2008年04月21日222号 なまけもの

毎日、毎日YUKIと向かいあって仕事?をしている私ですが…
YUKIは私にたいして最近やたらに「なまけもの!」…と罵るのです(^_^;)

たしかに私は”はたらきもの”ではなかったと自分のコレまでの人生を振り返っても思います。
一生懸命やったことは沢山ありますが、それは仕事上であっても好きなこと事だったようです。
ようするに好きで無いことは基本的にやりたくないのです(^_^;)

ま~誰だって好きでない事はやりたくないに決まっています。
それをやるのが仕事だという考えもあるようですが、それがイヤなのです(^_^;)
ま~ワガママと言われてしまえばそれまでですが、
イヤな事をムリヤリやっては自分はもとよりお客様に損失をかけるなんて思ってしまうのです。
ま~ヘリクツはともかくとして(^_^;)
結果的に私はこれまで”好きな事”を仕事にしてきたようです。
ヒロコの学費を稼ぐため1994年から2年間、朝3時に起きて新聞配達をしましたが
自分なりにはけっこう楽しいアルバイトでした。
保険の仕事も最初は馴染めませんでしたが、自分なりの営業スタイルを確立し
保険とインターネットという未知への挑戦も興味深く
ライフワークとして楽しみにやっていこうと思っています。

それではなぜ?YUKIから「なまけもの!」と罵られるのかと言えば
やりたく無い仕事というか事務処理が山ほど増えたからです。
それがどのようなものであるかは、書き出したら止まらなくなりですからカットします。

簡単に言ってしまえば、何でもかんでもマニュアル化され、
マニュアル通りにやる事が目的化されてしまったことです。
このような仕事ならロボットにでもやらせればよいと思われる仕事です。

お客様にはとうてい消化しきれないほどの確認書類が用意され、
その書類に少しでも不備があると、お客様の訂正確認や書類にハンコが漏れているとか、
やたら言ってくるのです。
もともとバカバカしいと思っているので、そのような書類が溜まっていき
保険会社から「あの書類のハンコはまだか?」
「あれはどうした?」「これはどうした?」…と電話が入ってくるとマスマス
いやになって後回しにしてしまうのです。

そこでYUKIから「なまけもの!」と罵られるのですが(^_^;)
だんだん私も”うつ病”や”ひきこもり”の人達の心理が判るようになってきました。

先日なにげなく見ていたテレビで驚いてしまった事があります。
サラリーマン風の背広を来た男が朝のラッシュアワーの中、
虎ノ門の地下鉄駅を出てオフィス・ビルに入っていきます。
エレベータを出たところのオフィスのドアが開くと、そこは普通の事務所になっていて
多くの人達が背広を着てデスクに向かっています。
しかしちょっと不自然なのは、みなマチマチに新聞や本を読んだりして
具体的に仕事をやっているという雰囲気はないのです。

ここで初めてナレーションが入って、ここが医療施設である事がわかります。
欝(うつ)で会社を休業している人達が会社復帰するためのリハビリをしているそうです。
でも、私にはどうしてもロボット再生工場のSFの世界でも見ているようで怖くなってきました。

なんでもマニュアル化され人間性が失われていく企業社会で欝(うつ)になるのは
ある意味、そちらの方が正常なように思うことすらあります。
そんな企業社会からはサッサと足を洗って収入が少なくても好きな事をすれば良いのです!
一度しか無い人生なのですから!

てな事を思ってしまうきょうこのごろですが…
いやな仕事をYUKIにおしつけて、好きな事だけやっていたのでは
YUKIから「なまけもの!」と罵られてもしかたないかもしれません(^_^;)

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