2008年09月29日245号 駐車場物語

このマンションに越して来て駐車場が6回変わりました。 そして今、最も我が家から離れている…いや距離的にはそれほどでもないのですが 階段にすると100段以上も下にある狭い駐車場にクルマを置いています。 「運動になって健康のためにはいいじゃないか?」 ま~私もそのつもりでプラス思考で考えているのですが 仕事はもとよりヒロコの駅までの送り迎えやYUKIとの日常の買い物など、 一日に何度もクルマを利用する私にとって、そのつど階段100段はツライものです。 「それでも…健康のためにはいいじゃないか?」 もちろん私もそのつもりで頑張っているのですが(^_^;)

そもそもの問題は19世帯の分譲マンションなのに駐車スペースが2台しかないということです。 しかも1台分は、このマンションの最上階(6階)ワンフロアを全部使った当時億ション(今3分の1以下^_^;) の専用になっていて 残り1台分の駐車スペースを住人が抽選で使用するという狭き門です。

なんでそんなマンションを買ったか?ま~いろいろな理由がありました。 その背景について触れている私のブログです。(^_^;)

駐車場に関していえば、その当時は回りは畑や空き地だらけで駐車場はいくらでもあったのです。 マンション前の道路には『駐車禁止』の道路標示はなく たぬきのイラストが書かれた『動物注意』の道路標示があったくらいなのですから。

でも、その後は駐車場が次々にマンションや宅地になっていきました。 こんなバス便しかない不便な山の上の土地に住宅など建てなくても、と思うのですが… どんどん駐車場は減って住民が増えていくので駐車場がますます不足していくのです。 また近くに聖マリアンナ病院とその医大があるため 学生や医師たちがクルマ(ほとんど高給外車)で駐車場不に拍車がかかります。 これだけ見ればバブルのようにも思われますが、 マンションの値段は下がる一方なのに駐車場だけが常に不足しているのです。

マンションから100段下の駐車場を借りたのは8月からです。 実は7月下旬、 不動産屋から今月で駐車場を閉めるから出ていってくれとの電話があったとYUKIが 帰宅した私に告げました。 「いくらなんでも、いきなりは無いだろう」と私は怒りを覚えて不動産屋に電話をしました。 不動産屋は「いきなりでは無い今月初めに葉書で案内を出している!」と高飛車に反論するのです。 その葉書を見ていなかったのは私の不注意ですが、それでも1ヶ月足らずの猶予しかないのは ズイブンな話しです。 現実問題、数日で新しい駐車場を探すことは困難だから不動産屋で代替の駐車場を紹介できないか? といくらつめ寄っても、「葉書を見なかったアナタが悪いのだから今月中に出ていけ!」の 一点張りで最後はお互いケンカ口調になってしまいました。 そしてマンションから遙か下の公道に面した、 しかも駐車するには少々やっかいな狭い駐車場になってしまったのです。

それまで借りていた駐車場にあった民家が取り壊され新たに大きな建物が建つと思っていたら、 なんとフラットになった駐車場跡地がすべてアスファルトで整地され、 その上に白い線で駐車スペースが新たに引かれているです。 そのことを私が不動産に問い合わせると、またケンカになるかもしれないので YUKIに電話で確認して欲しいと頼みました。 でもYUKIもいろいろ急がしかったようで「そんなに言うならKENが電話したら!」と言われ(^_^;) 結局、私が不動産屋に直接問い合わせることになりました。 電話に出たのは「今月中に出ていけ!」と言ってケンカ?になった相手です。 私の声を相手も察知したようで最初から「もうすべて予約で埋まってしまいました」と冷たい返事です。 「だったらなぜ?駐車場を閉鎖する時に、再開する事を知らさなかったのか!」と詰め寄ると 「何でソコまでアナタに知らせなければならないのか?」とまったく理不尽な事を云うので またもやケンカになってしまい、不動産屋の方からガチャンと電話を切られてしまいました。 私もカッカして「だから電話してとYUKIに言ったのに!」と八つ当たりしても後の祭りです(^_^;)

…というわけで遙か階下の駐車場を使うしかありません。 ヒロコは前に進む運転はとても上手なのですが、バックや車庫入れがまったく苦手で 狭くて縁石ギリギリに駐車しなければならない今度の駐車場には近づこうともしません。

したがって毎日、いや1日に何度も100段の階段を私は上り下りをしています。 […]