2007年04月16日169号 YUKIと雪の北海道より!

今、札幌に来ています! もちろんYUKIと一緒です(^_^;) もちろん、いつものようにメール相談でのご契約です。

今朝は我が家を早朝に出て、羽田近くのパーキングにクルマをおいて 朝6時30分発の飛行機に乗って一路北海道へ! しかし、お客様に会うのは16日月曜日の夕刻です。 なにも、そんなに早く行くことはないと思われるでしょうが… どうせ行くなら『行きは朝一番!』『帰りは最終!』でメイッパイたのしもう! コレが我が家いやYUKIのオキテなのです。(^_^;)

朝8時に新千歳空港!! これは3年前の8月と同じパターンです。 しかし、今回は何と4月の半ばというのに雪が降って、しかも積もっているのです!

レンタカーを予約していた私は不安になりました。 「この雪道で運転出来るのか?」

前回は新千歳からまず支笏湖でしたが、今回は洞爺湖でも行ってみようかと思っていたのです。 まっコレもただ「思っていた」だけで、いつもの行き当たりバッタリの旅パターンですから 何も洞爺湖に行かなくてもいいのです。 と言うより…この雪じゃ洞爺湖行きはもとより、レンタ・カーを借りるのも遠慮したい気持ちです。

そうは言っても予約している以上は空港のレンタ・カーのカウンターには行かねばなりません。 そこで向こうから、この雪の事を言ってくるだろうと思っていました。 ところが雪のことなど、まったく気にする気配なく手続きはドンドンすすんでいくのです。 私はこわごわ「こんなに雪が降って大丈夫でしょうか?」と訊ねると、 「スタッドレス・タイアが装備されていますので、問題ございません」と普通に言うのです。 「あのー、洞爺湖なんか行くのは無理でしょうか?」 「今日は日曜日でこんな天気ですから道は空いてると思います」

空港からレンタ・カーの営業所に向うクルマの運転手も、 「洞爺湖ですか、今日はこんなに雪が降っているから、樹木が雪で覆われて 写真を撮るなら最高ですよ」と、車中からデジカメで雪景色を撮っている私に言うのです。

私もだんだん勇気が湧いてきて心の中で叫びました、「そうだ!洞爺湖に行こう!」

雪に埋もれたレンタ・カーの営業所に、YUKIと二人だけ乗せた送迎バスが到着したとき 異様な風景が迫って気ました。 その大きな新しい営業所はオープンしたばかりのようで、外には花束やタレ幕がたくさんぶら下がり 多くの従業員や関係者が営業所の前にズラッと勢ぞろいをしているのです。 送迎バスの乗客(すなわち私とYUKIだけ)が荷物を持って降りると 全員が「いらっしゃいませ!」と最敬礼をするのです。 中に誘導されると営業所内にもズラッと人がならんでいて、こちらでお手続きをしますので… と応接室のようなところまで、どんどん案内されていくのです。

そして、なんと!私達がこの日本最大級のレンタカー店の第一号のお客様だというのです。 そこで記念品の目録(後で連絡するという事で実はまだ何かわからない)や お菓子などを貰って、記念撮影までさせられて大騒ぎです(^_^;) 手続きを済ませると、今度は我々がクルマのところに向う通路までも整列が続き、 屋外でも雪が吹き込む中で数名が私達が出発するのをジッと待っているのです。 もうこっちも気の毒に思って、カーナビやクルマの説明などの頭に入りません。

ほんとうは雪景色や新装開店の様子も撮りたかったのですが、 そんな余裕などまったくありませんでした。 「こちらへどうぞ!」「こちらへどうぞ!」と、大勢のスタッフにあおられ誘導され(^_^;) 開店第一号の顧客、すなわち私達は雪の降り注ぐ中、洞爺湖に向ったのです。

ところが洞爺湖には雪がないのです(^_^;) 何事も思い通りにならないから面白いのです、 湖畔のレストランで食事客がザ・ウインザーホテルの話しをしていました。 そうだ洞爺湖にはあの有名なホテルがあるのだ、と早速行ってみました。 湖畔から10キロぐらいですが、そこは見事な雪景色の中のドライブ! ザ・ウインザーホテルもキキシニ勝るゴージャスさで見るだけで帰ってきました。(^_^;)

上から見下ろす洞爺湖は神秘的でした。 定山渓温泉にも立ち寄り足湯を… 夕刻、札幌エクセル・ホテル東急にチエック・インして、 […]

