2008年03月24日218号 浦和先生の慰労会

またまた拓殖大学ラテン・アメリカ研究会の登場です。

今回はラテ研の6期先輩で、その後拓大のスペイン語の教員になられ また後に拓大が外国学部が創設された時には学部長として もりろんスペイン語の教授としても活躍された浦和先生が退官されるというので 八王子(先生の地元)でラテ研主催の慰労会を開いたのです。

6期先輩という事は浦和先生の学生時代は知りませんが 私達がスペイン語を主に習っていた瓜谷教授の助手をされていて、 浦和先生というより浦和先輩という親しみを持って授業を受けたものです。

私プロデュース(^_^;)のブログ【セニョール・ナガモリの中米ホンジュラス便り】の 永森ももちろん浦和先生の教え子です。 彼は3月18日のブログで、慰労会に参加出来ない事と 浦和先生への感謝の気持ちを熱く語っています。 ま~そこまでは良いのですが、その下のコメント欄は私が書いたものですが その18日に永森が書いたブログが、新しくブログを書くと、そのブログの下にいくので 修正してくれというのです。 だいたいブログは日記にようなものですから 「そんな小細工はしない方が良い!私が当日、浦和先生に永森の思いは伝える」 という約束をコメント欄に書きました。

私は永森の文章をブログ全体のイメージを崩さないように印刷し 浦和先生に渡そうと用意して出かけました。

会が始まる少し前に、主賓の浦和先生が来られてザワザワしている中、 私も浦和先生とお会いするのは二十年ぶりぐらいで、 出来の悪い生徒だった私の事など忘れていても永森は覚えているだろうと 私が浦和先生に近づこうとしたら、 浦和先生の方から先に私に微笑みながら「永森君のブログいつも見てるよ!」と 言われてしまいました(^_^)

会は本当に和やかで感動的で楽しいものでした。 浦和先生はここ数年、肺気腫を患われ歩くのも話すのも大変そうですが 約20分ほどの先生のスピーチはとても胸を打つものでした。 今は拓大に外国学部が出来てスペイン語科がありますが 浦和先生も私達も第二外国語としてスペイン語を学び、上智や外語大や立教といった スペイン語学科のある大学と交流を持ちながらやってきました。 第二外国語としてしかスペイン語を学ばなかった浦和先生がスペイン語の学者として 大きな実績を残されたことには大変な苦労があったと思われます。 そして浦和先生はその第二外国語としてスペイン語を学んだ拓大の仲間や教え子が 中南米で数多く今も活躍していることを誇りに思うと熱く語られ… 昨日の拓大の卒業式では、 スペイン語の熱い思いを持って定年になってホンジュラスでJICAのボランティアを やっている先輩がいる!と卒業生に語られたというのです。(^_^;)

永森より1年先にJICAシニア海外ボランテァでドミニカ共和国より帰国したオカヒロ先輩(1期先輩) は帰国後の健康診断で前立腺がんが見つかって4月9日に切除手術とか… これもボランティアに行ったので健康診断が出来たおかげとすこぶる元気!(^_^;)

学生時代を思い出しラテン・アメリカの熱い思いが甦っえることの多くなった 今日このごろです(^_^;)

全員での記念写真