2005年12月12日099号 インフレ期待?

最近、新聞を開けると「インフレ期待」とか「デフレ脱却」とかの見出しが飛びこんできます。

でも、ほんとうに国民みんなが”インフレ”を期待しているのでしょうか? インフレとは物価が上がる事です。 ウチの YUKIなんかマルエツに行くたびに 「何でもかんでもジワジワと高くなってきて…」と文句を言っています。

少なくともウチのYUKIはインフレなんかを期待していないようです。 でも、私は本当の事を言えばインフレをとても期待しているのです。 なぜならば、バブルのピークに購入したマンションの負債が我が家の最大の 不良債権だからです。

マルエツの輸入発泡酒が98円から110円になろうと ガソリン代が100円から122円になろうと… インフレによって4000万円の住宅ローンが楽になったほうが断然助かるからです。 インフレを期待しているのは、私同様(^_^;)大きな借金を抱えた政府や企業です。

私は昭和44年に大学を卒業し高度成長とインフレを身を持って体験してきました。 初任給38000円から20年ほどは給料も物価も右肩上がりで、上がり続けました。

でもここ十数年はどうでしょうか? もう20年ほど前になりますが、私は、この仕事をする前に赤坂でお店をやっていました。 お昼のランチは650円で超人気でしたし、コーヒーも350円でした。 アルバイトの時給も交通費・食事付きで800円だったと思います。 今とほとんど変わっていないのではないでしょうか?

ぎゃくに【ケーキ屋ケンちゃん】から【保険屋ケンちゃん】に変わった私の収入は 大きく減少してしまいましたが、物価が上がらない事で辛うじて生き延びてきたのです。 インフレ期待と言いますが…物価と同時に給料も一緒に上がっていくのでしょうか? 物価だけインフレで給料がデフレじゃ、生活者にはたまったものではありません。 でも、現実の流れをみていると、そうなっていくような気がしてなりません。

そもそもインフレはどうしておきるか?です。 中学生程度の解答ですが(^_^;)… 供給より需要が多いと物価が上がりインフレになっていくという事です。 もの不足の時代はインフレです、北朝鮮は今でも大変なインフレです。 戦争をしていると海外から輸入も出来ずモノ不足になってインフレになります。 さて、今の日本、これからの日本、そして世界をみて、 モノ不足でインフレになる要素があるでしょうか?

エネルギー問題がこれからの大きなインフレの要因になっていくという意見があります。 たしかに国際的なオイル高が昨今のインフレ要因のようです。 しかし、ガソリン代はせいぜい2・3割のアップでそれも微妙に上がったり下がったりしているのです。 高度成長の時は右肩上がりで一直線に値上げがされていったのです。 あの時代はガソリンがいくら高くなっても、それにかわるモノもなく、またそれ以上に稼げたのです。

しかし現代において例えばガソリン代が数倍になったとします。 すると、クルマはアッというまにプリウスのようなハイブリットカーに変わってしまい やがてガソリンをまったく使わないクルマが普及してしまうかもしれません。

先日、YUKIがマルエツでトイレットペーパーが高くなったと文句を言っていましたが、 ガソリンの例と同様に数倍になってしまったら、ウォシュレットのトイレがいっきに普及して トイレットペーパーがいらなくなってしまうかもしれません。

消費税を上げるという事もほぼ決まっているようですが、私はどうせやるなら30%とか40%に していまえば、面白いと思っているのです。 そうすると国民は消費する事をやめてしまうのではないかと思うからです。 インターネットやバイオが普及したら、何もモノを新しく買わなくても生活が出来るからです。 ネット・オークションのようにお互い必要なモノをやり取りしたり、 ベランダ程度のバイオの畑で好きなものを作ったり、 地域のコミニティで自給自足の生活を楽しんだりとか…生活パターンを大きく変えてしまえば、 老齢化問題や地球環境問題にとってもいいことではないかと私は思うのです。

デフレは消費者にとっては、とても良い事なのです。 それを政府が日銀に圧力をかけて、お金を印刷させムリヤリにインフレに持っていったりしていたら それこそハイパーインフレになって国の700兆円の借金はパーになるかもしれませんが それと引き換えに、国民の総資産1400兆円もパーになってしまうかも知れないのです。

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2005年12月05日098号 ファッション・バーゲン

私はファッションにあまり興味がありません。 YUKIやヒロコは「もうちょっと、どうにかしたら?」なんて、私に言うのですが… これでも昔(独身時代)は少しはお洒落だったのです。 でも長引く貧乏生活で、まったくどうでもいいようになってしまったのです。

「だったらバーゲンで安くて良いモノを買ったら!」と言われるのですが このバーゲンというのが、また苦手なのです。 私にあったモノがなかなか見つからないからです。 そうなるとYUKIは必ず、品ぞろいの悪い店をナジルことはせず、 店員の目の前で私をナジルのです。 「どうにかならないのですか?その体型!」

だから私はバーゲンは嫌いなのです。 でも先日2つのバーゲンに行くハメになってしまったのです。 社会人になったヒロコが着るモノが不足してどうしても行きたいというのです。 ひとつは新百合ヶ丘のサティのカード会員向けのバーゲン。 もう一つは、恵比寿ガーデンヒルズでの【ベルサーチ】のバーゲンです。

