特別増刊号 ドイツの旅10日間 – 6月20日 第5日目 【ザルツブルグ観光そしてプラハに】ドイツじゃありませんが

今回の旅はインターネットをフル活動させるのが、ひとつのテーマだったのですが なかなか苦戦をしています(^_^;) 昨晩までネットにつながっていた私のパソコンが急につながらなくなったのです。 このコラムの第4日目も送信が出来ず、結局ヒロコのパソコンで送ることが出来ました。 問題はメールで、送信はともく受信のチェックが出来ないのは、ちょっと致命傷と 思ったのですが、何と今、プラハのホテルではつながり、 ほとんどジャンクメールですが 60通ばかりがズラズラと出てきてホッしたところです。

ホテルをチェック・アウトしてまず向ったのは、昨晩買いそびれた 水を買うためのスーパーです。 それに私の下着も数枚買いました。 昔から長期の旅行に行くときは古いボロボロの下着や靴下をもっていって 現地で新しいのを買って、古いのは捨ててくるという方法を取っているのです。

買い物を済ませ、モーツワルト生誕の地【ザルツブルグ観光】に出発です。 ザルツブルグはアルプスの麓でドイツよりは少しは涼しいのではと 思ったのですが大きな間違いでした。 日差しはあくまでも強く、湿度もドイツより高いように感じました。

ザルツブルグはこれまた筆舌につくせないほど素晴らしいところでした。 よって今日も昨日に習って、とりあえず写真ハイライトをお送りします。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

昼食はビールを呑んでしまいました(^_^;) この後も数時間は観光の予定で、あまりにも暑く、酔いは覚めるからです。 考えてみたら、マクドナルドにも、ドライブインにもビールが普通に置かれ 水がわりに呑まれている国なのですから… 今日の条件なら許してもらえるでしょう(^_^)

私が昼食でビールを呑んだから…というわけではありませんが、 ヒロコがこの日初めて海外での運転を経験しました。 (免許を取って一ヶ月未満でに日本での運転経験もしれているのですが)

向ったのはプラハです。 今回の旅で行こうかどうか、最後まで迷い昨日、みんなで決めた目的地です。 もちろんドイツではなくチェコの街そのものが文化遺産になったいる 私が一度は行ってみたいと思っていた街です。

ザルツブルグから340㌔ぐらいですが、ドイツのようにアウトバーンが あるわけでなく、クルマなら5時間ぐらいはかかるというのです。

現地に来てみて思ったより交通量の多いアウトバーンを 免許取りたてで 時速最低でも百㌔以上で車線を左右に変更させながら走るのは さすがのヒロコも怖いようです。 でもプラハまでの道のりなら、途中の運転なら丁度よいように思われます。 逆に私ひとりでチンタラ5時間もかけて走るのはちょっと辛いものがあります。

私が少々運転に疲れ、道路状況が適当と思われるところから いよいよヒロコの運転です。 左ハンドルも初めてですが、右ハンドルにも馴れていないわけで 同じようなものです(^_^:) 「こわい!こわい!」と叫びながら、けっこうなスピードでカーブの多い対向2車線を 飛ばすので、こっちの方が怖くなります。 YUKIはボクが飛ばすとよく注意するのに、どうしたことか? ヒロコには結構煽っているのです… でも、よく見たら後部座席でビールを呑んでいるのです(^_^:)

途中の景色も素晴らしく、ヒロコがほとんど運転し、 オーストリアからチェコの国境を超えパスポートにスタンプを 押されたのにはヒロコは感動していました。

途中のドライブインで夕食用のサンドウィッチを買いました。 ホテルのチェックインは11時頃になりそうで、 昨夜同様まともな食事にありつけそうもありません。 […]

