2009年01月26日262号 エノちゃんとの飲み会

エノちゃんはお酒を飲みません。
お酒がなくても、たくさんしゃべって東大和(東京都)では
ほんのちょっと有名なお菓子屋さんにはなったのですが、
まだまだエノちゃんの思いは通じていないようです。
エノちゃんが思っていることは簡単にいってしまえば東大和の町おこし。
特に人と人との繋がりが希薄な今日の社会をとても憂いて
昨年の3月には東大和の公民館でエノちゃんが発起人となってシンポジュームを
開いたぐらいの情熱家です。

私とはエノちゃんは、いつもホンネでヅケヅケと言い合うのですが…
東大和のキーマンたちとのホンネが今もってよく判らないと嘆くのです。
「エノちゃんはお酒を飲まないからなー」
私が何気なく言ったのがエノちゃんの心に刺さったようで
「だったら今度飲み会があったら,誘うから一緒に行ってよ」と私に言いました。

25日(日)エノちゃんに誘われて東大和での飲み会に行くことになりました。
11時までに東大和に来てほしいというのです。
なぜ飲み会がそんなに早い時間からあるのかよく判りませんし、どのような集会なのか
一応エノちゃんは説明してくれたのですが、なんだかごちゃごちゃして(^_^;)
ま~東大和のおおざっぱなアウトラインは私も分かっているので気軽に出かけることにしました。

飲み会にいくわけですから、いつものようにクルマで行くわけにはいきません。
東大和には何十回、いやもうそれ以上行っていますが、電車で行ったことは1度もありません。
南武線で立川まで行ってモノレール桜街道で下車、そこからエノちゃんのクルマで
会場に向かいました。

私はエノちゃんのクルマの中で
「11時から飲むって早すぎない?それに何時まで飲むの?」
「そもそも今日は何の為の飲み会なの?」…と再度聞いても
私も面識のある自然農法の内野さんの研究会の集まりというだけで
エノちゃんも詳しくは判らないようです。
あくまでエノちゃんの目的は私を”酒の場”に連れ出して
ホンネを探ろうというもののようです(^_^;)

会場は和食【ななかまど】と言う居酒屋風店舗で、
「おいおい午前中から宴会かよ」と
立川駅で食べたばかりの立ち食いソバを後悔しながら店員に奥へ案内されると
なんとカラオケの個室が並んでいます。
「おいおい午前中からカラオケかよ」と
部屋のドアを開けると20名近い人たちが集まって、なにやら会合のようなものが
始まっていました。
テーブルの上には一応、ビールやお刺身やオードブルがならんでいて
ま~なんとなく納得がいく雰囲気です。

会は内野さんが主催する『自然農法研究会の新年会』というのが
正式な名称であることがココで始めてわかりました。
途中から入ったエノちゃんと私は黙って会の進行を見守るしかありません。
私はいつものようにデジカメを撮ったりして時間を過ごしました。

会場がひと段落した時に、ひとりの女性から声をかけられました。
「さきほどから写真を撮られていますが、どうされるのですか?」と冷たく言われました(^_^;)
そこで、遅ればせながら自己紹介などさせて頂き、
ビールや料理もつまみながら、やっと落ち着かせてもらい、いろいろと談笑することが出来ました。    
一応場も和み、ひとりひとりに私の名刺を渡して挨拶をしていると
ちょうど最後の一人を残して、面識のある女性市会議員のKさんが
私に名刺を配るのは「ココでストップ!」と必死で止めるのです(^_^;)
残っているのは内野さんをサポートしている副会長?の男性ひとりだけなのですが、
挨拶もさせようとしないのです。

ま~まだまだカラオケもあるようだし慌てることも無いと思っていたら
会場は1時までとなっているので、これでお開きという事になってしまったのです。   

新年会に参加したわけですから
「会計はおいくらでしょうか?」と訊ねると非会員は3500円ということでした(^_^;)
なんとなく消化不良で終った”飲み会”でしたが
そのあとエノちゃんのクルマで自然農法研究会の農場へ。
高台の農場からは富士山も見えて素晴らしいところです。    
今年も2月7日から毎週土曜日9時から農作業が開始されるようですが
私も時間があれば参加しようと思っているので、そのレポートもする予定です。

エノちゃんの店に戻って、
結局いつものようにエノちゃんと私の二人だけのホンネ・トークがえんえんと続いて、     
家路についたのは暗くなってからでした。

P.S.
夜遅くエノちゃんから電話がありました。
エノちゃんがKさんに何で私の名刺配りを止めたのか聞いたそうです。
私が初対面の方達ひとりひとりに挨拶をしているのを見てた副会長?が
「こんなところで名刺を配るなんてケシカラン」と言っていたのをKさんが聞いて
私に気を使って制止したということのようです。
エノちゃんはKさんに
「そんな余計なことをしたらダメだよ、あのひとにはそういう人こそ挨拶させなきゃ」
と言ったそうです(^_^;)
どうも保険屋というだけで色眼鏡で見られるようですが…
100回は訪問した東大和で保険契約はエノちゃんちの軽自動車一本だけという
情けない代理店なのです(^_^;)

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