まずサティのセールは、なんと朝8時からオープンです。 超多忙のヒロコは出勤前の時間を有効利用しようというのです。 朝早くから誰が行くのだろうと思っていたのですがパーキングには次々とクルマが入って行きます。 カード会員だけの終日バーゲンですが、そんな事も知らずに来店する客もいます。 しかし、そこは商売です! 入口で手続きをすれば誰でも入店出来るようにして、会員を増やそうという魂胆もミエミエです。

さて、店内は早朝だというのにザワザワと普段と変わりませんが 客の足取りが速いような気がします。 目的の売り場に一路向かっているのでしょう。 私たちもヒロコがお気に入りの【J.CREW】の売り場を目指します。 このバーゲンの魅力はワゴン・セールはもちろんですが 店内に普通に飾られている商品が2割引で買える事のようです。 ヒロコは時計を見ながら、いくつかの衣類を手早く選んで 「あとはお願い、じゃーね!」とサッサと仕事に行ってしまいました。

YUKIはなんだか消極的な言い方で「じゃーKENの洋服でも見てみます?」なんて言うので 私も消極的に「いや別に、特別欲しいものがあるわけじゃないから」と答えました。 結局、パソコンが入る仕事用カバンと靴を買い、あとは食料品売り場に!

ここはYUKIと週に一回は来ているので、どのくらい安くなっているかも判りますし、 何と言って落ち着きます(^_^) カップヌードルが1個で66円…そして興奮?したのが 私の生活に欠かせなくなってしまった、お~いお茶濃い味2Lが何と158円!で キャラクターの犬の人形やミニ弁当箱まで付いているのです! アッという間にスーパーのカゴは1杯です。 どうも私にはファッション売り場より、食品売り場が向いているようです(^_^)

それから数日後、今度は【ベルサーチ】のバーゲンに行くというのです。 何だか知らないけど毎年、案内状が来ているようですが私には興味がなく 昨年はクルマの中で待っていたようです。(その記憶もないくらい興味が無いのです) しかし、今年は見るくらいいいじゃないとYUKIとヒロコにムリヤリつれられて会場へ。 でも、入った瞬間もう帰ろうと思ってしましました。 70%~50%OFFと言うけれど40万円の背広が20万円だとか 16万円の靴が8万円とかです。 私が靴を見ているとYUKIが横から「サティで買ったばっかりで残念ですね」 なんて…ヨクイイマス。 サティでは悩みに悩んで1万円の靴を買ったのです。

何だか客層まで、怪しく感じられてきます、特に男性客です(^_^;) 何の商売をしているのか?そう思って眺めていると時間潰しにはなります。 確かに貧乏人ではないのでしょうが、本当の金持ちならこんなところのは来ないでしょう。

商品が半額以下だからと言っても、限られた半端物が売れれているに決まっています。 40万円の背広が20万円になっていて、私がそれを気にいって、しかもお金もあったと仮定します。 さて、私がその背広に腕を通して、ズボンを穿いてピッタリなわけがありません。 […]

2005年11月28日097号 1泊4日?2000キロ

先ほど(28日午前2時)に、またYUKIとのクルマによるハード・ツアーから帰ってきました。

もうチョット早い時間に帰ってこれないのか? いや、そんな事はYUKI様が決して許してくれません…それはETCがあるからです。 あの、有料道路の料金所をスーとパスして行くヤツです。 料金所をスーとパスするからと言っても、料金を払わなくて良いわけではありません。 後からチャンと請求が来るのですが、 色々な割引があってYUKIは何時もその計算をしているのです。 最も私たちにとって大きな割引は、深夜の3割引です。 これには色々なルールがあるのですが、先ほど帰宅の時に利用したのは 午前0時以降に料金所を出たなら3割引になるというものです。 ようするに私は… 午前0時前に東名川崎インターの料金所を出る事が出来ないサダメなのです(^_^;)

今回の旅は広島です。 26日土曜日午前10時に生保のメール相談のHさん宅に伺うのが主な目的です。 広島は川崎の我が家から約840キロ、往復1680キロです。 しかし今回、私が毎日つけている走行距離によると 25・26日が1062キロ、そして27日と28日未明までが920キロで約2000キロも走った事になったのです。

実は25日の金曜日は超多忙でナンヤカヤとクルマで駈けずり回った後 知り合いのコンサートを晴海の第一生命ホールで聞いて、その足で広島に向かったのです。

前日も数時間しか寝ておらず、今回眠気覚ましにレンタル・DVDをカーナビで見るという秘策?で 『ハリー・ポッター』3本持参! イッキに名神高速の養老サービス・エリア(岐阜県)まで行くが、そこでちょっと力尽きて仮眠を…。 でも、けっこう余裕を持って広島に着く事が出来てHさん宅に…。

