2007年08月06日185号 危機管理 PARTⅢ

昨年の4月に【危機管理 PARTⅡ】として、 民主党の永田議員の【メール問題】をとりまく危機管理能力の無さに呆れてしまい こんな程度の危機管理も出来ない民主党では、 とうぶんは政権を任されるような事はないだろうと、むすんだのですが…

あれから1年ちょっと、 今度は自民党が危機管理能力の欠如によって参院選で惨敗していまい 私の予想を大きく裏切って、民主党に政権がころがりこむような流れになってしまいました。(^_^;)

ここで問われる危機管理能力は2つあります。

まずは【安倍首相】の危機管理能力です。 自殺した松岡農相の後を引き継いだ赤木農相が事務所費の件で弁明している ニュース番組を最初に見た時、私はYUKIに笑いながらこう言いました。 「なんでこんな釈明を政治家はするんだろうね、最後には必ず頭を下げて謝る事になるのに」…と。

この赤木農相の態度は一向に変わらず、報道はどんどんエスカレートし、 そのまま参院選に突入した時には、さすがの私も赤木農相を任命した安倍首相の バランス感覚の無さを疑っていました。

私は安倍さんの「美しい国 日本」に関連したコラムも書きましたが、 私には、つかみどころの無いブキミな政治家に見えてしまうのです。 したがって今回の参院選は自民党が不利との下馬評がたっているのことに 私は少なからず興味を持って見守っていたのですが、驚いたのは… 安倍首相の「私を取るか?小沢さんを取るか?」の選挙演説です(^_^;)

トウの立った、しかも健康上に問題を抱える小沢さんが退路を断って選挙戦で 「私を取るか?安倍さんを取るか?」と捨て身の演説をするなら判りますが 首相になったばかりの安倍さんが 自民党不利と伝えられる中で安倍さんがそんなコト言っちゃってイイのかね… と思った人は私を含めて少なくないはずです。

そして、ご覧のような結果になったのに、あんのじょう安倍さんは「辞任はしない」と宣言し マスコミでも物議をかもし怒っている国民も数多くいるはずです。

このような危機管理能力がまったく欠如した”安倍首相”に対して、問題は自民党です。 最高責任者の首相が辞めないというなら「しかたない」とこのまま様子を見ながらやっていくようです。

今度は【自民党という政党】の危機管理能力が問われるコトになるでしょう。

ま~このような危機管理で政治が変わる日本は平和なのかもしれません(^_^;)

平和ついでに付録として…横綱・朝青龍の危機管理能力についてひとこと。 私はそれほど大相撲には興味がありませんので、朝青龍が故郷モンゴルでとても楽しそうに しかも、相撲取りとは思えないような軽やかさでサッカーをやっている風景には ただただ微笑ましく見てしまいました。 これが巡業をサボっての振る舞いという事、横綱としての品格も問われキビシイ処分をうけたようです。

もちろん、そのような事は大相撲の責任ある横綱としてはあってはならない事でしょう…しかし 療養のはずのモンゴルで報道カメラも気にせず大勢の子どもたちとサッカーに興じる無邪気な 朝青龍のまったくゼロと言ってよいほどの危機管理の無さには、 モンゴルののどかな青い空とマッチして、私には怒る気にはなれません。

何でも鋳型(いがた)にはめて個性を押さえこんでしまう日本の文化が合わないと思ったら 相撲の世界からサッサと足を洗って、モンゴルの子どもたちの為に好きなことをやった方が こらからの彼の長い人生を考えたら、良いように私には思えるのですが、どうでしょうか(^_^)

2007年07月30日184号 選挙速報を聞きながら…

毎週月曜日発行の週間KENは毎週日曜日の午後11時頃から月曜日未明に書くのが、 私の生活パターンに、すっかりなってしまいました。 …というわけで、29日に行なわれた参議院選挙の選挙速報を聞きながら書いています。

私は特定の政党を支持したことのない、いわゆる無党派層ですが… 私の自慢のひとつに”選挙を棄権したことが無い”というものです。 それを意識したのは10年ほど前ですが、そうなると記録は継続したくなるものです。 今回の選挙も日中は用事があり夜8時ちょっと前、雨の降りしきる投票場にすべり込みました。

