2009年03月23日270号 算数が弱い

私は数学が苦手です。
それは角倉家に伝統的な傾向かもしれません。
祖父は弁護士、
父の兄弟や従兄弟を見回してもマスコミやディラーや旅行業など誰ひとりとして
数学に強そうな人がいないのです。

小学校の頃までは算数が特別に出来なかったという記憶は無いのですが
中学の時に名古屋に転校したのがキッカケで?(^_^;)
数学がサッパリ判らなくなって今日まできてしまったのです。
でも日常生活や仕事で微分積分や三角関数など使うことはまずありませんから
62歳の今日まで困ったと事は1度もありません。

ただ細かい計算違いは日常茶飯事です。
保険代理店として義務付けられている”帳簿”のようなモノはとても苦手で
TN社のある支社長から「帳簿は人に任せて営業に専念して下さい」と言われたぐらいです。
数字がグチャグチャとならんで、ただ計算を強要されると「ああイヤだ、どうでもいい!」
という気持ちが先行し計算違いをしてしまうのです。(^_^;)
その代わり大きな数字の把握はけっこう得意だと自分では思ってるのです。

私が計算に弱い事を熟知しているTN社の事務担当の社員が算出してくれた数字を見て
「その数字はちょっとおかしいのではないですか?」と私が指摘したことがあります。
彼女は「何でアンタにそんなことを言われなくちゃいけないのよ!」と言いたそうな態度で
計算をしなおしに行きましたが、戻ってきた時の表情はまったく違っていました。
「角倉さんって意外に凄いのですね」って(^_^;)

ま~自慢話はここまでにして…
その角倉家の伝統を引き継いでヒロコもあまり数学は得意ではないようです。
”ではないようです”…というのはヒロコの数学が得意か不得意かさえも私には興味がなく
これまで知らなかったからです。

ヒロコは専門分野(映像)を深めるため米国の大学院に行く計画を以前から持っていました。
そのためには共通試験【GRE】で一定のレベルを取らなければならないのですが
難関は”数学”のようです。
現役の学生をトックノトウに卒業したYUKIに聞いても、また身近な専門の先生に聞いても
どうもダメなようでアセリも出てきたようです。
そんな時にヒロコは閃いたようです「そうだ!サカモッチに教えてもらおう!」と。

サカモッチとはこの週間KENでもお馴染みのアカラックスの坂本さんのことで
ヒロコはいつもそう呼んでいるのです。
なんせ東大の数学科を出て保険数理のアクチャリー界の重鎮でほんとうはスゴイ人なのです(^_^;)
ま~彼に聞けばなんだってオチャノコサイサイな事は私でも想像はつきますが
そんな坂本さんを一方的につかまえて遠慮なくオフィスに押し掛けるところも
我が家の伝統を引き継いでいるようです。

私とYUKIは所用を済ませ支社のある丸の内から神田のアカラックスのオフィスに着いた時には
いつもの丸いテーブルで勉強のさなかでした。
ヒロコは坂本さんの簡潔でツボを押さた説明に「なるほど!」と満足な様子
いたく感動し、YUKIも大きくうなずいていましたが私にはさっぱり判りません(^_^;)    

ひと段落して坂本さんが「じゃーメシを食いにいこう!」ということになり    
私にドコが良いと聞かれたので「あの肉団子の美味しい中華屋さんがいい」と
リクエストして家族でご馳走になってほろ酔い気分で帰宅しました。     

こんな図々しい我が家をいつも気持ちよく受け入れて頂ける
坂本さんをはじめアカラックスの皆さまには足を向けて寝ることは出来ませんm(_ _)m

P.S.
理系がいないと言うのが角倉家の伝統と書いてしまいましたが…
ヒロコも自分のブログに今回のことを書いていて
そのコメント欄にヒロコのイトコの俊介(私の妹の長男)からメッセージが入ってきたのを
ヒロコが読んでくれたのですが私はハッとしました。
俊介は慶応理系卒で今はカリフォルニアの大学院で研究員をやっている
バリバリの理系人間でありました。
算数が弱いのは私の個人的問題かもしれません、多分(^_^;)

2009年03月16日268号 新越さんのセミナー

基本的には毎月1回あると認識しているアカラックスのセミナーですが
なんだか久しぶりに出かけました。
最後に行ったのは何時だったかとしらべたら昨年の10月30日の白根さんのセミナーでした。
昨年最後の野上さんのセミナーは私はとても楽しみにしていたのですが
ドジなことに日にちを1日間違えて見事すっぽかしてしまいました。
1月2月はアカラックスさんが忙しかったのか?セミナーが無かったので久々ということになるわけです。
…と言ってもアカラックスさんには忘年会や社員研修旅行?その他ちょくちょく
妻共々お伺いさせて頂だいていますので、あくまでアカラックスのセミナーが久しぶりであって
アカラックスはまったく久しぶりではないのです(^_^:)

