2006年02月13日108号 スピード違反

今朝(2月12日)午前4時30分・東名高速下り車線・静岡県富士市付近 制限速度100㌔のところを21㌔オーバーで覆面パトカーに捕まってしまいました。 いつものYUKIとのツアーでの出来事です。

こんな時間に、これくらいのスピードで!…と思っても後の祭りです。 「違反は違反ですから…」と警官は低姿勢で事務的に減点2・罰金15,000円のキップを切りました。 「このキップを処分される場合は個人情報が載っていますので細かく破って捨てて下さい」 警官の言葉に「大きなお世話だ!」と思いながらパトカーを出て その後ろに停車させられた私のクルマに向かいました。 助手席に座っているYUKIが鬼のような顔で私を睨めつけています。

YUKIは交通違反がとても嫌いなのです!(私も嫌いですが) 私が交通違反をするたびに、私はいつも物凄く、物凄く、責められるのです。 したがって私が一人の時の違反は内緒にしておくのですが、今回はそうはいきません(^_^;)

案の定、私が運転席につくなり…矢のような罵声が飛んで来ます! 「飛ばしすぎでいるので捕まると思っていました!」 「そのために朝、早く家を出ているのだからスピードを出す理由なんてないじゃないですか!」 「だいたいDVDなんか見てるから注意散漫になるのです!」

「だったら事前に教えくれればいいじゃないか!」 「早く家を出るのは高速料金が安いからで、スピードは何時もと同じでウンが悪かっただけだ!」 との私の反論にも 「もうボケがはじまってると自覚して、しっかり制限時速を守って走れればいいのよ!」

コレには私もキレてしまいました。 私はDVD(カーナビ)のスイッチは電源から切ってしまいました。 (本当は今回のドライブでの楽しみは自作のDVD(先週号で紹介)を見る事だったのですが) こうなったら徹底して意地でも制限時速どうりに走行してやろう!と決めました。 次から次に右車線のクルマが追い越していきます。 制限時速を守っていると、ゆっくり走る大型トラックの後ろにピッタリとつく形になりました。 追い越そうとすると、どうしても20㌔以上のスピード・オーバーになります。 さきほどの速度違反は、その追い越し車線で3台ほど追い越を掛けた時だったのです。 制限時速を絶対に超えないとしたら、トラックの後ろから離れることが出来ません。 トラックの運転手さんも気味が悪かったと思います(^_^;)

二人とも不機嫌に黙ったまま、DVDもカーナビも消された、音のしない暗い車内で 左車線をノロノロと長時間走っていると睡魔が襲ってきます。 なんせ、高速料金の割引のためには午前4前には高速に入るのが条件ですから ほとんど寝ていません。(いつものパターンですが) でも、どっちかがヒトコト言うと、それが引き金になってまたバトル開始です!。 そのおかげで?すっかり目が覚めて無事、東名の岡崎インターを出る事が出来ました。 そして国道一号線(東海道)を下り今回の訪問先である豊明市(愛知県)に向かいます。

とはいっても、お客様のNさん宅でのアポイントの午後1時には、かなりの時間があります。 こんな時は、近くに名所旧跡があれば訪ねることにしているのです。 カーナビで【桶狭間古戦場跡】が検索されました。 到着すると、小さな公園のようなところで駐車場も無く見るところもほとんどありません。 すぐそばに高徳院という寺院があり、そこに【桶狭間古戦場資料館】という表示があります。 しかし広い境内をまわり探したのですが、立派な葬儀場はあっても資料館は見つかりません。 誰かに聞いてもいいのですが、クルマは路上に置いたままなので帰ることにしました。

今度は駐車違反で捕まったら YUKI対KENの桶狭間の戦いになってしまいます。

アポイントの1時までには時間があります、 私が中学の2年間、父の転勤で住んでいた名古屋の千草区鹿子町をカーナビにセットしました。 途中の道はまったく思い出せなくても、近くにいけば思い出します。 まったく新しい家が建てられていても、坂の感じはそのまま残って45年以上も前の光景が蘇ってきます。 私が名古屋の思いでとして脳裏に焼き付いているのが、まぶしいような白い土と赤いカンナの花です。 赤土(あかつち)だらけの東京から引越しして、別世界に来たような印象があったのです。 でも45年以上も経過すると東京も名古屋も土を見る事は少なく、どこも同じに見えます。

昼食をゆっくり食べて、Nさん宅に訪問する頃には、もうすっかり二人の気分は回復し(^_^) 何時ものように、楽しく面談をさせて頂き、 […]