2006年06月19日126号  ドイツ(ミュンヘン)にて

ドイツに来て3日目の朝を迎えています。 今の現地時間19日(月)午前4時のニュルンブルグ郊外のホテルの部屋から書いています。 日本時間だと同じ19日の午前11時です。 昨日は今回の旅のメインであるクロアチア戦を観戦して、 その後、日本人とクロアチア人でごったがえすニュルンブルグの街を探索し 旨いビールとソーセージを堪能し ホテルに帰ったらシャワーも浴びずバタンキューで寝てしまったのです。

今日のスケジュールはYUKIが管理していますが、のんびり寝ていたら (YUKIとヒロコは今、のんびり寝ているようですが)、 昨日持ち歩いたデジカメやビデオ・カメラのバッテリーはカラになったまま… 毎週月曜日発行の週間KENも書かないままで… ニュルンベルグのホテルを後にしなければなりません。

したがって暗いホテルの部屋でゴソゴソと電源コードと変圧器とバッテリーを探し パソコンをパチパチ打っていると、ぐっすり寝息まで立てて寝ている二人に 私はきっとこう言われるのです。 「朝早くから、ほんとうにうるさくて、眠れなかった」と…

そんな事をしているうちに、うっすらと夜が明けてきたようです。 夜明けは日本と変わらないのですが、今のドイツは夜の9時過ぎまでは明るく ついつい、時間を忘れて遊び歩いてしまうのです(^_^;)

昨晩の模様は【週間KEN・臨時増刊号ドイツ旅行版】の第3日目をご覧ください。

日本対オーストラリア戦は我が家でテレビ観戦をして クロアチア戦は現地で生の試合を見たわけですが、それで思った事は… この試合を日本でテレビ観戦していたら、試合運びや試合結果に 拘っただろうけど、もうそんな事はどうでもよくて、 クロアチアの人達ととても友好関係が深まって 心が温まる素晴らしいひと時を共有できたという事です。

この写真が私たちの気持ちを映した、お気に入りの1枚です。

それに、もうひとつ興味深かったのはドイツにやって来た日本人サポーターの 多くの人達と話をして判ったことですが… かなりの割合の人達が日本在住でなく、世界の各地から日本を応援するため やってきているという事です。s

海外にいれば、なおさら日本を応援したくなるようです。

昨今の国の政策を見ていると、なんだかナショナリズムをムリヤリおしつける ような匂いを私は感じますが、そんなことをわざわざしなくても国を思う気持ちは 人種に関係なく誰にもあるのです。 両国が国家を歌うとき、特に近年の歴史に翻弄されたクロアチアの人達が 大きな声で誇らしげに歌う姿には目頭が熱くなったきました。

国との戦いは…ワールド・カップが最高で…それで充分だと私は思いました。

週間KEN 特別増刊号ドイツの旅は6月26日まで連載中です。

2006年05月1日119号  【保険選びネット】が何と!

【保険選びネット】をご存知ですか? たぶん、これをお読みくださっている半分ぐらの方はご存知だと思います。 ご存知というより…【保険選びネット】から私のHPに来られたのです。

あとの半分の方達のために少し説明させて頂きます。(^_^;)

インターネットを使われている方だったら何か調べ物をするとき、まず GoogleやYahoo!で検索される方が多いと思います。 例えば第一生命の代表的保険商品『堂堂人生』を検索すると 第一生命のHPより最上段に【保険選びネット】の同保険商品を解説 したページが表示されるのです。 私も職業柄よく保険関連の検索をするのですが 「またかよ!」という感じで本当によくデシャバッテ現れるのです。

一般の消費者もネットを使って商品を知らべたり勉強する事が増えてきました。 そのような人達がネット検索をしていれば、イヤでも?…【保険選びネット】に招かれるのです。 これが【保険選びネット】のフロント・ページです。

どうです!(^_^) 私の知人でもある保険評論家の大地一成さんが この溢れるばかりの情報を満載したHPをを評して 『保険情報のドンキホーテ(流通の)』と言ったのには笑ってしまいました。

しかし… 保険という商品は比較すればするほど、勉強すればするほど、判らなくなるのです。 そこで生命保険の相談コーナー【生命保険…教えて下さい】が2年ほど前に設けられました。 そして私はDr.KENの名前で回答者の一人として参加しているのです。