今回の参院選は予想通り、というか予想以上に自民党が大敗し民主党が躍進しているようです。 私は前回の週間KENでも書きましたように、 『憲法9条』を支持していますので安倍さんはちょっとコワイ政治家だと思っています(^_^;) 小沢さんは「憲法9条はあってもいい」…と言っていますが、言い方がイマイチです。 社民党や共産党は「憲法9条は守るべき」と昔から言い続けていますが 平和も年金も福祉も、何でもかんでも「与えろ!」という考えがイマイチです(^_^;) そうそう、もうひとつ公明党がありますね(^_^;) ここも母体が宗教団体ならもう少し平和という事を前面に出せないものかと思うのですが 戦争好き?な自民党との連合を優先するのはイマイチです。

しかし、今回の選挙戦は『憲法問題』は論点にはならなかったようです。 論点になったのは『年金』『雇用』『格差』『政治と金』と言ったような問題でした。 年金問題についても私のブログで少々ふれていますが これも私には、どこの政党の意見もイマイチです。(^_^;)

投票日の前日、すなわち28日の土曜日の夜、私は仕事の帰路、クルマのテレビ(カーナビ)で 選挙戦を闘う各党党首のドキュメント番組をやっていました。 この番組を見て(といっても運転をしながらですから、じっくりは見ていませんが^_^;) 民主党優勢の下馬評と聞いていたけど、けっこうキビシイのでは、という思いがしました。

それは、民主党の小沢代表の選挙演説がどうにもイマイチだからです。 小沢さんは「グランドキャニオンでさえ柵がないのに我が国はどこに行って柵だらけ…」 と日本人の自己責任や自立を訴えていた人とは思えません。 健康状態も悪いようで、この人は選挙戦に負けたら政界から身を引くと言っていたが 勝っても、もう表舞台には出てこないと思ってしまいました。

投票日は天気も悪く、思ったより投票率も低いので、民主党は伸びないのでは と思っていたら、予想に反して驚くような躍進振りです。 でも民主党が伸びたというより、自民党が「年金問題」や「政治と金の問題」などで コケたということなのでしょうか? でも、これは安倍さんの全責任というわけではないのに、この惨敗はどうしてでしょうか?

私は選挙を棄権したことはありませんが… 国家も政治も必要なものであっても 21世紀は、それらが前面に出るのは極力おさえて 地球規模での思考や個人・個人が自立した中での国家を超えた コミニティが必要だと思っているのです。

したがって、あまりにも政治にたよってはいけないのです(^_^;) その事を多くの国民は意識していなくても何となく感じとっていて そのフラストレーションが、このような現象を起こしたのかもしれません。

だから民主党にも、あまり過度な期待はしないほうがいいのでしょうが しばらくは興味深く見守っていくことにいたしましょう?(^_^)

2007年07月23日183号 頑張れ!ゼン君のパパ

176号でお伝えしたゼン君のママを偲ぶ会が 土曜日、よみうりランド駅(川崎市・多摩区)近くのイタリアン・レストランで行なわれました。 なぜ、そこなのか?というと、そこから数百メートルのところに、ゼン君や大ちゃんやヒロコが 6年間通った保育園があります、ようするに我々のフランチャイズというわけです。

その保育園ではちょうどその日のその時間に「夕涼み会」が行なわれていて 懐かしい思い出がたくさんよみがえってきました。

保育園ほど親たちにとっては懐かしいところはありません。 子どもと一緒に毎日かよい、 働いているからこそ、親たちは保育園に積極的に関わろうとするのです。 「夕涼み会」だけでも私は6回も経験したわけですが、兄弟(姉妹)がいれば、もっと長く関わる事になります。 保育園は子どもたちより、”親たちの同窓会?”がもりあがるのです。

その中核にいたゼン君のママが亡くなって 「このような場所で彼女がいないのが不思議だよね」と誰もがいうような、わきあいあいとした会食でした。 宗教色を一切なくしたお葬式も素敵でしたが 四十九日に変えてのイタリアン・レストランでの食事とはシャレています。(^_^)

ゼン君のパパは高校の先生ですが、昔から透析をしていて、 お葬式の時は、それまでの精神的疲労や腰痛も重なって体調を崩していたようですが 今はかなり健康を回復したようです。

