上下(広島県府中市)で父母の納骨

父が亡くなったのは1996年6月23日。
母が亡くなったのは昨年の2011年8月28日。
…そして2012年6月21日、
父の故郷で私の誕生の地でもある広島県上下の角倉家の菩提寺・善昌寺に
父母揃って私の作った小さなお墓に納骨する事が出来ました。

    

こんなに長い時間を要したのは長男である私の甲斐性なさに尽きるのですが…
なにはともあれ…とても”やすらぎ”を感じているところです。

たしかに上下は首都圏からは遠いし…
今回は宮崎からも遠い事がよく判りました(^_^;)
しかし善昌寺の住職が以前に言われた「適度の不便さが上下の魅力」といのが
素晴らしい事だというのも身をもって伝わってくるようになりました。

  

飯山(長野県)には出来れば住みたいと思っていますが…
上下は角倉家のルーツとして大切にしていきたいところです。
角倉家の蔵が上下のシンボルになっているほどの名家だったようですが…
今は菓子店を営む分家だけが残っていて
91歳で一人店番?をする”しのえさん”に会うのが楽しみの上下です。

   

父が亡くなって16年、いろいろと私の身勝手なお願いを気持ちよく聞き入れて頂いた
善昌寺のご住職夫妻、次の善昌寺を継がれるご子息夫妻とも、家族ぐるみでとても親しくさせて頂き
ヒロコもランスを連れて上下に来る事を約束したようです。

   

また私どもの厳しい予算を聞き入れて頂いた上で立派なお墓を作って頂いた児玉石材店さん!
関東の骨壷は関西や広島のものより一回り以上大きくて雨の降る中で納骨にご苦労をかけてしまいましたが
とても親しみを持たせて頂く事が出来ました(^_^;)
  

そうそう…一日に数本しかないJR福塩線の時間調整で【上下画廊】におじゃましていたら
上下の町長だった梶田さんという方が、角倉家の一族だという事で感激?されて
カレーライスをご馳走になってしまいました(^_^;)
  

昔の角倉家は大変な資産家だったようですが…その子孫は大変な貧乏人(^_^;)
それでも大切にして頂けるは心豊かな上下の人たちには
私は恐縮し感謝するしかありません(^_^;)
父母のお墓がやっと出来て…上下がますます近になってまった訪問する日が楽しみになってきました。

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