2004年11月1日041号 余市のHさんのご実家

今日(31日)はYUKIと国分寺市(東京)のお客様のところにお邪魔しました。 この夏、余市(北海道)でご契約いただいたHさんのご実家です。

実はHさんのお父様が9月に59歳の若さで癌で亡くなられました。 生命保険での給付をした保険会社が、お母様の保険プランをいろいろ持ってきており その事で相談したいとHさんから連絡を頂いたのです。 そして納骨のためHさんが実家に戻っておられる今日が訪問の日となったのです。

国分寺の閑静な住宅地、玄関には大きなウサギの傘たてがあり、少し雑然とした(シツレイ!) ひろい玄関に入ると、その家庭の温かみがワッと伝わってきました。 保険屋を長くやっていると、その家庭の雰囲気が玄関に入った瞬間で感じ取れるのです。 Hさんは女性4人姉妹の長女で、4女は高校三年生でお父様も気がかりだったようです。 でも、お母様を初め妹さん達にも、とても気さくにフレンドリーに迎えて頂き 私も調子に乗って時間を忘れ楽しく(何時ものように)話しこんでしまいました。

生命保険に何も加入されていないお母様には 一時払でムリのない範囲での終身保険と入院保障を提案しました。 保険料を東京海上に預けて頂くという感覚で、生涯の死亡と入院を保障するものです。 私としては、お父様の保険金を支払ったA社が提案しているプランと、しっかり長短を 説明して…と思っていたのですが、あっさりと決めて頂きました。

A社のプランは、『これだけ保険金を支払ったのだから、これだけ入れ!』と云った感じで とても契約者の立場に立ったものとは、私には思えませんでした。 私の提案した保険は、何時もの事ですが代理店手数料からすれば代理店にとって 旨みのある保険とはいえません、逆に云うと契約者には有利な保険です。

私が北海道に生命保険の契約に行った事を”保険屋仲間”に話すと、誰もが大きな契約と思うようです。 それが個人契約で手数料が極小の入院特約中心の保険だと知ると、もう”バカ”にされるだけです。 でも、自分の利益を考えていたら、お客様本位の設計など出来るわけがないのです。 そして、その保険が気に入っていただければ、たとえ北海道でも沖縄でもどこでも行く、と決めています。 それじゃ採算が合わないと、誰もが思うようです。

しかし、ありがたいことに今回のようにHさんの方から、声をかけて頂き しかも私の方が拍子抜けするぐらいあっさりとご契約いただけました。 余市に行ってHさんとお逢いするまではHさんのご実家が東京という事も知りませんし、 なんの打算があったわけでもありません。 ただ正直な仕事をしたら、正直に答えて頂けてた事に、とても心から感謝し、うれしくなりました。

Hさんのお父様の仏壇にお線香をあげさせて頂きました。 私と一歳違い…骨太で体格が良く健康そうで優しさが伝わってくる素敵な方です。 とても他人事とは思えない気持ちで手を合わせました。

お母様は生命保険の告知書に身長と体重を書かなければなりません。 おどけるように体重をご自身で量られ…「7キロもやせた!」と喜んでおられました。 明るく、明るく、振舞われるお母様に…胸が熱くなりました。

2004年8月30日032号 北海道にて 続き

さて、北海道の続きです。 いよいよ23日は、今回の旅の目的である余市にお住まいのHさん宅の訪問です。 余市は小樽からクルマで30分、少し早めに到着して、ニッカのウィスキー工場に…。 私には余市と聞いた瞬間にニッカが浮かぶほど、昔見たテレビCMの印象があるのです。 そこは思った以上に美しく、荘厳で、気品に溢れ、 工場を見てこころが打たれるという、初めての経験をいたしました。

午後1時、Hさん宅に訪問、ご夫妻で暖かく向かえて頂きました。 ネットで生命保険の相談をうけ、充分納得して頂くまで何度もメールを重ねるうちに 親しみが湧き、お逢い出来るのがとても楽しみになるのです。 二人のお嬢様の姿が見えないので伺ったら、もう幼稚園も小学校も始まってるという事。 そんな事にも北海道を実感してしまいます。

Hさんご夫妻は大学の音楽クラブで知り合い結婚、 ご主人は札幌の方で、東京での4年間の学生生活で北海道の良さを認識され、 東京出身の奥様も、すっかり北海道が気にいられているようです。

帰りに余市の駅前にある、創業70年の海鮮食品スーパーの2階で食べた 新鮮な貝が何種類も入った磯丼913円!ほっけ定食なんと378円!… 旨いの!安いの!もう涙が出てきます。 私もYUKIも、余市がとても気に入ってしまいました。

