特別増刊号 ドイツの旅10日間 – 6月18日 第3日目 【W杯・クロアチア戦の日)

いよいよクロアチア戦の日がやってきました。 昨晩は門限ギリギリのチェック・イン(安いホテルなので門限付き^_^;)で夕食は抜き! 朝から3人はサムライ・ブルーのユニホームを着て、まずはホテルの朝食ビュッフェを制覇に向かいます。

何と狭いビュッフェには、サムライ・ブルーのユニホームの日本人がほとんどです。 もう挨拶も自己紹介もなく、いきなり普通にサッカーの話で盛り上がります。 クロアチアのユニホームを着た人もいて、気持ちはハイになるばかりです。 食事のテーブルも日本人同士であれば、何の抵抗もなく相席になってしまいます。 ロスから見に来たという熱狂的なサッカー・ファンと話がはずみました。

試合開始は午後3時からですが、この日はサッカーに集中です! レンタ・カーはホテルにおいて、なにはともあれ競技場まで電車を乗り継いでいく事にしました。 ホテルを出るとき、ビュッフェで一緒だったクロアチア人とも記念撮影です。

ホテルから競技場までの道のりは結構遠く複雑ですが、 ブルーのユニホーム姿の流れについていけば、どうにかなりそうな雰囲気です(^_^;

地下鉄で一緒だった3人の若者は次回のW杯の開催地の南アフリカから来たとようです。 ニュルンブルグに着くとクロアチアのあの赤と白のユニホームが溢れています。 彼らは身体も声も態度も、すべて大きく…圧倒されます。 我々に向って「すしボール!すしボール!」と、合唱されたのには 思わず笑ってしまいましたが…笑っている場合ではありません。

地下鉄から競技場のある駅までの向う電車のホームはJR状態で、日本人でいっぱいです。 駅から競技場までも、けっこう歩きますが近づくにつれ クロアチア人が多くなっていきます。 彼らはバスやクルマを使って直接やってくる者も多いよいうです。 なにせ、直線距離だと500㌔ぐらいしか離れていないのですから。

競技場の近くはナチス・ドイツを象徴する建物と大きな池の公園になっていて どこも、かしこも、ブルーと赤白チェックのサポーターで溢れかえっています。 ライバル心と友好心とが入り乱れ、W杯ならではの楽しい雰囲気です。 日差しは暑いのですが、木陰に入れば涼しく、空気か乾燥しているのが救いです。

軽い食事を済ませて早めに競技場に入る事にしました。 チケットは2枚しかないので、YUKIとはひとまずお別れです。 実はダフ屋も出ていて、ギリギリになれば200ユーロぐらい出せば、手に入るというのです。 しかし、競技場の外にも大きなスクリーンが用意されお祭り騒ぎで… YUKIはドキドキしながら実戦を見るより、こちらでのんびり見るのも楽しいそうというのです。

競技場な入るのには荷物とボディ・チェックがひとりひとり丹念に行なわれ、 ペットボトルはすべて没収されてしまいます。 こから競技場までも、かなりの距離があり、ほんとうによく歩きます(^_^;) いよいよ、改札ゲートをくぐって競技場です。 3時のキック・オフ1時間前ですが競技場には熱気があふれ、 両国のサポーターも応援合戦がすでの始まっています。

我々の席はメイン・スタンド側で、とても見やすいなかなかの席です。 でも、ココはW杯のスポンサーで、今回我々が当選したマスター・カードが抑えている席のようで 日本の応援席というものではなく、国際的なものになっていました。

試合の経過や結果はもう皆様、ご存知のことと思いますのでココでは書くまでもないでしょう。 でも、本当に楽しく、そしてアッというまに終わってしまった感じでした。 ひさびさに興奮してスポーツを見ました、ココで飲んだビールも最高でした。

競技場を後にする時は、 ブルーと赤白のユニホームが混じりあって みんなおとなしく帰っていくところが、とても良い雰囲気でした。 ユニホームをサポーター同士が交換しているところも、たくさん見ました。

YUKIも大変、たのしく過ごしたようで、たくさんの外人?とも、お友達になれたようです。

ニュルンブルグの街には路面電車で向かいました。 ここでも、日本人とクロアチア人でごったがえして原宿状態です。 今日はクルマはホテルにおいています、したがってビールの見放題の日と決めたのです。 いやはやドイツはビールが旨いのです!

