2007年08月13日186号 大阪一高い山!

ヒロコが10日ばかりの大阪出張に行っていたのですが…
とても忙しくてどこも行けなかったけど、ロケ先にあった「日本一低い山に登ってきた」
楽しく語っていました。

私とYUKIも7日(火曜日)、1日ばかりのクルマによる大阪出張に行ってきたのですが…
とても忙しくは無かったので(^_^;)「大阪一高い山に登ってきました!」

大阪一高い山は【金剛山】ですが
この名前と場所を初めて知ったのは5日(日曜日)NHK総合で放映された【小さな旅】です。
でも、そこへ2日後に行くことなるとは、まったく考えてもいませんでした。

生命保険のメール相談をしていた、大阪の客様の誕生日が8月17日。
それまでにご契約をされたいという事で
盆休みの大渋滞に巻き込まれるのを避けるため7日にお伺いする事になったのです。

北海道・九州・沖縄以外はすべてクルマで出かける私は、
多くの人から「クルマより新幹線を使った方が効率が良いし楽でしょう?」…とよくいわれます。

しかし私には「クルマの方が効率が良くて楽なのです」
まず我が家が最寄の駅にもバス利用しなければならい僻地にあるのですが、
東名のインターはとても近いのです(^_^;)
次に私の出張先はほとんどがお客様のご自宅ですので、列車から先の事を考えれば
やっぱりカーナビ付きのマイカーが便利なのです。

我が家から全国のお客様宅に行くのに、行き先の下調べなどまったくしなくても
住所をセットするれば後は高速の料金所もETCで通過するので、
まったく頭を使わなくても目的地に到着するのです。

でも、まったく頭を使わないと、悪い頭がマスマス悪くなりそうなので(^_^;)
出発前にパソコンのネット検索で目的地の住所を入れると【グーグル・マップ】にリンクされ
目的地の詳細な地図や航空写真を見ることが出来ます。

ちょっと余談になりますが…
自分でこんな事を書いてて思うのですが,10年前には考えられない”SFめいた時代”になったものです。
でも”便利”になった事はたしかですが”幸せ”になったかは課題です(^_^;)

さて、話しを元に戻して…
【グーグル・マップ】で目的地を俯瞰して見ておくのも私の楽しみの一つです。
大阪はけっこうお客様が多く大阪市以外にも堺・摂津・枚方・守口・茨木など広範囲ですが
今回のお客様は南河内郡河南町にお住まいで、近くに何があるのかと、スクロールすると
すぐそばにテレビ番組で見たばかりの【金剛山】が横たわっていたのです。

お客様宅で無事、ご契約の手続きをすませ私とYUKIは金剛山に向いました。
途中ののどかな田園風景にクルマを止めてしまいました。

テレビでは金剛山に登ってから駆け足で下りて、これから出勤するというOLや
毎朝、金剛山に登るのが日課という85歳の老人が紹介されていたのですが…
私たちは時間の都合でしかたなく(^_^;)ケーブルを使いました。

それでも、ほとんど睡眠もとらずに運転をしてきた”シチーボーイ”の私やYUKI姫には
展望台にいくまでの道のりだけでも、かなりの重労働です。

緑の深さ、虫や鳥の声、湿度、どれをとってみても…同じ夏の風景でも
乾ききったスペインのアンダルシアとは、
対照的なみずみずしい豊かな日本の風景に心が洗われる思いがしました。

どこに行くにも、気ままな行き当たりバッタリの旅ですが
その地方、その季節、人との出会い…いつも、なにかの新鮮さを感じ、やめられません(^_^;)

2007年08月06日185号 危機管理 PARTⅢ

昨年の4月に【危機管理 PARTⅡ】として、
民主党の永田議員の【メール問題】をとりまく危機管理能力の無さに呆れてしまい
こんな程度の危機管理も出来ない民主党では、
とうぶんは政権を任されるような事はないだろうと、むすんだのですが…

あれから1年ちょっと、
今度は自民党が危機管理能力の欠如によって参院選で惨敗していまい
私の予想を大きく裏切って、民主党に政権がころがりこむような流れになってしまいました。(^_^;)

