特別増刊号 スペインの旅 6月28日 第4日目 【『メスキータ(コルトバ)』『ひまわり畑』『カルモナ』『セビリア』】

コルトバの朝が明けました。
時差の関係もあって、留守番電話を聞いて電話をしたり
朝は何かと忙しいのです(^_^;)
ヒロコは【世界ふれあい街歩き】の気分で朝の市場などを
散歩してきたようです。

朝食は、つい気負ってしまうタイプの(^_^;)ビュフェ・スタイルですが
美しいパティオ(中庭)に皿を持っていく事が出来るようなので
室内のビュッフェと行ったり来たりしながら優雅な??
朝食を堪能しお昼の分まで食べることになりました(^_^;)

私が今回の旅で見たかった一つが
イスラム教とキリスト教が共存する…すなわち大モスクと大聖堂が
共存する【メスキータ】です。
ホテルのすぐ隣になにやら大きな遺跡らしき建物があるなと
思っていたのですが、それが【メスキータ】でした。

ホテルに荷物を預けてさっそくお隣の【メスキータ】に
1000本近い「円柱の森」は想像した以上に壮言で心が落ち着きす。
それに手を加えた、キリスト教の装飾どうも疲れるものばかりです(^_^;)
私はどうも偶像崇拝には弱いのかもしれまん。
必見の価値がある建造物であることを実感しました。

【メスキータ】の中庭で一休みして
昨日に引き続きコルトバの街をちょっと歩いてみました。
狭い狭い「花の小道」ユダヤ教の小さな教会美しい中庭など
気ままな散歩のあとの、アイス・クリームは最高です(^_^)

今日の宿泊地、セビリアに行く途中ひまわり畑がたくさんあります。
その中のひとつにクルマを停めました。
スペインでは、この季節あたりまえの風景かもしれませんが
日本ではまず見ることの出来ないスケールで、
これだけのひまわりがこっちを向いてくれると、
なんだか恥ずかしいような、ハッピーな気分になってしまいます。

このノドカな風景にヒロコがやっと運転する気になったようで
バトン・タッチです。
ハイ・ウェーを使わず、のんびりと進もうという事になって
【カルモナ】という街によってみることにしました。

いつものことですが、何の予備知識もなく行くわけすから
出てくる景色には、おどろかされるばかりです。
ちょうどシエスタの時間なのか街は死んだように静です。

どんどん歩いて、どこを歩いているかも判らなくなりましたが
こんな時には、カーナビが役にたちます。
昨年のドイツでのカーナビ盗難で学んだことは、
少しでもクルマを離れる時にはカーナビを外すという事でしたので
カーナビは持ち歩いているのです(^_^;)

近くにパラドール(お城跡をホテルやレストランにした国営施設…
トレドで街が一望できヘン?な食べ物をしたところもパラドール)
があり、そこで一休み、もちろん食事はしません(^_^;)
ソファーから見えるガラスの向こう側の景色がなんで
オレンジ色をしているのかと思っていってみると
そこは中庭になっていてオレンジ色の天幕がはってあったのです。

セビリアは大きな都市ですが、
YUKIは料金の安い小さなホテルを探し出すため、
石畳の小さな路地をいったりきたりして
おバカなカーナビとおバカな私には少々疲れますが
無事、近くの有料駐車場にクルマをいれてホテルへ。

ここで、終わらないのが我が家の旅の凄さです(^_^;)

セビリアまで来たのだから本場のフラメンコを見に行こう
とう事になってインターネットで調べたのですが
どこも予約制でネットでの返事をまっていたのでは間に合いません。

けっきょくホテルのフロントのアラブ系のお兄ちゃんが薦めるお店なら
10時からのショーがココで予約出来るいうのです。
現金でココで払えということで、なんだか、ホテルのお兄ちゃんに
儲けさせているような気もしないではありませんでしたが、
宿泊客に対してヒドイことはしないはずです。
疲れてウロチョロとフラメンコ店(タブラオ)をさまようのも
私としてはカンベンさせて頂きたいので、OKしました。

その前に食事をしてからという事になったですが
3人のフラメンコと飲み物代の99ユーロを現金で払ったため
カードが使える店でしか食事が出来ません。
10時の開演まで1時間ほどしかありません。
カードが使える店で簡単な料理を注文したら、この時間は
コース料理になるということで、時間的余裕もさることながら
コース料理恐怖症の我が家は店を出ました。

けっきょくフラメンコのお店のすぐそばのテラスの店で
まずは何時ものようにビールを飲んで、
あまりにも小さなビールだったのでもうちょっと大きなビールを追加で注文し
簡単な食事を3人でシェアして10時ちょっと前に
フラメンコ店(タブラオ)にすべり込みました。

フラメンコ、ほんとうに素晴らしいものでした。
でも、ココで出されたお酒も飲んで、旅の疲れと
寝不足(昨晩は3時間ほどの睡眠)と、心地良い酔いで
瞬間、瞬間、不覚にも居眠りをして…それでも
ハッと我に返って「オレッ!」と掛け声をかける私は
店の中では結構めだっていたようです。
ショーが終わって 席を立つときに、ソバにいた外人(何人か不明)に
冷やかされてしまいました(^_^;)

Comments are closed.