2006年05月29日123号  私のデジカメ

デジタル・カメラが手放せません。

もともと私は昔から写真を撮るのが好きで、学生時代から物置を暗室にして現像したり 数多くの写真を撮ってきました。 大学時代のクラブ合宿や麻雀風景、ヒロコの幼い写真も山ほどあります。 他愛も無いスナップ写真で その時、その時の何でもない瞬間を切り取ったものですが… 時が経って眺めてみると、2度と戻ってこない風景に懐かしさが込み上げてきます。

ヒロコが4歳の時に(20年ほどまえ)に8ミリビデオにハマッてしまい 相対的にスナップ写真は減っていきました。 それからは、どこにいくにも8ミリビデオを持ち歩き、今では数百本のテープが保存されています。 しかし写真なら気軽に人に渡せるのですがビデオは、そう簡単にいきません。 あるていど撮影したら編集して…なんて思ってはいても(それも楽しみなのですが) 編集するどころか、見る時間もなく、テープだけが溜まっていくというありさまです。

そんな中でデジカメの登場です(^_^) デジカメを手にして8年、今は3台目ですが、すざましい進歩です。 最初のデジカメは10万円近くしたのに、今では私のケータイのカメラ機能と同レベルでした。 フィルムのカメラで育った私には、デジカメのシャッターには馴染めませんでしたが、 最近では性能が向上したのと私が馴れてきたのとで気にならなくなりました。

なにより凄いのは、フィルム代も現像代もいらない事です。 パソコンで画像を整理して保存しているのでプリント代もいらないのです。 相手がパソコンを持っていたらメールで送れます。 パソコンが無い相手なら、撮ったその日にプリンターして郵送出来ます。

私の友人で写真現像会社の役員をやっているAは「デジカメは我々にとって悪魔だ!」と 愛用のデジカメを手にしながら嘆いていました。 私は人生において、お小遣いのかなりの部分をフィルム代やDPEに費やしてきました。 したがって今や「デジカメは私にとって女神」です。

その女神を!デジカメを!先日、失くしてしまったのです! 覚えているのは、アカラックスの坂本さんのオフィスまでです。 なぜ、そこまで覚えているかというと、その日は毎月恒例のアカラックス・セミナーで 恒例の一次会、これまた恒例のアカラックスのオフィスにての二次会と 私はシタタカに飲みまくり、デジカメでシタタカに撮りまくっていたからです。 でもデジカメは撮りまくって記録が残り、記憶もなくなる事はありません… しかし、お酒は飲みまくると記憶がなくなることがあるのです。

私は泥酔することはめったにないのですが、 この夜はどのように帰ったかも覚えてないほどでした。 翌日は早くから仕事があり昨日と同じ背広を着て出かけ、その途中で 背広のポケットに入れてあるはずのデジカメが無い事に気付きました。 でも、昨日のことは覚えていないので、家の置いて来たポーチに入っているか ひょっとしたらテーブルに出したままにしているかもしれません。 こんな事でYUKIに電話したら、何を言われるかわかったものではありません。 帰宅した時に確かめればすむ問題です。

帰宅して何かゴソゴソ探し物をしている私に、YUKIは不審がり聞いてきました。 ひょっとしたらYUKIが片付けているかもしれませんから、 私はこわごわデジカメが置いてなかったを聞きましたが、まったく知らないという事です。 あれだけ酔ってたのだから多分、坂本さんのオフィスに忘れたのだろう、 そこになっかたら、どこかに落としたのだろうという事になりました。

しかし、坂本さんのオフィスには確かめたところ無いとの事でした…。 その日、わたしはYUKIとヒロコから、 どのくらい責められたか?!週間KENをご愛読?の皆様ならごご想像がつくと思います。

翌日、アカラックス(坂本さんの会社)からメールが来ました。 開けてみたらアカラックスのオフィスで最後まで飲んでいたツワモノ?達全員に 私のデジカメが紛失したので誰か心当たりが無いかとの、とてもありがたいメールを 坂本さんが送ってくれたようなのです。

それから、しばらくしての事です。 YUKIが叫びました… […]