そして今年初めてのアカラック・セミナーの講師を務めるのが、アカラックス部長の新越さんという
まったく緊張感の無いイヤ…アット・ホームな感じです。
実は3年半ほど前に新越さんが【個人情報保護法】についてのセミナーをやって
その二次回で新越さんがYUKIにセミナーの感想を訊ねて
「つまらなかったです!」の一言に、新越さんをとても傷つけてしまったことがあったのです。
その名誉挽回もあった今回ですが、YUKIは確定申告や事務処理で超多忙のためセミナーは欠席、
その代わりヒロコが始めて参加しました。

と言っても、保険とはまったく関係の無い仕事をしているヒロコが
【ソルベンシーマージン比率をどうみたら良いか】なんて(^_^;)
私でもアタマが痛くなりそうなテーマを聞きくためではなく講演の模様を撮影するためです。
と言ってもアカラックスから頼まれたわけでなく勝手に撮るのです。
実は私が持っているアカラックス・セミナーを録画したDVDを、一応その道のプロでもあるヒロコは
何度か見ていて”出来の悪さ”に「私が撮影したい」と以前から言っていたのです(^_^;)
その撮影を担当しているのが新越さんで…どうも我が家の女性軍は新越さんにキビイのです(^_^;)
でも新越さんのプライドもかんがみ、そのままになっていたのですが、
その新越さんを撮影することになる今回がチャンスでは?…となったのです。
もちろんこの日も正式カメラマンとして新越さんの代わりに中田さんが最後部から撮影していたのですが
ヒロコは勝手に前方で小さなビデオカメラで撮っていました。   

今回の新越さんのセミナーはYUKIが出席していたら何と言ったかは判りませんが(^_^;)
新越さんらしく淡々としたペースで、しかも突然名指し聴衆に質問したりして素晴らしいものでした。
母校の大学で週3回『映像編集』の講師もしているヒロコも、
内容は難しくてよく判らなかったがとても勉強になったと喜んでいました。
実は内容が難しくてよく判らなかったのは私も同じです(^_^;)
【ソルベンシーマージン比率】は保険会社の支払余力を示す指標で、
この指標が200%を下回ると金融庁からなんらかの処置を受けるとされているものですが
これまで多くの生保会社が破綻してきましたがいずれも500%以上あったのです。

いろいろな保険会社のソルベンシーマージン比率の分析する事で見えてくるモノが
あるかもしれませんが、
お客様にとってどうなんか?が大切なことだとで保険代理店にとって
またアタマの悪い私にはどうでもいいようにも思えるのですが,分野によっては大切なことなのでしょう。
でもいろいろなことを知り、保険業界のいろいろな方たちとも出会えることはとても楽しいことです。

編集前ビデオのYouTube

2次会では   
最近プライベートな悩みに落ち込んでいるヒロコは(アカラックスの)下川さんと
いろいろ話すことが出来て、ほんとうに私の事を判ってくれる素敵なヒトと感激を新たにし、
アカラックス・オフィスでのいつもの三次会でやっとYUKIとも合流し      
楽しいひと時を過ごさせて頂きました。     

2009年03月09日267号 トニーの1分間ビデオ

ヒロコの大学時代からの友人で
わたしたちも親しくしているトニーとそのファミリーの事は昨年の【243号】で触れましたが、
そのトニーはヒロコにビデオ作成の依頼をしてきました。

オーストラリアのクイーンズランド州の観光公社がグレートバリアリーフの島々の魅力を
世界中に伝えるためのレポーターを公募しているというのです。
期間は6ヶ月間。
現地の素晴らしい戸建の住居が提供され、ブログやホームページを駆使して自らの体験をリポートして
報酬は15万オーストラリア$(約1000万円)だそうです。

その選考方法が自分をアピールする1分間のビデオを作成し
それをネット上に公開して一般の投票で上位を占めてたものを選び出し…
といったような順番で審査されていくようです。

すなわちトニーはそれに応募するため
そのビデオをヒロコに作製して欲しいというのです。

そして出来上がったビデオがコレです(^_^;)

最後のワンカットに子どもたちを一斉出してジャンプしてトニーに声援を送る!…
というのが私のアイデアでした。
しかし実際の撮影では最初から子どもたちが、いつものようにガヤガヤととりまき
このような作品になったようです。

