自動下書き

「…だったら小豆島に寄って行きません?」 とユキが言いました。
年明けにまた宮崎に行くことになっていて今回は持っていくものも多いので
いつものクルマでの公私混同の気ままな旅を企画中?だったのです(^_^;)

これまで数え切れ無いほど関西・中国・四国・九州とクルマで往復しましたが
フェリーでないと行くことが出来ない島にクルマで行ったことはありません。

「神戸から朝5:50発のフェリーがクルマと大人2人で6000円で行けるみたい、
少しは仮眠も出来るし、その日は朝から自由に動けて国民宿舎に早めにチェックインすれば…」
…といろいろインターネットで安い旅を探す名人?のユキが言いました。

“小豆島”は前回の週刊KEN【てヲとる新年会】でお会いしてFacebookのお友達にもなって頂いた
柳生陽子さんがギャラリーをやれているところで、
ユキと小豆島のことや陽子さんのFacebookから
小豆島出身のご主人の画家・柳生忠平(やぎゅうちゅうべい)さんを見つけたりして話題にしていたのです。

ぞれと昨年7月に若林さん主催でFacebook勉強会をやった時の会場が
小豆島手延麺『臼家』高田馬場店で、そこの社長・中澤さんも参加されていて
その時から小豆島がなんとなく気になっていたのです(^_^;)

というわけで、いつものように、
何の準備もなくクルマのトランクに色々と詰め込んで13日の夜8時頃に我が家を出発。
午前2時頃神戸港に到着、クルマの中でも少し仮眠してフェリーに乗り込んで朝の8時40分に小豆島に下船。
     

まだ時間が早いのでまずは小豆島にそびえる寒霞渓に行く事にしました。
とは言っても、これもいつものように何の予備知識もなくいくわけですが
その景色の素晴らしさには度肝を抜かされました(^_^;)       

途中で最初に寄ったお寺も凄かったですし、  
寒霞渓の帰りに寄った“お猿の国”も楽しくて思わず時間を過ごしてしまいました。
      
朝食も食べていないのにすでに正午過ぎ、ユキと一緒だといつ食事にありつけるか判りません。(^_^;)
小豆島の名物というより、香川県の名物の讃岐うどんのセルフの店があったので
そこに飛び込んで昼食!値段も安く、とても美味しく頂きました。

そこからグーグルマップで調べてみたら柳生さんのギャラリーは一キロほど、
ただし道が入り組んでいてクルマで行くにはとても大変なようで、
近くのドラッグストアの駐車場にクルマをおいて徒歩で行く事に。

もともと、この小豆島土庄町は“その昔”…
海賊から町を守ために迷路のように入りくんだ構造にしてあるようです。

ギャラリーの名称である【MeiPAM】のMeiは迷路から、  
ちなみにPAMはPerformance & Art & Marche だそうで、興味深いコンセプトです。

陽子さんが自ら作ったという小豆島名産のオリーブの葉のお茶を頂き、
先日初めて会ったばかりの私たちの突然の訪問を歓迎して頂きました。   

ギャラリーの近くのギネスに掲載されている世界一狭い海峡など   
近くを探索したあと         
陽子さんお薦めの“農村歌舞伎の舞台”を見に行くことに…
歌舞伎は年に1度、二つの舞台で一回つづつしか公演されないようですが
とてもとても感動してしまいました。
時代劇のロケーションにそのまま全部使えるぐらい、いやそれ以上に!
昔の舞台の建物や、屋外の客席がそのまま保存され、
なによりそれが今でも村民が継承しているのです。
歌舞伎の衣装小屋もそのまま残っていて300年前の衣装が
今でも使われているというのです。

越土山の舞台          
棚田でも有名な中山の舞台           

小豆島は醤油でも有名、老舗のマルキン醤油の記念館にも寄ってみました。
醤油ソフトクリームも感動するぐらい美味しくて、お勧めの絶品でした(^_^;)
         

国民宿舎・小豆島に5時前にチェックイン
お風呂にゆっくり使って食事をして部屋でもビールを飲んでたら、もうダメ寝てしまいました。(^_^;)

15日もゆっくり朝食をとって    
土庄港からフェリーで小豆島を後にして宮崎に向かいました。  

小豆島では“二十四の瞳の映画村”や“オリーブ園”や色々と見落としましたが
また是非いきたいところとして次の楽しみは残しておきたいと思います。

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