回答欄には私のメール・アドレスやHPがリンクされており そこからメール相談があり、全国にお客様が出来るようになったのです。

さてさて(もうフロント・ページをご覧になってお気づきかもしれませんが) この【保険選びネット】が星の数ほどある生活関連のホームページの中から 総合大賞に選ばれたのです!! この賞は提供しているAllAboutはご存知の方も多いでしょうが ナスダック上場の注目優良企業のポータル・サイトです。

たしか一昨年だと思いますが『マネー部門』で2位までいって 1位の国税庁のHPに負けたと、管理人の山浦さんが悔しがっていましたが、 まさか『マネー部門』を飛び越えて『総合大賞』を獲ったのには、私も驚きました。

でも、ほんとうに私は心の底から、このことに喜んでいるのです。 一昨年、国税庁のHPが一位になったと聞いた時、誰が審査員をやっているか 知らないけれど、”センス”の無い人達だね、と思いました。 インターネットの本質がわかってない…と思ったからです。

しかし!今年は何と!この雑然として、よく故障して、どこよりもセンスの無い(^_^;) 無骨なHPが、洗練された全てのHPをぶち破って総合大賞を獲っちゃたのです。 審査理由を要約すると…管理人の意気込みがスゴイと言うのです。 何がスゴイといえば、まっこうから契約者の立場で生命保険の本質に迫ろう という心意気に満ち溢れているというのです。 「やっと気付いたか!」との気持ちですが… このような個人が運営している無骨なHPから、 山浦さんの心意気と、インターネットの真髄を読み取った 審査員たちの心意気も嬉しくなるのです。

もちろん私も、その山浦さんの心意気に賛同して 参加させていただき、またそこでビジネスまでさせて頂いているのです。 そんなとこでビジネスをするのはオカシイという意見が時々ありますが…

生命保険についてちょっと調べてみようと言う人がまず【保険選びネット】に誘導?され… ここで保険会社からは得られない豊富な情報に興味を持って調べれてれば調べるほど判らなくなり… 次に掲示板【生命保険…教えて下さい】に投稿して色々な意見を聞いて見る… そこでも限界があるから、その中から気に入った回答者にメールで直接相談する。 そこで納得出来ナければ、他のプロにも相談し、 トコトン聞いて、納得出来て相性の合いそうなプロと契約するという完結方法です。

私達が真剣に相談者と向き合って、このようにビジネスを成立させて行く事が […]

2006年03月13日112号 私の沖縄論

生まれて初めて、それもたった2泊3日の旅をしたぐらいで 【沖縄論】とはちょっとエラソーですが(^_^;)私の沖縄への熱い思いを書こうと思います。

全日空の那覇発羽田行きの最終便 私は機内入口の新聞棚から日経新聞を手にとって座席につきました。 仕事柄、購読している、その朝刊は最終便まで何人に読まれたのか、 ヨレヨレ状態の紙面の中ほどに数ページにわたる沖縄特集が偶然にも組まれていました。 最初は興味深く読み進んだのですが途中で投げ出してしまいました。 私の思う沖縄とはあまりにもかけ離れていたからです。

【大中華圏の中の沖縄】【金融特区】【観光事業の大型化】【カジノ構想】【企業誘致で雇用拡大】… 経済新聞の特集記事ですから、しかたないのでしょうが悲しくなってしまいました。

私が沖縄でまず肌に感じてのは、素朴な心地よさです。 今回の目的だった保険契約のNさんご夫妻はお二人とも東北出身で転勤で沖縄に来られたのですが 老後は沖縄に住みたいと言われました。 ヒロコの友達ミツヨちゃんは沖縄に来てまだ8ヶ月ですが、 給料が安いと嘆きながらも、ずっと沖縄に住みたいと言っていました。 そして我が家の3人も、それには大きくうなずきました(^_^)