でも、このビデオの画面からも判るように
トニーの家は昨年の9月にお知らせした時から今だ完成に至っておらず
冷蔵庫・洗濯機を初めとする多くの家財を外の出している状況なのです。
もし選ばれたとしてもトニーひとりで6ヶ月も家をあけることになるのです。
残された家族の住宅はいつ完成するのでしょうか(^_^;)
(家族は自費を払って一緒に行けばいいじゃないかとトニーは考えているようですが)
ものごとを深く考えず何でも楽しいことに挑戦するのがトニーの良いところでもあるのですが。

ところで今回の週間KENでトニーのビデオを紹介したのは
ひとりでも多くの人にネットを通して投票をしてもらおうと思ったからです。
投票方法の詳細をここに書く必要があるのでヒロコに聞きました。
パソコンの画面を見ながらヒロコは
「あら、もう一次審査のベスト50の投票が終ってソレにも選ばれなかったみたい…」

いたって無責任なムスメの発言に私はムッとしてしまいました。
ま~トニー家の安泰のためにはよかったのかもしれませんがね(^_^;)

2009年03月02日266号 本田医師の朝生出演

26日(木)
私が毎月参加している【日本の医療を守る市民の会】のセミナーがありました。
今月の講師は栗橋病院副院長の本田宏医師で、
翌日の
【朝まで生テレビ】『激論!ど~する医療崩壊』に出るということで盛り上がりました。

ま~盛り上がったと言ってもセミナーの2次会の居酒屋で私が
「朝生は先生を売り出すチャンスだから今日の講演のように面白いキャラクターを
前面に出してどんどん行くとブレークするかもしれない!」…と煽ったのです。
でも本田医師は「いやーココでヘンな医者だと思われると…」と慎重でしたが
とてもアツイ医師で初対面の私も大変楽しいひと時を過ごすことが出来ました。 
アカラックスのセミナーで「5分に1度は笑わせる!」と豪語して
まったく笑いが取れずスベッタ講師がいましたが(^_^;)
本田医師のセミナーは笑いが絶えませんでした。  
しかし内容はとても厳しく笑っていられるようなものではありません。
だからこそ本田医師は面白く判りやすく伝えなければと思ったようです。
重要で厳しい意見を言う時には決まって急に赤ちゃん言葉になったりするのです。
そして「これはスリランカ(セイロン)でちょ」と…(^_^;)

ボードに映し出されるプレゼンテーションも大変な力作です。
普通は簡単なグラフと文字が表示されるぐらいですが、
そこから写真やイラストが”吹き出し”で出てきたりするのです。
それは苦労して集めて資料を誰にも判りやすいように伝えようとする思いからです。
これを作り上げるのに3年!まだまだ工夫を続けていくそうです。   

超多忙な勤務医をこなしながら、このプレゼン資料と笑いを武器に全国を飛び回り、
”日本の医師不足の現実”を訴えているのです。
朝生は番組中に視聴者からの意見も受け付けていていますが、
そこにメッセージをどんどん送って欲しいとの本田医師からの要請もありました。

朝生本番での本田医師、なかなかのものでした。  
多分、番組のプロデューサーも司会の田原総一朗も
本田氏が3年もついやして作成したという判りやすいプレゼン資料を見ているのでしょう。
番組の冒頭から田原はまず本田医師に問題点を提議させ、
またポイント・ポイントで本田医師の意見を聞くような形で番組が進行します。
ただ私としたら、前日のセミナーのようにユーモアを入れてほしかったのですが
出たのは「あたり前田のクラッカー」ぐらいで若い人には判らなかったでしょう。
国会議員と激昂する場面がありましたが、そこも福島訛りで穏やかに「バ・カ・チ・ン」とぐらい
暴言?を吐いて欲しかったと思ったのは、ま~私だけでしょう(^_^;)

このようなテーマで限られた時間の議論をすると、
どうしても”お金”の問題になっていきますが、
もうそれでは解決出来ない時代になったのではないでしょうか?
”お金中心”から”人間中心”に考えを代えるだけで、多くの事が解決すると思うのですが
そうはいかないようです。
そこのところはブログの方でも書いてみました。

朝生への番組のメッセージとして、
こんなものを投稿しましたがこれでも長すぎたようで(^_^;)
それに私がどうしても入れたかった”保険の現場”は余分だったようでボツになりました。(^_^;)

2009年02月23日266号 毎週土曜は農業に

実は今月の7日(土曜日)から
毎週土曜日、朝の9時から昼過ぎまでYUKIと一緒に野菜作りをしています。
この21日(土曜日)も14日に続いて3回目の参加でした。

場所は東大和、そうエノちゃんの地元で、
【週間KEN262号】でも紹介した自然農法研究会の農場です。
これを紹介した数週間前は、
ことの成り行き上、エノちゃんのためにも何回かは顔を出さなくてはならなかかな、
とは思っていたのですがココまで入り込むとは思っていませんでした。