何時もの事だけど、ネットのお客様の訪問はとても楽しい、メールで気心も知れているし、 また、初めてお目にかかれる感動もあって、私のテンションも一段と高くなってしまい いつも横からYUKIに睨まれたり、蹴飛ばされたり?されてしまうのです。 とっても可愛い2歳のMちゃんも最初は私を歓迎してくれたのですが、大好きなパパが 大きな声のヘンなオジサンに何時までも捕まっているので怖い目で睨まれてしまいました(^_^;) Mちゃんを入れてHさんご夫妻と私の写真をYUKIに撮ってもらい、この週刊KENに載せても 良いかと訊ねたら…「広島で先日あいりちゃんの怖い事件があったので…」と恐縮そうに言われました。 ほんとうに私もそうだと思ったのですが…YUKIは帰りのエレベータの中で、 「ほんとうにKENはデリカシーのカケラもないバカだ!」とさんざん言うのです。

せっかくココまで来たのだからと、広島在住の親戚や知人宅を4件ほど回ったのですが どこも留守で、ホテルにチェックインしようとした時、ケータイが鳴りました。 先ほど訊ねてお嬢さんしかいなっかた親戚の(角倉)博志クンからです。 家で広島名物のお好み焼きを作るから来いというのです。 広島まで来て、またYUKIとの悲惨な夕食を予想していましたから、断る理由などありません。 ホテルでシャワーだけ浴びて、また博志クン宅へ訪問です。 博志クンは外語大で中国語を学び、広島銀行に入社して上海や香港に駐在し、 現在は保険窓販の担当をやっているようで、その話もとお互い思っていたのですが…

奥様とお嬢さんが急の来客にも手際よく焼いて頂いた美味しいお好み焼きをパクパク食べて、 ワーワーしゃべっているうちにアッというまに時間が経過! またまたYUKIから、たしなめられてホテルへ戻りバタンキューで長い一日が終わりました。

翌朝、目が覚めたのが9時30分!あわてて10時のチェックアウトを済ませて ロビーに用意されているコーヒーとパンで朝食を。 ホテルのフロントで今お勧めの観光スポットはと聞いて教えてくれた『縮景園』、最高でした! 庭園そのもの素晴らしさはもちろん、紅葉・澄んだ冷たい空気・明るい日差し、 ほんとうに心が癒される思いがしました。 写真1 写真2 

広島と言えば【紅葉饅頭】という事が閃きました。(^_^) でも、どこのが美味しくて、どこで売っているかも、よくわかりません。 広島駅に行ってみれば売ってるだろうとクルマを駅に近くに止めようしたら クルマの目の前に、ちょっと寂れた…良く言えばレトロな感じの紅葉饅頭の店があります。 クルマを路上駐車して広い広島駅で【紅葉饅頭】を探すより、ちょっとマイナーな感じはしますが 目の前の自家製紅葉饅頭には引かれるものがあります。 そこの店主夫妻に聞くと、紅葉饅頭のメーカーは30ぐらいあるそうですが、この店はココで作って […]

2005年11月15日095号 11月11日の時効

昨年の11月11日の事です。 マンション前に停めていた愛車のサイドミラーに駐車違反のビニール札がロックされていました。 「こんなところで!」…というショックもありましたが、 私が、もっとショックだったのは、これで【違反点数】が5点になってしまったからです。 もうこのあとは、何かの交通違反を一回でもしてしまったら免許停止(30日)になってしまうからです。 ようするに、免停のリーチがかかちゃったのです。 でもこの日から1年間、まったく無違反だったら【違反点数】の持点5が全て消されるのです。(^_^)

こうなったら、何が何でも安全運転の無事故・無違反でいくしかありません。 でも、気のせいかも知れませんが、最近やたら交通取締が厳しくなった気がするのです。 こんな事をいうとYUKIは… 「KENがボケて注意散漫になっただけで、そんな言い訳は見苦しい!」と一刀両断にされます。 でも、私は運転免許を取って40年近くになりますが、 これほど短い期間に違反点数をたくさん頂いた?事はないのです。

ゴールド免許制度が出来てかなりになりますが、私には縁の無い制度です。 何も開き直ったり、まして自慢してるわけではありませんが 私は年間3万数千キロ、一月約3000キロ近く走っているのです。 私より何倍も多く走行している、個人タクシーをしている友人はゴールド免許を自慢していますが タクシーの運転手が駐車違反で捕まる事はあまり考えられないのです。

私の違反の大部分は駐車違反です。 月3000キロ走ってますが、タクシーのように走るのが仕事ではないのです。 目的地に行ってのビジネスが目的で、その間どこかにクルマを駐車しなければなりません。 目的地に必ず駐車場があるとも限りません、無のが通常です。 そしてココだったらまず駐車違反は無いと思っているようなところでも 通報されたりして、キップを切られてしまうのです。

実は、違反点数が5点になったのはアッというまで1年にもならない期間だったのです。 実は、その1年前に7点で30日の免停免除の講習を受けていたのです(^_^;) ようするに、この数年の間に12点の軽微な違反が集中してしまったのです。

もちろん、これら全てが駐車違反ではありません。 ある時はクルマの後部座席にある地図帳をとるためシートベルトを外していたら 信号の無い大きなT字路で、警察官がシートベルトの一斉取締りをやっているのです。 慌ててシートベルトを占めなおして、前のクルマが止められているのを幸いに そこを素早く通り過ぎようとしたら、一時停止違反で捕まってしまったのです。 シートベルトなら減点1だったのに、一時停止違反で減点2を取られてしまいました。