沖縄は決して経済的に豊かなところではありませんが、 豊かな自然の中で、人間らしい豊かさが溢れているのです。

ミツヨちゃんは私達にこんな昔話をしてくれました。 泡盛と音楽が大好きな琉球(沖縄)の王様は、そのことに全てのお金を使っていたので 武器を持っていませんでした。 ところがそこに敵が攻めて来たので、どうしよう?という事になり… しかたなく”熱いおかゆ”をかけて戦ったというのです。

私もお返しに…10年ほど前の米不足の時のニュースを思い出し、その話をしました。 全国のお米屋さんからお米がなくなり、パニックになったのですが、 沖縄のお米屋さんに行けばまだお米があるという情報で、買出しツアーまで出たという話です。 どうして沖縄のお米屋さんにお米があったかというと… 【沖縄の人は買い溜めをしない】とうい単純な理由だったのです。 この話にミツヨちゃんは大笑いし大いに納得してくれました。

首都圏でも宣伝を見る国営の大きな水族館は観光バスでいっぱいの状態でした。 入場料1800円払って観光客で混雑する国営の大水族館にいって疲れるより、 1000円でイルカにも触れられる町営の小さな施設に行くことにしました。 そこで働くイルカをこよなく愛し、自然を愛する飼育係りの若い女性との会話も楽しく、 そののどかなひと時は国営水族館の数倍の価値があったと思いました。 たった数キロしか離れていないのに国営水族館はディズニーランド並みの混雑なのに ココは我々3人と関西から来た女性3人の6人だけです。 こんなので、やっていけるの?と心配してしまうほどです。 YUKIは「こんな町営の素敵な施設があるのに、そのすぐそばにあんな自然を破壊するような 巨大水族館を造るなんて!」と怒っていました(^_^;)

でも、私がとても頼もしく思ったのは… 沖縄の若い人達が、沖縄を愛し、沖縄の文化に誇りをもち、それを守ろうというパワーがある事です。 インターネットの時代はそれらの情報をどんどん発信していく事が出来るのです。

私がインターネットを始めたのは、お金がなかったからです。 でも、そのおかげで今では全国に、そして沖縄のお客様まで出来てしまったのです。 インターネットはパーソナルなメディアというのが私の経験上の実感です。 そこで働き生活するひとりひとりのホットな情報が沖縄に断然似合うと私は思うのです。 観光バスで回って、大型リゾートに泊まるより、 人との触れ合いの中で沖縄料理と泡盛で歌って踊らなければ意味がないのです(^_^) 沖縄はハワイではないのです。

明治維新から終戦までが【国家の時代】 戦後からバブル崩壊までが【企業の時代】 そして、これから21世紀は【個人の時代】と…私は確信しています。

沖縄は太平洋戦争で人口の3分の1近くを失い国家に翻弄(ほんろう)されました。、 戦後も米軍基地の街として、企業経済からは遠い存在でした。 21世紀は【個人の時代】!…いよいよこれからが沖縄の時代です。

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2005年09月05日085号 またまたホリエモン

またまたホリエモンです。 最初は読売のナベツネさん、次はフジテレビの日枝会長、 そして、こんどは衆院選に立候補して亀井さんとバトルです。 (私は人間的には亀井さんが大好きなのですが) ホリエモンの上手いところは、このような具体的な敵役を作ってマスコミを巻き込み 判りやすい対戦軸を作っていく事です。

この敵役の人たちは、きまって 「素人(しろうと)の若造に何が出来るか!」と、言ってしまいます。 でも玄人(くろうと)が行き詰った世界にホリエモンが登場するから面白いのです。

ホリエモンは私のお客様の中にも嫌いな人もいますし、今回は政治もからんで YUKIは別のテーマにしたらと言いますが、 【週間KEN】では、過去2回(1回目・2回目)取り上げており 、 いわばホリエモンはセミ・レギュラー(^_^)で、私の趣味ともなりつつある人物なので 今回もあえて書かせてもらいますm(_ _)m

