2011年02月14日369号 しなやかな闘い

『しなやかな闘い』…国立市の前市長上原公子さんの著書の題名です。

上原さんはYUKIと宮崎の中学時代の同級生で、私も結婚当初からの知人です。 その上原さんが、私が3年ほど前から参加している【日本の医療制度を守る市民の会】の 月に一度のセミナーの講師を務めるというのでYUKIと一緒に出かけることにしました。 もちろん本人には何も伝えていません。 少し遅れて着いたらすでに満席で一番後ろの席にすわりました。 ① ②

上原さんが中学時代から問題意識を持った明るい性格だったことや 大学時代は反戦運動に参加したり、活動家だったことはYUKIから聞いていましたし、 宮崎市の大型リゾート『シーガイア』の開発で200年の歴史を持つ防災林を伐採することに対する 反対運動をしていたことも知っていました。 そんな上原さんが引っ越した先の国立市での生活クラブの活動から、 市会議員になり市長になっていたのも彼女らしいと自然のなりゆきと思っていました。

こうして壇上の上原さんの政治家としての話を聞くのは初めてですが… 思った通りというか、思った以上に自然体で、 聴衆の誰もが彼女の話を素直に聞き入っているのが、いつも参加しているセミナーだけに良く判ります。

生まれつきの問題意識の高さと、周囲の人に助けられ、おだてらて、もちあげられて(^_^;) 2期8年の国立市の市長を反市長派の議員や石原都知事と“しなやかに闘い”ながら 市民主導の街づくりまちづくりと、それをサポートする行政をやってきた 上原さんの熱い思いがよく伝わってきました。

休憩時間、上原さんは私たちを見つけて驚きながらやってきて 私がスリムになった事にもまた驚いていました(^_^;) ① ②

質疑応答には、どれも的確でユーモアを交えムダがなく 市長経験8年が磨きをがかけたのか、さすが上原さんという感じでした。 中でも面白かったには「都知事選に立候補する気はないのか?」という質問に、 とても乗り気はあるのだが、そこまでの状況が伴わない残念さが滲みでて 彼女らしい可愛らしさが出て良かったです。(^_^;) ① ② ③

しかし… 政権を取ったからといって社会や経済を変えられないのは民主党が証明済みです。(^_^;) 都知事になったからといって思い通りに行かないは国立市長でも経験済みのはずです。(^_^;)

上原さんは現在は市民が主役の地方自治を広めるようと全国で講演活動をしているようですが、 それを地道に継続し輪を広げていくことのほうが有効ではないでしょうか。 無縁社会が叫ばれる、この時代に必要なのは税金を使っての対策ではなく ひととひとが人間らしく触れ合い分かち合える、あたりまえで自由な社会のはずです。 上原さんの熱い思いが小さな“核”と少しづつ増えていけば それがイッキに広がるのがインターネットの時代なのですから。(^_^) (同時発行のブログでもこんな事を書いています)

【医療の会】に毎回参加する私に楽しみは、その日の講師を交えての2次会ですが なんと上原さんは所要があって不参加という事で残念でしたが… ① 2次会では上原さんの幼馴染という理由でYUKIが乾杯の音頭を(^_^;) ① ② ③ ④ ⑤

この医療の会も、FPの内藤真弓さんとフリーライターの早川幸子さんがコツコツと始めてまる3年、 毎回、いろいろなゲストが、いろいろな立場で、いろいろな意見が聞けるのが楽しみに… それにもまして二人の美女に関わっていくのが楽しみで(^_^;) 私もだんだん日本の医療制度に対して少しは考えるようになっていくようです。

美女たちの『しなやかな闘い』こそが、この国を変える原動力になるかもしれません。

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