特別増刊号 ドイツの旅10日間 – 6月17日 第2日目 【フランクフルトからニュルンブルグへ】

ホテルは朝食付という事でしたが期待していませんでした。 本当はとても期待しているのですが、裏切られた時のショックが大きいので 期待しないように心がけているのです。 そもそも私の経験上からも欧州は質素というイメージがあるのと、 なんと言っても一人5000円くらいの安宿です(^_^;) しかし、しかし…朝からハッピーです、どこのホテルにも負けない朝食ビュッフェです!

2台のパソコンをフル稼働したあと…慌しくチエックアウトだけはすませて、 大きな荷物はホテルに預けて、レンタカーを借りにハーツまで行きました。 カーナビは英語仕様が借りられ、ヒロコがたよりです。 レンタカーでホテルに一旦戻って荷物も積んで、いよいよスタートです。 一泊目のホテル…部屋からの景色も抜群!大きなバスタブ!、朝食も最高! ドイツがとても好きになるホテルでした(^_^;)

小型ベンツは好調に走ります。 問題はカーナビです…日本のカーナビのように住所を順番に選択していったり 電話番号を入力すれば検索されるのではなくて… 目的地の名前(それも駅名とか検索されるのは極僅か)か住所を アルファベットで一字づつ入力して行かなければならないのです。 画面表示もとても簡素で、案内音声は英語(ドイツ語よりはマシですが)… そんなわけで、ヒロコは当分、ナビ係りという事で、私が運転に専念です。

まず向ったのは【マインツ】 ライン川が流れる8世紀頃に栄えた宗教都市です。 ここで食べたジェラートはとても、とてもナイスでした(^_^)

アウトバーンはクルマが多く、車線も思ったより狭く、それでも 平均130㌔~140㌔は出す事が出来、この日の最高が185㌔くらい もう、それ以上は怖いのでヤメました。 でも目的には日本の感覚より早く着きます、あたりまえですが。

次に向かったのは【ハイデルベルグ】です。 カーナビは狭い石畳の市電の走る古い街角を右だ左だと誘導し、 いきなり、大きな橋とその向こうに見えるあのハイデルベルグの壮大な風景が 現れた時はヒロコも思わず喚声をあげるほどの絶景です。 三人で撮ってもらった写真には絶景が写っていませんが(^_^;) (コチラを) お城までの道のりは大変ですが…見所マンテンで、上からの景色も抜群です。 でも、なんと言ってもココでの最高はビール(私はクルマを運転するのでアイス・ティー) と食事でした、こんな観光地でチップ込みで22ユーロ(3300円位)…生き返りました。 ハイデルベルグは見所いっぱい、堪能することが出来ました。

次に向かったのが【ローテンブルグ】です。 着いたは午後8時頃、まだまだ陽は沈みませんが… 私の影がこんなに長くなっていました この街もビックリです!…だいたい、我が家の旅は国内もそうですが、いきあたりバッタリの 予備知識もないまま行っちゃうのでビックリ度が高いのです(^_^) まーようするに中世の大きな街が大迫力でそのまま残っているのです。 よく歩きました、写真もビデオもたくさん撮影しました。 この写真を撮ったのは9時10分頃です。

カーナビのセットは今回の最大の目的地ニュルンブルグです! ニュルンブルグのホテルは門限11時で、そのギリギリに到着しました。 途中…ちょっとした!?トラブルがあったのですが(^_^;) これを書き出すと長くなるので、別途ご案内をします。

なには、ともあれ、いよいよ明日は午後3時から日本・クロアチア戦です!!

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特別増刊号 ドイツの旅10日間 – 6月16日 第1日目 【我が家からフランクフルトへ】

結局、予想通り一睡もせずに成田に向う事になりました。 この、一週間のクルマの走行距離は3000㌔を越えました。 とてもありがたい事なのですが、こんな時に限って、普段あまり扱わない 法人の賠償責任に加入したいという依頼が2件もあったり、嬉しい悲鳴でした(^_^;)

そんな仕事も投げ打って? サーいよいよドイツです!!