ここで問われる危機管理能力は2つあります。

まずは【安倍首相】の危機管理能力です。
自殺した松岡農相の後を引き継いだ赤木農相が事務所費の件で弁明している
ニュース番組を最初に見た時、私はYUKIに笑いながらこう言いました。
「なんでこんな釈明を政治家はするんだろうね、最後には必ず頭を下げて謝る事になるのに」…と。

この赤木農相の態度は一向に変わらず、報道はどんどんエスカレートし、
そのまま参院選に突入した時には、さすがの私も赤木農相を任命した安倍首相の
バランス感覚の無さを疑っていました。

私は安倍さんの「美しい国 日本」に関連したコラムも書きましたが、
私には、つかみどころの無いブキミな政治家に見えてしまうのです。
したがって今回の参院選は自民党が不利との下馬評がたっているのことに
私は少なからず興味を持って見守っていたのですが、驚いたのは…
安倍首相の「私を取るか?小沢さんを取るか?」の選挙演説です(^_^;)

トウの立った、しかも健康上に問題を抱える小沢さんが退路を断って選挙戦で
「私を取るか?安倍さんを取るか?」と捨て身の演説をするなら判りますが
首相になったばかりの安倍さんが
自民党不利と伝えられる中で安倍さんがそんなコト言っちゃってイイのかね…
と思った人は私を含めて少なくないはずです。

そして、ご覧のような結果になったのに、あんのじょう安倍さんは「辞任はしない」と宣言し
マスコミでも物議をかもし怒っている国民も数多くいるはずです。

このような危機管理能力がまったく欠如した”安倍首相”に対して、問題は自民党です。
最高責任者の首相が辞めないというなら「しかたない」とこのまま様子を見ながらやっていくようです。

今度は【自民党という政党】の危機管理能力が問われるコトになるでしょう。

ま~このような危機管理で政治が変わる日本は平和なのかもしれません(^_^;)

平和ついでに付録として…横綱・朝青龍の危機管理能力についてひとこと。
私はそれほど大相撲には興味がありませんので、朝青龍が故郷モンゴルでとても楽しそうに
しかも、相撲取りとは思えないような軽やかさでサッカーをやっている風景には
ただただ微笑ましく見てしまいました。
これが巡業をサボっての振る舞いという事、横綱としての品格も問われキビシイ処分をうけたようです。

もちろん、そのような事は大相撲の責任ある横綱としてはあってはならない事でしょう…しかし
療養のはずのモンゴルで報道カメラも気にせず大勢の子どもたちとサッカーに興じる無邪気な
朝青龍のまったくゼロと言ってよいほどの危機管理の無さには、
モンゴルののどかな青い空とマッチして、私には怒る気にはなれません。

何でも鋳型(いがた)にはめて個性を押さえこんでしまう日本の文化が合わないと思ったら
相撲の世界からサッサと足を洗って、モンゴルの子どもたちの為に好きなことをやった方が
こらからの彼の長い人生を考えたら、良いように私には思えるのですが、どうでしょうか(^_^)

2007年07月30日184号 選挙速報を聞きながら…

毎週月曜日発行の週間KENは毎週日曜日の午後11時頃から月曜日未明に書くのが、
私の生活パターンに、すっかりなってしまいました。
…というわけで、29日に行なわれた参議院選挙の選挙速報を聞きながら書いています。

私は特定の政党を支持したことのない、いわゆる無党派層ですが…
私の自慢のひとつに”選挙を棄権したことが無い”というものです。
それを意識したのは10年ほど前ですが、そうなると記録は継続したくなるものです。
今回の選挙も日中は用事があり夜8時ちょっと前、雨の降りしきる投票場にすべり込みました

今回の参院選は予想通り、というか予想以上に自民党が大敗し民主党が躍進しているようです。
私は前回の週間KENでも書きましたように、
『憲法9条』を支持していますので安倍さんはちょっとコワイ政治家だと思っています(^_^;)
小沢さんは「憲法9条はあってもいい」…と言っていますが、言い方がイマイチです。
社民党や共産党は「憲法9条は守るべき」と昔から言い続けていますが
平和も年金も福祉も、何でもかんでも「与えろ!」という考えがイマイチです(^_^;)
そうそう、もうひとつ公明党がありますね(^_^;)
ここも母体が宗教団体ならもう少し平和という事を前面に出せないものかと思うのですが
戦争好き?な自民党との連合を優先するのはイマイチです。

