特別増刊号 スペインの旅 6月27日 第3日目 【風車の町『コンスエグラ』と『カンポ・デ・クリプターナ』…そして『コルトバ 』】

トレドの朝は明けました。 パソコンを開けてメールやブログのチェックも重要な仕事です。

NHKの【世界ふれあい街歩き】という番組が好きだったのですが それは必ず朝の風景から始まり、ちょっとその気分も味わいたく YUKIと近くを散歩しますがヒロコも起きてきてきました。

ホテルの朝食は予想どうり昨日よりグレードは落ちますが したがって 気負うこともありません(^_^;) パンやバターやコーヒーの素朴な美味しさが伝わって 朝食らしい風情が伝わって、これはこれで良いものです。

ヒロコは昨日、すぐ近くにある大聖堂が閉まったばかりで 入れなかったので、再チャレンジで出かけるというので、私もおともに。 YUKIは今日の行き先やホテルの予約など大役?があるので留守番です。

ホテルのスグ近くに大聖堂があるのですが、トレドの街は狭い道が入り組んで すぐ迷子になってしまいます。 大聖堂のスケールは写真では到底伝えることが出来ないほどの 圧巻で、ぐったり疲れてホテルに戻りましたが… 休んでなんていられません。

今日は、ドンキ・ホーテで有名なラ・マンチャ地方をドライブして コルトバに向い、そこで一泊する事になったのです。

チエック・アウトを済ませ、クルマを有料駐車場から出して まずは約80キロ先の【コンスエグラ】に向います。 遠くの小高い山に風車が見えてきたのには感動します。 青い空に白い風車の、夢に見た風景です! 近くの中世のお城跡も、とても風景とマッチして、くまなく歩いていたら お昼の閉館の2時を過ぎてしまい(シエスタのためなのか) 危うく4時半まで閉じ込められるところでした。

古城にそのまま残っていたのではないかという大きな鍵で 鉄の門をあけて貰って無事、お城を脱出する事ができました。

次に向ったのは、そこからさらに50キロ先にある 【カンポ・デ・クリプターナ】です。 写真だけをみたら、先ほどの【コンスエグラ】と同じ場所と思われかもしれません。 我々も、風車は一箇所でいいとの意見もあったのですが… 実は「ココに行って見よう!」というのが、このスペインの旅の原点だったのです。

これもNHKでタレントの関口知宏が鉄道で旅をする番組があるのですが そのスペインの旅で、ココの風車の風景が鮮烈に残っていたのです。 いやはや、どこをとっても絵になります。

さて、ここまで来たのだから、食事でもゆっくりという事になって そのレストランのお勧めコース・メニューが3種類あるので それを3人が、それぞれ取って、3人でシェアしようという事になったのですが そのサラダの中に、なんと小さなカタツムリが入っていました。 ウエイターに「これは食べられるのか?」と聞いたら それまで、愛嬌のよかったウエイターは私たちに近寄らなくなりました(^_^;)

その後に出されたメイン・ディシュの肉料理や魚料理も塩味がきつくて 昨日に引き続き、残してしまうという不覚を取ってしまいました。

デザートとコーヒーは無難なものを注文し美味しかったです。 そうそう水も(^_^;) まー昨日もそうでしたが、値段はソコソコで、まーこれも旅の経験です。

コルトバまでは280キロほどありましたが休憩も入れて3時間。 ホテルがまた遺跡の中にあるような場所で カーナビ君も案内に苦労をしたようです。 おかげで我々も苦労させらながらも 8時過ぎにチェック・インをする事が出来ました。

ホテルで少しは休みたい気分ですが、休ませてなんてもらえません。 コルトバの街を散歩です。(^_^;) […]

特別増刊号 スペインの旅 6月26日 第2日目 【マドリッドから『トレド』へ】

ドイツの時もそうでしたが、だいたい一泊目はなかなかグレードの高いホテルなのです(^_^) 飛行機の長旅の初日に大きなカバンを持ってウロチョロするのはつらいので (と言っても昨晩は空港でウロチョロしましたが) YUKIが航空券を購入するHISでホテルの予約も一緒にしておくからです。