我が家にとっても、ゼン君のパパには元気になって貰わなければならない理由があります。

それは我が家の3人が毎年、 大晦日にゼン君家(ち)に行って、おせち料理を食べさせて頂く…という行事?があり、 それを私とヒロコはとても楽しみにしているからです。 おせち料理を作るのがゼン君のママなら諦めるしかないのですが、 ゼン君のパパが腕によりをかけて作っているのですから、ノゾミは残っています。 彼が我々のテーブルに挨拶に来た時に、私は酔ったいきおいも手伝わせて確認しました。 「ねーねー、今年の大晦日もおせち料理を食べに押し掛けても大丈夫?」…と、 ゼン君のパパは 「もちろん、料理を作るのはボクの生き甲斐だし、みなさんも来て下さいよ」と 一緒のテーブルにいた仲間にも声をかけて嬉しそうに応えてくれました。 まー大晦日に、こんな事で訪問するのは我が家ぐらだと思いますが(^_^;)

ゼン君のママの闘病生活や最期の話なども淡々と話したゼン君のパパ。 かなり立ち直ってきたようで、愛用の自動二輪に加え250ccのバイクも購入しました。 その保険の手続きもあって、解散後にご自宅に伺うことになりました。

保険の手続きをして、コーヒーを入れて頂だいて雑談をしているうちに… 年金問題や参院選の話に、そして憲法問題へとうつり ついに「憲法9条はどうするか?」という核心部分へと迫っていきました。

ゼン君のパパはつねづね「日本人はちゃんとした議論が出来ない!」と嘆いています。 また「議論をして負けたことが無い!」というのです。

ゼン君のパパは昔は生え抜きの左翼運動家だったのですが、それから紆余曲折があって とても勉強し(もともと学者ですから)、また多くの若い学生や問題児と接して 「日本は軍隊を、そして核の数発ぐらい持つべきだ」という確固たる信念に至ったというのです。

でも私は、たった今もこのようなブログを書き上げています(^_^;) すなわち、意見がまっこうから分かれるのです。

でも、こうなったら「その通りですね!」とは私も言えません。 したがって、けっきょく時計を見たら午前様になるまで議論をしていました。 もちろん穏やかに 「もう、お前に喰わせる、おせち料理などナイ!」と怒らしたオシマイです(^_^;) でも、ゼン君のパパはひさびさに議論が出来て楽しかったようで 今度もまた来て欲しいと言って、外まで見送ってもらい、お土産まで頂きました(^_^)

なにしろ、ゼン君のパパには元気になって貰わなくては!

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2007年07月16日182号 うるめクン

私がボランティアとして参加している年末恒例コンサートのホームページを 作ろうということになって、その製作をヒロコが担当することになりました。 もちろん、ホームページの内容やコンテンツは我々委員が決めて ヒロコはその要望にしたっがて具体的なホームページの形にしていくという仕事です。

実はスペイン旅行にいく前日にも、その打ち合わせがホテル・ニューオータニで行なわれ ヒロコはそこから仕事に出かけ明け方帰宅し、そのまま成田空港に向ったのです。 そして今月の29日にも打ち合わせがあるのですが、 ヒロコは一週間ほどの出張がその日と重なり、出席できないというのです。 なにしろ、ウチでも一番忙しいヒトなのです(^_^;)

でも…私は完全ボランティアですが、その娘に作業を依頼するということで 15万円の製作費がヒロコには支払われており、私のメンツにかけても、 ちゃんと仕事をしてもらわなければなりません。(^_^;)

ヒロコも、そのことは充分理解してはいるようですがホームページ製作のプロではありません。 その道の詳しい知人からアドバイスを受けながらやろうと思っていたようですが その知人とのコンタクトがうまくいかないようであせっていました。

そんな時にYUKIが言いました 「うるめさんが詳しいんじゃない、彼に聞いてみたら?」 ヒロコは「うるめさんって誰?」と聞き返してきました。 ”うるめさん”とは損害保険会社を退社して自分で【保険選びネット】のような 保険代理店と契約者を結ぶ【保険With you】というポータル・サイトを立ち上げた うるめ鰯が彼の大好物なので”うるめ”をハンドル・ネームにしたという 若干26歳のユニークな青年です。