しかし、今回の選挙戦は『憲法問題』は論点にはならなかったようです。
論点になったのは『年金』『雇用』『格差』『政治と金』と言ったような問題でした。
年金問題についても私のブログで少々ふれていますが
これも私には、どこの政党の意見もイマイチです。(^_^;)

投票日の前日、すなわち28日の土曜日の夜、私は仕事の帰路、クルマのテレビ(カーナビ)で
選挙戦を闘う各党党首のドキュメント番組をやっていました。
この番組を見て(といっても運転をしながらですから、じっくりは見ていませんが^_^;)
民主党優勢の下馬評と聞いていたけど、けっこうキビシイのでは、という思いがしました。

それは、民主党の小沢代表の選挙演説がどうにもイマイチだからです。
小沢さんは「グランドキャニオンでさえ柵がないのに我が国はどこに行って柵だらけ…」
と日本人の自己責任や自立を訴えていた人とは思えません。
健康状態も悪いようで、この人は選挙戦に負けたら政界から身を引くと言っていたが
勝っても、もう表舞台には出てこないと思ってしまいました。

投票日は天気も悪く、思ったより投票率も低いので、民主党は伸びないのでは
と思っていたら、予想に反して驚くような躍進振りです。
でも民主党が伸びたというより、自民党が「年金問題」や「政治と金の問題」などで
コケたということなのでしょうか?
でも、これは安倍さんの全責任というわけではないのに、この惨敗はどうしてでしょうか?

私は選挙を棄権したことはありませんが…
国家も政治も必要なものであっても
21世紀は、それらが前面に出るのは極力おさえて
地球規模での思考や個人・個人が自立した中での国家を超えた
コミニティが必要だと思っているのです。

したがって、あまりにも政治にたよってはいけないのです(^_^;)
その事を多くの国民は意識していなくても何となく感じとっていて
そのフラストレーションが、このような現象を起こしたのかもしれません。

だから民主党にも、あまり過度な期待はしないほうがいいのでしょうが
しばらくは興味深く見守っていくことにいたしましょう?(^_^)

2007年07月23日183号 頑張れ!ゼン君のパパ

176号でお伝えしたゼン君のママを偲ぶ会が
土曜日、よみうりランド駅(川崎市・多摩区)近くのイタリアン・レストランで行なわれました。
なぜ、そこなのか?というと、そこから数百メートルのところに、ゼン君や大ちゃんやヒロコが
6年間通った保育園があります、ようするに我々のフランチャイズというわけです。

その保育園ではちょうどその日のその時間に「夕涼み会」が行なわれていて
懐かしい思い出がたくさんよみがえってきました。

保育園ほど親たちにとっては懐かしいところはありません。
子どもと一緒に毎日かよい、
働いているからこそ、親たちは保育園に積極的に関わろうとするのです。
「夕涼み会」だけでも私は6回も経験したわけですが、兄弟(姉妹)がいれば、もっと長く関わる事になります。
保育園は子どもたちより、”親たちの同窓会?”がもりあがるのです。

その中核にいたゼン君のママが亡くなって
「このような場所で彼女がいないのが不思議だよね」と誰もがいうような、わきあいあいとした会食でした。
宗教色を一切なくしたお葬式も素敵でしたが
四十九日に変えてのイタリアン・レストランでの食事とはシャレています。(^_^)

ゼン君のパパは高校の先生ですが、昔から透析をしていて、
お葬式の時は、それまでの精神的疲労や腰痛も重なって体調を崩していたようですが
今はかなり健康を回復したようです。

我が家にとっても、ゼン君のパパには元気になって貰わなければならない理由があります。

それは我が家の3人が毎年、
大晦日にゼン君家(ち)に行って、おせち料理を食べさせて頂く…という行事?があり、
それを私とヒロコはとても楽しみにしているからです。
おせち料理を作るのがゼン君のママなら諦めるしかないのですが、
ゼン君のパパが腕によりをかけて作っているのですから、ノゾミは残っています。
彼が我々のテーブルに挨拶に来た時に、私は酔ったいきおいも手伝わせて確認しました。
「ねーねー、今年の大晦日もおせち料理を食べに押し掛けても大丈夫?」…と、
ゼン君のパパは
「もちろん、料理を作るのはボクの生き甲斐だし、みなさんも来て下さいよ」と
一緒のテーブルにいた仲間にも声をかけて嬉しそうに応えてくれました。
まー大晦日に、こんな事で訪問するのは我が家ぐらだと思いますが(^_^;)

