ヒロコがアボガドのサラダを作りました。
これは我が家にとって画期的な出来事なのです。 何が画期的かといえば、ヒロコが料理を作ることが画期的なのです。 YUKIは料理を作りますが、ほとんど食事に興味なない”宇宙人”ですから どんな料理か?想像してください。 そんな厳しい環境の中で食べる事が”生きがい”の私は静に生息しているのです。
なぜ、ふだん料理を作らないヒロコが料理を作る気になったかといえば… 私が、とても安くて美味しいレタスを買ってきたからです。 八百屋のマイケルの話は先週書きましたが、彼のところで買う半額の野菜は すでにカットされたサラダや果物が多くYUKIは気にいっているのですが… こればっかり食べているとストレスが溜まってくるのです。 だからと言って高い野菜を買おうものならYUKIが許しません。
私は毎月、月末に幸手市(埼玉県)の法人のお得意様をクルマで訪問します。 その途中、信号待ちで毎回、目に止まる粗末な作りの八百屋さんがあるのです。 大根10円、キュウリ一・じゃがいも一山100円、レタス2つで100円、… 毎日行くマルエツの青果売り場で鍛えられている私は野菜の値段に敏感です。 私はこの土曜日、はじめてクルマを止めて、そこでレタスやじゃがいも・トマト等々 1000円足らずで山ほどの野菜を買ってきていたのです。 そして土曜日は久々の美味しい野菜に満足した我が家でした。
そして今日(日曜日)、ヒロコは英語の家庭教師の帰りに、アボガドをひとつだけ 130円で買ってきたのです。 そして、私とYUKIが毎晩恒例のマルエツから帰ってくると すでにヒロコ特性のアボガド・サラダが出来上がっていました。
賽の目に細かくカットしたジャガイモをフライパンで炒め、玉ねぎと香辛料そして アボガドで絡めたものを、レタスで巻いて食べるのです。 お盛事抜きに、なかなかイケテいます。
おいしいレタスとジャガイモがたくさんあったので作ろうと思ったと言うのです。 その事に私は感激しました。(いつもながら親バカですいません) 料理はローマでクラスメートが作っていたの覚えたようです。 ある材料を利用し手際よく料理を作る才能があったとは…
サラダが料理か、それが才能か、なんてレベルはどうでもいいのです、 我が家の閉ざされた食文化・食環境の中で一スジの光を私は見たのです!