2004年8月30日032号 北海道にて 続き

さて、北海道の続きです。 いよいよ23日は、今回の旅の目的である余市にお住まいのHさん宅の訪問です。 余市は小樽からクルマで30分、少し早めに到着して、ニッカのウィスキー工場に…。 私には余市と聞いた瞬間にニッカが浮かぶほど、昔見たテレビCMの印象があるのです。 そこは思った以上に美しく、荘厳で、気品に溢れ、 工場を見てこころが打たれるという、初めての経験をいたしました。

午後1時、Hさん宅に訪問、ご夫妻で暖かく向かえて頂きました。 ネットで生命保険の相談をうけ、充分納得して頂くまで何度もメールを重ねるうちに 親しみが湧き、お逢い出来るのがとても楽しみになるのです。 二人のお嬢様の姿が見えないので伺ったら、もう幼稚園も小学校も始まってるという事。 そんな事にも北海道を実感してしまいます。

Hさんご夫妻は大学の音楽クラブで知り合い結婚、 ご主人は札幌の方で、東京での4年間の学生生活で北海道の良さを認識され、 東京出身の奥様も、すっかり北海道が気にいられているようです。

帰りに余市の駅前にある、創業70年の海鮮食品スーパーの2階で食べた 新鮮な貝が何種類も入った磯丼913円!ほっけ定食なんと378円!… 旨いの!安いの!もう涙が出てきます。 私もYUKIも、余市がとても気に入ってしまいました。

帰りに東京(経堂)から札幌に越されたお客様のFさんを尋ねたら ご本人もちょうど帰宅されたばかりで、いろいろ話がはずみ 趣味の畑で獲れたという、トウモロコシ・トマト・ブラックベリー・枝豆・プラムがテーブルに! どうしてこんなに旨いのかと、先ほどの海の幸に続いて、今度は山の幸で感激! あげくのはてに、自家製じゃがいもがたっぷり入ったカレーライスまで頂き、 もう私の胃袋は、普段との落差でショック死するのではないかと思うほどでありました。

23日夜遅くチェックインした滝川のホテルを朝早くチェックアウトして… レンタカーで一路、富良野へ。 ココで絶対に今回の北海道では行くまいと、こころに決めていたマクドナルドに! YUKIは嬉そうにコーヒーをお替り、昨日と打ってかわって何時もの食生活の始まりです。

ラベンダーの盛りは少し過ぎたものの、美しい花畑がどこまでも続き、 青い空はどこまでも青く、緑の丘陵はパノラマのように広がり、 澄みきった空気はエアコンの何十倍の心地よさで肌に感じるのです。

支笏湖・積丹半島・小樽・余市・札幌・滝川・富良野・夕張と北海道を堪能 「北海道はのんびりしていいね…」なんていいながら 2泊3日でレンタカー走行800KM! 使った高速料金は初日にカーナビで誘導されてしまった千歳~小樽間の2050円のみ! ハードでバトルでハッピーなYUKIとの北海道の旅は終ったのです。

2004年8月23日031号 北海道(小樽)にて

今(22日午後11時)小樽のビジネスホテルで書いています。 なぜ小樽にいるのか?…と云うと 明日23日に小樽の隣町余市にお住まいの、お客様宅にお伺いするからです。 仙台の時と同様、当然?YUKIも一緒です。

でも、今回はなんせ北海道!クルマでというわけにも行かず、それなりに費用がかかります。 それに”夏の北海道”です、いくらYUKIのケチケチ作戦でも限界があります。 したがって今回は二人の夏期休暇を兼ねて「少しは楽しもうよ!」という事になり 【2泊3日北海道の旅】で、今日がその第1日目と言うわけです。

でも、なんてったってYUKIです! スケージュールだって生やさしいものではありません! 今朝は4時起きです、羽田発JALの始発便に乗るためです。 ちなみに24日の帰りは最終便です、ようするに どうせ2泊3日の旅行をするなら、目一杯北海道に滞在しようという魂胆です。 その為に羽田で私のクルマを預けて、千歳空港でレンタカーを3日間借りて 私は運転し続けなければならないのです。