したがって朝食もホテルのビュッフェでゆっくり、 ゆったり、ゴージャスに過ごせます。 ネットの接続もスムーズで、やらなければならないコトは山ほどあるのですが どうにか、こうにか、12時前までには、こなすことが出来ました。

今日は、まずはレンタ・カーを借りて、マドリッドから100キロの近場にある トレドにめざすことにしました。

レンタ・カーはマドリッド空港にあるハーツに予約してあるので、 チェック・アウトをすませて、ホテルのリムジンで空港まで行って レンタ・カーのカウンターで 手続きをすまし、すぐ近くの営業所で、 待たされる事、一時間、 昨年は盗まれてしまった、おなじみのカーナビをつけてトレドまでのドライブです。

スペインもドイツほどではないですが 無料のハイ・ウェーが発達して快適なドライブが楽しめそうです。 しかし、カーナビの行き先をトレドに 設定しているのに、 スグに普通の道路に下ろされ、しばらく行くと高速に誘導され また、普通の道路に下ろされて、しばらく行くとまた高速に誘導とやるのですが、 よく見るとトレド行きの同じ高速道路に乗ったり降りたりしているのです。

まーその方が距離は短いのかもしれませんが、馴れない者にはたまりません。 途中から、カーナビの案内を無視して突っ走ったら、カーナビは黙ってしまいました(^_^;)

トレドは遺跡の中に、街があるようなところで カーナビが予約したホテルを案内するのですが、石畳の細い坂道どんどん進み とても心配になったところに、小さなホテルがあって、近くの有料の公共駐車場にクルマを 停めて、まずはホテルにチェック・インです。

まずは、腹ごしらいです。 空気が乾燥し、暑い日の中で飲むビールは 昨年のドイツ同様、スペインのビールも旨い!最高です!

そしてスペインと言えばパエージャです。 これも、日本のご飯とはちょっと違いますが、生のお米から炊き込むので ご飯ひとつぶひとつぶに魚介類の味が沁み込み、さすが本場物と感激です。

トレドは、入り組んだ細い坂道の中世の古い町がそのまま残っており 町全体が世界文化遺産に指定されています。 したがって、どこにいるのかすぐに判らなくなってしまい 目的地に着いたときは感動します(^_^)

スーパーで飲み物類を購入します。 何しろ暑いのと、よく歩くので、喉が渇くのです。 一旦ホテルに戻って、 トレドの町が見下ろせて夕日が綺麗で食事も出来るという場所へ。

私もそこではビールかワインでも飲みたいのでバスに乗るためホテルを出たのですが どのバスに乗って行けばよいのか判らず、ぐずぐずしていると 陽がだんだん落ちてきて、サン・セット(9時頃)には間に合いそうもないので けっきょく駐車場からレンタ・カーを出して行くことにしました。

トレドの町の全貌は正に絶景と息を飲むほどですが… 夕日はソコソコでした(^_^;)

ココの名物というスープは私とヒロコはどうにもダメだったのですが こういう時は食感覚がちょっと違いYUKIが美味しいと食べるのですが(^_^;)… 何よりスゴかったのは、ココのレストランの歴史的料理というのを 注文したのですが、なんとも(^_^;) 残ったパンくずを、正体不明?の肉とフライパンで掛け合わせ、炒めてような 食べ物で、外食をして残す事はない我が家の3人も結局食べる事が出来ませんでした。

ということでダイエットな夜でしたが、素晴らしい夜景も眺め […]

2007年06月25日179号 ではではスペインに!

今、6月25日月曜日の午前3時30分です。 今日13時ちょうどの成田からミラノ経由でスペイン(マドリッド)に向います。 当然、この調子だと徹夜になるでしょう。 でも、ま~遊びに行くようものですから それは誰も同情して頂けないでしょうし、同情していただこうとも思っていません(^_^;)

でも、いつも出かける時はこの調子なのです。 特に海外旅行の場合はYUKIといく国内ハード・ツアーのようにクルマを運転することは ないので、飛行機に乗ってしまえば”眠れる!”という甘え?があるのです。

