2005年06月20日074号 一日43時間

なにはともあれ12日~17日のハワイ・コンベンションの旅から無事帰国する事が出来ました。
ありがとうございました。

6月12日(日)は文字通りザ・ロンゲスト・デイでありまいた。
出発の日であり、時差の関係でコンベンションの日でもあったのです。
まず、この長~い一日を振り返ってみたいと思います。

この日の午前中は宮崎のおばあちゃんを羽田空港に送って、そのあとの
『それでは行ってきます!』と【73号】に書くのが精一杯でした。

それから成田空港に行くまでのバタバタです。
これまでのバタバタで何も用意らしい用意をしていないのです。
今回の旅行がデジカメが必需品でしたが、どうもそのデジカメが前日のヒロコの卒業式の
写真を見て調子が悪く、修理には間に合わないし、この際だから買い換えようというに
なってしまったのです。
そこで近くのヤマダ電気にデジカメに詳しいヒロコを連れていったのですが、これが
中々決まらないのと下取り査定までしたので、けっこう時間を使ってしまいました。
デジカメを持ち帰ってからも大変です、ハワイに持参するノートパソコンにデジカメの写真を
呼び込むための、ソフトをインストールしなければなりません。

成田空港には19:30分に集合となっています。
今回、成田空港には新百合ヶ丘を17時10分に出発するリムジンバスで行く予定です。
でも、その前にまだやることがあります。
従来なら成田空港にクルマで行って旅行者用パーキングに預けるのですが
今回は車検の関係でコレもドタンバになって、旅行中に修理をする事なったのです。
クルマをディーラーに渡して、その後にリムジンバスに乗り込まなければなりません。
飛行機は21:30発だというのに、我が家を16時頃には出なければならないのです。
ヤマダ電機から帰ったのが15時を過ぎています。
後、1時間しかありません!!

まだ大切な作業が残っていました、今回のコンベンション参加の対象契約になった
お客様にハワイからお送りする葉書のプリントです(写真部分は空白にした)
正確な枚数や住所を打ち出す時間もありません、後はホノルルで調べるしかありません。
何時ものクルマでの国内旅行ならトランクに何でも、とりあえずは掘り込んで出発するのですが…
もう荷造りもそんな感じです(^_^;)
そうそう、その間に【週間KEN(73号)】も書き上げ送信です。
留守番電話も内容を吹き替えておかなければなりません。
もうバタバタの境地で唖然とするヒロコに送られて、私とYUKIは我が家を後のしたのです。
ディーラーに車検のためにクルマをわたし、ディーラーのクルマでリムジンバス乗り場に…
リムジンの中では買ったばかりのデジカメの説明書を読むしかありません。

成田空港出発ロビーには東京海上日動の団体カウンターが大きく設けられブルーのポロシャツの
東京海上社員や赤いポロシャツのJTB社員が甲斐甲斐しく働いており、比較的スムーズに
登場手続きをすまして、多少のドルの両換えもやりおえ…
ここでやっと出発の21:30分まで多少の”ゆとり”があります。

考えてみたら羽田空港のレストランで宮崎のおばあちゃんとヒロコと4人で
朝食を食べてから何も食べていません。
でも、機内に入れば確か機内食が出るはずと”旅行のしおり”で確認してみると
①朝食:機内にて ②昼食:ホテルにて用意 ③夕食:表彰パーティにて
…と記載されています。
これでは餓死?してしまいます!
成田空港での出発の時には必ず行くといってもいい讃岐うどんのお店でいつもより
ボリュームのある“カツどんセット”を注文してやっと一息。
搭乗ゲートのソファーでパソコンをあけメールの最終チェックをして機内に。

機内はぎっちり満席です。
機種は昔懐かしい古典的ジャンボ機747で、席も前も横もミニマムの極地の
エコノミー症候群必達?の飛行機です。
窓際には若い男性が一人すわり、私がその隣でYUKIが通路側です。
でも、それはもうどうでもいいのです。
今回の旅の最初の楽しみは…それまでの睡眠不足を機内で取り返すという
ささやかなものでした。
アカラックスの坂本さんからも「機内ではぐっすりお休み下さい、
ただしホノルルを乗り過ごさないように…」というメールを頂いていたくらいです。

飛行機が離陸すると、まずはお決まりの飲み物が配られます。
私は勿論ビールを注文し、よく寝るため追加のビール、そしてワインも頂き
眠りにつこうとした時に、何とこれから食事が運ばれるというアナウンスです。
機内食は飛び立ったらすぐ出てくるという…私のハワイ旅行の経験からの
認識は正しかったのですが、だったらわざわざ”朝食”と書かなくてもいいでしょう!
日本時間で午後23時! ハワイ時間でも午前4時です!
カツどんと讃岐うどんのセット、それに小食のYUKIが食べ切れなかった分まで
たべちゃった2時間後にコレです。
でもその機内食も結局はもったいないので全部食べてYUKIからヒンシュクを買いました(^_^;)