彼とはYUKIと一緒に参加した、あるブログのオフ会で2回、 またスペイン出発の2日前に横浜みなと未来での保険業の集会”RINGの会”でも会って いて、 もちろん私も彼の【保険With you】に登録しており懇意にしているのです。

なにしろ保険会社を退職してポータル・サイトを立ち上げようというのですから どう考えても、この分野に詳しいに違いありません。(^_^;)

ヒロコに「Dr.KENのムスメだって書いて訊ねれば何か返ってくると思うよ」と言って メール・アドレスを教えたら、すぐに”うるめクン”から返事が返ってきたようです。 しかし、ヒロコには専門的すぎて理解出来なかったようです。

「そうだ!明日アカラックスの坂本さんのとこに行くけど、そこに”うるめクン”を呼ぼうか?」 という私のアイデアで彼に連絡したところ、 坂本さんにはお会いしたいと言っていた彼は二つ返事で了解してくれました。

金曜日の夕方、免税店で購入した御土産の酒類(ココに持っていけばスグ無くなります) や宮崎の義母から送られた東国原ブランド?の地鶏のパックをもって、いつものアカラックスへ。 やがて”うるめクン”もやってきて初対面の坂本さんと挨拶、 実は”うるめクン”なんとアクチュアリー試験の最難関!数学部門が受かっていて アクチュアリーを「目指しているという秀才?でもあるようなのです(^_^;)

アカラックスは夕時ともなると、誰かやってきて「ま~一杯!」という事になるのですが この日も元N生のアクチュアリーとして、ソノ世界では有名?なHさんが見えて ”うるめクン”とも話しがはずんでおりました。

やがて、ヒロコも仕事を終えアカラックスへ。 もう、お酒もまわってヒロコがいろいろ質問するという状況では無くなっているのですが ヒロコも悠然としています。 「いいの、いいの、こうしてジカにお会いしておけば、これからは相談しやすいから…」

この調子のよさは、誰に似たのでしょうか(^_^;)

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2007年07月09日181号 スペイン旅行を終えて

無事、スペイン旅行を終えることが出来ました。

6月25日の月曜日に発って、7月6日金曜日に帰ってくるという 延べ12日間の旅行なのに土日を1回しか使わないという不経済な日程でした。 しかし帰国して土日があったおかげで体力を回復することが出来ました。 (不経済と書きましたが…安いチケットは月曜出発・金曜到着によくなっちゃうのです^_^;)

帰国した金曜日はやはり、なんやかやで床に就いたのが午前3時でしたが 土曜日は午後2時まで、3人とも死んだように寝ていたようです。 そのため土曜の夜は、また3人とも午前3時過ぎても眠れず、 日曜日は全員午前7時30分に強制的に起床しましたので(^_^;)… 今晩は、この週間KENを書き上げたら午前1時には就寝できそうで、通常ペースに戻る予定です。

昨年のドイツ旅行同様、今回も【週間KEN臨時増刊号】として、 その日の行動と盛りだくさんの写真を添付して、連日アップするように努めました。 W杯のドイツ旅行の3倍とまでは行きませんでしたが、普段の2倍のアクセスがあり また「旅行記を毎日楽しみに見ている」という激励?!のメールもいくつか頂きました。

ドイツで味を占めたレンタカーの旅、今回は走行距離約2400キロになりました。 ●借りた日のメーター  ●返す日のメータ-

カーナビのおかげで、全国どこでもクルマでお客様のところに簡単に訪問することが出来て それが私のライフ・ワークになってきました。 パソコンとケータイを持っていたら全国どこにいても、ほとんどの通常の業務は可能で お客様やTN社の社員に、まったく気づかれずに数日の旅行なら済ますことが出来ます。

海外旅行となると、まだそこまでは行きませんが(^_^;) 昨年、ドイツをレンタカーで回って思ったのは…アト数年もすれば国内旅行と同じように 『仕事をあるていどコナシながら海外旅行が出来るようになるのるな』ということでした。

ノート・パソコンはもちろん、海外からの電話もヒロコが使っている海外用ケータイで シム・カードを購入して通話すれば、そこそこ安く通話する事が出来ます。 また今後アップル社の開発したiPhonなどが普及していけばますます便利になっていくでしょう。