ゼン君のママの闘病生活や最期の話なども淡々と話したゼン君のパパ。
かなり立ち直ってきたようで、愛用の自動二輪に加え250ccのバイクも購入しました。
その保険の手続きもあって、解散後にご自宅に伺うことになりました

保険の手続きをして、コーヒーを入れて頂だいて雑談をしているうちに…
年金問題や参院選の話に、そして憲法問題へとうつり
ついに「憲法9条はどうするか?」という核心部分へと迫っていきました。

ゼン君のパパはつねづね「日本人はちゃんとした議論が出来ない!」と嘆いています。
また「議論をして負けたことが無い!」というのです。

ゼン君のパパは昔は生え抜きの左翼運動家だったのですが、それから紆余曲折があって
とても勉強し(もともと学者ですから)、また多くの若い学生や問題児と接して
「日本は軍隊を、そして核の数発ぐらい持つべきだ」という確固たる信念に至ったというのです。

でも私は、たった今もこのようなブログを書き上げています(^_^;)
すなわち、意見がまっこうから分かれるのです。

でも、こうなったら「その通りですね!」とは私も言えません。
したがって、けっきょく時計を見たら午前様になるまで議論をしていました。
もちろん穏やかに
「もう、お前に喰わせる、おせち料理などナイ!」と怒らしたオシマイです(^_^;)
でも、ゼン君のパパはひさびさに議論が出来て楽しかったようで
今度もまた来て欲しいと言って、外まで見送ってもらい、お土産まで頂きました(^_^)

なにしろ、ゼン君のパパには元気になって貰わなくては!

2007年07月16日182号 うるめクン

私がボランティアとして参加している年末恒例コンサートのホームページを
作ろうということになって、その製作をヒロコが担当することになりました。
もちろん、ホームページの内容やコンテンツは我々委員が決めて
ヒロコはその要望にしたっがて具体的なホームページの形にしていくという仕事です。

実はスペイン旅行にいく前日にも、その打ち合わせがホテル・ニューオータニで行なわれ
ヒロコはそこから仕事に出かけ明け方帰宅し、そのまま成田空港に向ったのです。
そして今月の29日にも打ち合わせがあるのですが、
ヒロコは一週間ほどの出張がその日と重なり、出席できないというのです。
なにしろ、ウチでも一番忙しいヒトなのです(^_^;)

でも…私は完全ボランティアですが、その娘に作業を依頼するということで
15万円の製作費がヒロコには支払われており、私のメンツにかけても、
ちゃんと仕事をしてもらわなければなりません。(^_^;)

ヒロコも、そのことは充分理解してはいるようですがホームページ製作のプロではありません。
その道の詳しい知人からアドバイスを受けながらやろうと思っていたようですが
その知人とのコンタクトがうまくいかないようであせっていました。

そんな時にYUKIが言いました
「うるめさんが詳しいんじゃない、彼に聞いてみたら?」
ヒロコは「うるめさんって誰?」と聞き返してきました。
”うるめさん”とは損害保険会社を退社して自分で【保険選びネット】のような
保険代理店と契約者を結ぶ【保険With you】というポータル・サイトを立ち上げた
うるめ鰯が彼の大好物なので”うるめ”をハンドル・ネームにしたという
若干26歳のユニークな青年です。

彼とはYUKIと一緒に参加した、あるブログのオフ会で2回、
またスペイン出発の2日前に横浜みなと未来での保険業の集会”RINGの会”でも会って いて、
もちろん私も彼の【保険With you】に登録しており懇意にしているのです。

なにしろ保険会社を退職してポータル・サイトを立ち上げようというのですから
どう考えても、この分野に詳しいに違いありません。(^_^;)