超満腹、お酒も廻ってさーグッスリと思っても中々そうはいきません。
窓側の青年がトイレに行こうと思えば、私もYUKIも席からたって通路に出なければ
彼は外に出る事が出来ないのです。
そんなこんなで隣の青年とも話しをするようになりました。
聞くと、同じコンベンションに代理店の社長家族と一緒に参加するという
ソニー生命出身で生保が専門だという事です。
こうなると、ついついコチラも話は弾んでしまい生命保険談義に花が咲きます。し
午前2時頃には、空は明るくなります(ホノルル時間では午前7時です)
午前3時には軽食が運ばれ窓は開けられ朝日が差込ます。
日本時間では13日の午前4時45分…
ハワイ時間で出発した日と同じ12日の午前9時45分にホノルル到着です。
結局、機内でも寝る事が出来ませんでした。
さて、これからがまだまだたいへんです。
何と言っても800人近くの大団体が成田・大阪・福岡から3機のJALで同じ時刻の
ホノルル空港に到着して、入国手続きを済ましてバスに乗り込むという一大イベントです。
やっとシェラトン・ワイキキにバスが到着しても、それでも直ぐに部屋にチェックインとは行きません。
今回のスケジュール表と色々な説明がなされてやっと部屋に入ったのは昼過ぎですが
空港からバスに預けたトランクはなかなか部屋に届く気配はありません。

時計を見ると午後13時(ハワイ時間)を廻っています。
コンベンションは18時ですが、その前に17時頃からホテルのガーデンで団欒が出来るように
なっているので、そちらにも参加するとなると4時間ほどしかないのです。

シェラトン・ワイキキのビーチに面したビュフェ【オーシャン・テラス】の眺めは最高です!
まずは、ココでYUKIと少しはゆったりした気分で昼食です。
部屋に戻ると、やっとトランクが届いておりパソコンのコードを取り出してインターネットの接続ですが、
これが聞くとヤルとでは大違い、まったく大騒ぎです。
まず、インターネットにつなぐジャックが見当たらないのです…それに一時間以上ついやして
次に、ホテルの24時間13$というインターネットのサービスを受けるわけですが、
そのためのセッティングをパソコンからしなければなりません。
名前や部屋番号や暗証番号を入力して送信するのでがエラーが出てつながりません。
これにも一時間以上の時間をついやし判った事はfirst nameがkenichiroでなくsumikuraで
登録されていたという話です(^_^;)

時計を見たらもう午後4時を廻っています。
今日のコンベンションが今回の旅のメイン・イベントで
それ以外は14日にフェアウェル・パティーがあるだけです。
機内でも眠れなかった分は、せめて部屋で少しでも仮眠して…とのはかない夢も果たせないまま
コンベンション参加になってしまったのです。

18時から3時間のコンベンションは華やかで豪華のものでした。
睡眠不足も吹っ飛んでエンジョイしましたが、あまりにも大規模すぎて
全員お疲れ様という感じでした(^_^;)

コンベンション後の3ヶ所に用意された二次会にも最後までしっかり参加して
長~い2005年6月12日日曜日の一日43時間が無事終了したのです。

後はハイライトで!
6月13日は葉書作りで終わりました。
6月14日はワイキキでひと泳ぎ、夜はフェアウェル・パティーで 大いに楽しく盛り上がりました。
6月15日は本来ならこれで帰国ですが、私達はあと1日の有料での延泊です。
ホテルでメールをうったりABCストアでチョコレートのお土産を買ったり、ゆったりと過ごしました。
6月16日は帰国の日ですが13時40分のJALに乗るのに午前8:00のモーニング・コールで
機内預けの荷物を8:00までに出せなければなりません。
ホノルル空港は30分で行けます、団体旅行はすべてに時間かかり大変です(^_^;)

今回の旅行は私一人が招待でYUKIの旅費16万円は自前です。
プラス二人の延泊分が一泊17,000円の2名分で34,000円です。
ホテルの部屋はオーシャンビューと聞いていましたがマウンテンビューでした。
冷蔵庫が無いと言ったら一日30$が必用だと言われました。
バスルームにはバスローブが付いていませんでした。
個人で旅行したらもっともっとゆったりと合理的な旅が出来たとYUKIは怒っていましたが…
これはこれでユニークで貴重で楽しい旅であった事はたしかです。

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