次にレンタカーの旅のメリットです。 それはスケジュールに縛られずに行動することが出来るからです。 いちおう仕事の連絡を取りながらの旅ですから緊急な事があれば 時間が拘束される事は考慮しておかなければなりません。 また深夜に、その日の旅行記のアップやメールを打ったりするので 睡眠不足で疲労が蓄積する可能性も考えておかなければなりません。 その日、その日のコンディションや状況にあわせて日程を決めていくのも… 寅さんのような気ままな旅とまでは行きませんが、なかなか面白いものです。

それにもうひとつ、こらは我が家の特性と言えるのかもしれませんが 国内旅行も海外旅行も… 出発するギリギリまでバタバタしていて、 ちゃんと準備をして、出かけるという習慣そのものが基本的に無いのです。

パックの団体旅行ならともかく、日程の全てを 前もって決めておくなんて”芸当”は絶対に不可能といっていいのです。 目的地までの往復の安いチケットと一泊目の宿だけは確保して、 ただひたすら飛行機に飛び乗るというのがいつものパターンです。 (一泊目の宿も予約せず、とてもツライ思いをしたもので^_^;)

このような状況ですから、今回もいくつかのミスもいたしました。 留守番電話のメッセージを旅行用バージョンにした際、何か操作ミスで メッセージが2件しか入らなくなさせてしまったようなのです。 初めは2件で少ないな、と思っていたのが、聞くたびに2件以上が無いのです。

問題は3件目に入れた人も、留守番電話にメッセージを預かったことになっているのです。(^_^;) 「まだ連絡が来ない!」との苦情は入っていませんが、コワイですゴメンナサイ!m(_ _)m。 これは出発間際にセットして確かめなかったからです。

また、私のケータイの充電器をショートさせてしまいました。 私のケータイを海外で使う事はないのですが電話帳としての機能が使えなくなったのです。 パソコンで自宅や会社の電話番号は判りますがケータイ番号はほとんど載せていません。 連絡しておきたい新しい知人の連絡先はまだパソコンに入れていません。

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特別増刊号 スペインの旅 7月2日 第8日目 【グラナダ近郊リゾート『サラボレーニャ』でくつろぐ】

スペインの旅も8日目です。

昨日は、この旅のメイン・イベントであるアルハンブラ宮殿に堪能し 夜は、またフラメンコの見物とハードな一日を終え まったく今日のスケジュールも決まらないまま朝になってしまいました。

YUKIはパソコンで、ヒロコはカーナビで、どこにしようと考えた末、 時間も正午近くになってしまったので 今日は、地中海のリゾート気分をあじわって一日のんびりと過ごそう! ということになりました。

グラナダの郊外100㌔弱のサロボレーニャという街です。 ホテルに入るとまずは今日はじめての食事をして それからプールです。 デッキに横たわりるとなんとリッチな気分で一眠り、 写真だけみたらとてもゴージャスな旅に見られるでしょうね(^_^;)

夕方、といっても8時過ぎに買い物を兼ねて、海岸まで降りてみました。 地中海で少々戯れます、スーパーで酒類やパンやハムなどをかって ホテルの部屋で食事を済まそうということになりました。 ワインがとても安くて驚くのですが、そこに青年がやってきて このワインは不味いからよした方が良いとか、しゃべりかけてきました。 彼は”ボンサイ”という名の犬を飼っているそうです。 買い物をすませ、ホテルのベランダで夕食です。 夜の10時ようやく陽が落ちていきます。 こんな一日もなかなか良いものです。

追伸:ホテルから眺めた月の明かりに輝く海がとても素敵でした。

2007年07月01日180号 グラナダから書いています

前号は出発日当日の25日(月)で 午前3時30分現在だと書きましたが… 今、私はスペインのグラナダのホテルで書いていますが 午前3時を回ったところです。(日本時間は午前10時過ぎ)

先週は午前をいくら過ぎていようと徹夜をするつもりで 問題はなっかのですが、今の私は眠いのです(^_^;)

この週間KENは創刊いらい毎週1度のペースを崩していませんし もう私の生活の一部になっています。

問題は【週間KEN臨時増刊号スペインの旅】を旅行中毎日アップする事です。、 いや、これも誰から強制されたわけではなく私が楽しみでやっているのです。

もうひとつブログが月・水・金と、あって… それにメール相談も旅行中は減っていますが少しはあります…。 いや、これも誰から強制されたわけではなく私が楽しみでやっているのです。