ヒロコに「Dr.KENのムスメだって書いて訊ねれば何か返ってくると思うよ」と言って
メール・アドレスを教えたら、すぐに”うるめクン”から返事が返ってきたようです。
しかし、ヒロコには専門的すぎて理解出来なかったようです。

「そうだ!明日アカラックスの坂本さんのとこに行くけど、そこに”うるめクン”を呼ぼうか?」
という私のアイデアで彼に連絡したところ、
坂本さんにはお会いしたいと言っていた彼は二つ返事で了解してくれました。

金曜日の夕方、免税店で購入した御土産の酒類(ココに持っていけばスグ無くなります)
や宮崎の義母から送られた東国原ブランド?の地鶏のパックをもって、いつものアカラックスへ。
やがて”うるめクン”もやってきて初対面の坂本さんと挨拶、
実は”うるめクン”なんとアクチュアリー試験の最難関!数学部門が受かっていて
アクチュアリーを「目指しているという秀才?でもあるようなのです(^_^;)

アカラックスは夕時ともなると、誰かやってきて「ま~一杯!」という事になるのです
この日も元N生のアクチュアリーとして、ソノ世界では有名?なHさんが見えて
”うるめクン”とも話しがはずんでおりました。

やがて、ヒロコも仕事を終えアカラックスへ。
もう、お酒もまわってヒロコがいろいろ質問するという状況では無くなっているのですが
ヒロコも悠然としています。
「いいの、いいの、こうしてジカにお会いしておけば、これからは相談しやすいから…」

この調子のよさは、誰に似たのでしょうか(^_^;)

2007年07月09日181号 スペイン旅行を終えて

無事、スペイン旅行を終えることが出来ました。

6月25日の月曜日に発って、7月6日金曜日に帰ってくるという
延べ12日間の旅行なのに土日を1回しか使わないという不経済な日程でした。
しかし帰国して土日があったおかげで体力を回復することが出来ました。
(不経済と書きましたが…安いチケットは月曜出発・金曜到着によくなっちゃうのです^_^;)

帰国した金曜日はやはり、なんやかやで床に就いたのが午前3時でしたが
土曜日は午後2時まで、3人とも死んだように寝ていたようです。
そのため土曜の夜は、また3人とも午前3時過ぎても眠れず、
日曜日は全員午前7時30分に強制的に起床しましたので(^_^;)…
今晩は、この週間KENを書き上げたら午前1時には就寝できそうで、通常ペースに戻る予定です。

昨年のドイツ旅行同様、今回も【週間KEN臨時増刊号】として、
その日の行動と盛りだくさんの写真を添付して、連日アップするように努めました。
W杯のドイツ旅行の3倍とまでは行きませんでしたが、普段の2倍のアクセスがあり
また「旅行記を毎日楽しみに見ている」という激励?!のメールもいくつか頂きました。

ドイツで味を占めたレンタカーの旅、今回は走行距離約2400キロになりました。
借りた日のメーター  ●返す日のメータ-

カーナビのおかげで、全国どこでもクルマでお客様のところに簡単に訪問することが出来て
それが私のライフ・ワークになってきました。
パソコンとケータイを持っていたら全国どこにいても、ほとんどの通常の業務は可能で
お客様やTN社の社員に、まったく気づかれずに数日の旅行なら済ますことが出来ます。

海外旅行となると、まだそこまでは行きませんが(^_^;)
昨年、ドイツをレンタカーで回って思ったのは…アト数年もすれば国内旅行と同じように
『仕事をあるていどコナシながら海外旅行が出来るようになるのるな』ということでした。

ノート・パソコンはもちろん、海外からの電話もヒロコが使っている海外用ケータイで
シム・カードを購入して通話すれば、そこそこ安く通話する事が出来ます。
また今後アップル社の開発したiPhonなどが普及していけばますます便利になっていくでしょう。

次にレンタカーの旅のメリットです。
それはスケジュールに縛られずに行動することが出来るからです。
いちおう仕事の連絡を取りながらの旅ですから緊急な事があれば
時間が拘束される事は考慮しておかなければなりません。
また深夜に、その日の旅行記のアップやメールを打ったりするので
睡眠不足で疲労が蓄積する可能性も考えておかなければなりません。
その日、その日のコンディションや状況にあわせて日程を決めていくのも…
寅さんのような気ままな旅とまでは行きませんが、なかなか面白いものです。

