Re: インフレ・デフレ論争(移転) ( No.1 ) |
- 日時: 2011/02/20 19:00
- 名前: 秋桜児
- 参照: http://ucosmos.blog95.fc2.com/
- Dr.KENさん
2011-02-16 デフレとインターネット http://d.hatena.ne.jp/rocohouse/20110216 記事を拝見しました。
「日本はデフレで推移する」というのが、Dr.KENさんの持論とのことです。
デフレということは、世の中の金利は上がりにくいということです。 ということは、保険商品の予定利率の上昇もないということです。 さらには、デフレ下では、「利差配当」となっている保険商品では、配当金も増えないということにもなります。
17年度契約・5年ごと利差配当付低解約返戻金型終身保険 30歳加入、60歳払込満了、男性、月払、保険金額500万円 (月額保険料8,765円) という商品の、契約後5年後の平成21年度の配当金実績が 414円でした。 このまま同じようなデフレが続けば、30年間で計2500円ほどの配当金しかないと見込まれます。
ということは、このままデフレが続くと"占う"のであれば、無配当の低解約返戻金型終身保険で、月額保険料が安く、かつ上記「利差配当保険」よりも解約返戻率が高い保険があれば、そちらのほうが有利な保険であるということになります。 「利差配当」と謳っている保険であっても、有名無実。 デフレ継続が見込まれる下では、保険料が安い無配当保険を購入すべき、というのがDr.KENさんの持論ということでしょうか。
では、Dr.KENさんの"占い"に反してインフレになった場合はどうか。 インフレになると世の中の金利があがり、新規に販売する保険商品の予定利率も上昇するでしょう。
予定利率が上昇した後では、それまでに購入した予定利率固定型の保険では、低い予定利率のままであり、相対的価値は低くなります。 「利差配当」の保険であれば、多少の配当金も期待はできますが、高い予定利率の保険と同価値になるような配当金を出し続けることができるかどうかは不透明です。
インフレであってもデフレであっても、保険商品を資産運用に利用する場合の限界があるような気がします。 保険商品を資産運用に利用する場合には、この限界を理解した人だけが利用するようにしないと、「こんあはずじゃなかった」と思う人が増えるような気がします。
「保険は保障」という考えで保険商品を活用すべきと考えますがいかがでしょうか。
保険評論家の大知 一成さんも「保険で資産運用派」であるようです。ご自身のブログでもさかんに「安くて合理的な保険選択」への警鐘を鳴らしていらっしゃいます。 具体的には「収入保障保険」に加入することへの警鐘であると思われますが、専門家でない私には、大知さんのこの論理が理解出来ないままでいます。
ブログ記事のコメント欄に記載しようかとも思いましたが、ご迷惑かと思い直し、この掲示板に記載させていただいた次第です。
将来、Dr.KENさんが保険営業員という立場を離れた後で、Dr.KENさんのご意見を改めてお聞きしてみたいものです。
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Re: インフレ・デフレ論争(移転) ( No.2 ) |
- 日時: 2011/02/27 19:21
- 名前: 秋桜児
- 参照: http://ucosmos.blog95.fc2.com/
- Dr.KENさん
「Re: インフレ・デフレ論争(移転) ( No.1 )」で書いた私の問いかけにお返事がないようですので、インフレ・デフレに関して、もう一つ書かせていただきます。
Dr.KENさんのブログ記事「2011-02-16 デフレとインターネット」の中で、Dr.KENさんは、 「モノの値段は需要と供給で決まり、技術開発で供給が満たされ これまでのような国と国の大きな戦争は考えられず、 モノや情報が自由に行きかうようになればインフレになる理由は無い。 インターネットはそれに拍車をかける強烈なツールと確信したのです。」 と書いていらっしゃいます。
インターネットがインフレ抑制に寄与する、という具体的な根拠をお持ちなのでしょうか? どのような具体的な根拠をもとに「確信」したのでしょうか? ----------------
私自身は、保険に関しても経済に関しても素人ですので、専門家のような明確な根拠を示すことができるわけではありませんが、以下のように考えます。 エジプトで反政府デモが拡大したきっかけは、インターネットによるものだったそうです。インターネットは、時としてある動きを加速させる起爆剤になり得るということです。
平成23年1月下旬、米国格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が日本の長期国債の格付けを1段階引き下げました。(*1) このことをきっかけにしては、日本国債が大きく売られるということはなかったようです。
しかし、インターネットから発信された日本国債の不安材料に関するある憶測が、瞬時にして世界中を駆け巡り、その確からしさが確認されれば、即刻日本国債は売り浴びせられることになります。 日本国債が売り浴びせられると、国債価格が暴落します。国債価格の下落は金利(利回り)の上昇を引き起こします。(*2) 長期国債利回りにほぼ連動して長期プライムレート(長期貸し出し金利の基準となる金利)は動くということです。(*3) 国債利回りが上昇すれば、長期プライムレートも上昇するということです。 長期プライムレートが上昇すれば、それに引きづられて預金金利も上昇してくることでしょう。 預金金利が上昇したのに、生命保険商品の予定利率を上げなければ、資金が生保から流出してしまいますので、生保商品でも予定利率を引き上げることになるでしょう。
また、日本国債が売り浴びせられると、日本の信用が低下します。日本の信用が低下すると、円が売られます。円が売られると、円安になることになります。 原材料の多くを輸入に頼っている日本では、円安になると原材料価格の上昇になります。原材料価格の上昇は、国内産品の上昇を伴います。そうすると、世界規模で見れば需給バランスがとれていて原材料の価格は安定していても、 こと日本に限っては、物価の上昇(インフレ)が発生することになります。
