2009年03月02日266号 本田医師の朝生出演

26日(木) 私が毎月参加している【日本の医療を守る市民の会】のセミナーがありました。 今月の講師は栗橋病院副院長の本田宏医師で、 翌日の【朝まで生テレビ】『激論!ど~する医療崩壊』に出るということで盛り上がりました。

ま~盛り上がったと言ってもセミナーの2次会の居酒屋で私が 「朝生は先生を売り出すチャンスだから今日の講演のように面白いキャラクターを 前面に出してどんどん行くとブレークするかもしれない!」…と煽ったのです。 でも本田医師は「いやーココでヘンな医者だと思われると…」と慎重でしたが とてもアツイ医師で初対面の私も大変楽しいひと時を過ごすことが出来ました。 ① アカラックスのセミナーで「5分に1度は笑わせる!」と豪語して まったく笑いが取れずスベッタ講師がいましたが(^_^;) 本田医師のセミナーは笑いが絶えませんでした。 ① ② しかし内容はとても厳しく笑っていられるようなものではありません。 だからこそ本田医師は面白く判りやすく伝えなければと思ったようです。 重要で厳しい意見を言う時には決まって急に赤ちゃん言葉になったりするのです。 そして「これはスリランカ(セイロン)でちょ」と…(^_^;)

ボードに映し出されるプレゼンテーションも大変な力作です。 普通は簡単なグラフと文字が表示されるぐらいですが、 そこから写真やイラストが”吹き出し”で出てきたりするのです。 それは苦労して集めて資料を誰にも判りやすいように伝えようとする思いからです。 これを作り上げるのに3年!まだまだ工夫を続けていくそうです。 ① ② ③

超多忙な勤務医をこなしながら、このプレゼン資料と笑いを武器に全国を飛び回り、 ”日本の医師不足の現実”を訴えているのです。 朝生は番組中に視聴者からの意見も受け付けていていますが、 そこにメッセージをどんどん送って欲しいとの本田医師からの要請もありました。

朝生本番での本田医師、なかなかのものでした。 ① ② 多分、番組のプロデューサーも司会の田原総一朗も 本田氏が3年もついやして作成したという判りやすいプレゼン資料を見ているのでしょう。 番組の冒頭から田原はまず本田医師に問題点を提議させ、 またポイント・ポイントで本田医師の意見を聞くような形で番組が進行します。 ただ私としたら、前日のセミナーのようにユーモアを入れてほしかったのですが 出たのは「あたり前田のクラッカー」ぐらいで若い人には判らなかったでしょう。 国会議員と激昂する場面がありましたが、そこも福島訛りで穏やかに「バ・カ・チ・ン」とぐらい 暴言?を吐いて欲しかったと思ったのは、ま~私だけでしょう(^_^;)

このようなテーマで限られた時間の議論をすると、 どうしても”お金”の問題になっていきますが、 もうそれでは解決出来ない時代になったのではないでしょうか? ”お金中心”から”人間中心”に考えを代えるだけで、多くの事が解決すると思うのですが そうはいかないようです。 そこのところはブログの方でも書いてみました。

朝生への番組のメッセージとして、 こんなものを投稿しましたがこれでも長すぎたようで(^_^;) それに私がどうしても入れたかった”保険の現場”は余分だったようでボツになりました。(^_^;)

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2008年07月07日233号 長野モデル

来週はまた長野県の飯山に行ってきます。 前回は生まれて初めて田植えを経験した事はお伝えしましたが、 今度は田んぼの草むしりやって夜は蛍を鑑賞するのです。

田んぼで蛍を見るのは実は大変なことなのです。 農薬を少しでも使った田んぼには蛍はやってきません。 自然環境や生態系が保たれ、きれいな水が流れていなければ蛍は育たないのです。