また川崎の駅前の道路を間違えて一本手前の一方通行に入ってしまいました。 信号のところで目的の道路に出ようと右折したら,真後ろにパトカーがいて呼止められました。 右折禁止を曲がったというのです。 一通路は対向車が無いわけで、右折禁止は通常は考えられません。 そんな標識があったとは気が付かなかった私が悪いのでしょうが、 それをパトカーの真ん前でやってしまう自分の間の悪さに泣けてきました。 その後の助手席いたYUKIからの”ばじ雑言”にも、ただただ耐え忍ぶだけです。

YUKIは、それらは全て、私がボケてきたというのです。 私の取り締まりが厳しくなってきたという主張には耳も貸してもらえまん。 まーどっちにしても、 1年間も無違反でいる事は、大変であることをその時から実感していたのです。

ところが、先日の11月11日(金曜日)、無事この1年間、無違反で時効を迎えたのです! 人間なにごとも「成せば成る!」です(エッヘン) 最後の数ヶ月は結構神経を使いました。 少々駐車場が離れていても必ず入れるように心がけ、 どうしても路上駐車しなければならない時は、ケータイの番号を大きく書いた紙を クルマのダッシュボートの前に置いて、なるべく短時間で引き上げるようにしたり、 11月11日が来るのを指折り数えていたのです。

無事11月11日を経過したのですが、ココに来てちょっと不安が残っています。 それはYUKIから言われた「ほんとうに11月11日なのですか?」という事です。 その時の違反キップが見つからず、私の記憶だけなのです。 また深夜の高速道路を頻繁に使う私ですが、そのスピード違反を自動的取締りをする […]

2005年10月24日092号 越前クラゲ

今年の3月の北陸ツアーで本場の【越前ガニ】をゲットした話をしましたが、 【越前クラゲ】が今、異常繁殖しているそうです。

冷やし中華にクラゲが入っているとゴージャスな気分になりますし、 中華料理のコースで最初にクラゲの前菜が出てくると、 「さー食うぞ!」とハッピーな気分になります。 しかし、クラゲを腹いっぱい食べてみたいと思った事は、 私の長い人生の中でも1度もありません。

日本海を見た事が無いと言っていたYUKIですが、今年は今までに… 2回の北陸ツアーで越前海岸や能登半島、そして鳥取のイカ釣り船の漁火、 舞鶴訪問では天橋立、若狭湾と日本海を堪能してきました。 その美しくてのどかな日本海が【越前クラゲ】で覆い尽くされて漁業が出来なくなっているというのです。 なんだか他人事とも思えず、このニュースに注目してしまいます。 これが【越前ガニ】に覆い尽くされているなら、その駆除?に協力するという名目で 現地に駆けつけるのですが、【越前クラゲ】だと「漁師さんが気の毒だなー」と思うだけで 終わってしまいます、ごめんなさい。

【越前クラゲ】の繁殖はしばらくは続くようで、日本海側から太平洋側にもひろがり その数は5億匹にも及ぶと言われているようです。 地元では、その有効利用も色々考えてクラゲ入りのアイスクリームも開発されたそうですが そんなものが少々売れたからと言って、5億匹の大型クラゲ対策にはなりそうもありません。 だからと言って巨大投資をして、たとえばコラーゲンの抽出工場を作っても 大量繁殖はこの年だけならビジネスとしては厳しいかもしれません。 これが【電気クラゲ】なら原発に変わる発電所を!…なんてアイデアが一瞬閃いたのですが(^_^;)…

そもそも、どうして【越前クラゲ】がこんなにも異常繁殖してしまったのでしょうか? あるテレビ・ニュースで地元の漁師さんが 「クラゲが悪いのでなく、人間が悪いのだ…」と言っていたのが印象的でした。 魚が乱獲されて、プランクトンを食べる魚が減ったため、プランクトンがまず増殖して それを食べるクラゲが地球温暖化と中国の工業排水との関連で異常繁殖したというものです。 ようするに、中国の乱獲と工業排水にも問題があるということでした。 しかし、最近のニュースではもっぱら地球温暖化だけが取り上げられているようです。 これは小泉さんの靖国問題で中国に遠慮しているのかもしれませんね。

大きさ1メートルもあるという巨大クラゲが環境破壊の中で5億匹!そして繁殖を続けていると聞くと なんだかSF小説のようで、とても不気味に思えてきますが… 人間は環境破壊をしながら現在では、地球上に60億匹じゃなかった60億人もいるのです。 400万年の人類の歴史において、1万年前は1000万人、2000年前が3億人、200年前は9億人、 100年前は16億人、そしてこのたった100年で60億人ですから、クラゲ並の異常繁殖かもしれません。 5億匹のクラゲなんてペロッと食べてしまうことが出来るとんでもない生物です(^_^;)

私は時々、テレビの前でゴロッと横になってニュースを見ながら、うたた寝をするのですが… 私のそのすがたをYUKIは「トドみたい…」と言っていたのですが、 最近では「越前クラゲみたい…」と言われるようになりました。 なんだか【越前クラゲ】に愛着が出て来た、今日この頃です(^_^)

2005年09月19日087号 小野瑛子健在なり!

