やらなければならないコトは山ほどあるのですが どうにか、こうにか、12時前までには、こなすことが出来ました。

今日は、まずはレンタ・カーを借りて、マドリッドから100キロの近場にある トレドにめざすことにしました。

レンタ・カーはマドリッド空港にあるハーツに予約してあるので、 チェック・アウトをすませて、ホテルのリムジンで空港まで行って レンタ・カーのカウンターで 手続きをすまし、すぐ近くの営業所で、 待たされる事、一時間、 昨年は盗まれてしまった、おなじみのカーナビをつけてトレドまでのドライブです。

スペインもドイツほどではないですが 無料のハイ・ウェーが発達して快適なドライブが楽しめそうです。 しかし、カーナビの行き先をトレドに 設定しているのに、 スグに普通の道路に下ろされ、しばらく行くと高速に誘導され また、普通の道路に下ろされて、しばらく行くとまた高速に誘導とやるのですが、 よく見るとトレド行きの同じ高速道路に乗ったり降りたりしているのです。

まーその方が距離は短いのかもしれませんが、馴れない者にはたまりません。 途中から、カーナビの案内を無視して突っ走ったら、カーナビは黙ってしまいました(^_^;)

トレドは遺跡の中に、街があるようなところで カーナビが予約したホテルを案内するのですが、石畳の細い坂道どんどん進み とても心配になったところに、小さなホテルがあって、近くの有料の公共駐車場にクルマを 停めて、まずはホテルにチェック・インです。

まずは、腹ごしらいです。 空気が乾燥し、暑い日の中で飲むビールは 昨年のドイツ同様、スペインのビールも旨い!最高です!

そしてスペインと言えばパエージャです。 これも、日本のご飯とはちょっと違いますが、生のお米から炊き込むので ご飯ひとつぶひとつぶに魚介類の味が沁み込み、さすが本場物と感激です。

トレドは、入り組んだ細い坂道の中世の古い町がそのまま残っており 町全体が世界文化遺産に指定されています。 したがって、どこにいるのかすぐに判らなくなってしまい 目的地に着いたときは感動します(^_^)

スーパーで飲み物類を購入します。 何しろ暑いのと、よく歩くので、喉が渇くのです。 一旦ホテルに戻って、 トレドの町が見下ろせて夕日が綺麗で食事も出来るという場所へ。

私もそこではビールかワインでも飲みたいのでバスに乗るためホテルを出たのですが どのバスに乗って行けばよいのか判らず、ぐずぐずしていると 陽がだんだん落ちてきて、サン・セット(9時頃)には間に合いそうもないので けっきょく駐車場からレンタ・カーを出して行くことにしました。

トレドの町の全貌は正に絶景と息を飲むほどですが… 夕日はソコソコでした(^_^;)

ココの名物というスープは私とヒロコはどうにもダメだったのですが こういう時は食感覚がちょっと違いYUKIが美味しいと食べるのですが(^_^;)… 何よりスゴかったのは、ココのレストランの歴史的料理というのを 注文したのですが、なんとも(^_^;) 残ったパンくずを、正体不明?の肉とフライパンで掛け合わせ、炒めてような 食べ物で、外食をして残す事はない我が家の3人も結局食べる事が出来ませんでした。

ということでダイエットな夜でしたが、素晴らしい夜景も眺め […]