予想を裏切ったとはYUKIの行動でした(^_^;)
朝まるで弱くて土日は昼近くまで寝ているYUKIが、なんと7時前に起きて行くというのです。
それも初日(7日)で懲りるかと思っていたら…
次回のために作業用の長靴を買いにいったり、気合が入っているのです(^_^;)

3回目のこの日も、朝7時にクルマで家を出ました。
東大和はウチから30キロほどですが、けっこう渋滞があったりして1時間ちょっとは
見ておかなければなりません。
もちろんスムーズにいけば40分ほど余ります。
東大和のガストでゆっくりと朝食とコヒーの時間を過ごすも楽しみのひとつです。

この日は先週ちかくの楢(なら)と橡(くぬぎ)の雑木林から集めてた落ち葉の山に    
糠(ぬか)水とブレンドして、堆肥を作るといういう大作業です(^_^;)
これを6回から7回ほどやって豊かな土になっていくわけですが、
その第一回の作業なので、落ち葉のカサが相当なもので人海戦術がモノをいい
思ってよりもはかどりました。

また7日に5本の畝(うね)をつくったままで終了した畑に  
大根・人参・小かぶ・小松菜・ほうれん草の種を植えて
ビニール・カバーをかぶせるまでの作業をしました。
5月~6月には収穫が出来るようで楽しみです。

農作業の合間の仲間との団欒もたいせつなひと時です。
今回からマイ・カップとマイ箸を持っていきましたが
今回はマイ箸の出番はありませんでした(^_^;)
これに子ども達が参加するようになったらもっともっと楽しくなるのではないでしょうか。

帰りにはエノちゃんの店によって
手を洗って、ケーキとコーヒーをご馳走になって、
エノちゃんのアツイ議論を聞いて帰るのも、定番になりそうです(^_^;)

2009年02月16日265号 叔父の葬儀

『陽一郎にいちゃん』と呼んでいた私の叔父の陽一郎が11日に亡くなりました。
77歳の誕生日を迎えて4日後です。
誕生日まではとうてい持たないと言われていました。

ちょうど2ヶ月前の12月11日に那須塩原までお見舞いに行った時の模様は
週間KENで書きましたが、
実はこの時点で医師からは「生きているのが不思議」と言われていたのです。
それでも叔父は頑固なまでに入院を拒否して普通の生活を通そうとしました。
入院をしてからも意識は通常で医師や家族に退院をもとめ続けました。

もちろん叔父は病気の現況は判っていました。
叔父は頑強な人でしたが交通事故での輸血が元で肝炎になって
定期的な治療を続けていましたが、
肝臓癌になっていることを医師が気付いた時は手の施しようが無かったようです。
でも、そんなそぶりは最期まで見せまいと覚悟をしていたようです。

葬儀は親族のみというのも叔父の意思だったようです。
出席したのは喪主の佳子叔母と長女と次女のファミリー4名づつの9名、
それに陽一郎の妹(私の叔母)2名、
その叔母たちと一緒に叔父の見舞いに何度か行っている私の妹の由美子が
私の母(陽一郎の姉)の名代として…。
ま~叔父からみて完全な親族というのなら、甥の私は圏外になるわけですが(^_^;)
甥・姪の代表として私が辛うじて選ばれたようです。
したがって私はYUKIをおいてひとりで那須塩原の葬儀場に向かいました。  

どこでも遠慮なく写真を撮る私ですが、
「おにいちゃんの顔は撮らないでね、あまりにも変わり果ててるから…」
棺に花を添えるとき、小さな声で京子叔母から言われました。

実は亡くなる10日ほど前、
YUKIと一緒に那須の病院までお見舞いに行っているのです。
由美子からは意識はハッキリしていて見舞いにいったら喜ぶと言われていたのですが
その時は、点滴をしたまま痩せ細った凄い形相で眠っていて、声もかけられず
写真も撮れず(点滴の写真を撮るのが精一杯)とても落ち込んで帰りました。
でも後で聞いたのですが、
そんな状態でも声をかければ目をさまし普通?に対応していたというのです。