降りしきる雨の中、ヒロコの運転で成田に向いました。 早朝とはいえ首都高はクルマも多く、視界も悪く、ヒロコは緊張しながら (勿論、私もYUKIも緊張しながら)がんばって運転しました。

成田空港では【讃岐うどんのお店】に行くのが我が家の慣わしになっています。 そこでYUKIが突然、「忘れた!」と叫びました。 初日に泊まるホテルとレンタカーの予約のバウチャー(確認表)をクルマに置いて来たというのです。 絶対に無ければ困るというものではありませんが、疲れて到着して、 日本語はもちろん英語もまともに通じない不慣れな異国でのこと、やはり必要です。 YUKIは駐車場に電話して、どうにか持って来てもらいましたしたが…

デダシから好調?です(^_^;)

機内でビールを飲んで、機内食を食べればもう、ご機嫌というか、恍惚というか、ぐっすり休みました。 成田から4時間弱で北京に到着です。 北京は乗り換えだけなのに、出入国手続きをさせられ、まー安いチケットですから、しかたありません。 空港内のスターバックスで…と思ったのですがYUKIがモッタイナイとの事で写真だけです。

北京から約8時間でフランクフルト空港、そこからタクシーでホテルに無事到着!! 我が家を午前5時に出てから21時間、現地時間で午後19時20分です。 YUKIがネットで探した安いホテルですが窓から見える景色は、ドイツそのもので感激です。 この写真の時間は午後8時過ぎです。 結局、この日はここまで太陽は沈んでいません(^_^;)

食事は近くのショッピング街で特大ハンバーガーとポテトの炒め物にビールこれで全部で千円ちょっとで とても美味しく食べる事が出来ました。

明日はレンタカーを借りて、クロアチア戦の都市、ニュルンブルグに向かいます。

2006年06月12日125号  鳥取・島根へ

16日朝のドイツ出発まで秒読み状態になってきましたが まだ、何の準備も出来ず、慌しい日々を送っています。

7日の夜から9日未明までは恒例のYUKIとのハード・ドライブ?で鳥取・島根へ。 帰宅した9日の午前9:30分には横浜のお客様とのアポイント。 今日は…お誕生日が6月17日で、その前に生命保険に加入したいとのお客様宅に訪問。 明日午前中にはネットの保険相談のお客様の勤務先の八丁堀(中央区)に伺います。 13・14は仙台に行くかもしれません(^_^) スケージュールは目白押しです。 そうそう、国際運転免許証も取らなくてはなりません。

そんな中で,鳥取では大変楽しいひと時を過ごす事が出来ました。 契約者は牧師さんです。 ロコハウスの数多い?お客様や私の豊富?な人脈のジャンルにおいて、 お坊さんはいても、牧師さんはいませんでした。

メールで保険相談をされたのは奥様でした。 とても楽しいやりとりでした、 メール送信者の名前がフルネームが載っているのに… 「まずはイニシャルにて失礼します…」と書かれていました。 私はわざと宛名をフルネームでご返事を書いて送信したら驚かれたのがスタートでした。(^_^) ご主人は自営業という事ではじまりましたが、職業上のリスク分析も必要なので 詳しくお伺いしたら…”牧師”という事でまたまた盛り上がりました。

ホームページも見せて頂き、とても素敵なご家族である事も実感しました。 牧師さんですから…お葬式代もあまり懸からないようですし、 少々のケガや病気ぐらいなら保険屋同様、いやそれ以上にどうにかなりそうです(^_^;) 保障をしながら将来の教会運用費が蓄えられる保険を検討して頂くことになりました。

前の晩からクルマを飛ばし750キロ、午前10時に教会に伺いました。 奥様は想像通りの明るい方で、 ご主人も、とても穏やかで清楚で…牧師さんらしいというか、らしくないというか(基準不明なので^_^;) そう中学校の英語の先生という感じです。(想像頂けたでしょうか^_^;)