坂本さんの今月のセミナーのゲスト・スピーカーが私である事は83号でお伝えしました。 9月15日、そのセミナーも無事?終了し、何時もの餃子屋さんでの二次会はアルコールも入って 近くに席に座った者同士がそれぞれの会話で盛り上がったいます。

私の隣に座ってるYUKIの、そのまた隣に座っている坂本さんが、YUKIにそっと聞いています。 「今日のKENさんのトークどうでした?」 私は聞こえないふりをしながら、少し耳をそばだてると、やっぱり 「正直つまんなかったですね」とYUKIは答えているのです。(^_^;) もちろん、私は先月の新越さんのようにYUKIにその理由を追求するような恐ろしい事は決していたしません。 私は多分そう答えるであろうことは充分予想していたからです。

でもこの日、私はとても嬉しかった事があります。 私が敬愛する元祖FPとして名高い、小野瑛子さんに来て頂いたことです。 大病をされて大変心配していたのですが、この日の三次会のためにと 山形からわざわざ取り寄せた”鳥海ちゃ豆”を茹で、それに手作りの”煮付”まで持参して下さったのです。

私が【小野瑛子】の名前を初めて知ったのは今から20年ほど前の事で その頃の生命保険といえば、全部といってよいほど『定期付終身保険』の時代でした。 東京海上が生保を始めるのは96年からで、それまで私もF生命を扱っていましたが、 全社横並びでの『定期付終身保険』という商品に私は大変な疑問を持っていました。

私が不思議でならなかったのは誰ひとりとして、 この『定期付終身保険』に異議を唱えるマスコミや専門家がいないことでした。 私はF生命でも一本の『定期付終身保険』も販売せず変人扱いをされてたものです。

そんな中で『定期付終身保険』に噛み付いている女性の名前を発見したのです。 それが小野瑛子さんだったのです。 でも、しばらくして彼女の名前がバッタリとマスコミから消えてしまいました。

なぜ彼女がマスコミの世界から姿を消したか、それは… 漢字生保しかない時代に『定期付終身保険』を批判する事は保険業界そのものを敵にまわす事だったのです。 マスコミの大きな広告主である生保業界から睨まれてしまったら、保険評論家としての発言の場が 無くなってしまうという事だったのです。 しかし、外資系生保や損保系損保も保険業界参入し、漢字生保破綻などで、『定期付終身保険』の 問題点がやっと表面化し、小野瑛子の名前を再び見るようになったのです。

そんな彼女の復活に感動した私は、生命保険の熱い想いも込めたファンレターを お送りしたのがお付き合いの始まりでした。 6年ほどまえ小野さんはホームページを開設され、その掲示板や保険関連のフォーラムには 私も数多くのカキコミをさせて頂いていましたが、2年ほど前にHPを閉鎖されました。 その数年間は保険以外にも9.11や平和についてなど、数多くの議論に参加させて頂きました。 そして常に契約者や弱者の立場にたって権力に決しておもねる事のない凛とした姿勢に共感し また、その反面?とてもミーハーで、そそっかしい性格にも、たくさん触れることができて ますます、eikoファンになったしだいです。

広島でお生まれになった小野さんは6歳の時に原爆に被爆され、お父様とお姉様を亡くされ、 ハワイの二世だったお母様と小野さんは奇跡的に助かったそうです。 そのお母様の英文の手記を元に書いた『炎のメモワール』が小野さんのジャーナリストとしての出発点であり、 それが彼女のバックボーンにもしっかり根付いているようです。 その被爆経験が60年を経過して突然、牙を剥いたようです。 病名は被爆者が発症しやすいという甲状腺障害による「バセドウ病眼疾」 白血球が増殖して手術は危険だいう医師に、「私には命よりも視力が大切」と訴え 口の中を切開し目の奥の骨を削る、片目づづそれぞれが2,3時間かかる大手術されたのです。 いまもステロイドによる治療を続けておられ「おかげで、こんなに筋肉が付いちゃった!」と笑いながら 私に腕を触らせてくれるのです。

今、小野さんは、そのような病気と戦いながらも北朝鮮脱北者の支援を私財を投げ打ってまでされています。 その事が7月に週間誌の女性自身に小野さんの写真入りで掲載されました。 私は、それを拝見して、小野さんの凄さにまたもや感動しました。 小野瑛子は美人の誉れが高いヒトです(^_^) 私が居候していた彼女のホームページの表紙には、「いつ撮った写真じゃい?」と冷やかしたくなるような いつまでも美しいソフト・フォーカスの写真がありました。 そんな小野さんが、週刊誌に「バセドウ病眼疾」と大手術後の写真を堂々と?数枚も掲載されているのです。 でも、ほんとうに凄いのは、そんな事もオクビにもださず、以前とまったく変わらないという事です。

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2005年09月12日086号 「おまえはバカか!」

「おまえはバカか!」 私は受話器の向こう側にいる相手に対して暴言を吐いてしまいました。 相手はそんなことを言われたことも無い幸せな人生を歩んできたのでしょう。 「バカとは何ですか!」の声のトーンも変わります。 「そんな事も判らないからバカと言っているのだ!」と私の血圧もピークに達します(^_^;) そばにいるYUKIが私に 「もう止めて下さい!理解出来ない相手に何を言ってもムダですから!」と叫びます。