それにもうひとつ、こらは我が家の特性と言えるのかもしれませんが
国内旅行も海外旅行も…
出発するギリギリまでバタバタしていて、
ちゃんと準備をして、出かけるという習慣そのものが基本的に無いのです。

パックの団体旅行ならともかく、日程の全てを
前もって決めておくなんて”芸当”は絶対に不可能といっていいのです。
目的地までの往復の安いチケットと一泊目の宿だけは確保して、
ただひたすら飛行機に飛び乗るというのがいつものパターンです。
(一泊目の宿も予約せず、とてもツライ思いをしたもので^_^;)

このような状況ですから、今回もいくつかのミスもいたしました。
留守番電話のメッセージを旅行用バージョンにした際、何か操作ミスで
メッセージが2件しか入らなくなさせてしまったようなのです。
初めは2件で少ないな、と思っていたのが、聞くたびに2件以上が無いのです。

問題は3件目に入れた人も、留守番電話にメッセージを預かったことになっているのです。(^_^;)
「まだ連絡が来ない!」との苦情は入っていませんが、コワイですゴメンナサイ!m(_ _)m。
これは出発間際にセットして確かめなかったからです。

また、私のケータイの充電器をショートさせてしまいました。
私のケータイを海外で使う事はないのですが電話帳としての機能が使えなくなったのです。
パソコンで自宅や会社の電話番号は判りますがケータイ番号はほとんど載せていません。
連絡しておきたい新しい知人の連絡先はまだパソコンに入れていません。

また前号でも書きましたが、3人ともパソコンを使うのにパソコン一台は厳しかったです。
ネットが使えるはずのホテルで、ネットを使えなかったのも辛かったです。

エラソーなことを書いていますが、お客様にご迷惑をお掛けしたかもしれません。
でも、このような体験でノウハウも蓄積されていきます。(^_^)
いつまで、このような旅を続けられるかは判りませんが、元気なうちは…
まだまだメゲズに、お客様にご迷惑をかけずに、毎年チャレンジ出来ればと思っています。

録画しておいたNHKのスペイン語講座を見たらスペインの人気歌手ビスバルが出ていて
日本に来て一番驚いた事はと訊ねられ
「日本人は仕事のために生きているという事を知ったよ」…と答えていました。
スペイン帰りの私はものすごく同意してしまいました。(^_^)

人生をエンジョイしながら、そしてこの仕事を楽しく長くやっていければと思っています。

約2週間伸ばしていたヒゲも、すっきりと剃り落として、さー仕事です!

特別増刊号 スペインの旅 7月5日 第11日目 【最終日・ひたすら帰国】

最終日の朝が明けました。

今日はひたすら飛行機に乗って我が家に帰ります。
ホテルを無料のリムジン・バスで8時出ることにしました。
空港の駐車場に置いてあるレンタ・カーを返したり
出国手続きや、昨晩と同じ空港のカフェで簡単な朝食をとったり
免税店によったりと、、なんやかやと時間が経過します。

飛行機は11:40分発(日本時間19:40分)で
行きと同じミラノを経由して、
成田着は6日10:30分ですから
飛行機だけでも、乗り継ぎ時間を入れて14時間。

ミラノまでは約2時間、スペインでは抜けるような紺碧の空を
毎日見上げていましたが、その紺碧の空から見下ろす風景
素晴らしく時間を忘れて眺め続けていました。

これだけ飛行機に乗っていると、次から次に飲み物や
食事が来てブロイラー状態になることが多いのですが、
アリタリア航空は、行く時にも感じたのでが、ほとんど来ません(^_^;)

この日も、いやな予感はしたのですが、機内食があるからと
朝食もセイブしていたのですが、けっきょく17時頃にやっと
飲み物が出て、ランチということになりました。

ここで、よくあるパターンですが、客室乗務員が
「ビーフ オア チキン?」とか…今回は
「ジャパニーズ オア イタリアン?」と聞いてきました。
私は海外旅行をして日本料理は基本的に食べないようにしています。
たいてい裏切られるからです。
まー向こうは裏切るつもりはないのでしょうが(^_^;)
まして、アト数時間したらナツカシイ日本に到着するのです。