棺の中の叔父の顔は、その時よりさらに痩せ細りミイラのようでしたが
病院で見た表情より、ずっと美しく私には見えました。

火葬場の待合室で  
喪主の佳子叔母から会食(精進落とし)の前の”献杯”の音頭を頼まれました。

火葬場からに戻って会食は、とうぜん総勢13名の、ひっそりとしたものでした。  
こんなところまで窮屈な式場の司会者はいらないのでと思いました(^_^;)
ムードメイカーの私としては、ここは明るく”献杯”の音頭を取らせてもらおと思っていたのですが、
司会者が「皆様、テーブルにある杯を持って起立して、遺影に向かって下さい!」
私も含め13名が遺影に近づき、遺影に杯をむける体制になりました。
司会者はそこで…私がまず最初に声をかけ、後に続くよう言いました。
ようするに私は「献杯!」とヒトコト言ってオシマイになりました(^_^;)

叔父の棺に花を添えた時には誰もが涙しましたが  
火葬場で遺骨を拾う時は不思議な事に誰も涙しませんでした。 
そこに叔父の気配を感じなかったからではないでしょうか?
棺の中の叔父の表情が私には美しく思えたのは…
肉体に宿る命の炎を完全燃焼させたように見えたからです。
叔父は肉体という大きな重石から解き放され
自由に羽ばたき、大切な大切な家族を見守っているように思えました。

2009年02月09日264号 たまには保険のハナシ(^_^;)

【週間KEN】には保険の事は基本的に書かないようにしています。
でも、このホームページは保険代理店ロコハウスとしてのものですから、
”保険の事は基本的に書かない”…というのはチョットへんなのです。
でも保険のことばかり書いていると、誰も見てくれなくなるのでは…心配して(^_^;)
スタートしたのがこの【週間KEN】です。

では、このホームページに保険ことばかり書いているかと言えば
ここ2年以上ほとんど書いていません。
どうしてか?というと…
保険代理店のホームページに保険代理店が保険の事を書くには
保険会社から、そのつど認可番号を受けなくてはならないそうだからです。
私は、このホームページを開設した時は、そのようなウワサ?は聞いていましたが
”冗談”だと思っていました。
そんな事も気にせず、保険に関することを自由に書いていたら、
2005年5月、このホームページの閉鎖騒動が勃発しました。

この騒動はアカラックスの坂本さんの協力もあって
大きな内容変更もなく認可番号を取得して再会することが出来ました。
しかし、何か新しい保険商品の解説や案内を出すために募集文書として
保険会社に申請を出して認可番号を貰うのはたいへんな時間と労力がいります。

まったく時代遅れの、とんでもない制度だと私は思っているのですが
無視する事は出来ません。
そこで2006年9月からブログ『Dr.KENのゆったりECOな保険ライフ』をスタートし
そこで保険に関することを書くことにしました。
保険会社が毎日(私の場合は週3回ですが)書くブログまでチェックするのは不可能でしょう。
ブログは人気ブログ・ランキング保険分野でベスト10内を維持して好評ですが…
見るのは同業者ばかりで保険契約にはほとんど結び着ません(^_^;)

独特の視点からキッチリと分かりやすく保険紹介をするコンテンツを
保険会社の認可を取って載せようと思っているのですが…
毎週連載の週間KENと週3回のブログに追われて(楽しんで)
なかなか進まないのが現状です。

さて保険の事は原則として書かない【週間KEN】で、なぜ保険のハナシをするかと言えば
ホームページに正式に保険のことを書くには保険会社の認証が必要で…
ブログに書いても読むのは同業者ばかりで(^_^;)
今回ご案内したいのは、3月いっぱいで売り止めになる保険で
この週間KENが緊急に一般の方々にお知らせすには一番良いと思ったからです。

売り止めになるのは、東京海上あんしん生命の人気商品『長割り終身』の
『一部一時払い制度』(頭金制度)と最低保険金額100万円が200万円に引き揚げられること。
それに、お客様には直接関係の無いことですが、
保険料払い込み期間20年未満は代理店の成績カウントが半分になってしまうことです。
これだけでは、何の事だかチンプンカンプンだと思います。(^_^;)

私は常日頃から保険商品に関して言っていることがあります。
●新しく売り出される商品はお客様にとっては原則としてロクでもない。
●お客様にとって良い商品は、ほとんど”売り止め”になる。
これは私が20余年保険商品を扱ってきた経験から得た実感です。

難しいハナシは置いとくとして、
以下の年齢表からご自身の年齢をクリックして
3月いっぱいで廃止になる保険料と解約返戻金のシュミレーションを
ジックリとご覧頂き、なんでも質問があれば是非メールを下さい。