電話の相手はT社損害課・課長代理のA氏です。 事の起こりは、バイクの保険に加入されているNさんがバイクの転倒し打撲をされました。 その時は大した事はないと我慢して仕事をしていたのですが、どうにも我慢できず約一ヶ月後に 病院に行きました。 その通院で支払われる搭乗者保険の給付金請求を廻ってです。

バイクは転倒してケガをする事も多く、搭乗者のケガを保障する搭乗者保険の保険料は 乗用車の保険料と比べてかなり割高に設定されています。 それだけリスクが高いという事ですから、私は少々保険料が高くても、しっかり加入しおくことをお勧めしています。 20年の代理店活動の中ではバイクの単独事故によるケガの給付は何度もありました。

対物事故や人命に係わる事故なら通常警察に事故届けをだしますが、 単独事故でケガをした場合は、それを客観的に証明するもの 例えば、目撃者の証明や、状況が説明出来る写真やケガの詳細と云ったようなものが必要になります。

ところが今回、この事故の保険金請求で損害課に連絡したら担当のH嬢が 「まず警察に事故の届出を出すようNさんに伝えて下さい」というのです。 私は「ちょっとまってくださいよ、今まではそんなことはなかったですよ」と言ったのですが、 本来は事故があったら事故届けを出すのが当然…と取り付く島もないのです。

問題は警察に事故届けを出すとどうなるか?です。 今回の事故は、相手のモノを壊したり、自分のバイクの車両損害を請求するものではありません。 あくまで自分のケガを証明するものです。 この場合、警察にも確認したのですが【人身事故】としての届出になるのです。 【物損事故】なら単に交番でどこで何時どうしたと届ければすむ事ですが 【人身事故】は扱いがまったく違います、刑事事件として扱われ現場検証をして おまけに免許の点数が3点減点され、場合によっては罰金まで請求されます。 人にケガをさせたならともかく、自分がケガをして罰則を受けるのも変な話ですし たった1日の通院給付金を貰うために、そこまでする人がほんとうにいるでしょうか?

でも、損害課のH嬢は、過去ははどうあれ警察の事故届けがある事が給付金支払の条件で 免許書の減点や罰金なんて事は別の次元の問題で、保険会社としては関係ないというのです。

私はNさんにそのことを電話で伝えました。 Nさんはその数日後に警察に行きました、そこで… 「保険金の請求のために事故届けをしたいのだが、それをすれば免許の点数が3点減点され 罰金の可能性があるか言われたのですが、本当でしょうか?」と聞いたところ 「その通り!」と言われたけどどうすればいいのかと、Nさんは警察から私に電話してきたのです。

私はNさんに言いました「それでも事故届けを出しますか?」 「冗談でしょ!」というNさんに私は 「それでは、その警察の担当官の名前を確認して帰ってください」といいました。

私はこれらの経過も含め損害課と交渉した結果、 今回に関しては転倒したバイクの写真があれば 1日分の給付金をお支払いしましょうという事にはなったのです。

ところがNさんの通院日数は実際には3日間ありました。 損害課はあくまで「一日分なら出しましょう」と言ったまでで 3日分が欲しいなら、やっぱリ警察に届出をしろと、元の木阿弥です。

そもそも、相手もいないバイクの転倒でケガをした事を警察に届けたからと言って それが事実であったかと証明されるものではありません。 まして一ヶ月以上たっていて、警察は何を証明する事が出来るのでしょうか? それより客観的に示す写真や状況報告や通院した病院に確認する事の方が確かはずです。 その事を私は損害課のH嬢に詰め寄っても 「そういう決まりですから…」「そうなっているのですから…」「事故があったら事故届けが鉄則です…」 の繰り返しです。 しかし、このようことは事流れ主義は、今やお役所でも通用しない時代です。 […]

2005年09月05日085号 またまたホリエモン

またまたホリエモンです。 最初は読売のナベツネさん、次はフジテレビの日枝会長、 そして、こんどは衆院選に立候補して亀井さんとバトルです。 (私は人間的には亀井さんが大好きなのですが) ホリエモンの上手いところは、このような具体的な敵役を作ってマスコミを巻き込み 判りやすい対戦軸を作っていく事です。

この敵役の人たちは、きまって 「素人(しろうと)の若造に何が出来るか!」と、言ってしまいます。 でも玄人(くろうと)が行き詰った世界にホリエモンが登場するから面白いのです。

ホリエモンは私のお客様の中にも嫌いな人もいますし、今回は政治もからんで YUKIは別のテーマにしたらと言いますが、 【週間KEN】では、過去2回(1回目・2回目)取り上げており 、 いわばホリエモンはセミ・レギュラー(^_^)で、私の趣味ともなりつつある人物なので 今回もあえて書かせてもらいますm(_ _)m

ホリエモンは、自分の言葉で、自分の意思で、リスクをしょって、 彼なりのまったく新しい価値観で古い既得権の世界にチャレンジするから 応援したくなるのです。

売名行為だとか、会社の利益目的とかの批判もありますが ホリエモンが政界に入って、ライブドアだけの利益誘導をしたら問題ですが IT産業そのものを活性化し、その結果としてライブドアも利益を上げるなら問題ないどころか 日本経済にとっても大変良い事ではないでしょうか。

