特別増刊号 ドイツの旅10日間 – 6月22日 第7日目 【ベルリンから列車往復/ケルン&ドルトムント】

まったく気まま旅を続けていますが、この計画性の無さは無謀さにつながります。 毎日の旅は刺激的でついつい夜おそくまで活動してし 次の目的地を決める思考能力が低下して、つい衝動的に決めてしまいます。

プラハからベルリンに行こうといのが衝動的なら… ベルリンでクルマを置いて列車でブラジル戦のある【ドルトムント】行って 雰囲気だけでもたのしもう(チケットは無いので)というのも衝動的… その前に【ケルン】に 行って大聖堂も見に行こう、なんて事まで衝動的に決めてしまったのです。

ベルリンからケルンまでの距離は470㌔。、 高速列車で4時間です。 ホテルを早朝に出れば、どうにかなったのかもしれませんが

昨晩は夜11時の遅いチェックインで例によってネットがつながりません。 小さな個人経営のホテルで何も聞けず、部屋には電話もなく… 朝食時に、やったホテルの主人からネット事情を聞くしかありません。

だいたいヒロコもYUKIも、起きてるのが遅いのです… (二人に言わせれば私が年寄りのせいで朝が早いというのですが) 朝食のビュッフェでヒロコが宿の主人から聞いたパスワードで メールのチエックとこのサイトのアップも… 部屋に戻ってヒロコもYUKIもPCでお仕事?

結局、ホテルを出るのが10時過ぎで、行き方や切符の買い方を聞きながら ベルリン中央駅から特急列車に乗ったが11時近くです。 それも、列車が途中で切り離され、慌てて前の車両に乗り換えたり ほんとうにケルンに行けるのか、最後まで不安がつきまといます。

ケルンに着いたのは3時過ぎ、ホテルを慌てて出た時から感じていたのですが… 今まで暑さとうって変わって寒いのです! 現地の人をよく見ると誰もが長袖でジャケットやコートを羽織って、います。 私達3人はお揃いの半そでの、ユニホームのみ(^_^;) それでも、元気よく大きく道を間違えながケルンの名所、大聖堂に向かいます。

大聖堂まで結構な距離を歩きましたが、大聖堂はケルンの中央駅のまん前に あるあずなのです、しかし間違えて別の小さな駅で降りてしまったのです。 まーそれは、それで、本来なら気ままな旅で楽しいのですが 問題は【ドルトムンド】です。

ドルトムンドはこの日、日本対ブラジルの試合が行なわれる場所です。 チケットは持っていませんが、現地の雰囲気を味わって そのファン・フェスタでの生中継の大スクリーンで盛り上がろうという計画です。 だから3人はサムライ・ブルーのユニホーム一枚着てホテルを飛び出したのです。

でも、よ~く考えてください。 (考えなくてはならなっかたは私達ですが^_^:)

わざわざベルリンまでクルマで行って、 そこからわざわざ500㌔くらい離れたケルンの行って、そこから120㌔の ドルトムントに行ってベルリンに帰るという計画です。

ドルトムントのキック・オフは夜の9時からです。 試合終了は夜の0時頃で、ベルリンに帰るのは翌日早朝になります。

わざわざベルリンに来ているのにベルリン観光も少しはしなければなりません。 しなければならない事はありませんが…やっぱりしなければなりません(^_^;)

ベルリンではヒロコの仕事仲間のジョンが住んでいるのでヒロコは電話しましたが、 我々のスケジュールに聞いて一言…「クレージー」と言ったそうです。

結局、ケルンに一時間ちょっと、ドルトムントは一時間弱 キック・オフ直前の9時前に列車に乗ってベルリンに戻る事になりました。

徹夜で応援という選択もあったのですが、もうドルトムントはお祭り騒ぎの 大変な人ごみでファン・フェスタのスクリーン前は、私達が行ったときには既に 満員で札止め、それにあまりもの寒さで、諦めることにしたのです。

今までのクルマの旅なら、どこかで試合を見ることが出来たのに 丁度、その時間に限って列車の中という間の悪さにはガックリです。

食事も朝のビュッフェでの軽い食事で夜の9時過ぎまで 何も食べておらず、私もだんだん不機嫌になってきます。

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