そして、なんと言っても、やりおえておかないといけない仕事があってキリがないのです。

今の段階でもYUKIも何時ものように書類に埋もれて、目を三角にして オンラインの繋がらないパソコンと向いあっています。 まだ、旅行カバンには何も入っていません、 「YUKIはそれどころではない!」とさけびながら電卓をパチパチ叩いています(^_^;)

これがYUKIといいく国内ハード・ツアーならクルマのトランクに、思いつくものを ドンドン掘り込めば数日の旅行ならどうにかなります。

毎年の大晦日も、だいたいこんな調子で、部屋はごったがえしたまま除夜の鐘がなるのが 我が家のパターンですが、だからといいて正月になってしまったところで困ることもありません。

でも、スペイン12日間の旅に出るのに、まだナンの用意もせずに… 今、新聞配達のバイクの音が聞こえる時間なのに、まだこんな状態なのです。

今、ヒロコが帰ってきました、午前4時です。 撮影の仕事が終わって帰ってきたのです。 少しも慌てず「いつもの調子だね」と笑っています。

でも、こんなことを書いてしまうと、ロコハウスの管理状態や旅行中のお客様への フォローを危惧される方もおられると思いますが…ご心配なく! と胸を張っていいたいところですが、小さな声で言っておきます。 ま~、ど~にかなるのです、いやどうにかするのです(^_^;)

でも、こうでもしなければ保険代理店が毎年10日以上の海外旅行なんて出来ないのです。 でも、やってしまえば、こっちの勝です(^_^;) いや、そんな強気ではないのですが、まーそのような表現になってしまってゴメンナサイ。

ただ、人生を楽しみながら、ライフ・ワークとしての仕事をコナスという私の思いを果たすため ちょっとミエをはって、ちぇっとムリをしているというわけで、ご勘弁ください。

なお旅行中でも、一応仕事はしています。(^_^;) パソコンを持ってメール・チッックも、留守番電話のチェックもしています。 また、昨年同様、旅行中の紀行分と写真もアップしていこうと思っています。

もう数時間で我が家を出なければなりません! では、では、行ってまいります!

特別増刊号 スペインの旅 6月25日 第1日目 【我が家からマドリッドまで】

けっきょく、いつもの事だけど一睡もせずに我が家を午前7時に出発!

前日の夜にクルマが車検を迎えディラーに預けたので 成田空港にはリムジン・バスでいくことになり 最寄のバス停まで荷物をひきづり新百合ヶ丘までいかなければなりません。

飛行機は13:00時成田発のアリタリア航空ですが、そこまでが大変な時間が かかってしまいますが、しかたありません。

リムジンの中ではパソコンを開けて最終のメール・チエック 成田空港では 銀行で保険料の入金や、YUKIが徹夜で作った郵便物の配送、そして 朝食と慌しく経過し、ケータイでアチコチ連絡をとっていると アツというまに、搭乗手続きの時間になって ヒロコの手荷物の化粧品が厳しいチッックを受けて機内に(^_^;)

ここからまずイタリアにミラノまで約11時間のエコノミック症候群との戦いです。 ビールを飲んで眠りたいものの機内で好きな映画が見られるとなると 寝てばかりはおれません(^_^;) 日本映画の「フラ・ガール」があったのでついつい見てしまい、 泣いてしまいました、私は悲劇ではめったに泣かないのに、 コノ手の映画には弱いのです。 でも、最初の肝心のところをツイ寝てしまったので、またリプレイして 見直しました(^_^) 画面の下に中国語と英語が出るのは気が散るものですね。

ミラノの空港でマドリッド行きの飛行機に乗り換えのため 2時間ほど、と思ったら結局3時間ほど待たされることに。 イタリアといえばカプチーノと私、 ヒロコはジェラートを… ここでも少々仮眠をとって、マドリッド行の便に!