すぐにうちとけて話が弾み、お昼になってしまいました。 近くに美味しい海鮮料理店がある、という事で、 牧師さん、いやご主人の運転で出かける事になり、なんと!ご馳走になってしまいました。 教会に戻ってまた保険の話が脱線しながらアッというまに数時間が経過して 結局晩御飯までご馳走になってしまったのです。 YUKIは「ほんとうにじゃべり出したら止まらない」と呆れ返っていますが… しゃべるのがお仕事の牧師さんよりもよくしゃべる保険屋に、呆れ返っておられる事と思います。

翌日は島根県の松江市・出雲市を尋ねました。 松江では山陰のあじさい寺【月照寺】に… あじさいはまだ蕾でしたが、雨上がりでとても情緒がありました。 宍道湖畔を通って【出雲大社】にも寄りました。

考えてみたら、無信心で無宗教な私が… 【教会】【寺院】【神社】とを回ったことになりましたが 牧師夫妻の、お嬢さんの…普通の生活をしながら、権威をもたず組織や団体にも縛られず、 純粋な気持ちだけで教会を営まれている姿には、とても心が洗われます。 今回はご主人の保険で伺いましたが、今度は奥様の保険で伺うのが楽しみです。

P.S. 次回の週間KEN6月19日号は、このままで行くと、 いきなりドイツからクロアチア戦の報告になってしまいます。 したがってドイツ旅行中は【週間KEN・特別増刊号】として逐次アップしていきたと思います。 まだ、何の準備もしていませんが(^_^;)…ご期待ください!

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2006年06月05日124号  自動車免許

ヒロコが自動車免許を取りました。

私が運転免許を取ったのは今から35年前です。 ヒロコとは同じ戌年で3回り違いますから、だいたい同じ年齢の頃です。 大学を卒業してフランセに就職、3年目に配属されたのが銀座本店でした。 深夜1時まで営業しており、タクシーで帰るしかないのですが… その頃”夜の銀座”は全盛期、まともな料金で乗せてくれるタクシーはありません。 深夜3時を過ぎれば、どうにか拾えるのですが、それでは身体が持ちません。

叔父が古くなった日産のサニー1000を譲ってくれるというので、自動車免許を取る事にしました。 お店は深夜までやっているので出勤時間は遅く、自動車教習所に行く時間は充分にありました。

免許を取得したのが1971年の10月13日と今でもはっきり覚えています。 私がモノスゴイ!ファンだった阪急ブレーブスが巨人との日本シリーズを西宮球場でやっていたからです。 その日の午前中に府中の交通試験所に免許書を取りに行って、 午後から日本シリーズのテレビ中継を見ていのですが、クルマで銀座まで出勤しなければなりません。

「そうだ!クルマの中でラジオ中継が聞ける!」…と思い早めに家を出る事にしました。 運転免許を手にした、その日にハンドルを握り、混雑した銀座の狭いスペースに縦列駐車です。 この年の日本シリーズは巨人に1勝4敗で敗れましたが… その日の試合だけが8対6の接戦で唯一勝った試合だったのです、しかし、 ラジオをはつけてはいたものの、ほとんど聞いていなかった、イヤ聞くことが出来なかったのです。 その夜から、数人の従業員やアルバイトをクルマで送って帰るようになったのですが…、 今考えてみたら、よく乗ってくれたと思います。(^_^;)

ヒロコは昨年11月から、土日を利用して近くの向ヶ丘自動車教習所に通っていました。 先日、交通試験所(二俣川)で筆記試験に合格し、免許が取れたヒロコから連絡が入りました。 比較的、近くにいた私は交通試験所まで向かいにいきました。 ヒロコが嬉しそうにクルマに近かずくと、「私が運転して帰る…」というのです。 教習所の卒業記念に貰った青葉マークをペッタとはって運転です。

ヒロコは赤ん坊の頃から助手席に乗せて走っていましたが… 私が助手席に乗ってヒロコの運転で走るのは、なんともヘンな感じです。 ホンニンは「もう6ヶ月も教習所で運転しているのだから…」と涼しい顔です。