私はインターネットを旨く利用しなが、どのくらいの旅行が出来るかも チャレンジしているわけで、こんなことで泣き言をいってるわけでは けっしてないのです…ただちょっと眠いだけなのです(^_^;)

なぜ、予想外にこのような事になったのか? その理由は3つあります。

ひとつは、パソコンが私の一台しかないことです。 ドイツの時はヒロコのパソコンもあったのですが、 スペインは盗難が多いということでヒロコは持ってこなかったのです。 そのオカゲで(^_^;) 私のパソコンはヒロコとYUKIにも使われ大忙しで、 時間があいた時に、少しづつ片付けるという事が出来ないのです。

もうひとつは、スペインはホテルが無線ランをもっていて 24時間自由に使えるのはいいのですが、電波が弱いのです。 これで、必要以上に時間がかかるのです。

そして最後に、YUKIとヒロコがやたら夜のイベントを入れてくれるのです(^_^;) まー、私だけホテルに残っていれば済むことですが それが出来ない性分なので困ってしまいます。

まーそんな、こんなで… あいも変わらず、楽しくも過酷な旅をつづけています。 詳細は【週間KEN臨時増刊号スペインの旅】をご覧頂ければと思っています。 写真は豊富にとりいれ… 眠さと戦いながら、ヒッシで連載中です!(^_^;)

2007年06月25日179号 ではではスペインに!

今、6月25日月曜日の午前3時30分です。 今日13時ちょうどの成田からミラノ経由でスペイン(マドリッド)に向います。 当然、この調子だと徹夜になるでしょう。 でも、ま~遊びに行くようものですから それは誰も同情して頂けないでしょうし、同情していただこうとも思っていません(^_^;)

でも、いつも出かける時はこの調子なのです。 特に海外旅行の場合はYUKIといく国内ハード・ツアーのようにクルマを運転することは ないので、飛行機に乗ってしまえば”眠れる!”という甘え?があるのです。

そして、なんと言っても、やりおえておかないといけない仕事があってキリがないのです。

今の段階でもYUKIも何時ものように書類に埋もれて、目を三角にして オンラインの繋がらないパソコンと向いあっています。 まだ、旅行カバンには何も入っていません、 「YUKIはそれどころではない!」とさけびながら電卓をパチパチ叩いています(^_^;)

これがYUKIといいく国内ハード・ツアーならクルマのトランクに、思いつくものを ドンドン掘り込めば数日の旅行ならどうにかなります。

毎年の大晦日も、だいたいこんな調子で、部屋はごったがえしたまま除夜の鐘がなるのが 我が家のパターンですが、だからといいて正月になってしまったところで困ることもありません。

でも、スペイン12日間の旅に出るのに、まだナンの用意もせずに… 今、新聞配達のバイクの音が聞こえる時間なのに、まだこんな状態なのです。

今、ヒロコが帰ってきました、午前4時です。 撮影の仕事が終わって帰ってきたのです。 少しも慌てず「いつもの調子だね」と笑っています。

でも、こんなことを書いてしまうと、ロコハウスの管理状態や旅行中のお客様への フォローを危惧される方もおられると思いますが…ご心配なく! と胸を張っていいたいところですが、小さな声で言っておきます。 ま~、ど~にかなるのです、いやどうにかするのです(^_^;)

でも、こうでもしなければ保険代理店が毎年10日以上の海外旅行なんて出来ないのです。 でも、やってしまえば、こっちの勝です(^_^;) いや、そんな強気ではないのですが、まーそのような表現になってしまってゴメンナサイ。

ただ、人生を楽しみながら、ライフ・ワークとしての仕事をコナスという私の思いを果たすため ちょっとミエをはって、ちぇっとムリをしているというわけで、ご勘弁ください。

なお旅行中でも、一応仕事はしています。(^_^;) パソコンを持ってメール・チッックも、留守番電話のチェックもしています。 また、昨年同様、旅行中の紀行分と写真もアップしていこうと思っています。

もう数時間で我が家を出なければなりません! では、では、行ってまいります!