いま地球環境がテーマの洞爺湖サミットが行われています。 これはこれで大切な事だと思いますが… 私の率直な意見はブログに書きました。 ま~簡単に言ってしまうと… 国益や自国の経済成長が第一の、しかもたった8カ国の先進国だけの政治家で ほんとうの意味での環境問題や食糧問題を解決することが出来るのか?ということです。 私は個人・個の人たちの、特に先進国の人たちの、 これまでの価値観やライフ・スタイルを変えない限りムリだと思っているのです。

【231号】で【日本の医療を守る市民の会】に初めて参加した事を書きました。 その時の講師・権丈教授の話しはとても面白く勉強になりました。 それは日本の公的医療制度の現況を分析し、今の制度を維持するためには、 どうすればというメマイするような話でした。(^_^;)

そして1日(火)同じ会場でまた【日本の医療を守る市民の会】のセミナーがありました。 このセミナーの案内が送られてきて、今回の講師である長野県・佐久総合病院の医師・色平哲郎氏を ネットで調べていくうちに興奮してきました。 私がイメージしていた理想的な医療の姿がそこにあるからです。

それは現在の医療の延長線上にあるものではありません。 それどころか、ひと昔前もふた昔も前にタイム・スリップしたような 地域に根付いた町医者と住民との触れ合いの中で生まれるゆったりとした医療です。 これによって佐久総合病院は他の多くの病院が医師不足や経営難にあえぐ中、 安定した経営を維持し夜になると色平医師はみんなで楽しく酒盛りをしているというのです(^_^;)

私が長野県の飯山に興味を持ったのは【阿弥陀堂だより】という映画を見たのがきっかけです。 その原作を書いた作家”南木佳士”も調べれみたら佐久総合病院の医師でした。 なぜ?佐久総合病院にユニークな医師が集まるのか?これも調べてみたら(ネットは便利がいいですね) 2年前に96歳で亡くなった若月俊一という佐久総合病院の創生期をささえ地域医療を確立した 著名な医師がいて、その精神が脈々と引き継がれているようです。

セミナーが終わっての懇親会で、私は少しでも色平医師とお話が出来たらと近くの席についたのですが 彼の囲まりには若い学生たちが占拠しオジサンの出るまくはありませんでした(^_^;) でも私の隣に座った、東大医学部6年で若月俊一の3回忌に長野まで行くという青年とは いろいろと話すことが出来ました。 (後日、色平医師からメールを頂き嬉しくなりました)

食糧問題も洞爺湖サミットのテーマになり、日本の食糧自給率や米作についての議論もつきないようです。 そんな中で政府が推し進めるのは農地の大型化による効率的農業の推進という お決まりのパターンです。 そうしなければ日本の農業は交際的に太刀打ち出来なくなるというのです。 ほんとうでしょうか? 私は海外から安いお米を輸入してでも、日本中の農家が飯山の田んぼのように自然の中で テマヒマの掛る農業をやればいいと思っているのです。 蛍が育つような自然環境を維持し、清流が流れる美しい風景の中で 安全で美味しいお米が作られるいうになれば、そのお米が少々値段が高くても欲しがる人は いくらでもいるのではないでしょうか? 中国だけでも13億の人口、1割が富裕層だったとしても日本の人口ほどいるのです。

美しい環境の中で美味しい作物が生産され 色平医師のような医師が地域医療を差さえ、 長寿で健康ではつらつとした人たちが数多くいたら… 世界中から注目され、憧れるようになるのではないでしょうか。

日本の未来!いや世界の未来は【長野モデル】にある! と確信してしまう、今日この頃であります(^_^;)

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2008年06月23日231号 セミナー4回!そして今週は!