ホリエモンは、自分の言葉で、自分の意思で、リスクをしょって、 彼なりのまったく新しい価値観で古い既得権の世界にチャレンジするから 応援したくなるのです。

売名行為だとか、会社の利益目的とかの批判もありますが ホリエモンが政界に入って、ライブドアだけの利益誘導をしたら問題ですが IT産業そのものを活性化し、その結果としてライブドアも利益を上げるなら問題ないどころか 日本経済にとっても大変良い事ではないでしょうか。

ホリエモンが社長業のかたわらで政治家になるなんてケシカランという批判もありますが これこそホリエモンが、いやITの世界が判っていない意見です。 大きな会社の社長業は情報を把握し決断を下すことです。 彼はどこにいようと何をしてようと、手持ちのノートPCで会社の状況を把握して 意思を伝えるシステムを構築しているのです。 政治家も似たような職業ですから彼なら政治家になったとしても、 それほど今と変わらないライフ・スタイルをとると私は思いますし、 またホリエモンにはそれを望みます。

衆院選は郵政民営化がテーマのようです。 「郵便局を無くすことは弱いものいじめで地方切捨てだ!」という反対意見があります。

私も弱い者いじめは大嫌いですし、これからは地方の時代だと思っています。 だからこそ、私はホリエモンのような人間が出てきて欲しいのです。

インターネットは【弱い者いじめ】ではなく【強い者いじめ】のメディアだと私は思っています。 私のような無名の個人でも、いろいろな情報を発信し戦う事も出来るのです。 インターネットが普及すれば地方格差もなくなります。 そうなれば生活費が安くて人間らしい生活が出来る地方がおのずと見直されるはずです。

消費税が将来上がることも【弱い者いじめ】と反対するのは当然かもしれませんが、 私はどうせなら消費税を20%や30%に上げてしまえばよいと思っているのです。 そうすれば、消費者は消費することをしなくなるでしょう。 出来るだけ自給自足をし、地域のコミニティを構築しお互い助け合いながら生活していくことです。 そうなれば地球環境にとっても、介護・年金問題が重くのしかかる高齢化社会にとっても 決して悪いことではないと思うのですが。

地方や弱者を守るために 郵政民営化反対、消費税反対、ホリエモン反対…と叫ばれますが 大きく価値観を変えた、発想の転換が必要な時代が来たと私は思っています。

反対にこれらを肯定することによって 主体性を持った地方の活性化や、 弱者としの個人でなく、自立した個人として、 個性的に生きていけると時代が来るのではと、私は思うのですが、 いかがでじょうか?

ちなみ私の誕生の地である上下は”ホリエモン対亀井さん”の選挙区 広島六区にある事が、こんどの選挙で初めて判りました(^_^)

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2005年08月22日083号 個人情報保護法

お客様との信頼関係でなりたっている保険代理店にとって【個人情報】は命のようなものです。 でも今年4月から施行された【個人情報保護法】というのが、どうもよく判らないのです。

たとえば、お客様が事故にあって現場から慌てて私のケータイに連絡してこられたとします… こんな時【個人情報保護法】施行後の対応は まず、相手が本人であるかを証券番号等で冷静に身元を確認して 「事故による情報は個人情報になり、私はお客様の個人情報を取得する事になりますが、 それでも、よろしいでしょうか?」と確認せよ、というのです。

そんな事を私がケータイで答えたら「おまえはバカか!」と云われてしまいます(^_^;) これでは通販の事故受付センターと同じで、代理店制度そのものを否定するようなものです。

私のような零細保険代理店が大切にもっている個人情報といのは、それほど多いものではありません。 今回の法律で対象になるのは5000件以上の個人情報を扱う業者なのです。 でも莫大な個人情報を持っている保険会社と提携している保険代理店もその対象になるというのです。 しかし保険会社の社員や、インターネット等やデーター処理の委託会社ならともかく 代理店が保険会社が保有する大量の個人情報など見る事すら出来ないシステムになっているのです。

