2012年10月22日 456号 エノちゃんのお店13周年からのスタート

10月20日(土)と21日(月)と二日間
東大和のパティシエ、エノちゃんの【お菓子の文化村・茶屋エポック】の開店13年のフェアがありました。
…と言っても何か大々的にやるというわけではなく毎年恒例の
お店の前で園芸屋さんのように花を並べてやっている【菓子と花のフェスティバル】と外面的には変わらないのですが
今年はエノちゃんのとても重~い思いを込めててのイベントだったのです。(^_^;)

実はこの一カ月ほど前、エノちゃんが突然「もうお店をやっていけない!今年で店を閉めるかもしれない!」と
言いだしたのです。
私はエノちゃんとは30年以上の友人で、東大和に店を開店した時から応援してきたので、現在の経営の苦しさも
充分にしっていました。
しかし地道なボランティア活動などで地元・東大和での人望も厚くファンもいるのでFacebookを利用する人が増えていけば必ず採算に見合う経営が出来るようになると彼とも話し合ってきたのです。
しかし現実にはFBをやる人が周りにはほとんどおらずFBに否定的な人の壁も思った以上に厚く、
そこに13年前の開店時に組んだ店舗兼住宅のローンが重くのしかかって真面目なエノちゃんは耐えられなくなっというのです(^_^;)

でも、それ以外に大きな借金があるわけでもなく、
売上もあと1日1万円ほどアップすればどうにかなるというので、
銀行に1年ほどは金利だけの支払で猶予をもらって、あとは有志みんなで応援しなんとかしよう!…という事になったのです。(^_^;)

20日(土)
お昼少し前に我々が遅れていくとお店の前は人だかり!よく見ると仲間のスタッフばかり(^_^;)
天気もよくパステルでハガキ絵を書く菅田さんも参加して、子どもたちもやってきて
我々も参加しのんびりとした雰囲気であふれていました。

 

嬉しかったのは店の前を通る人たちやクルマに「こんにちは!」「こんにちは!」と明るく声をかけると
その時は黙って通り過ぎた人も帰りには足をとめて花をみたり、いろいろな話をしたり出来た事です。
クルマに犬を乗せて通り過ぎた人も帰りに店と反対側の道路にクルマをおいて
「あんなに挨拶されたら来ないわけにはいかないだろう…」と初めてのお客様になって頂きました。
もちろん多くのお得意様も来て頂き売上も好調!

エノちゃんのFacebookの”友だち”は私たち仲間を含めても40名ほどですが
すべての人に明日最終日のイベントの招待状をパソコンから送付して第1日は終わりました。

 

 21日(日)
昨日も私たちと入れ違いで”早番”の応援をしてくれてる床鍋さん、
市議会議員一年生で何かと忙しいようですがエノちゃんの応援団の強力な応援団の一人!
私がエノちゃんの家計を少しでも助けるため飯山で獲れた玄米を精米して持っていくと
「これはいい米だ!」と絶賛! 聞いてみると5年間ほど大きな米屋で働いた事があるようでやたら詳しいのです(^_^;)
そう言われれば、米屋の前掛けでもして鉢巻でもしめりゃピッタリのイメージで元気良く次の目的地へ去っていきました(^_^;)

       

 近くの公園でお昼の為に持参したサンドウィッチを食べてのんびりしていると…
エノちゃんが自転車でやってきて「高橋さんファミリーが来ている!」と私たちを呼びにきました。
「東大和には若い人でもFacebookをやっている人などほとんどいない!」…という否定のアラシ?の中で
”お友だち”になってくれた若いご夫妻で、昨日のFBの招待状で可愛いお嬢さんをつれて家族で来てくれたのです。
お嬢さんのゆめちゃんのバスデーケーキも注文して頂いたようで嬉しい限りです(^_^)
またエノちゃんの数少ない友だちの紹介で”友だち”になってもらった地元のKさんも初めてお店を訊ねて頂き
我々メンバー伊藤さんとも顔見知りだったりして…
Facebookの手ごたえがエノちゃんに少しづづでも伝わっていけばと思っているのです。

 

この日も子どもの遊び場になってしまったところもありましたが(^_^;)

 何はともあれ多くの人が応援し…
 

 ここを舞台にどのようなドラマが展開されるのか?…みんなで考えていければと思っているのです!

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