マドリッドまでは約2時間、 現地時間で26日午前0時15分、日本時間で26日の午前7時15分 我が家を出て24時間と15分が経過しています。

ここでスムーズにいけば空港近くに予約していっるホテルの シャトル・バスが迎えに来て長い一日の旅程が終了するはずなのに そう簡単にいかないのが我が家のパターンです(^_^;)

飛行機の到着が遅れたのと機内預けの荷物の受取に時間を要し ホテルに電話しても、どいうわけかまったくホテルには電話は 通ぜず、いつものようにナンヤカヤとドタバタしているうちに やっとシャトル・バスがやってきて 現地時間で26日午前2時00分、日本時間で26日の午前9時30分 我が家を出発して26時間!マドリッドのホテルの部屋に到着し イヨイヨ、明日よりスペインの旅が始まる予定ですが どうなる、ことでしょうか(^_^;)

2007年06月18日178号 わたしはしあわせ者(^_^)

ちょうど1年前の今日。6月18日は 私はドイツのニュルンブルグで日本対クロアチアのワールドカップを観戦した日でした。 この時の我が家のドイツ・ツアーは週間KEN臨時増刊号として毎日報告させて頂いたら 普段の3倍近いアクセスがありました。 そして今でも私のホームページの人気コンテンツとして多くのアクセスがあるのです。

まー、逆に言えば保険屋のホームページなんてモノは 保険のことを、いくらホンネで判りやすく親しみを持って(^_^) 書いてもそれほど読まれない…という悲しい運命にあるのかもしれません。

しかし、アクセス数が増え、親しんで頂ける方が一人でも増え 「保険の事でも相談してみよう!」なんて方が現れたら そのようなコンテンツも決してムダではないと言うこになるわけです。

なんだか、前置きが長くなりましたが… まーそのようなヘリクツをつけて今年は6月25日から7月6日まで 昨年のドイツ旅行に引き続き、今回はスペインを旅してみようと思っているのです。

あ~あロコハウスさんも儲かるようになっちゃてケッコウなご身分で… なんてイヤミのひとつぐらい言われそうな気配も感じますが(^_^;) 決してそんなに儲かって、楽な生活なぞしているわけではないのです。 ただ、このホームページを立ち上げた頃のドンゾコ状態から比べればかなり楽になった事はたしかです。

その要因の一つが、ヒロコが社会人になって出費がなくなり逆に収入が入るようになった事。 そして、もうひとつ大きな要因が、このホームページやブログの開設で、ネットでの保険相談が 全国規模で広がり収入安定に繋がったことです。

ただし、ココがとても大切なところですが… ネットでの保険相談は大変地味な仕事で決して大儲けなど出来るものではありません。 それどころか、保険仲間から、 「そんな利益の薄い保険をテマヒマかけて、契約には遠くまで出かけて、やって行けるの?」 とよく聞かれるほどなのです。

それを私はライフ・ワークとしてやって行こうと思っているのは… 決して大儲けは出来きなないけど、マイペースでやっていける堅実な仕事だという事です。

そして、何よりも大きな要因はやってて”楽しい”という事です。(^_^)

ネットでの契約者を訪問するYUKIとの国内の旅行はあくまでビジネスです(^_^) 2年前のハワイでのコンベンションも仕事関連ですから、ある程度は経費として落とせます。

しかし昨年のワールド・カップ・ツアーは経費では落とす、なんて考えてもいませんでした。 でも、それがネットで保険相談をしている保険代理店のホームページのアクセス数に貢献するなら 旅費の一部ぐらいは広告宣伝費に計上してもバチはあたらないのではないか! これは毎年のシリーズ化にして次回はスペインに行こう!などと ドイツ旅行を終えた我が家で大いに盛り上がったのです。 (すぐに盛り上がるのが我が家の習性でして^_^;)…

でも、ココまで来るには、やはり紆余曲折もありました。 実は今年の2月に、この週間KENでも少し触れましたが、大学時代のOB会がアルゼンチンであって 私の参加したかい気持ちをYUKIは感じ取って、行くことを薦めてくれました。

でもアルゼンチンはあまりにも遠く(だから行きたいのですが) したがって旅費も高く、そのわりには日にち短く、 家族でのスペイン旅行計画を犠牲にして、私だけアルゼンチンにいくという事は出来なかったのです。 そのぶんスペイン旅行には執念が湧いたというわけですが(^_^;)

今回の旅行も、延べ12日と決して短いものではありませんが ビンボー旅行をしようと思ったらもっともっと日にちが欲しいぐらいです。

私がこのような旅行をシリーズ化しようとした要因の一つにインターネットがあります。 結婚当初の数年間は年に2度のペースで海外旅行をしていた頃がありましたが やはり代理店を長期間休業して海外に行くという事は支障も少なくありませんでした。

