2009年02月02日263号 母の近況

昨年の暮れから、
私の母はまた横浜市青葉区にある介護施設『青葉の丘』にいます。
ちょうど1年前にも4ヶ月ほどお世話になっていたところです。

母の面倒を見てくれている妹の由美子宅が家の改築するのと
二児を抱えて福島で医大生をやっている次女マキの期末テスト中の
家事・子育ての応援要請などもあったようで、
またしばらく母を『青葉の丘』に預けることになったのです。

したがって、しばらくは私とYUKIで『青葉の丘』に週2回~3回は
洗濯物の交換や母の様子をみにいくことになっています。

29日(金)『青葉の丘』での母の介護状況を医師・介護士・管理栄養士や
リハビリ担当などから家族に報告を受ける日でした。
由美子も行けたらと電話すると、翌日からは福島に10日間ほど行く予定で
ちょうどその日に母の様子を見にいこうと思っていたようで
ヒロコも含め4人で行くことになりました。

午後2時までに必ず来て欲しいということでしたので
その前に4人でファミレスで昼食をとることにしました。
ちゅどランチタイムで混んでいて喫煙席しかないとのことでしたが、
まだ時間もあるので待つことにしましたが空くのは喫煙席ばかりで
禁煙席の客は食事が終わった後もゆっくりとしていて30分以上まってもビクとも動きません。
こうなったら喫煙席でも…と言おうとしたらやっと席が空きました。
2時まではまだ50分あり、クルマで10分で行けるので40分あれば食事はできる
と思っていたのですが、今度はオーダーした食事がやってきません。
待つこと30分! 10分間で食事を済ませ、飛び出そうとしたら
レジの先客が会計に手間取って5分ほどかかってしまい…
結局5分の遅刻!
医師を初め6名のスタッフがジッと座ってまっている部屋
4人で頭を下げて飛び込みました(^_^;) 

それぞれの担当から母の現況報告を聞き
こちらの要望なども聞いて頂き30分ほどで終了し母のところに。

由美子宅にいるときは入れ歯をはずす事はなかったのが
施設では危険防止や管理のため就寝中など入れ歯の出し入れをするため
母は入れ歯に違和感を持つようになったのか、自分からはずすようになってしまい
入れ歯なしの状態になってしまいました。
そのため、なんだか人相も情けなくなって
おしゃべりのカツ舌もかなり衰え、かなり老け込んだようです(もともと老け込んでいますが(^_^;)

でも、持ち前の明るさは、まったく衰えず     
癒すつもりの私たちを大いに癒してもらいました。      

帰り際、介護施設『青葉の丘』の職員から
「お願いがあるのですが…」と呼び止められました。
私の母をモデル・ケースに平成21年度の研究テーマとさせて頂けないかというものでした。
演題は『生活リズムを取り戻せ』
認知症と失明で要介護5の母は昼夜の区別がつかなくなり
施設でも苦労をしており、だったらプロジェクトを立ち上げようというのかもしれません(^_^;)
どちらにしても母にとって悪いことではありません。
また母は要介護5といっても性格は穏やかで、声を荒げたりもせず、
いつも冗談をいったりで研究対象としては扱いやすい生態です。(^_^;)
職員は「個人名は極力伏せプライバシーは守らせて頂きますから」
と遠慮がちに言うのですが、私は…
「いやどんどん写真や名前を出して頂だいてけっこうですよ、
母もそんな事を気にする人じゃありませんし、そのほうが喜ぶかもしれません」と
言っておきました。
なんでもオープンでノってしまうのが角倉家の伝統ですから(^_^;)

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