ニュルンブルグの観光もしなければなりませんし… 日が長いの本当に疲れます、イヤ助かります(^_^;) […]

特別増刊号 ドイツの旅10日間 – 6月17日 第2日目 【フランクフルトからニュルンブルグへ】

ホテルは朝食付という事でしたが期待していませんでした。 本当はとても期待しているのですが、裏切られた時のショックが大きいので 期待しないように心がけているのです。 そもそも私の経験上からも欧州は質素というイメージがあるのと、 なんと言っても一人5000円くらいの安宿です(^_^;) しかし、しかし…朝からハッピーです、どこのホテルにも負けない朝食ビュッフェです!

2台のパソコンをフル稼働したあと…慌しくチエックアウトだけはすませて、 大きな荷物はホテルに預けて、レンタカーを借りにハーツまで行きました。 カーナビは英語仕様が借りられ、ヒロコがたよりです。 レンタカーでホテルに一旦戻って荷物も積んで、いよいよスタートです。 一泊目のホテル…部屋からの景色も抜群!大きなバスタブ!、朝食も最高! ドイツがとても好きになるホテルでした(^_^;)

小型ベンツは好調に走ります。 問題はカーナビです…日本のカーナビのように住所を順番に選択していったり 電話番号を入力すれば検索されるのではなくて… 目的地の名前(それも駅名とか検索されるのは極僅か)か住所を アルファベットで一字づつ入力して行かなければならないのです。 画面表示もとても簡素で、案内音声は英語(ドイツ語よりはマシですが)… そんなわけで、ヒロコは当分、ナビ係りという事で、私が運転に専念です。

まず向ったのは【マインツ】 ライン川が流れる8世紀頃に栄えた宗教都市です。 ここで食べたジェラートはとても、とてもナイスでした(^_^)

アウトバーンはクルマが多く、車線も思ったより狭く、それでも 平均130㌔~140㌔は出す事が出来、この日の最高が185㌔くらい もう、それ以上は怖いのでヤメました。 でも目的には日本の感覚より早く着きます、あたりまえですが。

次に向かったのは【ハイデルベルグ】です。 カーナビは狭い石畳の市電の走る古い街角を右だ左だと誘導し、 いきなり、大きな橋とその向こうに見えるあのハイデルベルグの壮大な風景が 現れた時はヒロコも思わず喚声をあげるほどの絶景です。 三人で撮ってもらった写真には絶景が写っていませんが(^_^;) (コチラを) お城までの道のりは大変ですが…見所マンテンで、上からの景色も抜群です。 でも、なんと言ってもココでの最高はビール(私はクルマを運転するのでアイス・ティー) と食事でした、こんな観光地でチップ込みで22ユーロ(3300円位)…生き返りました。 ハイデルベルグは見所いっぱい、堪能することが出来ました。

次に向かったのが【ローテンブルグ】です。 着いたは午後8時頃、まだまだ陽は沈みませんが… 私の影がこんなに長くなっていました この街もビックリです!…だいたい、我が家の旅は国内もそうですが、いきあたりバッタリの 予備知識もないまま行っちゃうのでビックリ度が高いのです(^_^) まーようするに中世の大きな街が大迫力でそのまま残っているのです。 よく歩きました、写真もビデオもたくさん撮影しました。 この写真を撮ったのは9時10分頃です。

カーナビのセットは今回の最大の目的地ニュルンブルグです! ニュルンブルグのホテルは門限11時で、そのギリギリに到着しました。 途中…ちょっとした!?トラブルがあったのですが(^_^;) これを書き出すと長くなるので、別途ご案内をします。

なには、ともあれ、いよいよ明日は午後3時から日本・クロアチア戦です!!

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