帰宅したら、キュッとコシのある揖保の糸(そうめん)を
冷たいだし汁に細く刻んだミョウガとオロシ生姜を入れて
スルッと食べれば、もう何もいらないという心境です。

でも、「ジャパニーズ オア イタリアン?」と訊ねられると
つい、「ジャパニーズ!」と答えている弱い私がいるのです。(^_^;)

やはり、期待どうり、じゃない予想どうり、ソバはノビきっており
ご飯もいわゆる外米の風味?と舌触り、日本料理とはほどとおく
またキュウリと思われるものは
アンダルシアのひまわり畑かサボテンの横で獲れたような
ダイナミックなもので「ナンジャこれは!」と私が叫んだら、
ヒロコが「それはズッキーニよ、知らないの?」と親をバカにするのです。

「だったら、こんなモノを”ジャパニーズ”に使うな!」と思いながらも
全て食べてしまう自分が哀れでありました(^_^;)

成田空港は予想通り、どんよりと曇り、蒸し暑く、
カラッとしたアンダルシアの太陽は忘れることはないでしょう。
スペインはまだまだ広く、バルセロナのカタルニャ地方は
次回のチャンスに温存しておきました(^_^;)

私のスペイン語の実力は完全に暴露されてしまいましたが
またイチから勉強してみようという気持ちになりました。

それにしても、我が家に帰っての、まず一杯の「お~いお茶・濃い味」
の旨かったこと、そしてアトはとうぜん「冷たいそうめん」です(^_^)

特別増刊号 スペインの旅 7月4日 第10日目 【世界遺産『セゴビア』そして最終地『マドリッド』】

今回のスペインの旅に限らず
私のホテル選びの第一条件は…
持参のパソコンがインターネットの接続が出来ることです。

ところがパソコンが使えるということで予約したホテルが、
私のパソコンが小型の最新式だからホテルが用意した
PCカード・スロットが入らないので、つながらないというのです。
ヒロコはやりようがあるはずと詰め寄ってもラチがあかず、
結局、朝一番で(と言っても午前9時頃)ホテルを出ることにしました。

この近くでネットがつながるところを探しているより
この旅の最初のホテルだったマドリッドのオーディトリアム・ホテルが
ロビーでもフリーの無線ランが飛んでいるので
まず、そこに行こうということになりました。

マドリードまで約200㌔、お昼前には、オーディトリアム・ホテルに到着!
さっそく、ホテルのロビーでパソコンを開けました。
最初にYUKIがパソコンでココのホテルの今日の宿泊を予約をいれます。
(ホテルのカウンターで直接予約するよりネットを通したほうが安い)

部屋がとれたので、私はそこでじっくりと…と思ったら
今回の部屋は無線ランの電波状態が悪く結局1階のフロアーで。
その間、YUKIとヒロコはプールに行ってしまいました(^_^;)

私の、ネットの作業がひと段落すると、今日は実質の最終日です!
のんびりなんて、しておらません!

マドリードから約100㌔のやはり世界遺産【セゴビア】に向いました。
まずは今日、はじめての食事です。
ここは子豚の丸焼きが有名なそうですが、まるごとは予算的にも
胃袋的にも苦しいので、小さなポーションを…
YUKIが気にいって、骨までしゃぶっていました(^_^;)

ここは何といっても有名なのはローマ時代に作られた巨大な水道橋です。
ただ石を積み上げただけで、これだけの高さは驚異です。
そして今でも水道管が通され使用されているそうです。

ディズニーの白雪姫のモデルとなったお城も見ごたえがありました。
その他【セゴビア】でのスナップです。    

そして、最終観光地マドリードです
ヒロコはローマの短期留学の帰りにマドリードに寄った
その調度、一週間後にアトーチャ駅で爆破テロがありました。
マヨール広場はヒロコのお気にいりだそうです。
スーパーでお土産を購入し、駐車場のあるとこからかなり歩いたので
帰りは地下鉄で駐車場まで。

