2005年05月16日069号 ホームページ閉鎖おめでとうございます

角倉さん、
ホームページの閉鎖おめでとうございます。
社員一同、大喜びです。
さすが、注目度の高いDr.Kenのホームページですね

今度はアカラックスの高橋さんではなく、代表の坂本さんからのメールです。
17日(火)坂本さんのセミナー【インターネットと保険営業】に私もゲスト・スピーカー
として招かれているのですが、その直前に絶好のタイミング?で
私のホームページが閉鎖に追い込まれてしまったのです。

ことの原因は、東京海上日動あんしん生命のお客様相談センターに送られた
一通のFAXです。
送り主は匿名ですが、あんしん生命の直販社員とだけ名乗っています。

内容は私のホームページのDr.KENのコーナーは、保険募集に該当するのに
保険会社が認定した募集文書登録番号が打たれていない。
すなわち、私のHPは保険会社の認定がないのに、あんしん生命は野放しにしている。
それに対して、直販社員だとすべてチェックされて、不公平だ!
ハワイに行けるような優積代理店なら黙認されるのか?(ソリャナイヨ(._・)ノ)
こんな不公平を許すなら、「ロコハウスのHPは問題アリ!」と
【金融庁】に訴えるけど良いか?…という、いわば脅迫状です。

保険会社は【金融庁】と聞いただけ震え上がる特異体質があります。
「とりあえずHPを今すぐ閉鎖して下さい!閉鎖しないとロコハウスが大変な事になる!」
と担当のM君は電話で言うのです。
私は「少しも悪い事をやっていないのだから、イヤだよ」と言ったのですが
それでは、あんしん生命が困るから閉鎖してくれというのです。

そこまで言われてしまうと「イヤだよ」とは言えません。
でも私のHPは毎日100名以上が訪問する人気サイトです(^_^)
それが突然閉鎖したらお客様に対して大変失礼な話しですし、ロコハウスの信用にもかかわります。

そもそも、私がそのようなHPを作る事になったのには、それなりの歴史的根拠があるのです。
私は以前から損保業務のかたわら、生命保険の診断をライフワークとしてきました。
そこで実感したのは、その多くの契約内容が契約者の思いと違った利益に反するもので、
それらが、まことしやかに合法的に売られて来たという事実です。
私は5・6年ほど前から、その怒りをインターネット上で征保大将軍のハンドルネームで
問題提起を続けて、それなりに知られるようになりました。

その征保大将軍(^_^)である私が代理店のHPを作るのですから、
保険会社お仕着せの、どこでもあるHPを作るつもりは最初からありません。
私のそれまでの思いの詰まった、お客様本位の、しかも顔が見えるHPなのです。
しかし、それはT社の認可の範疇を遥かに超えていたようです。
「公認のHPにする事はカンベンしてほしい…」と、いわば”お手上げ”をしてしまったのです。
だからと云って、保険会社おしきせのHPには、私の”こころざし”からして出来ません。
そんなわけで、認可の無いまま、今日まで来たというのが真相です。

そんな歴史を知る?坂本さんは
私のHPを”温かいまなざし”か”冷たい視線”かは知りませんか、見続けていたので…
即座に…「ホームページの閉鎖おめでとうございます!」とのメッセージを送ってきたのです。
~マッタク。

M君と”事件”以来はじめて金曜日に打ち合わせをしました。
M君は今、とても可愛そうな立場にいます。(匿名のM君にしていてよかったと思っています)
「私もDr.KENのファンです」何て言っていたのですから…
もちろん私のHPに承認番号が無い事も、私が”確信犯?”であることもM君は充分に知っています。

M君が私に電話でHPのとりあえずの閉鎖を求めて来た時に、M君に念を押しました。
「よしわかった!でも私のHPのどこが問題なのか、会う日までに具体的な箇所と
それに抵触する法令の文言を用意しておいてくれ…」と言っておいたのです。

M君はDr.KENの全てのコンテンツを支社長ほか色々な人に見てもらっらたそうです。
でも、問題箇所を指摘する人はいなかったというのです。
だったら、どの法律に抵触するのかという質問にM君が表示したのは…
保険代理店なら誰でも知っている募集に関する【 保険業法300条】です。

私は常日頃から、とても不思議に思っているのはまさに、この事なのです。
【保険業法300条】に添って認可を受けたはずの、チラシやパンフレットやテレビCMの多くに
契約者の”誤解を誘発”さすようなものを、よく目にするからです。
認可があるから正しいと、消費者に思わせてしまう方が恐ろしいのではないでしょうか。

情報化社会に、情報をコントロールして良い結果は出ません。
それより情報を開放して、その中から消費者が自己責任で選択してもらう事です。
消費者は愚かではありません、情報をコントロールするから愚かになるのです。
他の専門家が見ているかもしれない公開されたインターネットの中で
プロとして商品説明や意見を言うという事は、それなりの責任と知識がなければ
消費者にも見破られるし、淘汰されていくのです。

インターネットの時代に、保険会社の認可をとった募集文書しか開示出来な事に、
誰も疑問も持たず、声も上げず、保険会社のチェックと同業者の密告におびえて
まともな保険営業が出来るというのでしょうか?~

M君は、また始まってしまった、私の得意のエンゼツ?を黙って聞くしかなかったようです。
「内容には問題が無いけど、問題がある…」と分けの解らない事をいうだけです。
M君をこれ以上いじめても可愛そうなので、この日の打ち合わせは終了です。

17日のアカラックスのセミナーにはM君も参加するそうです。
T社のコンプライアンス担当者も、外販社員の匿名クンも来て欲しいのですが。
ご興味があるかたも、是非ご参加を!
セミナーの終了後の懇親会では、大いに飲み語りましょう(^_^)
お目付け役のYUKIは、私が一人で興奮してしゃべりまくるのではないかと、
今から目を光らせています。

Comments are closed.