20歳 男性 女性 30歳 男性 女性 40歳 男性 女性 50歳 男性 女性 60歳 男性 女性
21歳 男性 女性 31歳 男性 女性 41歳 男性 女性 51歳 男性 女性 61歳 男性 女性
22歳 男性 女性 32歳 男性 女性 42歳 男性 女性 52歳 男性 女性 62歳 男性 女性
23歳 男性 女性 33歳 男性 女性 43歳 男性 女性 53歳 男性 女性 63歳 男性 女性
24歳 男性 女性 34歳 男性 女性 44歳 男性 女性 54歳 男性 女性 64歳 男性 女性
25歳 男性 女性 35歳 男性 女性 45歳 男性 女性 55歳 男性 女性 65歳 男性 女性
26歳 男性 女性 36歳 男性 女性 46歳 男性 女性 56歳 男性 女性
27歳 男性 女性 37歳 男性 女性 47歳 男性 女性 57歳 男性 女性
28歳 男性 女性 38歳 男性 女性 48歳 男性 女性 58歳 男性 女性
29歳 男性 女性 39歳 男性 女性 49歳 男性 女性 59歳 男性 女性

『保険と貯蓄は別』…とよく言われますが、いかがでしょうか?(^_^;)

我われはお客様に、このような情報をお知らせする義務があります。
なぜならば3月以降に既存のお客様から保険のご相談があって売り止めになっていたら
どうして、教えてくれなかったと叱られるかもしれません。

また商売気の無い私がココにあえて書いたには
実は理由があります。
代理店の諸々の成績は3月末で締め切られます。
今年度の生保の成績はここ数年では最低のものでした(^_^;)
ま~こういったご時世ですし、自然体の私はジタバタしていないのですが、
あんしん生命の担当者からとても理不尽な事を言われてビックリし怒りました。
3月末までに一定の基準に達しなれば、あんしん生命とのオンライン・システムを
停止するというのです。
こんなものを、その年の売り上げだけで決めるとは、とんでもないハナシです。
ある程度の成績を継続していれば保有契約も増えて、
メンテナンスでのオンライン使用も比例して増えていくのに、何を考えているのでしょうか(`m´#)

ま~そんな意味もあって3月売り止めの、この商品で少しは意地を通せれば…
なんて思ってもいるのです(^_^;)

2009年02月02日263号 母の近況

昨年の暮れから、
私の母はまた横浜市青葉区にある介護施設『青葉の丘』にいます。
ちょうど1年前にも4ヶ月ほどお世話になっていたところです。

母の面倒を見てくれている妹の由美子宅が家の改築するのと
二児を抱えて福島で医大生をやっている次女マキの期末テスト中の
家事・子育ての応援要請などもあったようで、
またしばらく母を『青葉の丘』に預けることになったのです。

したがって、しばらくは私とYUKIで『青葉の丘』に週2回~3回は
洗濯物の交換や母の様子をみにいくことになっています。

29日(金)『青葉の丘』での母の介護状況を医師・介護士・管理栄養士や
リハビリ担当などから家族に報告を受ける日でした。
由美子も行けたらと電話すると、翌日からは福島に10日間ほど行く予定で
ちょうどその日に母の様子を見にいこうと思っていたようで
ヒロコも含め4人で行くことになりました。

午後2時までに必ず来て欲しいということでしたので
その前に4人でファミレスで昼食をとることにしました。
ちゅどランチタイムで混んでいて喫煙席しかないとのことでしたが、
まだ時間もあるので待つことにしましたが空くのは喫煙席ばかりで
禁煙席の客は食事が終わった後もゆっくりとしていて30分以上まってもビクとも動きません。
こうなったら喫煙席でも…と言おうとしたらやっと席が空きました。
2時まではまだ50分あり、クルマで10分で行けるので40分あれば食事はできる
と思っていたのですが、今度はオーダーした食事がやってきません。
待つこと30分! 10分間で食事を済ませ、飛び出そうとしたら
レジの先客が会計に手間取って5分ほどかかってしまい…
結局5分の遅刻!
医師を初め6名のスタッフがジッと座ってまっている部屋
4人で頭を下げて飛び込みました(^_^;) 

それぞれの担当から母の現況報告を聞き
こちらの要望なども聞いて頂き30分ほどで終了し母のところに。

由美子宅にいるときは入れ歯をはずす事はなかったのが
施設では危険防止や管理のため就寝中など入れ歯の出し入れをするため
母は入れ歯に違和感を持つようになったのか、自分からはずすようになってしまい
入れ歯なしの状態になってしまいました。
そのため、なんだか人相も情けなくなって
おしゃべりのカツ舌もかなり衰え、かなり老け込んだようです(もともと老け込んでいますが(^_^;)