ホリエモンが社長業のかたわらで政治家になるなんてケシカランという批判もありますが これこそホリエモンが、いやITの世界が判っていない意見です。 大きな会社の社長業は情報を把握し決断を下すことです。 彼はどこにいようと何をしてようと、手持ちのノートPCで会社の状況を把握して 意思を伝えるシステムを構築しているのです。 政治家も似たような職業ですから彼なら政治家になったとしても、 それほど今と変わらないライフ・スタイルをとると私は思いますし、 またホリエモンにはそれを望みます。

衆院選は郵政民営化がテーマのようです。 「郵便局を無くすことは弱いものいじめで地方切捨てだ!」という反対意見があります。

私も弱い者いじめは大嫌いですし、これからは地方の時代だと思っています。 だからこそ、私はホリエモンのような人間が出てきて欲しいのです。

インターネットは【弱い者いじめ】ではなく【強い者いじめ】のメディアだと私は思っています。 私のような無名の個人でも、いろいろな情報を発信し戦う事も出来るのです。 インターネットが普及すれば地方格差もなくなります。 そうなれば生活費が安くて人間らしい生活が出来る地方がおのずと見直されるはずです。

消費税が将来上がることも【弱い者いじめ】と反対するのは当然かもしれませんが、 私はどうせなら消費税を20%や30%に上げてしまえばよいと思っているのです。 そうすれば、消費者は消費することをしなくなるでしょう。 出来るだけ自給自足をし、地域のコミニティを構築しお互い助け合いながら生活していくことです。 そうなれば地球環境にとっても、介護・年金問題が重くのしかかる高齢化社会にとっても 決して悪いことではないと思うのですが。

地方や弱者を守るために 郵政民営化反対、消費税反対、ホリエモン反対…と叫ばれますが 大きく価値観を変えた、発想の転換が必要な時代が来たと私は思っています。

反対にこれらを肯定することによって 主体性を持った地方の活性化や、 弱者としの個人でなく、自立した個人として、 個性的に生きていけると時代が来るのではと、私は思うのですが、 いかがでじょうか?

ちなみ私の誕生の地である上下は”ホリエモン対亀井さん”の選挙区 広島六区にある事が、こんどの選挙で初めて判りました(^_^)

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2005年08月29日084号 ドタキャン

「私は24時間、365日働いている」と言えば YUKIは「KENは24時間、365日遊んでいる」と言います。 ヒロコは「KENとYUKIは毎日毎日よく一緒にいられるよねエライよ!」と両親を尊敬?します。

見解の相違はいろいろありますが、我が家も3人で夏休みを取ろうという事になりました。 ところが具体的にどうするかとなると悩みます。 お金もないので、家でのんびり…と云っても、それでは普段とあまりかわりません(^_^;) クルマでどこか一泊旅行…と云っても、それも普段とあまりかわりません(^_^;) そんな時、YUKIの大学時代の友人から格安で大型客船による一泊二日の ワン・ナイトクルーズに行かないかとのお誘いがありました。 ”格安”にすぐ反応するYUKIは、友人からの誘いでもあり「行きましょうか?」と聞きますので 私は素直に「行きましょう」と答えました。 忙しいヒロコも25日(木)と26日(金)は休みを取って楽しみにしていたのです。

ところがその前日になって【明日のクルーズ中止】のドタキャン情報が飛び込んできました。 台風11号が接近の為と云う事です。 私は一生で最も高い買い物であるマンションを、バブルで最も高い時に、最も高い金利で 購入してしまった不運な男です。 そして、この夏、いくつのクルーズがあったかは知りませんが、よりによって、その日を狙って 台風が来てしまうという我が身の不運を嘆いてしまいました。

しかし、捨てる神あれば、拾う神ありです! 先週号でも一緒だった【保険選びネット】のバードさんから電話が入りました。 「大地一成さんと今日一緒に飲み会をやる事になっていたのですがドタキャンが 一人でちゃったので、来られませんか?」というものです。 保険評論家の大地さんとはネットを通して5年来のお付き合いで、数回はお逢いしているのですが じっくりと呑んだ事がありません。

2年ほど前に、大地さんのHPにお邪魔した時、調度ピッタリのアクセス200000件目でした。 その商品としてビール3本分は奢って頂けることになったのですが…それもそのままでした。

私は仕事を早く片付けてクルマを置いて小田急線で町田(大地さんの地元)の焼き鳥屋さん に向かいました。 大地さん、バードさん、そしてインターネットでの新しい保険戦略の会社を立ち上げた Nさんとは初対面でしたがすぐ打ち解け 先週に引き続き、大いに飲み、大いに語り…保険談義でもりあがりました。

さてお会計は4人で3万円でした。 したたかに酔った大地さんもサイフを出した時に、バードさんが言いました。 「アッ大地先生は今日は結構です、3人で払いますから…」と。 そういうわけで3人が1万円を出して、手回し良く、それぞれ領収書を貰いました。 まーそれでも思ったより安い予算で済んだのですが… 考えてみれば事情も知らず急遽参加したわけで、何で4人の割り勘じゃないのか判りません。

でも、その時に閃きました!ドタキャンがあったからと誘いの電話があった事を。 マージャンならともかく、焼き鳥屋で呑むのが4人から3人になったところで、 慌てて一人探すことも無いような気がしたからです。 でも…やっぱりそれは私の思い過ごしでしょう。 バードさんもNさんもとてもリッチな人で割り勘の負担減の為に、私をワザワザ呼び出すような ケチな人達ではありません。

どうも貧乏生活が長く続くと、いろいろくだらない事を邪推をしてしまう自分が悲しくなります。 でも、いつかは必ず、大地さんからビール3本分は奢ってもらうのだ!!