それでも、施行前には全保険代理店に保険会社から山ほどの書類が渡され、書類に判子を押さされ、 保険会社指導のもと【個人情報取り扱いの声明文】まで作らされてしまいました。

自分の命が大切だから命を守るための約束や宣言をさせられたようで、 わかったようで、わからないようで、何だかヘンとしか言いようが無いのです。 命(代理店の)を他者(保険会社)にゆだねる事によって、 心無いものに悪用されたり盗まれたりする事の方が問題ではないでしょゆか。

そんな思いをしていたところ… 8月のアカラックス・セミナーのテーマは【あらためて個人情報保護法とは何か】 そして今回の講師は坂本さんではなく、アアラックスの総務部長の新越さんだと云うのです。

新越さんはいつも坂本さんのセミナーが始まる前にスチュワデスじゃなかった客室乗務員のように、 トイレはどこの、喫煙はどうの、自動販売機は…なんてどーでもいい、じゃなっかた人によっては重要な事を きっちりと説明する人で、この人がいないと坂本セミナーは始まらないのです。 優しそうで、もの静かで、育ちは良さそうで、ホンの少し怪しそう?な新越さんは… 坂本さんが国内生保にいる時から今日までずっと運命を共にし オフィスの中にレコード(CDではありません)セットをそろえてしまうというマニアックなヒトなのです。

話が飛びますが(^_^) 私は最近、クルマで午後4時頃になると始まる【水戸黄門】の再放送にハマっているのです。 クライマックスになるとワンパターンで、悪代官が家来に向って「斬れ!」と号令を出して スケさんやカクさん達に次から次に逆に斬られちゃうのですが、そんな号令を素直に聞く家来を持っている 悪代官って、とても人望がある素晴らしい人なのかも…なんておもっちゃうのです。 で…アカラックスの下川さんやマドンナの高橋さんや新越さんという素敵なスタッフを見ていると 坂本さんって、とても人望がある素晴らしい人なのかも…なんておもっちゃうのです。

話を戻します(^_^) その新越さんの初セミナーが終って、会費2000円の中華料理屋での二次会で 「YUKIさんから今回の私のセミナーの感想をお聞きしたいのですが」と新越さんが聞いたのです。 どうしてYUKIをわざわざ指名したのか判りませんが、 コノ人は絶対にお世辞が言えるヒトではないのです、案の定… 「新越さんが講演されるという事で期待していたのですが、つまらなかったです」と言ったのです。 新越さんはとてもショックだったようで、そのあと恒例アカラックスのオフィスでの 三次会でも、可愛そうなぐらいこだわってYUKIに質問をしているのです。

保険の情報誌のSさんは「個人情報をリスク管理の視点からとれえたのは目からウロコだった」 と絶賛しているのです。 私もセミナー・デビューとしたら新越さんらしい個性も出ていて及第点だと言っているのです。 誰もが誉めているのです。 だから聞いた相手がワルイだけなのです。(^_^;)

「だったら私に感想を求めないで下さい!」…とYUKIは言ってます。 もうこれは私もYUKIから日常茶飯事に言われている言葉なのです。(^_^;)

【保険選びネット】の管理人バードさんが私に囁きました。 「なるほどDr.KENのネットでの打たれ強さはYUKIさんに鍛えられているのだ…」 そうですYUKIがあって今日のワタシがあるのです!