しかし、2年前のハワイ、そして昨年のドイツとパソコン一台持って、海外に行って感じたのは ほとんど日本にいる時と変わらずに仕事が出来るという事です。 もちろん、ロコハウスに入ってくる留守番電話は定期的に聞きますが、これも携帯で聞き 携帯から簡単にかける事が出来て、時差以外はほとんど問題なく、しかも安いコストで済むのです。

旅行中も毎日、紀行文を書き上げてネット上にアップし パソコンを使っての保険相談や仕事の連絡は通常通りこなしながら、旅をするわけですから […]

2007年02月19日161号 鳥の歌

私は目を閉じながら、 すぐ近くで演奏されているピアノと歌の世界にすっかり引き込まれていました。 流れている曲は「鳥の歌」…チェロの巨匠・カザルスの名曲です。

私が最初にカザルスの名前を知り「鳥の歌」という曲の存在を知ったのは 作家・五木寛之の小説【戒厳令の夜】や彼のエッセイでした。 五木寛之は私の学生時代と同時進行の流行作家で 【さらばモスクワ愚連隊】【青年は荒野をめざす】【蒼ざめた馬を見よ】など 我ら世代のバイブル的存在で、友人の多くもシベリア鉄道で荒野をめざしました(^_^;)

大学時代、私はスペイン語をカジッていましたが、 その頃のスペインはフランコ独裁政権のまっただ中でした。

スペインのカタロニア地方(首都バルセロナ)で1876年に生まれたカザルスは スペイン内戦からフランコ独裁政権と続く母国スペインを離れ、 プエル・トリコを本拠に音楽を通しての平和活動家でもあったのです。

カルザスが94歳の時の1971年、ニューヨークの国連本部で 「私の生まれ故郷カタロニアの鳥は、ピース(平和)ピース(平和)と鳴くのです」と語り、 『鳥の歌』をチェロ演奏した事は伝説ともなっているのです。

なんだか解説が長くなりましたが(^_^;) 五木寛之が魂の名曲と「鳥の歌」をと熱く伝える小説やエッセイは読んでも、 その曲を聴くチャンスはしばらくなかったのですが、なにげなく聞いていたラジオから 流れる曲が「鳥の歌」と知った時は感動したもでした。

その「鳥の歌」がピアノの生演奏と歌唱で流れているわけですが… 私の青春時代と、カザルスの望郷カタロニアの風景らしきものがクロス・オーバーし(^_^;) 不思議な世界の中に私は漂っていました。

ピアノを演奏したのは岩崎良子さん。 私の友人の亡くなった奥さんの妹さんで、何かとお逢いする事があったのですが 演奏会に行ったのは今回が始めてで、もちろんピアニストととしてココまで実力のある 人とは思っていなかったので感激でした(^_^;)

良子さんとジョイントした石井三榮子さんの歌唱力にも驚きました。 ニコリともせず迫力溢れる二人の中年女性がステージに表れた時は、 どうなることかと思いましたが(^_^;) だてに歳はとっていないようで…いや歳をとっているからでしょうかm(_ _)m とても、とても、心にしみる歌唱で、音楽にウルサイYUKIもすっかりファンになってしまいました。

ジャズ・ピアニストである良子さんと高見沢宏昌さんのサックスのジョイントも最高でした。 高見沢さんは良子さんとは学生時代からのジャズ仲間で、いつもお金が無くて電気も止められて いた貧乏学生だったそうですが、どういうわけか今では銀座のジャズ・クラブのオーナーだそうです。 その二人の息がピッタリとあった演奏はとてもいい味を出していました。

私達が行くことは良子さんにも連絡せず、 どのようなコンサートなのかも判らない当日券を買っての気ままな参加でしたが それほどの期待もしていなかっただけに、感激はひとしおで次回のコンサートにも行こうと YUKIと話し合っています。 まったく肩のこらない、特に中年高年にお勧めのオトナのコンサートでありました(^_^;)

P.S. カザルスの「鳥の歌」の演奏を聞いた事がありますか? 今ではパソコンで簡単に聞けるのですね、私もビックリしています。