でも、持ち前の明るさは、まったく衰えず     
癒すつもりの私たちを大いに癒してもらいました。      

帰り際、介護施設『青葉の丘』の職員から
「お願いがあるのですが…」と呼び止められました。
私の母をモデル・ケースに平成21年度の研究テーマとさせて頂けないかというものでした。
演題は『生活リズムを取り戻せ』
認知症と失明で要介護5の母は昼夜の区別がつかなくなり
施設でも苦労をしており、だったらプロジェクトを立ち上げようというのかもしれません(^_^;)
どちらにしても母にとって悪いことではありません。
また母は要介護5といっても性格は穏やかで、声を荒げたりもせず、
いつも冗談をいったりで研究対象としては扱いやすい生態です。(^_^;)
職員は「個人名は極力伏せプライバシーは守らせて頂きますから」
と遠慮がちに言うのですが、私は…
「いやどんどん写真や名前を出して頂だいてけっこうですよ、
母もそんな事を気にする人じゃありませんし、そのほうが喜ぶかもしれません」と
言っておきました。
なんでもオープンでノってしまうのが角倉家の伝統ですから(^_^;)

2009年01月26日262号 エノちゃんとの飲み会

エノちゃんはお酒を飲みません。
お酒がなくても、たくさんしゃべって東大和(東京都)では
ほんのちょっと有名なお菓子屋さんにはなったのですが、
まだまだエノちゃんの思いは通じていないようです。
エノちゃんが思っていることは簡単にいってしまえば東大和の町おこし。
特に人と人との繋がりが希薄な今日の社会をとても憂いて
昨年の3月には東大和の公民館でエノちゃんが発起人となってシンポジュームを
開いたぐらいの情熱家です。

私とはエノちゃんは、いつもホンネでヅケヅケと言い合うのですが…
東大和のキーマンたちとのホンネが今もってよく判らないと嘆くのです。
「エノちゃんはお酒を飲まないからなー」
私が何気なく言ったのがエノちゃんの心に刺さったようで
「だったら今度飲み会があったら,誘うから一緒に行ってよ」と私に言いました。

25日(日)エノちゃんに誘われて東大和での飲み会に行くことになりました。
11時までに東大和に来てほしいというのです。
なぜ飲み会がそんなに早い時間からあるのかよく判りませんし、どのような集会なのか
一応エノちゃんは説明してくれたのですが、なんだかごちゃごちゃして(^_^;)
ま~東大和のおおざっぱなアウトラインは私も分かっているので気軽に出かけることにしました。

飲み会にいくわけですから、いつものようにクルマで行くわけにはいきません。
東大和には何十回、いやもうそれ以上行っていますが、電車で行ったことは1度もありません。
南武線で立川まで行ってモノレール桜街道で下車、そこからエノちゃんのクルマで
会場に向かいました。

私はエノちゃんのクルマの中で
「11時から飲むって早すぎない?それに何時まで飲むの?」
「そもそも今日は何の為の飲み会なの?」…と再度聞いても
私も面識のある自然農法の内野さんの研究会の集まりというだけで
エノちゃんも詳しくは判らないようです。
あくまでエノちゃんの目的は私を”酒の場”に連れ出して
ホンネを探ろうというもののようです(^_^;)

会場は和食【ななかまど】と言う居酒屋風店舗で、
「おいおい午前中から宴会かよ」と
立川駅で食べたばかりの立ち食いソバを後悔しながら店員に奥へ案内されると
なんとカラオケの個室が並んでいます。
「おいおい午前中からカラオケかよ」と
部屋のドアを開けると20名近い人たちが集まって、なにやら会合のようなものが
始まっていました。
テーブルの上には一応、ビールやお刺身やオードブルがならんでいて
ま~なんとなく納得がいく雰囲気です。

会は内野さんが主催する『自然農法研究会の新年会』というのが
正式な名称であることがココで始めてわかりました。
途中から入ったエノちゃんと私は黙って会の進行を見守るしかありません。
私はいつものようにデジカメを撮ったりして時間を過ごしました。

会場がひと段落した時に、ひとりの女性から声をかけられました。
「さきほどから写真を撮られていますが、どうされるのですか?」と冷たく言われました(^_^;)
そこで、遅ればせながら自己紹介などさせて頂き、
ビールや料理もつまみながら、やっと落ち着かせてもらい、いろいろと談笑することが出来ました。    
一応場も和み、ひとりひとりに私の名刺を渡して挨拶をしていると
ちょうど最後の一人を残して、面識のある女性市会議員のKさんが
私に名刺を配るのは「ココでストップ!」と必死で止めるのです(^_^;)
残っているのは内野さんをサポートしている副会長?の男性ひとりだけなのですが、
挨拶もさせようとしないのです。

