2005年3月7日059号 頑張れ!ホリエモン

どこでもドア…じゃなかったライブドアのホリエモンこと、堀江社長を見ない日はありません。
このヒトが好きか?嫌いか?が二分されるようですが
私はホリエモンがプロ野球球団を買うと宣言した時から、彼を応援しています。

私が根っからのプロ野球ファンである事は【22号】【37号】で書きましたが…
12球団のうち、一つぐらいは毛色の変わった、反骨精神に飛んだ球団が誕生していたら
もっとプロ野球が面白くなって新しいファンも出来たのにと、とても残念です。
放送もそうです。
どこを回しても同じような番組やCMを流す放送局に
一つぐらい斬新な放送局が誕生したっていいのではないでしょうか?
政治家や識者はライブドアの資金のウラには外資があって、放送は国家のウンヌンと
行っていますが、資金調達する金融機関まで規制して何を守ろうというのでしょうか?
この事件?をきっかけに国家が放送を管理・監督する法強化の動きも出てきたようです。
コントロールされた放送を見るより、逆に主義や立場によった主張をする放送局
が色々あったほうが、良いのではと私は単純に思ってしまうのですが…。

この国は一般的に、一度出来上がった制度や利権は、かたくなに守ろうという習性があるようです。
ホリエモンが登場すると、それが鮮明に見えてきて面白いのです。
そして、もう一つ面白いのが、カレへの差別です。
社員1200人を抱える上場会社で、優良企業のれっきとした日本人経営者なのです。
それが若干32歳の若造でネクタイもせずにちゃらちゃらとテレビでて好き勝手な事を
云うことが、どうにも気にいらなく背広を着た楽天の三木谷社長に軍配を上げるようです。
たしかに私から見ても若干の”危うさ”や”怪しさ”はありますが、だから面白いのです。

ライブドアは社長をはじめ社員全員が毎日をメールで公開し情報を共有化しているようです。
それにはランチは何処で食べて旨かったとか業務以外のコメントも載せられて
社内の風通しの良い社風を作って業務のスピード化を図っているのです。
ニッポン放送の社員がライブドアに買収されたくない…という声明文が公表されました。
若手社員から全員が心のソコから、そう思っているのでしょうか。
そうでなければ【イラク国民は選挙で100%フセイン支持】と同じです。
しかし、ほんとうにそう思っているなら、それはそれでとても怖いはなしです(^_^;)

ダイエイの中内、西武の堤というカリスマによるワンマン経営が音を立てて崩れていく中で
彼らと入れ替わるようにホリエモンという、まったく新しいタイプの経営者が出てきたのです。
ホリエモンが私の年齢になるまで26年!
たとえ今回の事でカレが無一文になったとしても、(無責任かもしれませんが、その方が興味深い)
カレから目がはなせません!
頑張れ!ホリエモン!

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