2007年06月18日178号 わたしはしあわせ者(^_^)

ちょうど1年前の今日。6月18日は 私はドイツのニュルンブルグで日本対クロアチアのワールドカップを観戦した日でした。 この時の我が家のドイツ・ツアーは週間KEN臨時増刊号として毎日報告させて頂いたら 普段の3倍近いアクセスがありました。 そして今でも私のホームページの人気コンテンツとして多くのアクセスがあるのです。

まー、逆に言えば保険屋のホームページなんてモノは 保険のことを、いくらホンネで判りやすく親しみを持って(^_^) 書いてもそれほど読まれない…という悲しい運命にあるのかもしれません。

しかし、アクセス数が増え、親しんで頂ける方が一人でも増え 「保険の事でも相談してみよう!」なんて方が現れたら そのようなコンテンツも決してムダではないと言うこになるわけです。

なんだか、前置きが長くなりましたが… まーそのようなヘリクツをつけて今年は6月25日から7月6日まで 昨年のドイツ旅行に引き続き、今回はスペインを旅してみようと思っているのです。

あ~あロコハウスさんも儲かるようになっちゃてケッコウなご身分で… なんてイヤミのひとつぐらい言われそうな気配も感じますが(^_^;) 決してそんなに儲かって、楽な生活なぞしているわけではないのです。 ただ、このホームページを立ち上げた頃のドンゾコ状態から比べればかなり楽になった事はたしかです。

その要因の一つが、ヒロコが社会人になって出費がなくなり逆に収入が入るようになった事。 そして、もうひとつ大きな要因が、このホームページやブログの開設で、ネットでの保険相談が 全国規模で広がり収入安定に繋がったことです。

ただし、ココがとても大切なところですが… ネットでの保険相談は大変地味な仕事で決して大儲けなど出来るものではありません。 それどころか、保険仲間から、 「そんな利益の薄い保険をテマヒマかけて、契約には遠くまで出かけて、やって行けるの?」 とよく聞かれるほどなのです。

それを私はライフ・ワークとしてやって行こうと思っているのは… 決して大儲けは出来きなないけど、マイペースでやっていける堅実な仕事だという事です。

そして、何よりも大きな要因はやってて”楽しい”という事です。(^_^)

ネットでの契約者を訪問するYUKIとの国内の旅行はあくまでビジネスです(^_^) 2年前のハワイでのコンベンションも仕事関連ですから、ある程度は経費として落とせます。

しかし昨年のワールド・カップ・ツアーは経費では落とす、なんて考えてもいませんでした。 でも、それがネットで保険相談をしている保険代理店のホームページのアクセス数に貢献するなら 旅費の一部ぐらいは広告宣伝費に計上してもバチはあたらないのではないか! これは毎年のシリーズ化にして次回はスペインに行こう!などと ドイツ旅行を終えた我が家で大いに盛り上がったのです。 (すぐに盛り上がるのが我が家の習性でして^_^;)…

でも、ココまで来るには、やはり紆余曲折もありました。 実は今年の2月に、この週間KENでも少し触れましたが、大学時代のOB会がアルゼンチンであって 私の参加したかい気持ちをYUKIは感じ取って、行くことを薦めてくれました。

でもアルゼンチンはあまりにも遠く(だから行きたいのですが) したがって旅費も高く、そのわりには日にち短く、 家族でのスペイン旅行計画を犠牲にして、私だけアルゼンチンにいくという事は出来なかったのです。 そのぶんスペイン旅行には執念が湧いたというわけですが(^_^;)

今回の旅行も、延べ12日と決して短いものではありませんが ビンボー旅行をしようと思ったらもっともっと日にちが欲しいぐらいです。

私がこのような旅行をシリーズ化しようとした要因の一つにインターネットがあります。 結婚当初の数年間は年に2度のペースで海外旅行をしていた頃がありましたが やはり代理店を長期間休業して海外に行くという事は支障も少なくありませんでした。

しかし、2年前のハワイ、そして昨年のドイツとパソコン一台持って、海外に行って感じたのは ほとんど日本にいる時と変わらずに仕事が出来るという事です。 もちろん、ロコハウスに入ってくる留守番電話は定期的に聞きますが、これも携帯で聞き 携帯から簡単にかける事が出来て、時差以外はほとんど問題なく、しかも安いコストで済むのです。

旅行中も毎日、紀行文を書き上げてネット上にアップし パソコンを使っての保険相談や仕事の連絡は通常通りこなしながら、旅をするわけですから […]

2007年06月11日177号 ケータイのバッテリーが!