このように、モノや情報が自由に行き交い、インターネットがそれに寄与することにより、インフレが発生し、また、金利が上昇する要因にもなりえる可能性があります。 つまり、インターネットは、正にも負にも作用するということです。 --------------------
Dr.KENさんのブログ記事「2010-03-12 「デフレと円高の何が悪か」を読んで…最終回」 に対して、smith796000さん(上念さん)という方が「経済政策を感覚で語ってはいけない」というコメントを寄せています。
素人という立場を明確にして、井戸端会議で「インターネットの発達がインフレ抑制に効果がある」というようなことを"感覚"で発言するのであれば、罪が軽くて済むのかもしれません。
インフレ・デフレについて、井戸端会議風に「感覚」で話すのであれば「素人」としての立場を明確にし、また、(経済)専門家として発言するのであれば、相手にもわかる明確な根拠(論拠)を示す必要があるのではないかと考えますがいかがでしょうか。
経済専門家が保険営業員でもある場合があるかもしれません。 しかし、保険営業員が経済専門家であるとは限りません。
インフレ・デフレ問題について、ご自身のブログでも数十回にわたって書いていらっしゃるようです。 http://www.rocohouse.jp/hp/products/Ken-rin/defure.htm もし、Dr.KENさんが経済に関する専門家でなければ、「自分は経済に関しては素人であるが・・・」と前置きして持論を述べるほうが、顧客を大切にする誠意ある保険営業員としての態度ではありませんか? --------------- (*1)2011.1.29 03:00 msn産経ニュース「国債格付け下げ 「不信任」示された菅政権」
(*2)債券価格が下がると利回りが上昇するカラクリはお調べになってみてください。
(*3)All Aboutマネー−長期プライムレート
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Re: インフレ・デフレ論争(移転) ( No.3 ) |
- 日時: 2011/02/28 01:33
- 名前: Dr.KEN <rocohouse@mqb.biglobe.ne.jp>
- 参照: http://d.hatena.ne.jp/rocohouse/
- >17年度契約・5年ごと利差配当付低解約返戻金型終身保険
>30歳加入、60歳払込満了、男性、月払、保険金額500万円 (月額保険料8,765円) >という商品の、契約後5年後の平成21年度の配当金実績が 414円でした。 >このまま同じようなデフレが続けば、30年間で計2500円ほどの配当金しかないと見込まれます。
●保険はあくまで保障が基本にあると思っています。 30歳男性が保険金額500万円の10年定期に加入した場合 あんしん生命の年払保険料は13,090円で10年で130,900円 40歳から10年の年払保険料は20,450円で10で200,450円 50歳から10年の年払保険料は38,850円で10で388,500円 合計723,900円の保険料を払った事になります。 長割りの場合は30年間でそれだけの保障をし支払総額320万円で 解約返戻金が366万円になっているわけですから配当がゼロでも大した問題では無いと思いますが。
>ということは、このままデフレが続くと"占う"のであれば、無配当の低解約返戻金型終身保険で、月額保険料が安く、かつ上記「利差配当保険」よりも解約返戻率が高い保険があれば、そちらのほうが有利な保険であるということになります。 >「利差配当」と謳っている保険であっても、有名無実。 >デフレ継続が見込まれる下では、保険料が安い無配当保険を購入すべき、というのがDr.KENさんの持論ということでしょうか。 ●私は無配当保険が良いと言った発言はしていないと思いますが(^_^;) 私は今後もデフレ基調だと思っていますが、そうならなっかた時のために無配当で無い方が良いと思っています。
では、Dr.KENさんの"占い"に反してインフレになった場合はどうか。 インフレになると世の中の金利があがり、新規に販売する保険商品の予定利率も上昇するでしょう。 予定利率が上昇した後では、それまでに購入した予定利率固定型の保険では、低い予定利率のままであり、相対的価値は低くなります。 「利差配当」の保険であれば、多少の配当金も期待はできますが、高い予定利率の保険と同価値になるような配当金を出し続けることができるかどうかは不透明です。 インフレであってもデフレであっても、保険商品を資産運用に利用する場合の限界があるような気がします。 保険商品を資産運用に利用する場合には、この限界を理解した人だけが利用するようにしないと、「こんあはずじゃなかった」と思う人が増えるような気がします。 「保険は保障」という考えで保険商品を活用すべきと考えますがいかがでしょうか。 ●私は保険屋ですので保険は保障と思っています。 しかし最初の回答にあったように、掛け捨て保険料の総額を考慮に入れて長割りに加入したのと、 掛け捨て保険に加入し、まったく別の金融商品を購入した場合を計算し お客様に考えて頂くようにしています。
>保険評論家の大知 一成さんも「保険で資産運用派」であるようです。ご自身のブログでもさかんに「安くて合理的な保険選択」への警鐘を鳴らしていらっしゃいます。 >具体的には「収入保障保険」に加入することへの警鐘であると思われますが、専門家でない私には、大知さんのこの論理が理解出来ないままでいます。 ●大地さんとは古いお付き合いですが、私もご本人では無いので(^_^;)
>ブログ記事のコメント欄に記載しようかとも思いましたが、ご迷惑かと思い直し、この掲示板に記載させていただいた次第です。 ●お気遣いありがとうございます、また一週間も前に投稿されていた事に気づかず失礼しました。
>将来、Dr.KENさんが保険営業員という立場を離れた後で、Dr.KENさんのご意見を改めてお聞きしてみたいものです。 ●私は命ある限り保険屋をやっていたいと思っていますし、保険屋の立場を離れた考えが変るという事もないと思っています。
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