先週は色々なセミナーに参加した一週間でした。

★★6月16日(月曜日)新宿★★ オーストラリアのパースでFPをしてるRyuponさんのセミナーにYUKIと行きました。 Ryuponさんは私がこのHPを立ち上げる前から、 小野瑛子さんのHPの掲示板で議論をしたりOFF会でお会いしたり懇意にしている人です。 小野さんが元気になられ「こんどRyuponのセミナーがあるから一緒に行こうよ」と誘われていたので YUKIと出かけました。 会場には私とYUKIと小野さんと、もう一人男性がいてスタートしました。 セミナーというよりRyuponさんを挟んで座談会をするようなアット・ホームな 雰囲気です。 途中で年配の男性が入ってきましたが結局その方は一言もしゃんべらずに終わってしまいました。 少ない会場で我われが調子に乗ってしゃべりすぎて不愉快な思いをされているのでは…と 心配しているとRyuponが言いました。 「紹介は遅れました、私の父です」 お父様に撮って頂いた写真です。(^_^;)

★★6月17日(火曜日)中野★★ 【日本の医療を守る市民の会】のセミナーにYUKIと行きました。 ライターの早川幸子さんと、FPの内藤真弓さんが立ち上げた会です。 内藤さんは【医療保険 は入ってはいけない】という本を書きました。 日本には立派な公的医療制度があるのだから医療保険はそれほど必要では無い というような内容でした。 これを読んだ私は”日本の公的医療制度”が未来永劫大丈夫という 保障など無いじゃないか!という感想を持ちました。 でも、このような会を立ち上げたのはエライと思いました。 そして何よりパワーが凄いのです! 会場は溢れんばかりでRyuponさんのセミナーと比べ物になりません(^_^;) 今回のセミナー講師・慶応大学の権丈教授のパワーもナカナカです(^_^;) 二次会もパワー全開です! 私の斜め前に座った好青年はナント内藤さんの3男!男4人兄弟と知ってビックリしました。 内藤さんのパワーは凄いと思いました(^_^;)

★★6月18日(水曜日)丸の内★★ 新橋支社(東京海上)の業務連絡会&懇親会にYUKIと行きました。 業務連絡会はいつものようにツマラナイものでしたが(^_^;) ほんとうに久しぶりの懇親会は、ほんとうに久しぶりに楽しいものでした。 懇親会の最後のシメの挨拶を代理店の長老カワイさんがする事になりました。 カワイさんは後期高齢者ですがとても元気で喧嘩ッパヤイことでも知られる元気な方で、 私も10年ほど前に喧嘩を売られたことがあります(^_^;) 静かにシメの挨拶が始まったのですが、だんだん話しに熱が込められ長くなるケハイです。 その内容は代理店であれば誰でも感じているであろう昨今の保険会社に対する 積もり積もった不満、イヤ保険の仕事を愛するがゆえの諫言です。 カワイさんの性格を知ってる人達は「あーあーついにはじまちゃったヨ」という感じでしたが(^_^;) どうにも終りそうもありません、私もこれは長くなりそうとデジカメのモードを動画に切り替えました。 その画面を切り取ったのがこの写真です、ちょっと重いですがクリックして下さい。 私は動画から静止画像を選び出す作業をしながら私は目頭が熱くなってきました。 カワイさんが言っている事は私も思っている事で、私もブログにも書いてきた事です。 喧嘩ッパヤイ、カワイさんが言葉を選びながら、穏やかに必死で自分の思いを伝えようとしていることが 画像からヒシヒシと伝わってくるのです。 カワイさんがとても可愛がっていた担当社員のKクンが、あまりにも長い挨拶にストップをかけにきました。 Kクンは3年前に新入社員で支社に配属され、この日に大阪転勤が決まったばかりです。 やっと挨拶が終った時、大きな拍手が社員を含め場内から沸き起こりました。 懇親会終了後もカワイさんと乾杯しました(^_^)

★★6月21日(土曜日)横浜みなと未来★★ 【第10回RINGの会・横浜オープンセミナー】に一人で出かけました。 昨年に続き2度目の参加ですが、保険業界の人達が、どこのヒモツキもなく自費で これだけの人達が全国から集まってセミナーを開くのには素晴らしい事です。 […]