帰りに東京(経堂)から札幌に越されたお客様のFさんを尋ねたら ご本人もちょうど帰宅されたばかりで、いろいろ話がはずみ 趣味の畑で獲れたという、トウモロコシ・トマト・ブラックベリー・枝豆・プラムがテーブルに! どうしてこんなに旨いのかと、先ほどの海の幸に続いて、今度は山の幸で感激! あげくのはてに、自家製じゃがいもがたっぷり入ったカレーライスまで頂き、 もう私の胃袋は、普段との落差でショック死するのではないかと思うほどでありました。

23日夜遅くチェックインした滝川のホテルを朝早くチェックアウトして… レンタカーで一路、富良野へ。 ココで絶対に今回の北海道では行くまいと、こころに決めていたマクドナルドに! YUKIは嬉そうにコーヒーをお替り、昨日と打ってかわって何時もの食生活の始まりです。

ラベンダーの盛りは少し過ぎたものの、美しい花畑がどこまでも続き、 青い空はどこまでも青く、緑の丘陵はパノラマのように広がり、 澄みきった空気はエアコンの何十倍の心地よさで肌に感じるのです。

支笏湖・積丹半島・小樽・余市・札幌・滝川・富良野・夕張と北海道を堪能 「北海道はのんびりしていいね…」なんていいながら 2泊3日でレンタカー走行800KM! 使った高速料金は初日にカーナビで誘導されてしまった千歳~小樽間の2050円のみ! ハードでバトルでハッピーなYUKIとの北海道の旅は終ったのです。

2004年8月23日031号 北海道(小樽)にて

今(22日午後11時)小樽のビジネスホテルで書いています。 なぜ小樽にいるのか?…と云うと 明日23日に小樽の隣町余市にお住まいの、お客様宅にお伺いするからです。 仙台の時と同様、当然?YUKIも一緒です。

でも、今回はなんせ北海道!クルマでというわけにも行かず、それなりに費用がかかります。 それに”夏の北海道”です、いくらYUKIのケチケチ作戦でも限界があります。 したがって今回は二人の夏期休暇を兼ねて「少しは楽しもうよ!」という事になり 【2泊3日北海道の旅】で、今日がその第1日目と言うわけです。

でも、なんてったってYUKIです! スケージュールだって生やさしいものではありません! 今朝は4時起きです、羽田発JALの始発便に乗るためです。 ちなみに24日の帰りは最終便です、ようするに どうせ2泊3日の旅行をするなら、目一杯北海道に滞在しようという魂胆です。 その為に羽田で私のクルマを預けて、千歳空港でレンタカーを3日間借りて 私は運転し続けなければならないのです。

温度16度・天気快晴…空気はあくまでも澄み切っています。 レンタカーにカーナビは今や常識のようですが、私は初体験です。 まずは行く先を支笏湖にセットして快調なドライブを満喫しました。 まーそれまでは、良かったのですが 支笏湖から、今度は積丹(しゃこたん)半島を回る計画をしていて 私がカーナビのセットを余市にした事から”何時もの悲劇”が始まったのです。

今回のドライブは地図を持たずに、カーナビまかせにしたのがまずかったのです。 私は支笏湖から積丹半島の入り口である余市まで、複雑な道をどう誘導してくれるか 楽しみにしていたのに、カーナビは今来た道をそっくり千歳に戻ったあげく YUKIが嫌いな有料道路に誘導して行ったのです。

高速道路に乗ってからYUKIの目がすわっているのです・コワイ! YUKIは私に不愉快そうに「幾らかかるの?」と聞きます、 私だって知るわけがありません、カーナビに聞いて欲しいです。 それでも、北海道の景色は高速道路でも違うと感激している私に、YUKIは 「高速道路って何で、同じような景色なんでしょうね?」とまたつぶやくのです。

「朝からまだ何も食べてなんだけど…」なんて、とても言える雰囲気ではありません。 まーそんな険悪な雰囲気の中でしたが…

午後2時にようやく食べた積丹半島での取れたて”うに・いくら丼”! 積丹半島の突端”神威岬”の遊歩道から見た断崖絶壁の海岸線の絶景! そのレストハウスでのソフトクリームの旨さ! その時、高校野球での北海道初優勝の瞬間で、店中が大騒ぎ!

北海道を満喫していく中で、またコレも何時ものようにYUKIのご機嫌も直って 第一日目は無事?終了!… YUKIサマは例によって、すやすやと寝息をたててお休みされています。