午後2時30分にセミナーが始まって、夕刻から二次回、そして三次会とおおいに盛り上がりました。 […]

2005年05月23日070号 インターネットと保険営業

YUKIは「くれぐれもしゃべりすぎないように!」と私に言います。 総合司会に廻った坂本さんは【発言そこまで!】というパネルを 私の為に作ったからと前もって見せてくれました。 私は「今日は寡黙でいくからと」とアカラックスの美女、下川さんと高橋さんに言うと 「嘘だ~!」と笑われました。

アカラックスのセミナー【インターネットと保険営業】の ゲストスピーカーとして招かれた私は当初から、喋り過ぎる事を関係者は恐れていたようです。 それがさらに…セミナー直前のホームページ閉鎖でヒートアップし 鼻息を一段と荒くしてゲート・インした競馬ウマのように見られていたようです。

もちろん私自身、けっして無口な性格でない事は判っています。 私のHPの”事件”についても言いたい事は山ほどあります。 しかし、それは山浦さんの【保険選びネット】の掲示板の 延々と続く議論の中で、私の思いのタケを喋り続けています。 (お時間がありましたら、是非お読み下さい!かなりのバトルですが(^_^;))

したがってセミナーでは”寡黙”で通そうと思ったのです…YUKIの目も怖いですから。 それにセミナーに5000円を払って来られる方の中には 【インターネットと保険営業】を大きなビジネス・チャンスととらえ、 それをどう構築していくか、などと考えておられる方もいらっしゃいます。 貧乏代理店がインターネットでコツコツと時間をかけて保険相談をしながら全国を廻って、 やっとハワイに行けるようになったのに、それが突然HPを閉鎖されちゃって… 何て情けなくって、まどろっこしくて、聞いてられない!何て言われちゃうかもしれません。

とは言っても、私が話せる事とは、そのような自分が体験した事しかありません。 また、それを聞きたくてやって来られた方もいらっしゃます。 小さな代理店でもオリジナル情報を全国に発信でき、お客様からのアクセスに face to faceでキメの細かい対応が出来るというのもインターネットの魅力です。 しかし、その為にはオリジナル情報に対する規制のカベを打ち破らなければ 【インターネットと保険営業】の明るい未来は無い、と言うのが私の持論です。

その辺だけは寡黙ながらも?私の思いを語らせて頂きました。

私は壇上から一人の意外な顔を発見しました。 ニッセイ基礎研究所のM社長です。 私はコノ人の顔はスクラップで持っていたので良く覚えていたのです。 7年ほど前の経済紙の【生命保険の予定利率の引き下げを考えるべき】との記事で、 世の中には、とんでも無い事を言い出す人がいると私が思った張本人です。 そのM社長が私の発言を頷きながら聞いています。

私が保険業界の末端に身を置いて、とても不思議で不思議でたまらないのは… 誰もが金融庁という【亡霊】におそれ慄いている事です。 私は思わず壇上から 「今日はニッセイ基礎研究所のM社長もお見えになっており、その亡霊達と、ひょっとしたら お友達かもしれませんので、その変のご意見が伺えてたら嬉しいです…」 などと言ってしまったのですが、M社長は笑いながら反応され、和やかな雰囲気になりました。 M社長からの発言はありませんでしたけど、セミナーが終了して帰られる時に 私の突然の声掛けのお詫びと、ご挨拶をさせて頂いたのですが 「ほんとうに角倉さんが言われる通りです、頑張ってください!」と心の底からと感じとれる 丁寧な挨拶をして頂けたのには、とても心強く嬉しくなりました。

後で坂本さんに何のルートでM社長がセミナーに見えたのかと聞いたのですが… ネットを見て直接来られたという事で、坂本氏自身も驚いていたようです。 M社長はN生の中でもトップクラスの実力者だそうで、改めてN生の奥の深さを感じました。

セミナー終了後はいつもの懇親会。 その後、アカラックスのオフィスでまた飲みなおすのもいつものパターン。 酔いの廻った山浦さんが、突然言い出しました。 「角倉さんはヘンだ!そのヘンなところが好きなんだけど…」と 私は、ボランティアどころか持ち出しで趣味と断言して【保険選びネット】を運営する 山浦さんの方が充分ヘンだと思います。 […]