温度16度・天気快晴…空気はあくまでも澄み切っています。 レンタカーにカーナビは今や常識のようですが、私は初体験です。 まずは行く先を支笏湖にセットして快調なドライブを満喫しました。 まーそれまでは、良かったのですが 支笏湖から、今度は積丹(しゃこたん)半島を回る計画をしていて 私がカーナビのセットを余市にした事から”何時もの悲劇”が始まったのです。

今回のドライブは地図を持たずに、カーナビまかせにしたのがまずかったのです。 私は支笏湖から積丹半島の入り口である余市まで、複雑な道をどう誘導してくれるか 楽しみにしていたのに、カーナビは今来た道をそっくり千歳に戻ったあげく YUKIが嫌いな有料道路に誘導して行ったのです。

高速道路に乗ってからYUKIの目がすわっているのです・コワイ! YUKIは私に不愉快そうに「幾らかかるの?」と聞きます、 私だって知るわけがありません、カーナビに聞いて欲しいです。 それでも、北海道の景色は高速道路でも違うと感激している私に、YUKIは 「高速道路って何で、同じような景色なんでしょうね?」とまたつぶやくのです。

「朝からまだ何も食べてなんだけど…」なんて、とても言える雰囲気ではありません。 まーそんな険悪な雰囲気の中でしたが…

午後2時にようやく食べた積丹半島での取れたて”うに・いくら丼”! 積丹半島の突端”神威岬”の遊歩道から見た断崖絶壁の海岸線の絶景! そのレストハウスでのソフトクリームの旨さ! その時、高校野球での北海道初優勝の瞬間で、店中が大騒ぎ!

北海道を満喫していく中で、またコレも何時ものようにYUKIのご機嫌も直って 第一日目は無事?終了!… YUKIサマは例によって、すやすやと寝息をたててお休みされています。

2004年6月14日021号 仙台にて

今、仙台のホテル、ホリデー・インでこの文章を書いています。 仙台にお住まいのお客様のNさん宅に生命保険の事でお邪魔したのです。 2月からDr.KENの名前で相談員として参加している超人気サイト【保険選びネット】での 私の真摯な!?名答・迷答の数々に感銘 ?されファンになって頂いたというキトクな方で メールでも数ヶ月、生命保険について大変楽しくやりとりをしていたのです。

YUKIが「仙台は行った事がない!」というので一緒です。 この【週間KEN】もご愛読?頂いているNさんにYUKIも一緒だとお伝えすると、 少し緊張されたようですが、私以外の人類には危害がない事をお伝えし納得頂きました。 本当は昨日の土曜日をNさんはご希望だったのですが、ホリデー・インのホリデー・プラン と言うのがあり、日曜日の宿泊だと格安になるとYUKIが云うのです。 こういう時は【週間KEN】のご愛読者だと、とても話がしやすく、その旨をNさんにお伝えすると 充分納得して頂き、心よく本日に変更して下さったのです。

メールで楽しくやり取りさせていただくお客様に、はじめてお逢いするのは、とても嬉しい事です。 N婦人はとてもチャーミングで美しく、N氏はフレンドリーで暖かく、 2歳のお嬢さんはとてもはにかみやだけど、私たち珍獣をやさしく 迎え入れてくれました。

N氏は、これから新しい職場での再スタートという事で、私のプランには充分に納得頂きましたが、 収入がもう少し安定してから、ご加入された方がいいということで合意しました。 生命保険は生涯の【資産】となる買い物ですから、あせって安物買いをしてはつまりません。 生命保険について真剣に考える時代になってきた事は大変、喜ばしい事だと思います。 仕事を兼ねてYUKIと旅行が出来るのも悪くはないのですが… なんといっても、食べる事に興味の無い、そしてお金の無い(YUKIだけがお金が無いわけではありませんが) が口癖(でなく本当に無いと横で言っていますが)のYUKIと一緒の旅です。

昼はマクドナルドのハンバーガーで、ディナーは吉野家の【角煮きのこ丼】でした。 ( 吉野家のカレー丼には怒った私ですが実は最近、角煮きのこ丼にはハマっているのです)、 でも仙台まで来てマックと吉野屋は無い ものだ、と私は思うのですが。 明朝のホテルの朝食パックが唯一の楽しみです。(トホホ)