2012年8月6日 445号 出茶屋

東大和のパティシエ、エノちゃんが…
どうしても私を連れて行きたいと言っていた
【出茶屋】に行ってきました。
鶴巻麻由子さんという妙齢の女性が手押しのリヤカーを引いて
小金井市周辺で屋台珈琲店をやっていて
彼女のライフスタイルにエノちゃんは魅了されたのです。

伺ったのは小金井市にある平林さんという方の普通のお家…
なのですが…普通ではないのです(^_^;)
 

住宅街の路地に緑に覆われた小さな庭先を入ると
その奥に珈琲のリヤカーがセットしてあり
庭の左側に平林家の縁側が開放されています。
そこに幼い女の子が1人でカレーライスを食べっているので
私達も早速、縁側から靴を脱いで足をの畳の上で寛ぎました。
この日はとても暑いでしたが…庭から涼しい風が流れて
風鈴の音も心地よく何だか昼寝でもしたくなってくる気分です。

  

でもよく見て見ると、女の子が食卓にしているのは
今では殆ど目にする事の無いちゃぶ台、壁には昔懐かしい柱時計が
掛けられていて、私が小学生の頃には普通にあった庶民の家ですが
それがそのまま残っていて、しかも平林家はその生活をエンジョイしているようなのです。

  

 

ボチボチとやってくる人たちもお客様というより
家に帰って来た家族のよう
特に真っ先に飛び込んで来る子供は後からやってくる
母親を見るまでは平林家の子供と思うほど溶け込んでいて
縁側から靴を脱いで家の奥にツカツカと入っていきました(^_^;)

    

こんな素晴らしい空間を今の時代に創り出してくれる鶴巻さん、
それを支える平林家を始めとする小金井の人たち…
私もエノちゃんどうよう
鶴巻 麻由子さんと
それを支え楽しむ素敵な小金井の人たちのファンにすっかりなってしまいました。

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