【母の近況…その4】を書いたのは1年半ほど前の291号で しばらく書いていませんでしたが、今もどうにか生きています(^_^;)
実はこれまで年に2・3回定期的にお世話になっていたを決めた介護施設が、 ある時を境に何かと理由をつけて断られるようになってしまったのです。
この週間KENで介護施設での母の写真入を偶然見つけた看護士から 「お母様だけ写っている写真は許すけどそれ以外の老人が写ってにいる写真は すべて削除して欲しい!」と注意してきたのです。 私はそれに対して… 「ご老人のご家族からの要請ならすぐに削除するが、どうしてそこまで閉鎖的になるのか? もっともっと介護をオープンにする事の方が重要で、あなたも誇りを持ってやれないさい!」
…若い介護士に逆に説教をしてしまったのです。(^_^;)
それからしばらくして、こんどは理事と名乗る初対面の男性との面談を要請され、 また同じような話になりました(^_^;) この週間KENの、しかもこの介護施設で母を撮った写真の一部にお年寄りが写っていて、 それによって、ご家族に損害や迷惑をかける確立がどのくらいあるというのでしょうか。
家族を施設に預けている事を極力知られたくないという家族が多いと聞いています。 したがって、それなりの神経を使いながら、 基本はオープンという私のポリシーを曲げる気持はなく 理事に対しても、介護士の時と同様 「介護にプライドを持って明るくオープンにやりましょうよ!」… と励ましたつもりだったのですが…それがダメだったようです(^_^;)
さてさて前置きが長くなってしまいましたが…母の近況です(^_^;) これまでは私の妹の由美子宅をベースにして これまでの介護施設にいる時は私たちが洗濯物や諸々の面倒を見るという事でしたが、 今は由美子宅から歩いて数分のところにある介護施設に入っています。
由美子の次女、すなわち私の姪は医学生で2児の母で夫も勤務医(^_^;) その面倒も時々は見なければならないので、このような形になったのです。
2日(水)、茨城のひたちなか市にいる私の2番目の妹・淳子が、ひさびさに来るというので、 妹二人と私とYUKIの4人で母のいる介護施設に行きました。 淳子は1年数ヶ月ぶり、私は12月のクリスマス会いらいですが… クルマでいけば20分ほどなのに特別な用事が無ければ、 どうしても遠ざかってしまい反省です(^_^;)。
施設に入る時には玄関で手を消毒して大きなマスクをつける事が義務付けられます。 ① ② 私は介護施設に行った時は顔を合わせたお年寄りには必ず「こんにちは!」と明るく挨拶すると だれもが、それを受け止めて向うから色々と話しかけて頂くことも多々あります。 しかし大きなマスクで顔を覆い4人の見知らぬ者には誰も視線さえ合わせようともしません。(^_^;) この日も大きなホールでは車椅子に座った大勢の老人が無表情で黙ってテレビを見つめています。 そしてテレビの横にあるソファーで目の見えない母はいつものように座ったまま寝ています。 少ないスタッフで多くの老人を見るには、これが楽なのかも知れませんが… とてもヘンな雰囲気です。
介護施設の空気を変えるのは、一筋縄ではいかないのです(^_^;)
車椅子を借りて母のベッドルームで、ひさしぶりに兄妹+YUKIの4人そろっての団欒ですが、 ① ② 母は起きているのか寝ているのか今一しっかりしません(^_^;) ① それでも陽気な歌を合唱すると笑顔がこぼれます。 ① もう話すこともほとんどしなくなりましたが、 笑顔は絶やさず楽天的なところは一生変らず終えていくのでしょう… でも、まだまだ内臓は元気なようで長生きするかも知れません(^_^;) ① ② ③ ④ ⑤
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