YUKIとは別行動で 午前10時にアポイントをしている横浜のお客様Mさん宅に向いました。

道路が思った以上に渋滞して10分ほど遅れるとMさんに伝えようと、 ケータイを手にした私はバッテリーが充分でないことに気づきました。 バッテリーの残量を示す棒3本が2本になっているのです。 しかし2本あれば、セーブして使えばどうにかなると思っていたのですが…。

クルマは渋滞を潜りぬけ定刻にお客様宅に到着しインターフォンを鳴らそうとした、その直前です! 私の手にしたケータイが振動しました。 交通事故の過失割合でオオモメになっているND火災の損害課の担当者からです。

普通なら後で折り返しと言うのですが、こちらが連絡を待っていた重要な案件です。 Mさんのアポを10分遅らせる連絡を入れていたのと、バッテリー節約上からも早く片付けようと思い、 インターフォンを押さずに、そのまま玄関前で話すことにしました。 ところが込み入った話になってしまい、私の声も大きいもので(^_^;) Mさんは玄関先で何やら重要な事をしゃっべている私を発見し 気を使って頂き目配せで応接室に案内してもらい…結局20分ほどしゃべってしまいました。 でも、気になるバッテリーはまだ2本残っていました。

Mさんは亡くなったご主人から化粧品会社を引き継いだ社長さんで、 私が保険の仕事をする前から懇意にしているとても気さくなお客様です。 そして今回は新しく購入した住宅の火災保険の件で伺ったのです。

新築の火災保険というのが色々と保険料の割引が出来るようになったのはいいのですが それを証明する箇所を契約関連の雑多な書類から探しだすのが大変なのです。

けっきょく工務店に聞いてみるのが早いということになり 脱いだ上着の内ポケットからケータイを取り出して私はハツとしました。

バッテリーの残量が1本になっているのです。(^_^;)

よく見るとロコハウスから私のケータイに3回もの不在着信が入っていたのです。 YUKIはこの日はTN社の研修がありロコハウスが不在の時は 留守番メッセージが入ると私のケータイに転送されるようになっているのです。

それに私が出ない場合は15分おきに3回呼びだされるようにセットしてあります。 しかしケータイをマナー・モードにして脱いだ上着のポケットにいれていたため、 私はまったく気づかず 3回もバイブレーターが長時間作動しバッテリーが消耗してしまったようなのです(^_^;)

残り少ないバッテリーを気にしながら工務店に電話すると、担当者は不在で このケータイに折り返し電話をさせるというのです。(^_^;)

しばらくして工務店の担当者からケータイに連絡が入り、ココにある書類では 判らないという事が判明し、Mさんと変わってほしいとうことになったのです。 ところが書類の話しはスグに終わったようなのですが、 Mさんと担当者が別件で何やら私の大切なケータイを使って なんだ、かんだと長電話モードになっていくのです。

私は「あのーバッテリーが切れるかもしれません!」と横で遠慮ガチに叫ぶのですが Mさんは、あまり気にしてくれません… そのうちに私のケータイから「ピー」という音が流れました! 私は「もうケータイのバッテリーが切れますから!」と叫んでいるうちに… 「ピー・ピー・ピー」と連続音が鳴った後、完全に私のケータイは電池切れとなったのです。

「あら!切れちゃった!、ダメよ商売のケータイなんだから、ちゃんと充電しとかないと!」 …と私はMさんから叱られてしまいました(^_^;)

どうにか持たせようと思っていた私のケータイは午前中にして切れたのです。

Mさんは「お昼はご馳走するから」と…必要な書類が置いてあるMさんの会社が ある品川まで私のクルマで行くことになりました。 Mさんを会社の前で降ろし何時ものパーキングにいれようとしたら満車です。 その近くのコインパークも空いてなくて結局、品川駅前の地下駐車場に入れることにしたのです。 いつもなら5分もあれば終わる作業が、かなりの時間が経過していてMさんに連絡をしたいのですが ケータイが使えません(^_^;) けっきょく多忙なMさんとの連絡がスムーズに取れず、一時間ほどロスをして 近くの喫茶店で昔懐かしいナポリタン・スパゲティをススリながら書類を確認することになったのです。

次にまだ、難題が待ち受けています。 […]