2005年08月22日083号 個人情報保護法

お客様との信頼関係でなりたっている保険代理店にとって【個人情報】は命のようなものです。 でも今年4月から施行された【個人情報保護法】というのが、どうもよく判らないのです。

たとえば、お客様が事故にあって現場から慌てて私のケータイに連絡してこられたとします… こんな時【個人情報保護法】施行後の対応は まず、相手が本人であるかを証券番号等で冷静に身元を確認して 「事故による情報は個人情報になり、私はお客様の個人情報を取得する事になりますが、 それでも、よろしいでしょうか?」と確認せよ、というのです。

そんな事を私がケータイで答えたら「おまえはバカか!」と云われてしまいます(^_^;) これでは通販の事故受付センターと同じで、代理店制度そのものを否定するようなものです。

私のような零細保険代理店が大切にもっている個人情報といのは、それほど多いものではありません。 今回の法律で対象になるのは5000件以上の個人情報を扱う業者なのです。 でも莫大な個人情報を持っている保険会社と提携している保険代理店もその対象になるというのです。 しかし保険会社の社員や、インターネット等やデーター処理の委託会社ならともかく 代理店が保険会社が保有する大量の個人情報など見る事すら出来ないシステムになっているのです。

それでも、施行前には全保険代理店に保険会社から山ほどの書類が渡され、書類に判子を押さされ、 保険会社指導のもと【個人情報取り扱いの声明文】まで作らされてしまいました。

自分の命が大切だから命を守るための約束や宣言をさせられたようで、 わかったようで、わからないようで、何だかヘンとしか言いようが無いのです。 命(代理店の)を他者(保険会社)にゆだねる事によって、 心無いものに悪用されたり盗まれたりする事の方が問題ではないでしょゆか。

そんな思いをしていたところ… 8月のアカラックス・セミナーのテーマは【あらためて個人情報保護法とは何か】 そして今回の講師は坂本さんではなく、アアラックスの総務部長の新越さんだと云うのです。

新越さんはいつも坂本さんのセミナーが始まる前にスチュワデスじゃなかった客室乗務員のように、 トイレはどこの、喫煙はどうの、自動販売機は…なんてどーでもいい、じゃなっかた人によっては重要な事を きっちりと説明する人で、この人がいないと坂本セミナーは始まらないのです。 優しそうで、もの静かで、育ちは良さそうで、ホンの少し怪しそう?な新越さんは… 坂本さんが国内生保にいる時から今日までずっと運命を共にし オフィスの中にレコード(CDではありません)セットをそろえてしまうというマニアックなヒトなのです。

話が飛びますが(^_^) 私は最近、クルマで午後4時頃になると始まる【水戸黄門】の再放送にハマっているのです。 クライマックスになるとワンパターンで、悪代官が家来に向って「斬れ!」と号令を出して スケさんやカクさん達に次から次に逆に斬られちゃうのですが、そんな号令を素直に聞く家来を持っている 悪代官って、とても人望がある素晴らしい人なのかも…なんておもっちゃうのです。 で…アカラックスの下川さんやマドンナの高橋さんや新越さんという素敵なスタッフを見ていると 坂本さんって、とても人望がある素晴らしい人なのかも…なんておもっちゃうのです。

話を戻します(^_^) その新越さんの初セミナーが終って、会費2000円の中華料理屋での二次会で 「YUKIさんから今回の私のセミナーの感想をお聞きしたいのですが」と新越さんが聞いたのです。 どうしてYUKIをわざわざ指名したのか判りませんが、 コノ人は絶対にお世辞が言えるヒトではないのです、案の定… 「新越さんが講演されるという事で期待していたのですが、つまらなかったです」と言ったのです。 新越さんはとてもショックだったようで、そのあと恒例アカラックスのオフィスでの 三次会でも、可愛そうなぐらいこだわってYUKIに質問をしているのです。

保険の情報誌のSさんは「個人情報をリスク管理の視点からとれえたのは目からウロコだった」 と絶賛しているのです。 私もセミナー・デビューとしたら新越さんらしい個性も出ていて及第点だと言っているのです。 誰もが誉めているのです。 だから聞いた相手がワルイだけなのです。(^_^;)

「だったら私に感想を求めないで下さい!」…とYUKIは言ってます。 もうこれは私もYUKIから日常茶飯事に言われている言葉なのです。(^_^;)

【保険選びネット】の管理人バードさんが私に囁きました。 「なるほどDr.KENのネットでの打たれ強さはYUKIさんに鍛えられているのだ…」 そうですYUKIがあって今日のワタシがあるのです!

午後2時30分にセミナーが始まって、夕刻から二次回、そして三次会とおおいに盛り上がりました。 […]