明日は11時50分のマドリード発のアリタリア航空で帰国の途に。
ここのホテルの駐車料金がバカ高いので
レンタ・カーはこのまま返して、ホテルのシャトル・バスを利用した方
が合理的ではないかと、いうことになって、空港に行きました。

時間は夜の0時少し前、すでにハーツは閉まっていました(^_^;)

空港周辺の道路は入り組んでいてカーナビもいい加減で(^_^;)
もう、この時点で私はもとより3人とも疲れきっていました。

結局、ホテルの駐車場よりは空港の駐車場の方が安いだろう
という理由付けをして、
クルマはハーツのすぐそばのパーキングにおいおくことにしました。

時間は午前0時を回って、夕食は空港でパンをカジッテ
スペインの最後の夜は終わりました。

特別増刊号 スペインの旅 7月3日 第9日目 【走行500キロ!『ウベダ』経由で世界遺産『クエンカ』に】

具体的なスケジュールも決めずにスタートした
風の吹くまま、気の向くままの
気ままなスペインの旅も9日目を迎えました。
残すとことる、スペインの旅も今日をふくめ、
あと2日となりました。

当初からバルセロナは行ってみたいけど、いくなら
最低でも2日間は使いたいとの思いがあり、あきらめました。

ヒロコがどうしても世界遺産の【クエンカ】に行きたいとの希望で
地中海のサラボレーニャから500キロのドライブです。
【クエンカ】は風車を見たラ・マンチャ地方にあり、マドリードには200キロの
地点でここまで走れば、最終日は楽になります。

途中、ハイウエーを使わず、なるべく一般道を通ろうと道に迷いながら
の走行ですが、オリーブ畑やとんでもない絶景に出会ったり
【ウベダ】という、やはり世界遺産の街によってみたりしました。

ロコも今回は半分以上は運転し、かなりヒヤッとする一幕もありましたが
執念の【クエンカ】までは結局、食事もせず!トイレ休憩もなし!で
午後6時に到着しました。
クエンカのハイライト写真です。     ⑤ 

朝からまともな食事をしていないので、とさっそく腹ごしらえと
思ったのですが、どこも8時からでないと食事は出来ないようです。

ヒロコはお土産屋さんで友達用にブレスレットをナンだかたくさん買って
クエンカの街を散策して、8時すぎ、キサクなおやじさんがいる
お店で、食事をすることにしました
おやじさんが薦める料理がなかなかグッド
ハナシも弾み?楽しい時間を過ごすことができました。

ホテルはココから40キロ離れた、小さな街の西部劇の舞台のような
平原の真ん中にポツンとあるホテルとレストランが一緒になった
クルマの旅にはもってこいの宿です。

ところがインターネットがつながらないのです。(^_^;)

特別増刊号 スペインの旅 7月2日 第8日目 【グラナダ近郊リゾート『サラボレーニャ』でくつろぐ】

スペインの旅も8日目です。

昨日は、この旅のメイン・イベントであるアルハンブラ宮殿に堪能し
夜は、またフラメンコの見物とハードな一日を終え
まったく今日のスケジュールも決まらないまま朝になってしまいました。

YUKIはパソコンで、ヒロコはカーナビで、どこにしようと考えた末、
時間も正午近くになってしまったので
今日は、地中海のリゾート気分をあじわって一日のんびりと過ごそう!
ということになりました。

グラナダの郊外100㌔弱のサロボレーニャという街です。
ホテルに入るとまずは今日はじめての食事をして
それからプールです。
デッキに横たわりるとなんとリッチな気分で一眠り、
写真だけみたらとてもゴージャスな旅に見られるでしょうね(^_^;)

夕方、といっても8時過ぎに買い物を兼ねて、海岸まで降りてみました。
地中海で少々戯れます、スーパーで酒類やパンやハムなどをかって
ホテルの部屋で食事を済まそうということになりました。
ワインがとても安くて驚くのですが、そこに青年がやってきて
このワインは不味いからよした方が良いとか、しゃべりかけてきました。
彼は”ボンサイ”という名の犬を飼っているそうです。

買い物をすませ、ホテルのベランダで夕食です。
夜の10時ようやく陽が落ちていきます。
こんな一日もなかなか良いものです。

追伸:ホテルから眺めた月の明かりに輝く海がとても素敵でした。