ま~まだまだカラオケもあるようだし慌てることも無いと思っていたら
会場は1時までとなっているので、これでお開きという事になってしまったのです。   

新年会に参加したわけですから
「会計はおいくらでしょうか?」と訊ねると非会員は3500円ということでした(^_^;)
なんとなく消化不良で終った”飲み会”でしたが
そのあとエノちゃんのクルマで自然農法研究会の農場へ。
高台の農場からは富士山も見えて素晴らしいところです。    
今年も2月7日から毎週土曜日9時から農作業が開始されるようですが
私も時間があれば参加しようと思っているので、そのレポートもする予定です。

エノちゃんの店に戻って、
結局いつものようにエノちゃんと私の二人だけのホンネ・トークがえんえんと続いて、     
家路についたのは暗くなってからでした。

P.S.
夜遅くエノちゃんから電話がありました。
エノちゃんがKさんに何で私の名刺配りを止めたのか聞いたそうです。
私が初対面の方達ひとりひとりに挨拶をしているのを見てた副会長?が
「こんなところで名刺を配るなんてケシカラン」と言っていたのをKさんが聞いて
私に気を使って制止したということのようです。
エノちゃんはKさんに
「そんな余計なことをしたらダメだよ、あのひとにはそういう人こそ挨拶させなきゃ」
と言ったそうです(^_^;)
どうも保険屋というだけで色眼鏡で見られるようですが…
100回は訪問した東大和で保険契約はエノちゃんちの軽自動車一本だけという
情けない代理店なのです(^_^;)

2009年01月19日261号 アカラックス一泊研修会

昨年暮れのアカラックスの忘年会の時に坂本さんから
「1月の16日(金)と17日(土)は開いている?」と聞かれました。
また6月と同じ湯河原に行くから」と誘われたのです。
もちろん断る理由などひとつもありません(^_^;)

当日一週間前にアカラックスからメールが届きました。
※タイトル…アカラックス研修会のご案内
※開催日…16日(金)~17日(土)
※場所…湯河原「花咲」
※講師…石井秀樹さん(インスプレス)
※スケジュール   16日: 午後5時までにアカラックス本社集合

                そこからJR東京駅に移動し、JR東海道線で湯河原駅まで
                駅から宿泊場所までタクシーに分乗
                宿で食事後、研修
17日:  朝食後、それぞれ帰宅

※費用       旅費・宿泊費: アカラックスで負担
 ※講師料     お支払い致しません
 以上、ご意見ご質問等がありましたらご連絡下さい。

今回もアカラックスの社員旅行と思っていたら研修会とは知りませんでした(^_^;)
でも講師が前回の社員旅行も参加し宿の紹介者でもある仲間の石井さんですから
坂本さんのジョークだと思っていました。

さて当日の16日(土)
昨年6月の社員旅行と同じように神田のアカックスを16時30分に出発
東京発17時の東海道線に乗って
湯河原からタクシーで「花咲」へ到着
全員で美味しい食事と お酒を堪能し、ここまでは昨年の6月とまったく同じです。
この後は部屋に戻っての2次会…いやスケジュールによれば
石井さんが講師でセミナーをやるという事になっているので
「メモと筆記用具を用意しなきゃ」と皆で冗談をいいながら階段を上りました。

テーブルにはお酒やツマミが並べられているものの
講演のレジメらしきものもシッカリおかれていて、笑ってしまいましたが、
石井さんはけっこう真面目な雰囲気で、ダンダンに気合が入っていくので
なんだか本格的セミナーになってきました。
今回初参加のアイリオ生命社長の米田さんも必死でメモを取っています(^_^;)
YUKIのチョットつらそうなところもあるいうですが…
石井さんの熱弁が続きます。   
でも下川さんまで(^_^;)
そんなことで動揺するような石井さんではありません。  
お酒で喉を潤して  
更なるチャージで満開です。   
あまりものパワーにYUKIはただ呆然とするだけです。
それでも石井さんのいきおいは留まるところをしりません。   
そのうちに真面目にメモをとっていた米田さんもダウン
石井さんの講演もピークに達し
無事?終了することが出来ました。   

翌朝は朝風呂に入って
とても良い天気で日の出を見て
美味しい朝食を食べて、ビールも飲んで
全員で記念写真も撮って、とても有意義な研修旅行でした。

お詫び…
石井さんの写真をデジカメで百枚以上撮ったのですが、面白い写真がたくさんあったので
勝手に編集しちゃいました。(^_^;)
本当はとても気配りの効く石井さんの内容の濃い講義で、坂本さんは同じ内容で
アカラックスの定例セミナーでの講演を依頼するほどでありました。
石井さんゴメンナサイm(_ _)m