国道16号線から東名高速道路を使って無事、我が家につきました。 毎朝、ヒロコを向ヶ丘遊園駅まで送るのが私の日課でしたが 翌朝からヒロコの運転で駅まで行き、帰りだけが私の運転です。 夜は逆に駅まで私がクルマで行って、帰りはヒロコが運転して帰宅というパターンです。

土曜日にヒロコの友人の結婚式があり、その司会をヒロコがしました。 ヒロコは式場へはクルマで行くと言ったそうですが、来るまでに事故でもあったら コッチが迷惑と言われて、あきらめたようです。

35年の開きはありますが…親子揃って怖いもの知らずのようです(^_^;) しかし、怖いもの知らずは、まだこれからです! いよいよドイツ行きが迫っていますが、 ドイツの足はレンタ・カーを軸にして移動することにいたしました。 そう!制限時速無制限の、あのアウト・バーンに挑むのです。

2006年05月22日122号  ドイツ・モード

一応、ドイツまでの往復の航空券は確保しました。 6月16日の午前9時25分成田発のエア・チャイナで北京経由フランクフルト着です。 台北経由とか、クアランプール経由とか、香港経由とか、モスクワ経由とか パリ着だとか、アムステルダム着だとか、ミラノ着だとか なにしろヨーロッパ大陸に辿りつけば、どうにかなると、YUKIはネットで探し回った結果、 1名10万円以下の往復航空券をまずは確保したのです。

我が家のカレンダーには6月16日から帰国する26日まで太いマジックで線がひかれました。 もちろんクロアチア戦のある18日(日)には大きく○がされています。 決まっているのはフランクフルトに夜つくので、空港近くのホテルだけです。 今YUKIに確認したところ、本当の空港近くのホテルは高いし、もうどこもいっぱいだったので、 正確に表現すると…空港から少々離れた、空港近くのホテルだというのです。

それでも、長旅でドイツに着いた夜の宿が決まっているのは心強いものです。 昔よく家族で貧乏旅行をしたものですが、空港に遅く着いてから、大きな荷物を引きずりながら、 右も左もわからない海外で安宿を探すのは、けっこうキツイものがあります。

でも決まっているのは、ココまでです。 18日はニュルンブルグにいなければなりませんが、その前日または当日の宿も決まっていません。 なにしろドイツ国内でのスケジュールは白紙状態です。

あまりサッカーには詳しくなく、ましてワールド・カップを見にいくとは、つい最近まで夢にも 思っていなかった私ですから、顔と名前が一致する選手と言えば… 中田英とか、川口とか、中村とか、稲本とか、宮本…ぐらいでした。 ところが先週15日に日本代表がジーコ監督から発表される生中継を見てからは 巻だろうと、坪井だろうと、駒野だろうと…全メンバー23名の顔と名前は バッチリと私の明晰?な脳みそに叩きこまれました(^_^)

テレビも先週ぐらいからワールド・カップ関連の番組が一機に増え 気持ちはだんだん盛り上がり、ドイツ・モードになってまいりました。

去年の6月といえば、東京海上のコンベンションでYUKIとハワイに行きました。 今年も連続を狙っていたのですが、惜しくも届きませんでした。 しかし、もしハワイが決まっていたら丁度ぶつかって、どちらかを放棄しなければならなくなっていたのです。

私はYUKIに、「今年はハワイを決めなくてよかったね」と言ったら 「ハワイが決まらなかったという事は、去年より契約が少ないという事で、収入が少ないという事です、 それなのに家族で自費でドイツに行くのですから、どれだけ家計が苦しくなるかは、わかってらしゃいますよネ!」 と言われてしまいました(^_^;)

えーえーその事は充分に理解をしています。 貧乏旅行も慣れています。 しかし、もう私もそれほど若くはありません。 それに私の還暦祝いを兼ねた旅行じゃありませんか。 少しは優雅に、のんびりと、楽しい旅をしたいものだと、心のそこでは思っているですが…。