2004年3月29日010号 あんしん生命スタート

このままでは本業までだめになる…というアセリもありました。 でも新聞配達を止めたら確実に、その分の収入は減ります、 その分が保険で稼げるなら新聞配達は初めからやりません。 そのジレンマの中での2年間の新聞配達だったのです。 そんな矢先の東京海上の意見広告です。 『あなたの保険は、あなたの人生にあっていますか」?』 『ヒトが10人いれば10通りの保険があっていい。』……今でも鮮明に覚えています。

実は私は代理店を始めたときから生命保険は扱っており、生命保険大学の生命保険士 なんていう、わけの分らない資格まで取ってはいたのです。 なぜ生保もやっていたかというと、独立したのがバブルの頃で 「東京海上には一時払養老保険はないの?」と聞かれることがよくあるもので そんなビジネスチャンスを逃がしては、とF生命の保険を扱うようにしていたのです。

私は大変勉強好きで…(小学校から大学まで、まったく勉強しなかった反動で) F生命の商品は徹底的に勉強しました。 そしてお客様から保険証券を預かり、それを分析しお客様に分りやすく説明をするサービス もしていたのですが、その保険に問題があっても、それに変る良い保険がなく共済を紹介 する程度のほとんど趣味の世界でした。 そして生命保険が分れば分るほど、顧客ニーズからかけ離れた、ワンパターン定型の 生保商品や販売方法・体質にはウンザリしていたのです。

新聞広告には、こう締めくくられていました。 「東京海上と代理店は、あなたの人生のパートナーとして、あらゆるリスクに備えた ライフ・プランを、ともに考えていきたいのです。」 もう!この言葉には武者震いがするほどの感動です!

さて、その意気込みで新聞配達も止めたのですから、生命保険を猛烈に売りまくったか? いやいや、なかなか…そうは行かないのが私のいいとこ、じゃなかったダメなところ でありまして、しばらくは身内からの借金で食いつなぐトホホ生活です。 なんせ、勉強好きで…またまた徹底的な商品研究が今回からはパソコン駆使で パワーアップ…堂々!?半年が費やされるのです。 そして「コレは本物だ!素晴らしい!絶対に売れるぞ!」 と私は立ち上がったのです!(これで何度目でしょうか…)

で、それから生命保険を猛烈に売りまくったか? いやいや、なんてたって私のことですボチボチです。 でもボチボチがボチボチ続くようになり、ボチボチと収入になりだしていったのです。