2005年05月16日069号 ホームページ閉鎖おめでとうございます

角倉さん、 ホームページの閉鎖おめでとうございます。 社員一同、大喜びです。 さすが、注目度の高いDr.Kenのホームページですね。

今度はアカラックスの高橋さんではなく、代表の坂本さんからのメールです。 17日(火)坂本さんのセミナー【インターネットと保険営業】に私もゲスト・スピーカー として招かれているのですが、その直前に絶好のタイミング?で 私のホームページが閉鎖に追い込まれてしまったのです。

ことの原因は、東京海上日動あんしん生命のお客様相談センターに送られた 一通のFAXです。 送り主は匿名ですが、あんしん生命の直販社員とだけ名乗っています。

内容は私のホームページのDr.KENのコーナーは、保険募集に該当するのに 保険会社が認定した募集文書登録番号が打たれていない。 すなわち、私のHPは保険会社の認定がないのに、あんしん生命は野放しにしている。 それに対して、直販社員だとすべてチェックされて、不公平だ! ハワイに行けるような優積代理店なら黙認されるのか?(ソリャナイヨ(._・)ノ) こんな不公平を許すなら、「ロコハウスのHPは問題アリ!」と 【金融庁】に訴えるけど良いか?…という、いわば脅迫状です。

保険会社は【金融庁】と聞いただけ震え上がる特異体質があります。 「とりあえずHPを今すぐ閉鎖して下さい!閉鎖しないとロコハウスが大変な事になる!」 と担当のM君は電話で言うのです。 私は「少しも悪い事をやっていないのだから、イヤだよ」と言ったのですが それでは、あんしん生命が困るから閉鎖してくれというのです。

そこまで言われてしまうと「イヤだよ」とは言えません。 でも私のHPは毎日100名以上が訪問する人気サイトです(^_^) それが突然閉鎖したらお客様に対して大変失礼な話しですし、ロコハウスの信用にもかかわります。

そもそも、私がそのようなHPを作る事になったのには、それなりの歴史的根拠があるのです。 私は以前から損保業務のかたわら、生命保険の診断をライフワークとしてきました。 そこで実感したのは、その多くの契約内容が契約者の思いと違った利益に反するもので、 それらが、まことしやかに合法的に売られて来たという事実です。 私は5・6年ほど前から、その怒りをインターネット上で征保大将軍のハンドルネームで 問題提起を続けて、それなりに知られるようになりました。

その征保大将軍(^_^)である私が代理店のHPを作るのですから、 保険会社お仕着せの、どこでもあるHPを作るつもりは最初からありません。 私のそれまでの思いの詰まった、お客様本位の、しかも顔が見えるHPなのです。 しかし、それはT社の認可の範疇を遥かに超えていたようです。 「公認のHPにする事はカンベンしてほしい…」と、いわば”お手上げ”をしてしまったのです。 だからと云って、保険会社おしきせのHPには、私の”こころざし”からして出来ません。 そんなわけで、認可の無いまま、今日まで来たというのが真相です。

そんな歴史を知る?坂本さんは 私のHPを”温かいまなざし”か”冷たい視線”かは知りませんか、見続けていたので… 即座に…「ホームページの閉鎖おめでとうございます!」とのメッセージを送ってきたのです。 ~マッタク。

M君と”事件”以来はじめて金曜日に打ち合わせをしました。 M君は今、とても可愛そうな立場にいます。(匿名のM君にしていてよかったと思っています) 「私もDr.KENのファンです」何て言っていたのですから… もちろん私のHPに承認番号が無い事も、私が”確信犯?”であることもM君は充分に知っています。

M君が私に電話でHPのとりあえずの閉鎖を求めて来た時に、M君に念を押しました。 「よしわかった!でも私のHPのどこが問題なのか、会う日までに具体的な箇所と それに抵触する法令の文言を用意しておいてくれ…」と言っておいたのです。

M君はDr.KENの全てのコンテンツを支社長ほか色々な人に見てもらっらたそうです。 でも、問題箇所を指摘する人はいなかったというのです。 だったら、どの法律に抵触するのかという質問にM君が表示したのは… 保険代理店なら誰でも知っている募集に関する【 保険業法300条】です。

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